行ってみた 第72回 木曽路・松本

翌日は飯田から1時間ほどかけて妻籠宿へ。

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前回も感じた印象ですが、妻籠の街並み家並みは奈良井や福島に比べると少し地味です。
逆に言うと古い建物がより多く残されているのが妻籠、ということだと思われます。
人出は奈良井よりも多く、やはり外国人観光客が目立ちます。

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妻籠から峠を越えて20分ほど進むと馬籠宿です。
ここが最もにぎやかなのは前回と変わりませんでした。
坂道に沿って発展した宿場町ですが、季節のせいか修学旅行の学生は見当たりません。

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坂道の一番下にある「白木屋」という店で、そばと五平餅のセットを食べました。
あまり詳しく知りませんでしたが、馬籠の五平餅は団子型で、他の地域の平たいわらじ型とは違うようです。
外国人もどんどん入ってきており、店の人も慣れた感じで英語でメニューの説明をしていました。

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馬籠から20分ほど西に行くと中津川です。
中津川と言えば栗で有名。
川上屋という和菓子店に行ってみました。
栗の季節にはまだ少し早く、新栗の和菓子が売られるのはもう少し後のようです。
喫茶スペースで栗アイスを食べました。

中津川から高速で松本まで移動。
距離感がいまいちわからず、渋滞もしていないのに意外に時間がかかりました。

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松本の駅前の「ご飯屋」という直球な名前の店で、名物山賊焼きを食べてみました。
山賊焼きとは鶏のもも肉を生姜やにんにくで味付けして揚げた料理。
なぜ山賊焼きと呼ぶのかですが、塩尻の居酒屋「山賊」が発祥とする説と、「山賊は物を取り上げる=鶏揚げる」の語呂合わせ説があるそうです。
松本・塩尻市それぞれに山賊焼きを出す飲食店の団体があり、松本市内ならあちこちの店で食べられるようです。
鶏の味付け揚げなので、これなら苦手な人はそう多くはないはず。
味は濃いめですがうまかったです。

なおどうでもいい情報ですが、この山賊焼きを食っている最中、店に流れていた有線のBGMで聞き覚えのある曲が流れてきました。
それは先日このBLOGで採り上げたジーザス・ジョーンズの「Right Here, Right Now」。
フルコーラス聴いたこともない曲ですが、覚えていた歌詞「I was alive and I waited waited」がそのまま流れてきたのでちょっとだけ感動。

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この日は松本のいろはグランドホテルに泊まりました。
フロントの女性は中国人。
外国人スタッフがいるホテルは京都や大阪や札幌だとふつうにありますが、松本もそうなりつつあるようです。

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翌日は松本城を見学。
たぶん3度目ですが、2度目がいつだったか覚えていないほど昔のことです。
なお初めて松本城を訪れた際は、友人10人くらいのグループで来たのですが、城には入れませんでした。
実はその時の全員分の宿泊費・食費を集めて持っていたヤツが途中で全額財布ごと落としてしまい、あわてて警察に行きました。
残りの連中はとりあえず松本城まで来たのですが、ほとんどの金を集金係に預けてしまい、見つかるかどうかもわからない状況だったため、城の入場料すらも払う気になれず、写真だけ撮って城を後にしたのでした。
その日の夕方、親切な方に財布は拾われ、奇跡的に全額手元に戻ったという思い出の城です・・・

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NHKで「真田丸」がやってた頃は相当観光客が増えたようですが、この日は平日でもあり、それほど混雑はしていませんでした。

ちなみに松本城と言えば、外壁が黒いことから「烏城」と呼ばれる・・と認識している方も多いと思います。
自分もそう思ってましたが、公式サイトでは「烏城は誤りです」と断言。
そうなの??知らなかった・・
文献上で「烏城」と呼ばれたという記述はなく、「別名は烏城ではない」というのが管理事務所の公式見解だそうです。
別名を言うなら「深志城」とのこと。

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信州まつもと空港に寄ってみました。
もちろん空路で帰るわけでもなく、たまたま帰り道に寄っただけで、来たのは初めてです。
自分は飛行機や空港はわりと好きなほうで、こうして旅の途中に用もないのに空港に行くことがたまにあります。

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大阪・札幌・福岡に定期便があるようですが、この日は到着に多少の遅れもあり、送迎デッキからは機体が1機も見えず、また滞在時間中は離陸も着陸も全くありませんでした。
空港に来たのに飛行機が全くなかったのは初めてでした。

というわけで、信州の旅も終了。
久しぶりの信州でしたが、さすがに気温も低く快適な旅ができました。
今度は北信地方に行ってみたいと思います。

 

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行ってみた 第70回 梅宮大社・松尾大社・法金剛院

翌日は梅宮大社に行ってみました。
八重桜が大変きれいな神社ですが、洛中や嵐山といったウルトラ観光地からはやや離れており、基本的に観光客の少ない場所です。
過去に2度、桜を見に来ましたが、あじさいの季節は初めてです。

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結論から先に書きますが、今回の旅であじさいが最もきれいだったのがこの梅宮大社でした。
とにかく種類が多く、そのどれもがちょうどいい咲き具合。
病気や枯れなども見当たらず、観光客もあまりおらず、写真も撮り放題。
昨年は雨に当たりましたが、この日は雨も降らず日も差さず、京都の街全体に空調が効いているような快適さ。
あらためてこの神社の魅力を確かめることになりました。

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あじさいにあまり詳しくないまま出かけてしまいましたが、見たことのない色や形に驚愕の連続。
中にはまるで花火みたいに美しい形の花もありました。
あじさいなんて色は赤青紫、種類は普通とがくあじさいくらいしか知りませんでしたが、この梅宮大社だけでもおそらく20種類はあるんじゃないでしょうか。

とりあえずここで撮った画像をまとめてみました。

あじさいを各所でつぶさに見て回ってわかったことがありました。
もしかして世間のみなさまにとっては何を今さらな常識かもしれませんが・・
・同じ株でも色の異なる花が咲いていることがある
・同じ株でもうずあじさいと普通のあじさいが混在して咲いていることがある
・同じ花でもうずあじさいと普通のあじさいが混在して咲いていることがある

花の色は土壌のpHによって変わるという話ですが、どうもそう単純でもないようで、同じ花でも咲き続ける間に色は変化するので、「ここは赤い花が咲く土地!」と断言もできないようです。

うずあじさいってのは花びら(正確には花びらではなく「ガク」ですけど)が丸まってうずっぽい形なのでその名がついた品種ですが、栄養が偏るなどいろいろなことがきっかけでうずにならず「先祖返り」することがあるそうです。
文字だとわかりにくいですが、実例はこれです。

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同じ花の中に形の違う花びらが混在している例。
突然変異とか天変地異とか嶺上開花ということでもなく、たまに見られる現象のようです。

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今回もあじさいの葉の裏にかたつむりを見つけました。
「あじさいの葉には毒があり、かたつむりは葉を食べないので、本来はかたつむりはあじさいの葉の上にはいない。葉の上にかたつむりがいるというのは実は人間が都合よく考えた構図である」という説が最近テレビなどで報じられましたが、自分にはあまりピンと来ません。
9年前もそうでしたが、三室戸寺・藤森神社・梅宮大社のいずれでも、あじさいの葉にくっついたかたつむりを目撃してきたからです。
誰かがかたつむりを置いたのかもしれませんが、自分にとっては「あじさいの葉の上にかたつむり」は普通に見てきた事象です。

