行ってみた 第63回 益子・笠間・足利

連休徘徊中高年のSYUNJIといいます。
今年の連休もカネもないのに出かけることにしました。

基本的にゴールデンウイークの旅行は公共交通手段を使いません。
なんでかっつうと単純に予約が取れないからです。
加えて宿の確保も難しくなるため、人気観光地も避けなければならず、比較的地味な土地を選ぶことになります。
ということで今回は栃木県・茨城県方面に寄せていただくことにしました。

関東にお住まいの方であれば、益子や笠間の地名や特徴はご存じだと思います。
どちらも陶器・焼き物の街。
知名度はおそらく瀬戸や信楽や常滑には及びませんが、春と秋には街をあげての陶器市イベントも行われるという場所です。
自分は特に陶器に強い興味を持つ人間でもありませんが、普段使ってる茶碗がかなりイヤな音がするようになってもいたので、益子・笠間で探してみることにしました。

まずは栃木県益子町。
益子に来たのはたぶん20年近く前だと思います。
以前よりも街並みがきれいになっているような気がしました。

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連休中に行われていた春の陶器市ですが、今回は記念すべき?第101回だそうです。
調べたら50年以上の歴史があり、今では春秋あわせて約60万人の人出があるとのこと。
街のメインストリートの両側に陶器を売る露店が出され、また広場など街のあちこちにテントの店舗があり、陶器をはじめ野菜や雑貨なども売られています。

焼き物というと渋い中高年の趣味のようですが、最近は特に作る側・売る側・買う側いずれも若い女性が増えているようです。
普段使いの食器が多いですが、工芸品や雑貨や装飾品などもたくさんありました。
店によっては朝早くから若い女性が行列してるようなところもあったようです。

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これはいかにもインスタ映えしそうな感じのランドセル型貯金箱。
もちろん全部焼き物です。

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街中にあったヤマニというカレーショップに入ってみました。
あとで調べたらここもヤマニ大塚という陶磁器販売会社が経営する店でした。

益子で手ごろな飯茶碗を買い、この日の宿がある宇都宮に移動。
宇都宮は7年ぶり。

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宇都宮と言えば餃子。
以前駅前ペデストリアンデッキの下にあった餃子像。
クレーンで移動中に真っ二つに割れたことがニュースになりましたが、以前の場所からデッキの上に移動していました。
今回はマントのようなものをまとっており、餃子なんだかよくわからないカッコウになってましたが・・

で、宇都宮餃子ですが正直どの店がうまいのかはよくわかりません。
当然ですが店によって味も人気も差があるようで、店によっては驚くほど行列していますが、その後ろに並んでまで食べたいかというと、そこまでの情熱もありません。
なのでとりあえず行列はしてないけど駅前で目立ってた「宇都宮餃子館西口駅前中央店」に入ってみました。

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餃子はどれもうまかったです。
入った後で店の外に10人くらいの行列ができたので、人気の店のようです。
若い女性が一人で来て、ビールと餃子セットを慣れた感じで頼み、スマホをいじりながらサクっと食べてあざやかに出ていきました。
ウチの近所ではあまり見ない光景でしたが、宇都宮では当たり前なんでしょうか。

翌日は茨城県笠間市に行ってみました。
笠間も何度か来ていますが、秋は笠間稲荷の菊まつりでも有名です。

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笠間の陶器市は「陶炎祭(ひまつり)」と呼ばれ、街中ではなく少し離れたところにある笠間芸術の森公園イベント広場で開催されます。
益子の陶器市よりも歴史は浅いようですが、広場で集中的にテント出展されるため、車も通らず見やすい・探しやすいのがポイント。
ここでも飯茶碗のセットを買いました。

午後は笠間にある常陸国出雲大社に行ってみました。

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なぜこんな場所に出雲大社があるのかわかりませんでしたが、サイトには「平成4年12月4日、島根県出雲大社よりご分霊をご鎮座」と書いてあります。
実は大国主大神様の分霊を祀る分社は全国に300以上もあるそうです。(なんとハワイにもあるらしい)
知らなかった・・出雲大社ってそんなにチェーン展開?してたんですね。
300と言えばジョナサンやバーミヤンと同じくらいですけど。(比較がおかしい)
で、そのうちの一つがこの常陸国出雲大社ということのようです。

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で、島根の本店?同様、ここにもでかいしめ縄がありました。
長さ16m・重さ6tで、実は本店よりも大きいそうです。

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このしめ縄は底の部分にコインが刺さっています。
本店のしめ縄は金網が張られ刺せないようになっていました。
賽銭をしめ縄に刺すとご利益があるというのは一部の参拝者が勝手に考えたことで、出雲大社側としては縄も傷むし「お金を粗末に扱っている」というイメージがつくので困っているそうです。

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このあと真壁という街に行ってみました。
行政でいうと茨城県桜川市です。
江戸から大正時代にかけての古い建物や街並みの残る場所で、ひな祭りの季節には古い建物の中にひな壇を飾り自由に見学できるというイベントも行われます。

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連休の谷間の平日でしたが、観光客は全くおらず、住民もほとんど歩いていません。
真壁の街が駅や高速道路インターからやや離れているということもありますが、古い街並みも維持するのはやはり難しいようで、建物によっては震災の影響もありかなり傷んでいて廃墟同然のものもありました。

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この日の宿は結城第一ホテル。
結城の駅前ですが、観光客はほとんどおらず、この日の宿泊客も工事関係の人が大半だったようです。

翌日足利に行ってみました。
足利は学生の頃一度だけ来たことがありましたが、観光らしいことは何もせずドライブ途中に休憩しただけでした。

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足利学校の名は誰でも知っていると思いますが、見学はもちろん初めてです。
学校創建については諸説あってどれが正しいのかは解明されていないそうです。
平安時代の歌人小野篁(たかむら)が創設したという説が有力っぽいとのことですが、他の説を支持する学者も多く、論争は現在も継続中。
学校に関して歴史上はっきりしているのは室町時代以降だそうです。

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足利学校は応仁の乱にも戦国の世にもひるまず学業の場として存続し、16世紀の初頭には生徒数三千ともいわれるほどのマンモス校?に成長。
あのフランシスコ・ザビエルも「日本国最大にして最も有名な坂東の大学」と世界に紹介したのですよ・・と説明板に書いてありました。
残念ながら明治5年に廃校となり、また現在の建物は平成になってからの復原だそうです。
平安時代からの歴史ある足利学校ですが、現代において学校としての機能が存続していないのはやはり惜しいですね。
今からでも大学や研究機関として再興できないものかと、低偏差値のくせにそんなことを思いました。

昼飯を食おうとして「ばんどう太郎」を思い出しました。
「ばんどう太郎」、ご存じでしょうか?
株式会社板東太郎が経営し北関東と埼玉千葉に展開する、そば・うどん・寿司の和食ファミリーレストランです。
特にみそ煮込みうどんが人気で、2年前にテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介されたことがあり、一度行ってみたいと思っていたのでした。