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今年も社務所の猫に会えました。
昨年より少なかったですが、やはり猫目当てで来た人もいたようです。

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梅宮大社から15分ほど歩いて松尾大社に行ってみました。
存在は知っていましたが、来たのは初めてです。

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この神社にはあじさいはありませんでした。
大きな石を配置した庭がいくつかありましたが、竜安寺のような静寂な雰囲気ではなく、どちらかというと豪胆でワイルドなイメージ。
これまで見てきた庭では光明院に近い気がします。

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バスで法金剛院に移動。
ここも9年前に来ており、蓮とあじさいのきれいな庭を持つ寺です。
ただし蓮の花はまだほとんど咲いておらず、開花はもう少し先のようです。

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今回訪れた神社仏閣の中で一番小さな場所で、周りに著名な寺院や観光物件もないので、観光客があまりいません。
あじさいの数もそれほど多くはありませんでしたが、ほぼ独占堪能。
花や庭ばっかり見てましたが、本堂には重要文化財の阿弥陀如来坐像などもあり、見応えがあります。
京都の寺と花を静かに味わいたい方にはおすすめです。

というわけで、京都あじさいの旅は終了。
あじさいがとにかくきれいでしたが、何よりも天気が非常によかったです。
晴天ということではなく、むしろずっと曇りだったので暑くも寒くもなく快適な2日間でした。
これまでムダに暑かったり舌打ちするほど寒かったりの過酷な(大げさ)京都が多かったのですが、今回は理想的な天候で満足しました。
またこの季節に訪れてみたいと思います。

 

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行ってみた 第69回 三室戸寺・藤森神社・智積院

10年ほど前から毎年のように桜と紅葉の季節に京都を訪れておりましたが、最近徐々にそのルーチンをマジメに行わなくなってきました。
昨年の秋も今年の春も結局京都には行きませんでした。
別に義務でもないので、どうでもいいことでもありますが。 
事情や理由はいくつかあるのですが、まず激しい混雑があります。

そもそも京都は年中混雑してることを覚悟の上で楽しむ観光地ですが、桜や紅葉の季節は外国人観光客も含めて混雑するので、当然新幹線や宿が取りにくくなります。
まあその混沌の中をなんとかスキマをかいくぐって闇ルートを駆使して(ウソです)座席や部屋を確保してきたのですが、さすがに疲れてきた、というのもあります。

で、今回は桜の時期をスルーしてあじさいにシフトしました。
6月に京都入りするのは9年ぶりです。
9年前と同じく三室戸寺に行ってみました。

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JR宇治駅から臨時バスが出ていたので乗りましたが、バスを待つ行列は9年前より長く伸びていました。
決定的に違ったのはやはり外国人観光客の多さ。
9年前にはほとんど見かけなかった(と思う)外国人が、今年は大挙して三室戸寺にもやって来ていました。
あじさいで有名な三室戸寺ですが、京都で真っ先に訪れる場所ではないはずです。
(日本人でも知らない人は多いと思います)
おそらくは母国のSNSなどで様々な情報を調達し、あじさいのきれいな三室戸寺を目指して来たのでしょう。

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で、大量の外国人観光客に混じって三室戸寺に入りました。
広く傾斜のある敷地にたくさんのあじさいが咲いています。

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しかし。
どうも様子が変。
以前の三室戸寺とどこか風景が違います。
あじさいの木々を見ていくうちに状況がわかりました。
花が付いていなかったり枯れている木がかなりあります。

どうやら病気にかかった木や花が多いようで、植え替えられたばかりのとても小さい木もたくさんありました。
寺にとっても観光客にとっても気の毒で残念な光景です。
植え替えは少しずつ行われているようですが、来年には元通りになるというレベルではなく、この状況はしばらく数年単位で続くような気がします。

ややテンションが下がりながら三室戸寺を後にし、京阪宇治から墨染まで移動。
次の目的地はここも9年前にも来た藤森神社ですが、その前に「纏」といううどん屋で昼飯を食うことにしました。

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つゆをかけて食べるうどんを注文しましたが、つゆをかけたら色が黒くないことに一瞬驚き。
すぐに「ああ関西だった」と気づきましたが、自分のような関東の人間からすると、つゆは黒くて当然という固定観念があるので、心の準備ができておらず不意をつかれた感じ。(大げさ)
味は非常にうまかったです。
不意をつかれたとかほざくわりに、この関西のダシが効いたつゆのほうが好きだったりするのでした。

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さて藤森神社もあじさいの名所ですが、知名度や人気は三室戸寺よりもおそらく低く、地元の方に親しまれている小さな神社だと思われます。
ただ競馬ファンにとっては聖地とのことで、絵馬には必勝を祈願する競馬ファンの切実な願いがたくさん書かれています。

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観光客はいましたが、混雑と言うレベルではありません。
ありがたいことにここのあじさいは以前と変わらずたくさん咲いており、とりあえず病気や枯れなども見当たりませんでした。

いったんバスで京都駅に戻り、乗り換えて東山七条へ。
目的地は智積院。
訪れたのは初めてです。

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この日はたまたま「青葉まつり」というイベント?の期間で、境内の5か所を参拝し御朱印をもらうと特製のお守りがもらえるというスタンプラリーみたいな催しが行われていました。
智積院もすぐ近所の三十三間堂など著名な寺社に比べ知名度が今一つと思われ、こうしたイベントで参拝客を増やそうとしているようでした。

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本殿の裏にあじさいがたくさん咲いています。
きっちり庭として造り込んだ感じではなく、なんとなく植わっているスペース。
たまたま晴れていたせいか、ここのあじさいは明るい色が多かった気がします。

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夕飯は高島屋の「田ごと」で鯖寿司を食べました。
創業140余年の老舗京料理店で、東京にも店舗があるそうですが、初めて入りました。
酢でしめた鯖は好きですが、実は3切れ以上は食えないというおかしな体質。
3切れ目からはなぜかくどくて急に受け付けなくなるのです。
田ごとの鯖寿司はかなり大きく、しかもきっちり3切れあったのですが、味が非常に落ち着いており、全部食べてもくどいと感じませんでした。

この後京都駅でモンスリー師匠とお会いしました。
世にも奇妙な聴いてない自慢の珍奇BLOGを始めて15年になりますが、何年経とうが未だにド素人な自分に対し、しびれを切らした師匠からの「今こそメジャーどころを押さえよ」という啓示。
・・・全くご指摘の通りで、ドゥービー・ブラザーズブルース・スプリングスティーンピンク・フロイドなど、洋楽の基礎的名作をまだまだ全然聴いておりません。
若い頃に基礎学習をさぼってチャラい産業ロックばかり聴いていたツケが未だに有り余るほどの宿題として残っているのでした。
師匠のお言葉を胸に刻み、洋楽の源流を究めることを京都の夜に誓いました。(棒読み)

旅はもう1日続きます。

 

 

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行ってみた 第68回 浜松

浜松は過去に仕事と観光でそれぞれ数回訪れていますが、実は名物の餃子を浜松で食べたことはありません。
そこで安直に浜松餃子を食べることにしました。
何をもって浜松餃子と言えるのか、実はあまりよくわかっていませんが、宇都宮では出てこない「もやし」が付いている・・というところまでは知っています。

しかし。
駅周辺の餃子店を数軒回ってみましたが、どこも御朱印待ちのようなおびただしい行列。
回った店全てが店の外にまで行列が伸びています。
連休という背景だけではなさそうで、やはり浜松の人は打倒宇都宮を掲げて気合を入れて餃子を食べているようです。
おとなしく行列に並んでもよかったのですが、天気もいまいちで根性もなかったので、餃子をあきらめて他のメニューにしようかと駅北側をうろうろしました。

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薄れゆく意識の中で一軒のラーメン屋を発見。 
行列もなく餃子もあるようなので、入ってみました。
「しるし」という名のラーメン屋です。

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ラーメンと餃子を注文。
1人前なのでテレビでよく見るような丸い皿にぐるりと乗った餃子ではありませんが、もやしは付いています。
これで浜松餃子を食ったことにしていいのかわかりませんが、味はうまかったです。
もやしがなくても普通にうまいですが・・

翌朝はやっと晴れました。
令和最初の晴れ。
うなぎパイの春華堂が経営する新業態の店舗「nicoe」に行ってみました。

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「nicoe」は2014年にオープンした「スイーツ・コミュニティ」と呼ばれる複合施設で、うなぎパイの販売はもちろんありますが、ケーキや洋菓子も売っており、レストランや和カフェ、見学できる工場や体験工房などもあります。
うなぎパイと言えば昭和のおっさんがOLに言わせて喜ぶ「夜のお菓子」という妙なキャッチで有名ですが、そんな不本意なおっさんの運用から脱却すべく登場したオシャレなお店が「nicoe」。
団体観光客も来ていましたが、「夜のお菓子」を連呼して喜ぶおっさんはさすがにいませんでした。
そういうおっさんが明らかに場違いであると自覚させられる、そんな雰囲気です。
和カフェで柏餅を食べましたが、これはうまかったです。

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「nicoe」から車で20分ほどのところにある「ドロフィーズキャンパス」という謎の街に移動しました。
説明が難しいですが、ドロフィーズとは地元の都田建設という会社が手掛けるライフスタイルのブランドで、キャンパスは「生活を豊かに美しくする」をコンセプトに、大小25の施設が集まる小さな北欧タウン・・だそうです。
建設会社が運営と言われても、ガテンなイメージは一切ありません。
北欧雑貨や文化に感度の高い女子が好きそうな雰囲気、という表現でわかっていただけるでしょうか。
北欧行ったことないけど。

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インテリア、雑貨、マリメッコ専門店、ガーデン、レストラン、カフェ、本屋などが地区内に点在しており、古い家屋を北欧風のデザインでリノベーションしたりリフォームしたり・・といった、独特の空気感を持つエリアになっています。
ベタな言い回しですが、確実に「インスタ映え」する場所です。

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実際に何組もの女性たちがそれぞれの店構えを丁寧に撮影したり、店をバックに自撮りしたりしていました。
おそらく彼女たちはみんな「なんとなく来てみた」のではなく、「目的意識を持ってやって来た」ものと思われます。
買い物や飲食で消費するというよりは、コンセプトや世界観に共感する場所、という感じでしょうか。(知ったかぶり)

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天竜浜名湖鉄道の都田駅が最寄りですが、駅からも徒歩15分くらいかかります。
駅舎にあるカフェもこの会社がプロデュースしているそうで、田舎駅の喫茶店とは全く雰囲気が違います。
決してよいアクセスとは言えない場所ですが、それなりに観光客は来ていて(大半が女性)、レストランには行列ができていました。

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キャンパスエリアの明確な敷地境界区分はなく、営業中の店舗ならどこでも出入りは自由で、特にゲートや塀もありません。
実際に店舗と店舗の間に一般の民家がふつうにあったりしていて、「ドロフィーズの店舗ではありません」と注意書きされた家もあります。

都田建設の取り組みや経緯を説明する展示スペースもありました。
きっと様々な苦労や課題はあったと思いますが、この建設会社が地域住民や行政との良好な関係のもとで開発を進めてきたことはよくわかります。
地方創生というお役所言葉は好きではありませんが、町おこしのあり方としては独自性が高く画期的でよいのではないかと思いました。
今後も全国各地でこうしたエッジの効いた町づくりは増えていく気がします。

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午後は島田市にある蓬莱橋に行ってみました。
大井川にかかる「世界一長い木造の歩道橋」です。
ただし橋脚はコンクリート製だそうですが・・

全長は897.4m。
この数字が語呂合わせで「8974=ヤクナシ=厄無し」、また「長い木の橋=長生きの橋」で縁起が良いとされているそうです。
厄無しはありがたいですが、ふつうに歩いても対岸まで渡るのに10分以上かかります。

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橋にはひざ下程度の欄干しかなく、気をつけないと川に落ちそうになります。
この日は強風でさらにスリルは増していました。
ネットでは「台風の影響で破損した箇所があり、通行は途中まで」と書いてありましたが、この日は対岸まで通行可でした。

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帰りの東名が激しく渋滞していたので、いったん御殿場で降りて焼肉を食いつつ渋滞解消を待つことにしました。
しかしやはり憲政史上初の10連休中。
飛び込みで入った焼肉屋もむやみに混雑しており、食べるまで1時間待たされました。
さらに食い終わって再び東名に乗ったものの、渋滞はちっとも解消しておらず、舌打ちしながらようやく帰りつきました。
なんか今年の連休の渋滞予測はあちこちで外れてたらしいですが・・

というわけで、旅は終了。
久しぶりに名古屋・浜松に行けて、いちおう一通り名物料理にもありつけてよかったです。
次の機会にはもう少しゆっくり名古屋を観光したいと思います。

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行ってみた 第67回 瀬戸・名古屋・岡崎

憲政史上初の10連休となった今年のゴールデンウィーク。
たかだか10連休程度で大騒ぎする日本人を、欧米の方々はさぞかし冷ややかにながめているのではないかと思いますが、そんな不安な心境の中、やっぱり小市民なあたしも旅に出ることにしました。
とは言え憲政史上初の10連休なので、飛行機や新幹線は席の確保ができません。
従って行き先は車で行ける愛知県方面を選択。

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まず最初に訪れたのは多治見。
愛知県と宣言しといていきなり岐阜県にある焼き物の街です。
美濃焼・織部焼で有名ですが、行ったのは初めてです。
焼き物に特にこだわりはありませんが、昨年笠間で買った茶碗が早くも欠けてしまったので、多治見か瀬戸で買おうと思って寄ってみました。

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中心部に残る古い町並みを「オリベストリート」と名付けていますが、実際に焼き物を売る店は思ったより少なく、軒を連ねるというほどではありません。
天気もいまいちで連休中でも観光客はほとんどおらず、かなり地味な印象。

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そこで隣町の瀬戸に移動。
瀬戸は以前2度ほど来ています。
焼き物の店は多治見より多いですが、やはり瀬戸の街も閑散としていました。
タイミングもあるのでしょうが、多治見も瀬戸も、同時期の益子や笠間に比べて人の数は比較にならないほど少ないです。
器をじっくり選ぶことができてありがたいですが、もう少し盛り上がってくれたら・・と勝手なことを思いました。