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社名・店名の由来は当然ですが利根川の愛称「坂東太郎」。
グループのチェーンには漢字の「板東太郎」もあり、他にとんかつ専門店「かつ太郎」、かに中心のファミリーダイニング「八幡太郎」、寿司・和食専門店「さむらい」など、様々な形態の飲食店を展開してるようです。

番組では各店舗の女将さんが外まで出てきて出迎えてくれるというおもてなしのレストランチェーン、と紹介されていましたが、今回行った大泉店ではお出迎えは特にありませんでした。
もっともこちらも上客でもないのにあまり過剰なサービスはかえって恐縮なんで、全く問題ありません。

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人気の白まるみそ煮込みうどんと板東みそ煮込みうどんを食べました。
鍋ごと登場するので熱いですが、やはりうまいです。
名古屋のみそ煮込みうどんよりも味噌をやや薄めてダシを強めにした感じがしました。

「ばんどう太郎」を堪能した後、渡良瀬遊水地に行ってみました。
正確には「道の駅きたかわべ」から渡良瀬遊水地を見ただけですが・・

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地図で見る独特の形状にはどこか心引かれるものがあり、いつか行ってみたいと長年思っていた場所です。
ただ一方で池と湿地が広がる人工の土地というさめた予想もありました。
特に何があるというわけでもなく、日本人なら一度は行くべき観光地・・ということでもありません。
実際に見た遊水地の中にある谷中湖は、果たしてその通り池と緑が続く地味な風景でした。

ネットで調べてみて驚きましたが、遊水地の歴史は美しく自然豊かな輝かしいものとは正反対でした。
そもそもは足尾鉱毒事件による鉱毒を無害化することが目的で作られたもので、遊水地の土壌には今なお鉱毒物質が残り、中にある谷中湖は実態はコンクリート製人造ダム湖、土地収用による住民の強制退去もあり、大型レジャー施設構想とバブル崩壊による消滅など、重い出来事が続いてきた場所なんだそうです。
それでも2012年にラムサール条約に登録され、人工とはいえ水鳥の生息地として国際的に非常に重要な湿地に認定されたわけですから、今後もう開発は行われないのは喜ばしいことなんでしょうね。

というわけで、北関東小さな地味旅は終了。
それほど強烈に印象に残るものもありませんでしたが、初めて訪れた場所も多く、それなりに発見がありました。
機会があれば結城の街や渡良瀬遊水地などは、もう少し長く滞在してみたいと思います。

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行ってみた 第62回 二条城・京都御苑・東寺

今回の宿は昨年開業したグレイスリー京都三条
最近関西では比較的新しいホテルを狙って予約します。
古いよりは新しいほうがいいという安直な発想ですが、特にこのホテルが画期的だったのは部屋の構造でした。
バスとトイレが完全分離で、しかもバスは洗い場付き。
このクラスのビジネスホテル・シティホテルとしては珍しいと思います。

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翌日は晴れましたが、気温は依然低いまま。
二条城に行ってみました。

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二条城も桜があちこちにあり、種類も多いので春の観光には向いています。
もちろん観光客も大量に押し寄せますが、庭が広く人も分散するため、清水寺や金閣寺のような混雑は発生しないのがありがたいところ。
最近は毎年のように来てますが、もう城内を見学することはあまりしなくなりました。
枝垂桜やソメイヨシノは当然散ってましたが、八重桜は満開。 

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二条城の東大手門は堀川通りに面していますが、この堀川通り沿いにも八重桜の並木があります。
最近枝が切られたようでボリュームはやや小さくなりましたが、城の中と同様に八重桜が楽しめます。

以前はこの堀川通りにあった京都国際ホテルによく泊まっていましたが、残念ながら2014年末で営業終了となってしまいました。
古いホテルでしたが、スタッフの方の対応が良く場所も便利だったので、閉鎖を知った時はかなりがっかりしました。
翌年わざわざ跡地を見に行ったくらいです。
今は取り壊されて別のホテルが建設中。

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地下鉄で丸太町に移動。
京都御苑の南端に出水の小川という場所があり、ここにも様々な遅咲き桜があります。

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全般的に若干満開には早い感じだったため、やや物足りないくらいでしたが、相変わらず見事です。
御苑でもどっちかっつうと観光客は北端の桜コーナーに行きたがるので、こちらは地元の人がゆっくり桜をめでるスペース。

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いったん京都駅に戻り、軽くうどんを食って六孫王神社まで歩いて移動。
京都駅から徒歩15分の好立地ですが、観光客はほとんどいません。

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この神社の八重桜も久しぶり。
ここも以前よりもボリュームが少ない感じでした。
新幹線の線路脇にあるので、静かな場所ではないのがややマイナスポイント。

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六孫王神社から京都駅に戻る途中、東寺の北大門があることに気づきました。
東寺との位置関係はもちろん把握してましたが、東寺はいつも大宮通りに面した東門から入っていたので、北大門の存在を知らなかったのでした。
もっとも伽藍や五重の塔を見るための東寺なので、駅から歩いていくなら北大門でも東門でも歩く距離は同じですけど。

で、北大門より入場してみました。
数は少ないですが北参道にも八重桜が咲いています。

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去年よりも雲は少ないですが、気温はあまり変わらず。
今年はある程度この低温を予測して防寒対策をしてきたので、ひるむことなく伽藍も見学しました。
(去年は寒さに耐えられず塔の写真を撮っただけで逃げた)

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どうも最近は秋も春も「寒い関西旅行」が多いです。
地球温暖化なんて大ウソですね。(短絡的)

残り時間も少なくなってきたので、四条通りや京都駅周辺で土産を買いました。
京都にはうまいものがたくさんありますが、中でもわりとひいきにしてるのがマールブランシュのお菓子です。
ご存じの方も多いと思いますが、北山に本店がある有名な洋菓子店で、京都駅周辺にもいくつか店があり、特に南口近鉄名店街にあるカフェはいつも行列ができています。
京都タワーの1階にも新しく店ができていました。

戦略としてうまいなと思うのが、店ごとに限定商品を用意してる点です。
今回もその戦略に引っかかってあちこちの店をハシゴするはめになりました。
あと関東では基本的に買えない(出店していない)のもポイントです。

ということで京都の八重桜旅も終了。
コースとしては2日間とも昨年とほぼ同じという年寄りくさい旅になりました。
終日気温が低かったのは残念でしたが、あちこちで八重桜が見られてよかったです。
次回はもっと天気のいい梅宮大社に行きたいと思います。

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行ってみた 第61回 平野神社・仁和寺・梅宮大社

関西桜前線漫遊放浪芸人のSYUNJIです。
今年も例によって京都に寄せていただくことにしました。

ところで皆様は昨年の桜事情を覚えておられるでしょうか?
ここ数年の温暖化によるムダにクソ早い開花の常態化をひっくり返すような、全国的に原点回帰でプレゼンスな遅さ(というか本来の開花状況)だったのでした。
なので昨年は4月8・9日という京都の花見にしては遅い日程を組んだら、ソメイヨシノは京都中で見事満開という予想外な展開だったのです。