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さて平成最後の晩は名古屋の東横インに泊まりました。
名古屋駅から少し距離があるのですが、連休中なのにツインで1万円しないという鬼のような安さ。
チェックインも朝食もやたら混雑はしてましたが、外国人観光客は思ったほどいませんでした。

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名古屋駅前も平成ラストナイトでそれなりに人出はありましたが、特に騒乱状態というわけではなく、名鉄前のナナちゃんが「令和」の書を携えており、それを地元の報道機関がおだやかに取材していました。
テレビで全国各地の平成カウントダウンの様子を報道してましたが、渋谷や道頓堀の騒乱ってマスコミも絶対に期待して騒乱ありきで取材してますよね。

久しぶりの名古屋なので夜は直球名古屋メシである味噌カツを食うことにしました。
しかし。
平成最後の晩餐を楽しもうとする名古屋市民のすさまじい郷土愛?により、メイチカやユニモールの飲食店はどこも行列。
そうなれば頼るのはエスカですが、状況はエスカも同様で、味噌カツの名店「矢場とん」は朝の北千住みたいな大混雑。
あまりの混雑に呆然としていると、たまたま行列のほとんどない店を発見。

そこは「忠助」という定食屋でした。
すぐに入れたので味噌カツを注文したところ、味噌の上に目玉焼きが乗ってきました。

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これが非常にうまかったです。
何度か食べてきた名古屋の味噌カツですが、目玉焼き付きは初めてでした。
濃い味噌味が卵でマイルドになり、食べやすくなります。
平成最後の名古屋メシをありがたく堪能しました。

明けて令和元年初日。
小雨の中、熱田神宮に行ってみました。
参拝は初めてです。
10年以上前、熱田神宮の横で突然車が不調となり、ディーラーに飛び込んだものの直せないと言われて不調のまま家まで帰るはめになったという思い出の場所です。

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参拝はふつうにできましたが、参道の端にものすごく長い行列ができており、敷地の外の道路にまで伸びていました。
参拝するまで何の行列かわからなかったのですが、列の先頭を見てやっと理由が判明。
「令和元年五月一日」の日付が入った御朱印をもらう行列だったのです。

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あとで聞いたら午後はさらに行列が伸びて3時間待ちだったそうです。
全国で御朱印集めがブームだそうですが、みなさんここまで熱心だとは知りませんでした。
最近は御朱印の趣旨を理解せず、メルカリで転売したり対応が遅いなどと社務所で文句つける人が登場して批判を浴びているようですが・・・

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果てしない行列を横目に神宮をあとにして、有松という街に行ってみました。
絞り染めと古い町並みで有名だそうですが、行くまで存在すら知りませんでした。

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名鉄有松駅前というアクセスの良さ。
絞り染めに古い町並みといった若い女性に受けそうな要素はあるものの、この日は観光客は全くいませんでした。
個人的にはもう少し古民家カフェなど飲食店があれば、もっと人気が出るのではないかと感じました。

昼になったので「おかげ庵」に行くことにしました。
コメダ珈琲店が経営する和風喫茶チェーンですが、実は我が家の近所にもあります。
調べたら店は愛知県の7店と神奈川県の2店しかないようです。

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ここでもあんかけスパ・きしめんという外角低めの直球名古屋メシを注文。
味はウチの近所も含めてどの店でも同じだとは思いますが、今回は観光で来ているので、やはり本場で食べるとテンションが上がります。(単純)
地元の方の評価はどんなもんなんでしょうか?

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午後は岡崎に移動。
名古屋もそうですが、岡崎も実はその昔何度も宿泊した都市です。
トヨタ関連の仕事で頻繁に出張していた時期があり、泊まった日数だけで言えば名古屋はおそらく100回以上、岡崎も安城も刈谷もそれぞれ20回くらいは宿泊しました。
ただし毎回ひたすら宿と工場の往復だったため、岡崎は一切観光しておらず、お城も今回初めて訪れました。

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明治維新後、徳川家康生誕の城ということで岡崎城は特に念入りに新政府によって破壊されたといわれています。
今の岡崎城は昭和の再建なので歴史的価値はあまりないようですが、家康を誇りに思う市民の方々の熱意によって、ほぼ江戸時代どおりの天守閣が復元されたそうです。

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このあと城のすぐ近くのカクキューに行ってみました。
江戸創業の八丁味噌屋で、工場やフードコートもある味噌のテーマパークみたいな施設ですが、観光バスで団体が大量に来ており、城よりも混雑していました。

令和最初の宿泊は浜松。
浜松は10年ぶりですが、適当に選んだホテルは10年前にも泊まったところでした。
旅はもう1日続きます。

 

 

 

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行ってみた 第66回 神戸・姫路・大阪

毎年11月の連休には関西方面に遠征するのが恒例でしたが、今年は仕事の都合で休みが取れず、12月半ばの遠征となりました。
京都の紅葉はどこも終わっており、今回は神戸・姫路・大阪を巡る旅としました。

まずは神戸を目指します。
鉄道に詳しい方ならご存じだと思いますが、東京方面から新幹線で行くと新大阪の次の駅は新神戸です。
ところがその一駅で値段が大幅に変わります。
理屈は単純で新大阪までがJR東海、新大阪以西はJR西日本で、新大阪を境に料金区分が変わるためです。
なので神戸に行く時はいつも新幹線で新大阪まで行き、三ノ宮までは在来線を使います。
時間は当然かかりますけど、特に急ぎの旅でもないのでそうしているのでした。

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というわけで朝早く出たのに神戸に着いたら昼前。
三ノ宮駅から山側に少し歩いたところにある「フロインドリーブ」というカフェに行ってみました。
ドイツパンの有名な店ですが行くのは初めてです。
この日は金曜でしたが、11時半ですでに行列ができていました。
20分ほど待ち、店内へ。

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協会を改装して作られた、天井の高いオシャレな店です。
ランチはサンドイッチなど軽食中心のはずでしたが、サラダにパスタが使われていたり、クルミやレーズンのパンが思いの外ボリューミーで、結構しっかりした食事です。

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北野界隈を散策し、「うろこの家」に行ってみました。  
北野に来るのは5年ぶり。

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以前来た時も屋根にサンタがくっついていましたが、今年は趣向をこらした世相サンタ。
屋根の上なのでいまいちわかりにくいですが、大谷翔平・大坂なおみ・安室奈美恵といった2018年の顔がサンタになっていました。

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生田神社にも行ってみました。
参拝客はまばらですが、すでに正月の準備が始まっており、でかいイノシシの絵馬が飾ってありました。

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この日の宿はその生田神社の横にある「モンテ エルマーナ」。
一度ではなかなか覚えられない名前でしたが、中はきれいでよかったです。

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さて今回もルミナリエに行ってきました。
5年前はちょうど点灯時間の18時頃にスタート地点に行ってしまったため、ゴールまでものすごく時間がかかりました。
たぶん1時間以上かかったと思います。

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今年は教訓をふまえ少し時間を繰り下げ、また公式サイトで所要時間を確認しながら行きました。
ほとんど立ち止まることもなく20分程度でゴール地点に到着。
今回はLED電球の数が51万個と史上最大だそうですが、確かに5年前よりもイルミネーションが明るく鮮やかになったような気がしました。

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翌日は姫路に行ってみました。
姫路城は20年ぶりです。

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世界遺産で修繕も終わったのですごい人出かと思いましたが、この日はそれほどの混雑ではありませんでした。
半分くらいは中国・台湾の観光客です。

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いろいろ全国の城を見てますが、やはり姫路城は別格です。
広さ・高さ・大きさとも他の城を圧倒するスケールで、全部見学すると結構疲れます。
20年前の記憶はほとんど残っていませんでした。

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姫路駅で「姫路おでん」を食べてみました。
いわゆる関東炊きよりもダシが薄く、しょうが醤油を付けて食べるというスタイル。
初めて食べましたが、これはうまかったです。

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午後は須磨海浜水族園に行ってみました。
知名度や人気は海遊館には及ばないと思いますが、意外に広く見応えのある水族館です。

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大阪に戻り、新梅田シティのクリスマスマーケットに今年も行ってみました。
数えたら4回目です。

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ただし。
今までで一番混雑していました。
こんなに人多かったっけ?と戸惑いましたが、よく考えたらこれまで来ていたのはいずれも11月でした。
12月に入るとやはりクリスマスのイベントとして盛り上がってくるということでしょうか。
とにかく飲食のコーナーはものすごい行列でした。

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梅田の「時空の広場」のイルミネーションは昨年よりもよかったです。
毎年それほど大きな違いはありませんけど、今年のデザインは以前よりも明るく華やかな感じ。

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この日の宿は十三にある「ホテルランタナ大阪」という新しいホテルです。
このホテルもバスルームとトイレが分かれていて、バスルームは洗い場付き。
やはりこの造りのほうが日本人やアジアの観光客には人気なんだと思います。
周囲は全てラブホテルという環境ですが、これもおそらく万博までに大幅に変わっていくものと思われます。
十三という街は初めて来ましたが、感覚的には錦糸町に似てる気がしました。
宿泊客の大半は中国人で、フロントの女性も中国人。
数年前には東京中にいた爆買い中国人観光客は、最近東京でも北海道でもあまり見かけなくなりましたが、大阪にはまだたくさんいます。

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翌日は大阪天満宮に行ってみました。
ここもすでに初詣の準備が始まっており、しめ縄は新しくなっているようでした。

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中ノ島の中央公会堂。
東京駅や盛岡の赤レンガ館に似ていますが、それもそのはずで全部辰野金吾のデザインです。
この季節、ここも夜はイルミネーションやプロジェクションマッピングで盛り上がっているようですが、日中はほとんど観光客はいません。
しかも公会堂として実際に使われている建物で、内部の見学はほとんどできませんでした。

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昼はなんばウォークの「551蓬莱」で豚まんとチャーハンを食べました。
ここはテイクアウトだけでなく食べるスペースもある店です。
551の豚まん、新大阪から新幹線に乗るとたいてい車両のどこからか匂いが漂ってくるというおなじみの名物ですが、実はほとんど食べたことがありませんでした。
人気どおりの味で、ようやく大阪らしい食べ物にありつけて満足。

というわけで関西の旅も終了。
さすがに寒かったですが、雨にも当たらず、どこもあまり混雑しておらず良かったです。
また桜の季節に訪れたいと思います。

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行ってみた 第65回 岩手

八幡平の宿から徒歩で後生掛自然研究路に行ってみました。

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後生掛(ごしょうがけ)温泉の源泉地帯で、一周約1時間の散策路があり、あちこちに泥や蒸気やガスが噴き出す箇所があります。

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周辺一帯は硫黄臭が立ち込め、火山活動を間近で見ることができます。
絶え間なく泥が噴き上がっているところもあり、誰もいないのにぶちゅぶちゅと泥が勝手に飛んでいる風景はかなり不気味です。
活動状況によっては立入禁止になることもあるというスリリングなエリア。
観光客はほとんどいません。
散策路は無料ですが、冬の間は積雪のため閉鎖になるようです。

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後生掛自然研究路を一周し、車で八幡平山頂レストハウスまで移動。
ここで岩手山にかかる雲海を見ることができました。
レストハウスは秋田県と岩手県の県境にあり、ここから先は全て岩手県観光となります。

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八幡平にはいくつかトレッキングコースがありますが、山頂にも行けて一番人気のある「八幡沼・ガマ沼展望台コース」を選んでみました。
レストハウスから往復約1時間。
コースは平坦で歩きやすく、沼が次々に現れて変化に富み、飽きません。
この日は天気もよく、どの沼も非常にきれいに見えました。

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八幡平の頂上に到着。
木組みの展望台がありますが、周囲の木々が意外に高く、眺めはそれほど開けた感じではありません。
訪れる大半の人が同じ感覚になるようで、展望台に長居する人はほとんどいませんでした。

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1時間のトレッキングを終え、レストハウスに戻ってきました。

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八幡平アスピーテラインを下り、岩手山のふもとにある焼け走り溶岩流に到着。
風景は富士山や浅間山の鬼押し出しによく似ています。
この溶岩流の中にも散策路があります。

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しかし。
歩いてみてわかったのですが、この散策路はかなりハードでした。
そもそも足元はいちおう整地はされているものの基本的に全部溶岩で、歩きやすいとはとても言えない状態。
岩手山は雄大ですが、それ以外は周囲全て溶岩で、歩いても風景が変わらず、かと言って他に観光ポイントもお休みどころも売店もなく、正直あまり楽しくはない道でした。
散策路は端から端まで全部歩くと30分くらいらしいですが、半分までの地点で溶岩にも飽きたので引き返してしまいました。

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溶岩で足も頭もよろよろになったので、気を取り直して小岩井農場に行くことにしました。
広大な土地に農場見学コースや売店やレストランなどの施設が点在しています。
が、園内が広すぎて徒歩での移動はかなりきついです。
園内移動用のトレインもありましたが、自転車が使えたらいいのにと思いました。

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ベタにソフトクリームを食べてみました。
「生乳の味わいを活かした名物」とのことですが、確かに濃厚で非常にうまく感じました。

この日は盛岡泊。
盛岡と言えばやはり冷麺。
市内には冷麺の店がたくさんあると思われますが、その中でも元祖といわれる「食道園」に行ってみました。

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入口に「平壌冷麺」の看板が掲げられていますが、形態としては冷麺専門店ではなく焼肉屋です。
カルビと冷麺を注文。
冷麺は普通・辛・特辛の3種類ありましたが、初めての店なので普通を選択。

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先にカルビが来ましたが、生卵がついています。
すき焼きのように食うのですが、これがかなりうまいです。
今まで焼肉と生卵の組み合わせなんて考えたこともありませんでしたが、これはアリだと思いました。
他の焼肉チェーンでも採用したらどうだろう?