世間の人は昨シーズンの気候がどうだったかなんてあまり覚えてない気がしますが、自分は学生の頃に気象を少し勉強したこともあって、意外に冷夏とか暖冬とかけっこうしつこく覚えてるほうです。
ちなみに昨年の関東の夏は異様に雨が多く気温もそれほど高くなかったのでしたが、みなさんもうお忘れでしょうか。(比較的どうでもいい)

今年も京都の桜について競馬新聞ばりに綿密予想。
関西方面は秋も冬も気温の低い日が続いており、今年もおそらく桜は開花も遅く長持ちするだろうという気合いのわりに根拠の薄い雑な予測を立てました。
昨年同様4月の二週目の週末に京都行きを決断。

しかし。
3月に入り突然全国で気温が高まり、各地で桜は次々と開花。
冬の低温なんかまるでなかったかのごとく異様な速度で咲き始めやがるという、シラを切り通す財務省のエライ人みたいなクソ展開に。(下品)
・・・まあこれまでもこうした状況は何度か経験済みでしたので、テーマを八重桜鑑賞に切り替えることにしました。(若干負け惜しみ)

今年もムダに早い便で京都入り。
天気があまりよくなく気温も低いであろうことは予報でわかってはいましたが、着いてみるとやはり寒いです。
舌打ちしながらまずは西陣の千本ゑんま(引接寺)を目指します。

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以前も来たことがありますが、正直観光客が真っ先に選ぶような場所ではありません。
街中の小さなお寺で、八重桜の隠れた名所。

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桜の木もそれほど多くはありませんが、見事に咲いていました。

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続いてすぐ近くの千本釈迦堂に歩いて移動。
ここは「おかめ桜」という1本の大きな枝垂桜で有名ですが、残念ながら散った後。
ソメイヨシノよりも早いらしいので、さすがに今年は間に合いませんでした。

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しかし境内を見渡すとあちこちに八重桜が咲いていました。
何度も来ていた場所でしたが、おかめ桜しか見てこなかったので、ここまで八重桜がきれいだとは知りませんでした。
本数で言っても千本ゑんま堂よりも多いくらいです。
やはり京都は通い詰めないとわからないことがたくさんあります。
地元の方にとっては何を今さらな話でしょうけど・・

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思わぬ発見に気をよくしながら上七軒へ。
「グリル彌兵衛」という有名な洋食店に10年ぶりくらいに入りました。

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オムライスを久しぶりに食べましたが、変わらぬうまさに中尾彬ばりに感動。(意味不明)

北野天満宮を抜けて平野神社へ。
自分にとってはこの千本通り→上七軒→北野天満宮→平野神社は春の定番コースです。
平野神社は桜の種類が非常に多いため、「行けばどれかが咲いている」という便利な場所なのです。

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ソメイヨシノは当然終わってましたので、花も人出も昨年の半分以下。
気温も低いせいか境内にある紅白幕の花見席も閑散としています。

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昨年とは違う木が咲いており、ゆっくり花見ができました。
外国人観光客もちらほら。
初めて京都に来た外国人が必ず立ち寄るという場所ではないので、おそらく京都リピーターでしょう。

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バスと嵐電を乗り継ぎ、仁和寺へ。
遅咲きで知られる仁和寺の御室桜ですが、二王門には「落花さかん」の看板が出ていました。
何度も来ている仁和寺ですが、この看板は初めて見ました。
今までの中で最も散ってる状態。
今年の開花の早さは御室も例外ではなかったようです。

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世界遺産なんで人出はかなり多く、花はだいぶ散ってましたが、みんな喜んで桜の写真を撮っていました。
満開の時には怖いくらいブイブイ飛んでいたアブが全くいません。
散った桜が地面に敷き詰められた光景はどこか幻想的でもあり、この時期にしか見られない貴重なものだと感じました。(負け惜しみ)

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バスで梅宮大社に移動。
実は本日のハイライトとしてひそかに楽しみにしていました。
梅宮大社は5年ぶり2回目ですが、八重桜の名所であり、何より観光客がほとんどいないというパラダイスな神社なのです。

しかし。
ここまでなんとかもっていた天気が、梅宮大社に着いたとたんにがっつり崩れ始め、大雨に。
しかも降水確率20%の予報を「まあ降らんやろ」と判断して傘をホテルに置いてきてしまい、しばらく社務所前で待機するはめになりました。
しばらく雨はやまず気温もさらに下がってきて、困ったと思っていたら猫の姿が。

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社務所には猫がたくさんおり、みんな人慣れしていて全然逃げません。
全部神社の飼い猫で、後で調べたら猫で有名な神社でもあるようです。

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数人いた観光客も桜でなく猫を撮り始め、雨だけどなんとなくなごんだ雰囲気。
どうやら桜より猫目当てで来ていた人もいたようでした。

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ようやく小降りになったので庭を一周して桜を鑑賞しました。
前回のようなインパクトはありませんでしたが、やはり八重桜の時期はここに来るべきだと強く思いました。
以前に来た時は八重桜に驚喜していたので、猫なんか全く気づかなかったんですが・・・

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この日の夕飯は京都大丸のイタリアンレストラン「バルダルノ」。
最近京都の夕飯はなぜか大丸が多いです。
初めて入った店でしたが、ピザもパスタもうまかったです。

京都駅でモンスリー師匠と1年ぶりの再会。
今年もイーグルスからプリファブ・スプラウトまで様々なアーチストの話や、スマホやノイズキャンセリングのイヤホンなど最先端技術?の話で盛り上がりました。
師匠には自分の「イーグルス本なんて若い人は買わない」「最近の若いヤツは音楽を聴かない」というじじい丸出しな意見に共感していただきましたが、よく考えたら自分こそは若い頃から重要な音楽を聴いておらず、おかげでこんな聴いてない自慢珍奇BLOGなど書き散らし、師匠はじめ親切な皆様のお助けを借り続けているのでした。
「どの口が言うてんねん」って話ですね・・

旅はあと1日続きます。

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行ってみた 第60回 京都・明石

旅は2日目。
この日は京都方面に行ってみました。
目的地は比叡山のふもと八瀬地区。
京阪で出町柳まで行き、叡山電車に乗って終点八瀬比叡山口を目指します。
比叡山に登るつもりはなく、八瀬周辺の神社や寺で紅葉を見る作戦。
トップシーズンの京都ですが、さすがに八瀬あたりなら東福寺や永観堂みたいに大混雑もしてへんやろと見込んだのでした。
八瀬に行くのは初めてです。

ところが。
叡山電車の出町柳駅に行くと、なんだかホームが大変なことになっています。
叡山電車は途中の宝ヶ池で鞍馬線と本線(八瀬方面)に分岐するのですが、始発の出町柳ですでに八瀬方面行きの電車を待つ長蛇の列ができています。

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駅員のアナウンスによれば40分待ちとのこと。
この日は金曜日でいちおう平日だったのですが、やはり秋の京都は隅々まで人が来ているようです。
甘かった・・・