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続いて冷麺登場。
この盛岡冷麺はウチの近所の焼肉チェーンで出てくる冷麺とはかなり違いました。
まず麺の歯ごたえが全然違います。
弾力があり、太さもラーメン並み。
またスープもコクがあってうまいです。
普段冷麺のスープなんて飲み干したりしないですが、このスープは全部飲みました。
辛さは結構辛いですが、イヤな辛さではないので、食べやすいです。

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翌日は盛岡市内を観光。
岩手銀行赤レンガ館に行ってみました。

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1911年に建てられた赤レンガの建物は、1936年から2012年まで盛岡銀行本店として営業していたそうです。
2012年に本店としての営業は終了し、保存修理が行われて2016年から一般公開が始まったとのこと。
外観が東京駅に似てるな・・と思ったら、同じ人(辰野金吾)が設計したそうです。
内部には金庫部屋やカウンターなど、かつて銀行として使われていたことがわかるような造りがあちこちに残っています。

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盛岡城跡に隣接して桜山神社があります。
建てられたのは江戸中期なので神社としてはまだ新しいほうだと思いますが、ここの神社ですごいのは高さ6m以上もあるでかい烏帽子岩です。

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盛岡城を築城する際に土の中から出てきたそうですが、置き方というか支えが見た感じ頼りなくてスリリングです。
震災の時は大丈夫だったんでしょうか。

でかい岩に驚いていたら昼になりました。
盛岡と言えばじゃじゃ麺の聖地後楽園ホール。(意味不明)
これはぜひとも本場のじゃじゃ麺を食わねばなりません。
桜山神社の参道にあるじゃじゃ麺発祥の店「白龍(パイロン)」に行ってみました。

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近くに分店もあったようですが、自分が入ったのは本店でした。
あとで調べたら盛岡駅のフェザンやパルクアベニュー川徳にも支店があるようです。
店はかなり狭く、ちょうど昼時だったのでテーブルもカウンターも満席。
カウンターが空いたので若干ムリヤリという感じで押し込まれました。
この日は平日でもあり、観光客はあまりいないようでした。

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すでにじゃじゃ麺は三軒茶屋横浜で何度も食べてきたので、地元民のように慣れた感じを装いながら小を注文。
店の人には観光客だとバレていたとは思いますが・・
味は予想よりもマイルドでシンプル。
本場のほうが薄味だと感じました。

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じゃじゃ麺を堪能して外に出たら、偶然盛岡八幡宮の例大祭が行われており、参道を各町の山車が行進するところに出くわしました。
この行事は市の無形民俗文化財に指定されているそうです。

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山車の前後には馬や子供たちの笛太鼓の行列も現れ、大変な賑わい。
周辺は山車パレードと交通規制で車は大渋滞でしたが、地元のお祭りなので車を運転してる人も怒ることなく山車がゆっくり進むのを楽しそうに眺めていました。

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一通り山車の行列が通り抜けた後で、屋台がたくさん出ている参道を歩いて八幡宮まで行ってみました。
人出はそれなりにありましたが、浅草寺や鶴岡八幡宮の混雑に汚染された自分にとってはほどよい盛り上がり。
ちょうど例大祭の日に訪れることができてよかったです。

というわけで、秋田・岩手の旅は終了。
どこでも食べ物がおいしく、天気も良くて満足しました。
今度こそ堂々と秋田県も含めて全県制覇を宣言いたします。(偉くもなんともないけど・・)
次は桜の季節にぜひ行こうと思います。

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行ってみた 第64回 秋田

諸国漫遊芸人のSYUNJIです。
4年前に福井県を訪れて47都道府県全て制覇した・・などと大言壮語を世界中に発信した恥知らずなあたしですが、実はその中でかなりインチキくさい扱いをしていた県があります。
それは秋田県。
秋田県は10年ほど前に1泊だけですが宿泊したことがあります。
それは事実なのですが、その宿が秋田県に所属していたことは泊まってから知ったという適当さ。
十和田湖のほとりの宿をとったので、行く前はてっきり青森県だと思っていました。
ところが夕食にはきりたんぽやハタハタなど秋田名物がたくさん出てきて、あれ?と思ったら割りばしの袋には秋田県の住所が書いてあったのでした。

・・・たったこれだけで「秋田県も訪れた」ことにしてきた図々しく失礼なクソ野郎(下品)ですが、「結果1泊」に長いこと負い目を感じていたのも事実です。(誰も信用しない)
なので今年はその思いを払拭し、名実ともに全県制覇を宣言しようと真剣に秋田県を目指すことにしました。(戯言)

Komachi

ということで東京駅から秋田新幹線こまちに乗って一路秋田へ。
もうこれでぷく先輩からの「オマエ本当はまともに秋田で観光なんかしてないんだろ」といった内部告発を恐れずに生きていけるのです。(意味不明)

秋田新幹線、もちろん初めて乗ったのですが、盛岡から先は在来線を走るのでスピードもふつうの特急くらいで、1時間半くらいかかります。
乗り換えはなくて便利でしたが、東京駅を朝8時40分に出て、秋田駅についたのは12時半。
想像以上に遠いところでした。

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Park

この日秋田市は残念ながら雨でした。
ただ東京のイカれた暑さは全くありません。
太平山三吉神社や千秋公園を散策。

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夜は歓楽街川反(かわばた)通りにある「いろり家」という郷土料理の店で比内鶏やきりたんぽなど秋田名物を堪能しました。
店は入口が極端に狭く中は薄暗いという造り。
たまに都内でもこの手の演出はありますが、だいたい都内の居酒屋はどこもサラリーマンだらけで騒々しく、風情のカケラもない店ばかり。
しかし秋田の居酒屋はこの薄暗さと囲炉裏が非常にいい雰囲気。
店の人が味わい深い秋田弁で注文を取り、きりたんぽ鍋を作ってくれます。

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きりたんぽはウチの近所のスーパーでも買えるほど全国区なものですが、家できりたんぽ鍋やるとだいたいきりたんぽが粉々のどろどろになるんで、そういうもんかくらいに思ってました。
が、本場のものはやはり味も食感も全く違います。(当たり前)
秋田料理に全然なじみはありませんが、この店の味は全般的に甘くて非常に食べやすく、個人的には道南の味付けに近いと感じました。

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翌日は晴れ。
この日は男鹿半島方面に行くことにしました。
途中秋田港にタワーがあったので登ってみました。
正式名称は秋田市「ポートタワー・セリオン」。

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タワーは思った以上に高く眺望は抜群。
秋田駅前のあちこちに金足農業高の写真や垂れ幕や関連商品がありましたが、タワーの中にも金足農業高の位置を示す案内がありました。

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1時間ほどかけて男鹿半島に到着。
半島の南側に、CMで有名な「ゴジラ岩」があります。
自然の岩だけど確かにゴジラのような形状。

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ゴジラに見えるのは一定の方向からだけで、反対側から見ると全然ゴジラにならないという不思議な岩です。
友人の指摘で知ったのですが、日本には「ゴジラ岩」と呼ばれる岩は男鹿だけでなく知床や伊豆などあちこちにあるそうです。

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男鹿水族館「GAO」に行ってみました。

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半島の東端近くにあり、秋田市内から車で1時間くらいかかるという場所ですが、施設は新しく展示も見応えがあります。
地方の水族館や動物園だと寂れて痛い雰囲気のところもよくありますが、ここはそんな場所ではありませんでした。
特にシロクマの行動展示は、飼育員があちこちに隠したエサをシロクマが全部見つけて食べるという面白い見せ方です。
レストランや売店もきれいで商品も充実していて、来てよかったと思いました。

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半島の最高地点(355m)である寒風山頂上に登ってみました。
頂上まで車で行くことができます。

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どの方角でも眺めは最高。
八郎潟の広大な干拓地水田も見ることができます。
小学生の頃授業で学んだ八郎潟でしたが、この歳になってやっと実物を目にすることができました。