さすがに40分も待つ気力はありません。
鞍馬線のほうは制限も特になくふつうに乗れるようです。
作戦を変更し、鞍馬線で宝ヶ池の1つ先、八幡前まで行くことにしました。
この駅から徒歩5分くらいのところに三宅八幡宮があります。

鞍馬線にはあっさり乗れました。
叡山電鉄の客さばきは果たして正しいのかよくわかりませんでしたが、八幡前でふつうに降り、三宅八幡宮へ。

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観光客は誰もいません。
主に地元の人が参拝する神社のようです。
それほどハデではないものの、紅葉が楽しめました。

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三宅八幡宮から歩いて5分の三明院(さんみょういん)という真言宗の寺に移動。
少し道がわかりにくくうろうろしましたが、無事到着。
やはり観光客は全くいません。

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ここには多宝塔が建っています。
寺の人に案内されて塔の横の回廊?に立ってみました。
(塔の中には入れませんでした)
さすがに京都タワーや東寺などは見えませんでしたが、塔が崖の上のような場所にあるため眺めがよく爽快です。

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三明院から坂を下りて蓮華寺に行ってみました。
この寺にはけっこう観光客がいます。
寺の中はあちこち見学ができ、紅葉が楽しめる池泉回遊式庭園もあります。
書院から庭を優雅にながめることができ、雰囲気としては詩仙堂や曼殊院に似ていると感じました。

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今年は天候が不順だったようで、モミジの色づきは感覚的には今一つ。
木により葉により色はバラバラで、うなるような赤という状態ではありません。
それでもやはり京都の紅葉は素晴らしいと思います。

蓮華寺から歩いて15分くらいで八瀬比叡山口駅に着きました。
本当はこの駅から蓮華寺・三明院・三宅八幡宮と逆に巡るつもりだったのでした。

駅前には八瀬で最も有名な瑠璃光院という名刹があります。
浄土真宗東本願寺派の寺院ですが、紅葉の時期は特別拝観となります。
事前予約や団体優遇などは受け付けず、とにかく並んで拝観するしかありません。
しかし拝観料が2000円と高い上に混雑していて人の頭しか見えず紅葉をめでる時間もない、というキツい評判を聞いていたので、今回は入るつもりはありませんでした。

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少しだけ近寄ってみると、やはりものすごい行列ができています。
残念でしたがこのまま叡山電車に乗って退散することにしました。

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出町柳に戻り、京阪で三条に移動。
駅前にあった「CHOICE」というオーガニックカフェで昼食。
具沢山キッシュを食べましたが、味はやや薄いものの、健康的なメニューで疲れた体にはよかったです。

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そのまま歩いて青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)に行ってみました。
天台宗の寺院ですが、実はかなり前に一度訪れたことがありました。
・・・訪れたまでは事実ですが、実は中には入っていないという因縁の場所。
国宝の不動明王画(青不動)が公開された時で、ものすごい人出のため入場制限があり夕方入口で長い時間待たされ、寒さのあまり拝観を断念したというヘタレな結果に終わっていたのでした。
今回は全く待たずに堂々の入場。
観光客もそれほど多くはありません。

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境内は思ったより広く、ここも池泉回遊式庭園があります。
今回紅葉はここが一番鮮やかでした。

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大阪に戻り、阪急うめだ本店の12階にある「吹上舎」という和食の店で親子丼を食べました。
阪急は地下食料品売り場には何度も来ていますが、レストランフロアは初めてです。
9階が祝祭広場というイベントスペースになっていて、この日はクリスマスマーケットが催されていました。

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翌日は明石に行ってみました。
明石といえば天文台。
正式には明石市立天文科学館といい、日本の標準時子午線上にある天文科学館です。
灯台のような展望台に大時計がついており、中には原子時計やプラネタリウムもあります。
ここは学生の頃一度来ており、34年ぶりの再訪。

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展望台からは明石海峡大橋や淡路島がよく見えます。

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子午線とは真北から真南までを結ぶ経線で、明石は東経135度の子午線が通っており、科学館内のエレベーターや展望台、また山陽電鉄の人丸前駅のホームにも子午線が引かれています。
東経○○度の線はもちろん日本各地にずばずば通ってますけど、この135度線がなんで重要かというと、日本ではこの135度を太陽が通過する時を正午と定めているからです。
つまり明石では毎日昼の12時に太陽が必ず真南にあるというわけです。

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天文科学館の展望台正面にはでかい時計がついています。
阪神大震災で科学館も激しく揺れてあちこちが壊れ、正面にあった大時計も止まったそうです。
被災の様子や3年後にリニューアルオープンした話は、明石市のサイトに詳しく掲載されています。

天文科学館を出て、市の無料送迎バスに乗って1kmほど離れた明石公園へ移動しました。
普段はそんなサービスはありませんが、たまたまこの日の明石公園ではB-1グランプリが行われており、市役所側で観光客を会場へ誘導していたのでした。

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ところが。
会場についたら予想以上の人出で、どの店にもものすごい行列ができています。
残念ながらB-1グランプリで昼飯を食べることはあきらめ、明石城跡を見学。

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もともと天守閣のない城なので構えは地味ですが、大坂と姫路の間の要衝として江戸幕府は重要視していたようです。
明石城跡も阪神大震災で櫓や石垣が崩れたそうですが、今は修復されてどこが壊れたのかはわからなくなっています。

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明石駅の南にある魚の棚商店街に行ってみました。
地元の人は「うおんたな」と呼ぶ、その名のとおり海産物を扱う店の多い商店街です。
以前から名前は知っており、一度来てみたかった場所でした。

明石といえば明石焼き。
地元では卵焼きというそうですが、関東の人間にはあまりなじみのない食べ物です。
明石焼き専門店が商店街のあちこちにあり、どこも行列。
明石焼きだけだと昼飯にはならないような気がしたので、「喜楽」というたこ料理店で明石焼き定食を食べました。
明石焼きの正しい食べ方になったのかは不明ですが、たこ飯との相性も非常によくおいしかったです。

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明石を出て須磨に移動。
そのまんまの名前の須磨寺(すまでら)があります。

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正式には上野山福祥寺といい、平敦盛の首塚や源義経腰掛の松など、源平ゆかりの古刹でもある真言宗の寺院です。
・・・という案内でしたが、境内は山を含めて非常に広大なので、虚弱観光客の自分は一部だけ脆弱見学。
古刹ということでしたが、八角堂は最近完成したようで真新しく、他にも新しい施設を建設中。
あまり多くありませんでしたが、紅葉もありました。

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夕方大阪に戻り、新幹線で食べる弁当を阪神百貨店で買いました。
水了軒の八角弁当という弁当でふつうにうまかったのですが、帰ってから調べたら、大阪では有名な弁当屋だったのが2010年に倒産し、別の業者が商標権を買い取り「八角弁当」のブランドを守ったという戦いの歴史ある弁当だったのでした。
そんな苦労の積み重なった弁当とは全く知らず、のんきに名古屋あたりで完食してしまいましたが・・

ということで、今回の旅も終了。
京都の紅葉は一日だけでしたが、念願だった芦屋や明石にも行けて満足しました。
次回はまた桜の季節に訪れたいと思います。

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行ってみた 第59回 大阪・芦屋

毎年紅葉の季節になるとインフルエンザのように関西に行きたくなる病に感染するSYUNJIといいます。
昨年は京都嵐山を自転車で観光するという素人くさい企画を立てて痛い目にあいましたので、今年はできるだけ人の少ない隠れた紅葉の名所を徘徊することにしました。
とはいえ人出がホントに少ないかどうかは実際に現地に行ってみるまでわからないのが京都。
悩んだ末に3日間を大阪・京都・神戸方面に分ける行程にしました。(大したことない結論)

問題は3方面の順序です。
初日の天気がいまいちとの予報だったので、屋外観光中心の京都は2日目にして、この日は大阪に設定。
雨が降ったら買い物など屋内で過ごすというおばはん風の作戦を立てました。
でも新幹線で新大阪に着いたら雨はやんでおり、結局幸いなことに関西にいる間は雨には遭いませんでした。

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まず向かったのは難波八阪神社
以前テレビで見たことはありましたが、行くのは初めてです。

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境内に巨大な獅子頭があり、口の中が舞台になっています。
なんかアドベンチャー映画のセットみたいな風景ですが、神社は平安時代にはすでに存在していたそうです。
獅子頭は1974年完成。
全国の神社仏閣で凶を引き当てる凶運の妻も、ここでは見事大吉でした。

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歩いて道頓堀に移動。
大阪はそれなりに来てますが、この界隈はあまり来ない場所です。
大量の外国人観光客に混じってグリコや動くカニ看板を見たりといった今さらな観光をしてみました。

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昼になったので心斎橋でなんか食おうと思い、そば屋に入りました。
・・・新幹線で大阪まで来てなんでそばやねん、という関西方面からのツッコミが聞こえる気がしますけど、なんだかこの時はそばが食いたかったらしいです。
そばよし」という店で、大阪にいくつか店舗を構えるチェーンだそうです。
大幸寺そばという冷たいそばを食べましたが、甘めのダシにごまの香りが効いて非常にうまかったです。
大阪のど真ん中でこんなうまいそばが食えるとは思いませんでした。

午後は芦屋に行ってみました。
日本有数の高級住宅街としてその名をとどろかす芦屋ですが、特に著名な観光地ではありません。
もちろん訪れるのも初めて。
洋菓子のアンリ・シャルパンティエ本店が目的地です。

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全国の百貨店などに店舗がある有名洋菓子店で、ご存じの方も多いと思います。
菓子なら家の近所のデパートにも店があるので買えるのですが、本店にはカフェスペースが併設されており、ここでしか食べられないスイーツがあるとのこと。
以前からアンリの菓子は好きでしたが、いつか本店でスイーツを食べてみたい・・と、じじいのくせにOLみたいなことを考えていたのでした。

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本店は阪神芦屋駅前にあり、予想よりもかなり小さなお店でした。
もっとでかい構えで黒い高級車がどんどん入ってくるような広大な店舗を想像してましたが・・

クレープ・シュゼットとアシェット・ガトーを注文。
・・・サラっと書いてますけど、どっちも意味はわかってません。
クレープ・シュゼットとは?
公式サイト丸写しですが「薄く手焼きをしたクレープを、銅製の片手鍋に入れ、バター、オレンジ果汁、リキュールを用意すると、さあ、炎のパフォーマンスの始まりです。」とのこと。
確かに目の前で店員さんがセットしてフランベまでしてくれます。

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クレープといえば垢抜けない女子高生が観光地とかスーパーの1階にある安っぽい店で食ってるオヤツ、みたいなイメージですけど、アンリのクレープはもはや「食事」の領域です。
バターの風味、オレンジの香りがもう普通ではありません。(ダサい表現)
さすがは芦屋!ここでしか食えない!きぃー!・・と興奮しましたが、後で調べたら銀座のお店でも出してるそうです。

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アシェット・ガトーとは?
好きなケーキ1つとフィナンシェとバニラアイスとフルーツというバラエティなセット。
今回ケーキはモンブランにしてみました。
次回はもうないと思いますけど。
どのスイーツも予想どおりレベルが高く、破壊力抜群です。(ダサい表現)
カフェスペースは席数がそれほど多くないので少し待ちましたが、念願の本店で食べることができてよかったです。

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今回は2泊とも大阪の三井ガーデンホテル大阪プレミア
3年前開業の新しいホテルで、最上階に庭園浴場があります。
大浴場と言えるほど広くはありませんが、部屋のユニットバスに入るよりはくつろげていいと思います。
地下鉄四つ橋線肥後橋駅から少し歩きますが、肥後橋は西梅田の隣なので京都や神戸に行くにも便利でした。

ということで、旅はあと2日続きます。

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行ってみた 第58回 登別・小樽・札幌

登別温泉を出て登別マリンパークニクスに向かいました。
たぶん3度めですが、20年以上来ていませんでした。
ここも客のほとんどはバスで乗り付けた中国人団体。
イルカショーなどで客の大半が集合する場所であらためて見渡してみましたが、日本人はおそらく1割程度。
この日もし中国人団体が入場しなければ、客の入りは相当少なかったはずです。

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登別マリンパークニクスは年数のわりに施設もきれいですが、20年の間に全国で多くの水族館がオープンまたはリニューアルしたため、突出して特徴的な水族館だというわけでもありません。
やや上からな物言いになりますが、今の日本には同じようなレベルの水族館は他にもたくさんある、という状態だと思っています。
それでも中国人観光客はやはり日本の水族館の高い水準に素朴に感動していたようで、イルカのショーや展示のひとつひとつに感嘆の声を上げていました。

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外国人観光客にとって水族館は日本語の説明しかなくてもある程度楽しめる施設です。
ここからは全国の観光施設に共通する課題ですが、外国語による展示やショーの案内があれば、もっと楽しんでもらえたのではないかと思いました。

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我々夫婦はアザラシが好きで、全国の水族館を巡りアザラシを見てきましたが、登別マリンパークニクスにはゼニガタアザラシがいました。
中国の人たちはどちらかというとペンギンのほうに興味があるようで、アザラシの餌やりタイムよりもペンギンパレードのほうが人を集めていました。

しかし。
この日は朝から雨で気温も低く、屋外の見学はかなりこたえます。
(アザラシプールは外にあった)
スマホで調べたら登別の最高気温は17度でしたが、体感的にはもっと寒かったはずです。
天気は終日回復しそうになかったため、水族館を出て着るものを調達することにしました。
今年はこういう展開の旅が多い・・

千歳のアウトレットモールに立ち寄り、ネルシャツを格安の1,000円で購入。
この1枚があるとだいぶ違います。
ついでに昼飯も済ませることにしました。
中華料理店でラーメンを食いましたが、味は悪くなかったのですが汁が異様に熱く、最後まで食うのに苦労しました。