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この日の夜は角館に泊まり、翌日角館を観光。

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前の週に祭りがあったそうでシーズンは完全にオフ。
そのため観光客もまばらで、古い武家屋敷や川沿いの景色はどれもきれいでしたが、やはりどこへ行っても「桜が咲いたらきれいだろうな」と思わせる場所ばかり。(当たり前)
金沢も弘前もそうでしたが、「次は必ず桜の時期に来よう」と決意したくなる土地でした。

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田沢湖に行ってみました。

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田沢湖と言えば金色に輝くたつこ像。
存在は知ってましたが、実物を見るのはもちろん初めてです。
湖を背景に写真を撮ると、どれもCGっぽくなるのが不思議。

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この日は八幡平に泊まりました。
実は予約していたホテルから出発直前に「廃業するので予約をキャンセルしてほしい」との連絡があり、他の宿を大急ぎで探して取り直したというトラブルがありました。
長いこと全国各地で泊まってきましたが、宿からキャンセルしろと言われたのは初めてです。

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取り直したほうの宿はわりとオールドな雰囲気でしたが、とても素朴で食事もおいしく、シーズンオフで宿泊客もあまりおらず、静かでよかったです。

旅はもう少し続きます。

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行ってみた 第63回 益子・笠間・足利

連休徘徊中高年のSYUNJIといいます。
今年の連休もカネもないのに出かけることにしました。

基本的にゴールデンウイークの旅行は公共交通手段を使いません。
なんでかっつうと単純に予約が取れないからです。
加えて宿の確保も難しくなるため、人気観光地も避けなければならず、比較的地味な土地を選ぶことになります。
ということで今回は栃木県・茨城県方面に寄せていただくことにしました。

関東にお住まいの方であれば、益子や笠間の地名や特徴はご存じだと思います。
どちらも陶器・焼き物の街。
知名度はおそらく瀬戸や信楽や常滑には及びませんが、春と秋には街をあげての陶器市イベントも行われるという場所です。
自分は特に陶器に強い興味を持つ人間でもありませんが、普段使ってる茶碗がかなりイヤな音がするようになってもいたので、益子・笠間で探してみることにしました。

まずは栃木県益子町。
益子に来たのはたぶん20年近く前だと思います。
以前よりも街並みがきれいになっているような気がしました。

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連休中に行われていた春の陶器市ですが、今回は記念すべき?第101回だそうです。
調べたら50年以上の歴史があり、今では春秋あわせて約60万人の人出があるとのこと。
街のメインストリートの両側に陶器を売る露店が出され、また広場など街のあちこちにテントの店舗があり、陶器をはじめ野菜や雑貨なども売られています。

焼き物というと渋い中高年の趣味のようですが、最近は特に作る側・売る側・買う側いずれも若い女性が増えているようです。
普段使いの食器が多いですが、工芸品や雑貨や装飾品などもたくさんありました。
店によっては朝早くから若い女性が行列してるようなところもあったようです。

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これはいかにもインスタ映えしそうな感じのランドセル型貯金箱。
もちろん全部焼き物です。

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街中にあったヤマニというカレーショップに入ってみました。
あとで調べたらここもヤマニ大塚という陶磁器販売会社が経営する店でした。

益子で手ごろな飯茶碗を買い、この日の宿がある宇都宮に移動。
宇都宮は7年ぶり。

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宇都宮と言えば餃子。
以前駅前ペデストリアンデッキの下にあった餃子像。
クレーンで移動中に真っ二つに割れたことがニュースになりましたが、以前の場所からデッキの上に移動していました。
今回はマントのようなものをまとっており、餃子なんだかよくわからないカッコウになってましたが・・

で、宇都宮餃子ですが正直どの店がうまいのかはよくわかりません。
当然ですが店によって味も人気も差があるようで、店によっては驚くほど行列していますが、その後ろに並んでまで食べたいかというと、そこまでの情熱もありません。
なのでとりあえず行列はしてないけど駅前で目立ってた「宇都宮餃子館西口駅前中央店」に入ってみました。

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餃子はどれもうまかったです。
入った後で店の外に10人くらいの行列ができたので、人気の店のようです。
若い女性が一人で来て、ビールと餃子セットを慣れた感じで頼み、スマホをいじりながらサクっと食べてあざやかに出ていきました。
ウチの近所ではあまり見ない光景でしたが、宇都宮では当たり前なんでしょうか。

翌日は茨城県笠間市に行ってみました。
笠間も何度か来ていますが、秋は笠間稲荷の菊まつりでも有名です。

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笠間の陶器市は「陶炎祭(ひまつり)」と呼ばれ、街中ではなく少し離れたところにある笠間芸術の森公園イベント広場で開催されます。
益子の陶器市よりも歴史は浅いようですが、広場で集中的にテント出展されるため、車も通らず見やすい・探しやすいのがポイント。
ここでも飯茶碗のセットを買いました。

午後は笠間にある常陸国出雲大社に行ってみました。

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なぜこんな場所に出雲大社があるのかわかりませんでしたが、サイトには「平成4年12月4日、島根県出雲大社よりご分霊をご鎮座」と書いてあります。
実は大国主大神様の分霊を祀る分社は全国に300以上もあるそうです。(なんとハワイにもあるらしい)
知らなかった・・出雲大社ってそんなにチェーン展開?してたんですね。
300と言えばジョナサンやバーミヤンと同じくらいですけど。(比較がおかしい)
で、そのうちの一つがこの常陸国出雲大社ということのようです。

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で、島根の本店?同様、ここにもでかいしめ縄がありました。
長さ16m・重さ6tで、実は本店よりも大きいそうです。

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このしめ縄は底の部分にコインが刺さっています。
本店のしめ縄は金網が張られ刺せないようになっていました。
賽銭をしめ縄に刺すとご利益があるというのは一部の参拝者が勝手に考えたことで、出雲大社側としては縄も傷むし「お金を粗末に扱っている」というイメージがつくので困っているそうです。

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このあと真壁という街に行ってみました。
行政でいうと茨城県桜川市です。
江戸から大正時代にかけての古い建物や街並みの残る場所で、ひな祭りの季節には古い建物の中にひな壇を飾り自由に見学できるというイベントも行われます。

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連休の谷間の平日でしたが、観光客は全くおらず、住民もほとんど歩いていません。
真壁の街が駅や高速道路インターからやや離れているということもありますが、古い街並みも維持するのはやはり難しいようで、建物によっては震災の影響もありかなり傷んでいて廃墟同然のものもありました。

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この日の宿は結城第一ホテル。
結城の駅前ですが、観光客はほとんどおらず、この日の宿泊客も工事関係の人が大半だったようです。

翌日足利に行ってみました。
足利は学生の頃一度だけ来たことがありましたが、観光らしいことは何もせずドライブ途中に休憩しただけでした。

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足利学校の名は誰でも知っていると思いますが、見学はもちろん初めてです。
学校創建については諸説あってどれが正しいのかは解明されていないそうです。
平安時代の歌人小野篁(たかむら)が創設したという説が有力っぽいとのことですが、他の説を支持する学者も多く、論争は現在も継続中。
学校に関して歴史上はっきりしているのは室町時代以降だそうです。

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足利学校は応仁の乱にも戦国の世にもひるまず学業の場として存続し、16世紀の初頭には生徒数三千ともいわれるほどのマンモス校?に成長。
あのフランシスコ・ザビエルも「日本国最大にして最も有名な坂東の大学」と世界に紹介したのですよ・・と説明板に書いてありました。
残念ながら明治5年に廃校となり、また現在の建物は平成になってからの復原だそうです。
平安時代からの歴史ある足利学校ですが、現代において学校としての機能が存続していないのはやはり惜しいですね。
今からでも大学や研究機関として再興できないものかと、低偏差値のくせにそんなことを思いました。

昼飯を食おうとして「ばんどう太郎」を思い出しました。
「ばんどう太郎」、ご存じでしょうか?
株式会社板東太郎が経営し北関東と埼玉千葉に展開する、そば・うどん・寿司の和食ファミリーレストランです。
特にみそ煮込みうどんが人気で、2年前にテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介されたことがあり、一度行ってみたいと思っていたのでした。

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社名・店名の由来は当然ですが利根川の愛称「坂東太郎」。
グループのチェーンには漢字の「板東太郎」もあり、他にとんかつ専門店「かつ太郎」、かに中心のファミリーダイニング「八幡太郎」、寿司・和食専門店「さむらい」など、様々な形態の飲食店を展開してるようです。

番組では各店舗の女将さんが外まで出てきて出迎えてくれるというおもてなしのレストランチェーン、と紹介されていましたが、今回行った大泉店ではお出迎えは特にありませんでした。
もっともこちらも上客でもないのにあまり過剰なサービスはかえって恐縮なんで、全く問題ありません。

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人気の白まるみそ煮込みうどんと板東みそ煮込みうどんを食べました。
鍋ごと登場するので熱いですが、やはりうまいです。
名古屋のみそ煮込みうどんよりも味噌をやや薄めてダシを強めにした感じがしました。

「ばんどう太郎」を堪能した後、渡良瀬遊水地に行ってみました。
正確には「道の駅きたかわべ」から渡良瀬遊水地を見ただけですが・・

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地図で見る独特の形状にはどこか心引かれるものがあり、いつか行ってみたいと長年思っていた場所です。
ただ一方で池と湿地が広がる人工の土地というさめた予想もありました。
特に何があるというわけでもなく、日本人なら一度は行くべき観光地・・ということでもありません。
実際に見た遊水地の中にある谷中湖は、果たしてその通り池と緑が続く地味な風景でした。

ネットで調べてみて驚きましたが、遊水地の歴史は美しく自然豊かな輝かしいものとは正反対でした。
そもそもは足尾鉱毒事件による鉱毒を無害化することが目的で作られたもので、遊水地の土壌には今なお鉱毒物質が残り、中にある谷中湖は実態はコンクリート製人造ダム湖、土地収用による住民の強制退去もあり、大型レジャー施設構想とバブル崩壊による消滅など、重い出来事が続いてきた場所なんだそうです。
それでも2012年にラムサール条約に登録され、人工とはいえ水鳥の生息地として国際的に非常に重要な湿地に認定されたわけですから、今後もう開発は行われないのは喜ばしいことなんでしょうね。

というわけで、北関東小さな地味旅は終了。
それほど強烈に印象に残るものもありませんでしたが、初めて訪れた場所も多く、それなりに発見がありました。
機会があれば結城の街や渡良瀬遊水地などは、もう少し長く滞在してみたいと思います。

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行ってみた 第62回 二条城・京都御苑・東寺

今回の宿は昨年開業したグレイスリー京都三条
最近関西では比較的新しいホテルを狙って予約します。
古いよりは新しいほうがいいという安直な発想ですが、特にこのホテルが画期的だったのは部屋の構造でした。
バスとトイレが完全分離で、しかもバスは洗い場付き。
このクラスのビジネスホテル・シティホテルとしては珍しいと思います。

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翌日は晴れましたが、気温は依然低いまま。
二条城に行ってみました。

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二条城も桜があちこちにあり、種類も多いので春の観光には向いています。
もちろん観光客も大量に押し寄せますが、庭が広く人も分散するため、清水寺や金閣寺のような混雑は発生しないのがありがたいところ。
最近は毎年のように来てますが、もう城内を見学することはあまりしなくなりました。
枝垂桜やソメイヨシノは当然散ってましたが、八重桜は満開。 

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二条城の東大手門は堀川通りに面していますが、この堀川通り沿いにも八重桜の並木があります。
最近枝が切られたようでボリュームはやや小さくなりましたが、城の中と同様に八重桜が楽しめます。

以前はこの堀川通りにあった京都国際ホテルによく泊まっていましたが、残念ながら2014年末で営業終了となってしまいました。
古いホテルでしたが、スタッフの方の対応が良く場所も便利だったので、閉鎖を知った時はかなりがっかりしました。
翌年わざわざ跡地を見に行ったくらいです。
今は取り壊されて別のホテルが建設中。

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地下鉄で丸太町に移動。
京都御苑の南端に出水の小川という場所があり、ここにも様々な遅咲き桜があります。

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全般的に若干満開には早い感じだったため、やや物足りないくらいでしたが、相変わらず見事です。
御苑でもどっちかっつうと観光客は北端の桜コーナーに行きたがるので、こちらは地元の人がゆっくり桜をめでるスペース。

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いったん京都駅に戻り、軽くうどんを食って六孫王神社まで歩いて移動。
京都駅から徒歩15分の好立地ですが、観光客はほとんどいません。

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この神社の八重桜も久しぶり。
ここも以前よりもボリュームが少ない感じでした。
新幹線の線路脇にあるので、静かな場所ではないのがややマイナスポイント。

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六孫王神社から京都駅に戻る途中、東寺の北大門があることに気づきました。
東寺との位置関係はもちろん把握してましたが、東寺はいつも大宮通りに面した東門から入っていたので、北大門の存在を知らなかったのでした。
もっとも伽藍や五重の塔を見るための東寺なので、駅から歩いていくなら北大門でも東門でも歩く距離は同じですけど。

で、北大門より入場してみました。
数は少ないですが北参道にも八重桜が咲いています。

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去年よりも雲は少ないですが、気温はあまり変わらず。
今年はある程度この低温を予測して防寒対策をしてきたので、ひるむことなく伽藍も見学しました。
(去年は寒さに耐えられず塔の写真を撮っただけで逃げた)

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どうも最近は秋も春も「寒い関西旅行」が多いです。
地球温暖化なんて大ウソですね。(短絡的)

残り時間も少なくなってきたので、四条通りや京都駅周辺で土産を買いました。
京都にはうまいものがたくさんありますが、中でもわりとひいきにしてるのがマールブランシュのお菓子です。
ご存じの方も多いと思いますが、北山に本店がある有名な洋菓子店で、京都駅周辺にもいくつか店があり、特に南口近鉄名店街にあるカフェはいつも行列ができています。
京都タワーの1階にも新しく店ができていました。

戦略としてうまいなと思うのが、店ごとに限定商品を用意してる点です。
今回もその戦略に引っかかってあちこちの店をハシゴするはめになりました。
あと関東では基本的に買えない(出店していない)のもポイントです。

ということで京都の八重桜旅も終了。
コースとしては2日間とも昨年とほぼ同じという年寄りくさい旅になりました。
終日気温が低かったのは残念でしたが、あちこちで八重桜が見られてよかったです。
次回はもっと天気のいい梅宮大社に行きたいと思います。

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