Ramen

しばらくアウトレットをうろうろしましたが、雨はやまず、札幌に行くことにしました。
高速に乗ったら雨はますます強くなり、50kmの速度規制。
こちらはレンタカーの観光客なので従順に50km前後でずるずる走りましたが、現地のクルマは雨くらいでは一切ひるむこともなく、100km以上のスピードで次々に追い抜いて行きました。

Suage

夜は友人富美男氏の案内で「Suage3 (すあげスリー)」というスープカレー店へ。
5年前にもすすきのでスープカレーを食べましたが、スパイスの味がいまいち自分の好みに合わず、もっとうまいスープカレーが食いたいと思っていたのです。
ここのカレーはスープにコクがあり非常にうまかったです。
スープカレーはどうやら「ダシ」か「スパイス」かのどちらかに比重を置いた味に大別されていて、若い人はスパイス系を、我々中高年はダシ系を求める傾向が強いようです。

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翌朝なんとか雨は上がりましたので、小樽に行ってみました。
小樽も5年ぶりですが、相変わらずルタオ・北菓楼・六花亭の苛烈なスイーツバトルは続いているようで、どのブランドも店舗をさらに拡張展開していました。
そして小樽もまた大量の中国人観光客。
東京や京都や金沢にやたらいる欧米系の観光客はあまり見かけません。
今の道内の観光地はどこもこんな感じのようです。

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昼は北一硝子三号館にあるカフェ「北一ホール」でミニ丼3点セットを食べました。
以前にも来たことがあったはずですが、全く記憶がありません。
店内は照明が全てランプで雰囲気はとてもいいのですが、正直昼間でもかなり薄暗いため、食事よりはお茶のほうがいいかもしれません。

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午後は急に思い立って天狗山にロープウェイで登ってみました。
小樽の街並みが見渡せる展望スポットですが、今の小樽では知名度はあまりないと思われ、ロープウェイもガラガラでした。

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今でこそ道内有数の観光地として再生した小樽ですが、自分が若い頃はさびれた港町でした。
当時、この天狗山に来たことがありました。
というか当時はここくらいしか観光する場所もないような街だったと思います。

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山の上にはリス園があり、ひまわりの種を食べさせることができます。
ここのリスは鎌倉によくいるタイワンリスではなくシマリス。
観光施設としては地味ですが、リスが寄ってくるとそれなりに楽しいです。

夜は札幌に戻り、夕飯を求めて大通りからすすきの周辺をさまよいました。
新ラーメン横丁をのぞいてみましたが、どこも店構えがあまりきれいでなく、客の入りもいまいちでうまそうに見えません。

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しばらく放浪の末、交差点にあるうなぎと和食の「かど屋」でうな重を食べました。
札幌に来てうなぎ食うのもどうかとも思いましたが、人気の店らしく混雑してましたので、味は間違いなさそうと判断。
外でうなぎを食べるのは浜松以来でしたが、ここのうな重もうまかったです。
ただし店内全部が禁煙ではないのが残念。
隣の席に目をやると、(たぶん)台湾人のカップルも同じうな重を食べています。
男は普通に食ってましたが、女性のほうはうなぎの小骨がどうしても気になるらしく、箸でいちいち小骨をよけて食べていました。

翌朝もなんとか雨は降らずに済みそうな空模様。
羊ケ丘展望台に行ってみました。

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ここも久しぶりでしたが、観光スポットとしては思ったほど拡張はしておらず、クラーク博士像と羊がいる展望台という身も蓋もない説明。
大観覧車やジェットコースターを作るようなこともなく、一大テーマパークとして発展させる野望はなさそうです。

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続いてサッポロファクトリーに寄ってみました。
開業直後に来たことがありましたが、当時は非常に盛況でした。
しかし今は地元民にも観光客にもそれほどの求心力はなさそうで、なぜか駐車場だけは満車だったにもかかわらず店はどこも閑散としていました。
よくある地方のおとなしいショッピングモールになってしまい、正直残念な印象。

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ファクトリーを早々に退散し、これまたベタな藻岩山へ。
山頂までは車で行けますが、駐車場から展望台へはケーブルカーに乗ります。
曇りだったため眺めはいまいちでしたが、函館よりも何倍も広い札幌の街並みに圧倒されます。

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それよりもやはり自分が子供の頃に登った藻岩山とは印象がかなり違っていました。
展望台にはオシャレなレストランが併設。
ザ・ジュエルズ (THE JEWELS)」というクイーンのアルバムみたいな名前のカジュアル・フレンチレストランでハヤシライスなんか食べてみました。
平日の昼間なので客はほとんどいませんでしたが、夜は予約が必要で、それも今の時期はかなり取りづらい状況のようです。
店の人は次々にかかってくる予約希望の電話を全部断っていました。

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この時山頂にはテレビか何かの取材で、プロスキーヤーの三浦雄一郎氏が来ていました。
(上の写真で左側に写っている青いジャケットの方が三浦氏)
かなり昔のことですが、三浦氏とは仕事で一度だけお会いしたことがあります。
80歳を超えてエベレスト登山に成功した三浦氏ですが、足取りはやはり普通の80歳とは全く違いました。
今でも毎日都内でザックを背負い足に重りをつけて、トレーニングを兼ねての散歩を行うそうです。

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今回の旅、行きは新幹線ですが帰りは飛行機。
少し早めに新千歳空港に向かいました。
5年前にも来ていますが、店や施設もかなり変わっているとの情報を仕入れたので、フライト前に少し時間をかけてターミナル内を見ておくことにしました。

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土産や飲食店のスペースはあまり変わっていないようでしたが、店はいくつか入れ替わっていたようです。
また国際線との連絡通路にあったシュタイフというドイツのぬいぐるみメーカーの展示スペースはフロアを変えて異様に拡張していました。

というわけで北海道の旅も終了。
天気がいまいちだったのが惜しいですが、それでも函館や小樽の天狗山など、20年以上行ってなかった場所に再び行けたのは良かったです。
今後も道東や道北などご無沙汰な土地をまたおさらいしてみたいと思います。

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行ってみた 第57回 函館・登別

2017年の首都圏の夏は正直異常でした。
きちんと記録を追ったわけではありませんが、8月の半分以上は雨で気温も上がらず、暑さで寝られないなどという日も数えるほど。
個人的には例年よりもラクでしたが、野菜やレジャー産業や家電販売など、多方面に影響は出たようです。

あとこれも個人的な感覚ですけど、世の中の人って思ったほど冷夏を記憶に残さない気がします。
そういうことはいちいち覚えてたらキリがないんで、「もう東京は毎年猛暑」と決めておいても日々の会話に何ら影響はないんでしょうね。
試しに忘年会あたりで「いやー今年の夏は暑かったよねぇ」などと話しかけると、おそらく大半の人が同意してくれると思うんですけど。
「いや、今年は冷夏だったよ」と正解を即答する人もあまりいないと思いますが、果たして?

そんなまぼろし冷夏のさなか、さらに低温な北海道に出かけてみました。
ここ数年は全都道府県制覇の野望を実現すべく山陰や北陸に遠征しており、主要な観光地はおおむね踏破済みの北海道には5年ほど行っておりませんでした。
ただし北海道と言っても広いので、場所によっては20年以上ご無沙汰という土地もあります。
今回は函館がまさに24年ぶりでした。

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どちらかというと飛行機のほうが好きな自分ですが、函館まで昨年開業した北海道新幹線に初めて乗ってみることにしました。
東京から函館(正確には新函館北斗駅)は4時間程度。
その昔青函連絡船がだいたい4時間かけて青森から函館まで運行していたことを考えると、やはり早いです。
特に途中寝てたりするとホントにあっという間。
青函トンネルは20分間くらいで通過しますが、それ以外にもトンネルは多いので思ったほど感動はありません。
本当は函館市街で食事したかったのですが、今回は昼過ぎに新函館北斗に着く便だったので、車内で弁当を食う作戦を取りました。

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無事に新函館北斗駅に到着。
駅前はホテルが1軒にレンタカー店が数軒あるくらいで、発展はこれからと思われます。
函館中心部までは鉄道でも車でも30分程度はかかる距離。
正直函館観光においては不便ですが、こうなった理由はやはりあるようです。

現在の函館駅は構造的に奥まった終着駅のため、札幌までの延伸を前提に新幹線駅を作るとどうしてもスイッチバックになってしまいます。
新幹線としては終着駅でもないのにスイッチバックだと、運転士の交代か移動により停車時間も長くなり、何かと不都合。
(そもそも新幹線ではスイッチバック運行は認められていないそうですけど)
現五稜郭駅を新幹線駅とし、スイッチバックしてでも函館駅に新幹線車両を乗り入れさせたらええやんけという意見もあったようですが、そうなると建設費約1千億円が全額地元負担となり、北海道からは現実的にムリとの回答があったそうです。
ということで、今後札幌まで延伸した時にも停車時間が短くて済むよう新函館北斗駅を作ったとのこと。

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新函館北斗駅でレンタカーを借り、市街地へ。
赤レンガ倉庫や正ハリストス協会などを24年ぶりに見てまわりましたが、脳も24年分劣化しており記憶はほとんどありません。

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五稜郭に行ってみました。
正確には五稜郭タワーに登っただけですけど。
ここも24年ぶりのはずですが、外壁も中身も非常にきれいになっていました。
後日友人から教えられて初めて気づいたのですが、以前よりも展望台が高くなったそうです。
調べてみると初代タワー展望台は高さ45m。
2006年に新しく開業した現タワーの展望台は90mと倍になっています。
言われてみれば確かに記憶にあった五稜郭よりも全景がよく見えました。

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最近東京スカイツリーなどにもある「足元の床が透けて見える」ポイントが、五稜郭タワー展望台にもありました。
と言っても床が網状ではなく、透明アクリル板でできてる状態。
基本的にこの手の場所には恐怖を一切感じないタチなので、どすどす近寄って足の真下の風景を眺めていました。
たぶん網状の床でも喜んで飛び跳ねたりすると思います。(変態)

五稜郭は長いこと「星形の西洋式城郭」くらいの知識しか持ってませんでしたが、最近少しずつですが幕末に関する本を読むようになり、榎本武揚や土方歳三に関する情報も仕入れるようになりました。
当たり前ですけど、こうした歴史的背景をふまえて史跡をめぐると印象が全く違ってきます。
というか本来史跡見学はそういうもんですね。
中年になってやたら京都に行くようになりましたが、実は歴史に関する教養は中学生レベルのままなので、いずれ改めようとは思っています。(思うだけ)

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この日の宿は五稜郭に近いホテルネッツ函館
調べたら平成20年4月開業だそうですが、印象としてはもっと新しい気がしました。

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ホテルのそばの「いか清」というイカ自慢の居酒屋に入ってみました。

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今年はイカ漁も始まった時期は記録的不漁などと言われたものの、8月に入って盛り返したようです。
イカそうめんやメンチやまかない丼やゲソ焼きなどどれもおいしくいただきました。

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イカ料理を堪能した後、市電とロープウェイを乗り継いで函館山に登ってみました。
この日は晴れだったので夜景コンディションは万全。
函館の夜景を見るのは3回目ですが、24年前に登った時は霧で視界がいまいちだった記憶があります。
また山頂に行く手段にはバスやタクシーもありますが、やはりロープウェイがおすすめ。
バスは値段が安いものの、混雑していると時間も意外にかかる上、暗い山道をぐりぐり登るのでうっかりすると酔います。

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日本や世界の三大夜景にもよく数えられる函館。
確かに長崎や香港の夜景も見事ですが、函館は両側が海という特殊な地形で街がコンパクトにまとまっているので、個人的には世界一でいいと思っています。

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翌朝は曇り。
大沼公園に行ってみました。

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大沼周辺は昔とそれほど変わっていませんでした。
駒ヶ岳は相変わらず雄大で、大沼の湖面に美しく反射しています。
空が青ければもっといい景色。

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ハーベスター八雲」というレストランに寄ってみました。
ここも以前来たことがありますが、その時はお茶を飲んだだけでした。

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当時はケンタッキー・フライドチキンの実験農場でしたが、2012年に実験農場ではなくなり、今は別会社が経営しているようです。
あまり深く考えずパスタやピザを食べましたが、後で調べたらここの目玉商品は今もチキンだそうです。
しまった・・

この店にはオープンテラス席があり、海の向こうには羊蹄山も見える絶景レストランです。
・・・が、確かに羊蹄山は見えましたが、やはり天気が悪いと眺めもいまひとつ。

室蘭にも行ってみました。
道内の著名観光地に比べて影が薄い土地ですが、室蘭にはひとつ強烈な思い出があります。
昔泊まったホテルのそばにあったラーメン屋でホタテラーメンを食べたのですが、このラーメンは今でも生涯で食べた中でも一番うまかったです。
おばちゃんが一人でやってる店でしたが、客は我々夫婦以外におらず、破壊力抜群のラーメンを堪能し、おばちゃんといろいろ話をして最後は記念撮影までしてしまいました。
自分は旅は好きですが、現地の人とのふれあいを楽しむといったマネは基本的にできないタイプの人間です。
なのでこの室蘭のラーメンは今でも忘れることのできない思い出です。

その後ネットで調べていくうち、この店は閉店してしまったことを知りました。
今回室蘭に立ち寄った時に店の跡地を訪ねてみようかと一瞬思いましたが、思い出はそのまま残しておくことにして、地球岬に進みました。

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地球岬は「地球が丸いことを認識できる岬」という意味だと思っていましたが、それは後から付いた話で、もとはアイヌ語で「断崖」を意味する「チケプ」に由来しているようです。
灯台から海を見てみましたが、水平線は昔ほど丸くは感じませんでした。
天気が悪く水平線もいまいちボケて見えたせいかもしれません。
似たような地形に犬吠埼がありますが、こちらのほうが丸いことがはっきりわかる気がしました。

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灯台のふもとには地球の枠がついた電話ボックスもあります。
地球とは関係ない話ですが、電話ボックスでテレホンカードを使って電話をかけたことがないという若者が激増してるらしいスね。

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室蘭港で偶然豪華客船「飛鳥II」が停泊しているのを見かけました。
仙台から室蘭・釧路を回って仙台に戻るという航行のようです。
地元の人にとっても入港は珍しいらしく、港の駐車場には飛鳥IIを見に来た人たちが次々と現れ、写真を撮ったりしていました。

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この日は登別温泉の「パークホテル雅亭」に泊まりました。
登別は何度か泊まったことがありますが、この宿はたぶん初めてです。
食事は全てバイキングでしたが、量や食べるものの調節ができるので最近はバイキングのほうがありがたいと感じます。

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この日は客のほとんどが外国人(たぶん中国人)。
まあすでに夏休みも終わっている平日だったのでそんなもんでしょうけど。
ただその中国人の宿泊客も、日本の宿のスタイルにはかなり慣れていると思われました。
年齢層は様々でファミリーが多かったのですが、風呂でもバイキングでも目に余るようなマナーの悪さというものを感じることは全くなく、子供からお年寄りまで、温泉の使い方や食べ物を取る時にお互いに気を使うなどの所作はむしろ見事なくらいでした。
やはり北海道、それも登別温泉を目指してやってくる観光客は、おそらくは「初めて日本に来た」という人は少ないのではないかと思われます。

天気は残念ながらこの日から下り坂で、翌日以降毎日雨に当たることになります。
ということで旅はまだ続きます。

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行ってみた 第56回 裏磐梯・栃木

味噌田楽を食べたあと会津若松の街を散策しようと店を出たとたん、ゲリラ豪雨並みの大雨。
しばらく市街をうろうろしましたが、気温も低く止む気配もないので、この日の宿である猫魔に早めに移動することにしました。
猫魔までは磐梯ゴールドラインという観光道路を通って1時間程度。

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ゴールドラインのあちこちにまだ雪が残っていました。

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残雪は路面ではなく通行に影響はなかったのですが、5月に雪を見るというのは新鮮な体験です。
以前も連休に長野から富山に抜ける安房峠を越えた時に残雪を見たことがありますが、雪の量は今回のほうが多い気がしました。
ただし雪自体は泥だらけであまり美しい光景ではありませんでしたが・・

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途中桧原湖にも寄ってみましたが、小雨のなか観光客はほとんどおらず、土産物屋も4時くらいで店じまいの準備を始めていました。
近くに五色沼という美しい観光ポイントもあるのですが、先月の東寺見学の悲劇が脳裏をかすめ(大げさ)、この寒さの中散策する気力はもうありませんでした。(虚弱)

この日の宿は裏磐梯レイクリゾート
以前は「裏磐梯猫魔ホテル」で、名前は変わりましたが10年前にも泊まったホテルです。

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連休谷間の平日だったので満室ではなく、食堂も大浴場もかなり余裕がありました。
最近日本中の観光地で当たり前に見かける外国人観光客もそれほどいません。
食事は夜も朝もバイキングでしたが、ここのバイキングはかなりレベルが高いです。
具体的に「これがうまい」と特定できませんが、地方のホテルにありがちな味の落ちる雑なバイキングではなく、種類も多くどのメニューも非常にいい味です。
こういう時少食はつくづく不利。

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翌朝は逆襲の晴天。(意味不明)
キレ気味にホテルを出て、名家(みょうけ)というところに行ってみました。

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特に観光物件があるわけでもない場所ですが、猪苗代観光協会のサイトでも桜の名所として紹介されており、桜は文字通りムダにきれい。
秋元発電所のわきに桜が固まって咲いています。

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見ている人は誰もいません。
小さな広場のような場所ですが、公園のように整備されているわけでもなく、ベンチも看板もない微妙なスペース。
日によってはイベントなどあるのかもしれませんが、いずれにしてももったいない咲きっぷりです。

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地元の人は前の晩から場所取りでブルーシートを敷いて新入社員を置き去りにしたり会社の名前をスプレーで大書きしたりといった下品なことはしないんだろうなぁ。
誰もいない美しい桜並木を眺めながら、そんな腐敗した感想を思い浮かべました。

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猪苗代町の亀ヶ城跡に移動。
会津若松の鶴ヶ城に対して亀ヶ城というそうですが、戊辰戦争により建物は焼失して残っておらず、跡地が公園になっています。
ここも桜がたくさん咲いていました。

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この桜も見事です。
城跡なので小高い丘のようになっており、桜のむこうに磐梯山を望める絶景スポット。

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やはりこの日は人がおらず、地元民が数人散歩したりカメラを構えるだけ。
あああもったいない。(貧乏性)
公園入口では翌日からの祭りの準備が始まっていたので、祭り開催中はもっとにぎやかなのでしょう。

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続いて磐梯山の山腹にある天鏡台という場所に行ってみました。

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山から猪苗代の街と湖が見渡せる展望ポイントで、ここにも桜が並んでいますが、亀ヶ城より標高が高く、まだ一本も咲いてませんでした。
車で20分程度のわずかな移動でこうも風景が違うものかと驚かされました。
後で調べたら、ここの桜は八重桜でそもそもの開花が遅い品種のようです。

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東北道のサービスエリアで昼飯を食べ、途中で高速を下りて蔵の街栃木市へ。
ここも6年前に来たことがあります。
6年前に閉店した福田屋百貨店は、建物はそのままで中身は1階が東武百貨店で2階から上が市役所庁舎になっていました。

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連休中は市街地を流れる巴波川の上にそよぐたくさんのこいのぼりを見ることができます。
偶然舟に乗った新婚さんを見かけました。
地域の伝統的な慣習というほど堅苦しい雰囲気ではなさそうで、新郎新婦は川を眺める人々に手を振っていました。

というわけで、福島桜の旅も終了。
今年に限ったことだったかもしれませんが、連休中にこれだけの桜を見ることができて非常によかったです。
自分は旅は好きだが人混みが苦手というバチあたりな観光客ですが、どこに行っても連休中でありながら人出の少なさが非常にありがたかったです。
ただしそれは福島の観光客数はまだ震災前のレベルには戻っておらず、地元の人々にとってはまだ厳しい状況にある、ということだと思われます。
いずれにしても、こうして福島県を訪れることで自分も少しでも復興に貢献できたらと思いました。
次回は桜以外の季節にまた訪れてみたいと思います。

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行ってみた 第55回 猪苗代・会津若松・喜多方

先月京都にて桜は満開だけど雨と寒さでやや厳しい旅を経験したわたくしですが、懲りずにゴールデンウィークは福島に出かけることにしました。
福島に行くのは10年ぶりで、震災以降初めてです。
実は3年前の連休に行く予定で会津に宿も予約したのですが、出かける2日前に猛烈な下痢に襲われ、2つの宿予約をキャンセルし、あえなく旅行を断念したという経緯があります。

すでに連休前時点で桜前線は弘前あたりまで達していたので、正直福島県でのお花見はもうそれほど期待はしていませんでした。
場所や種類により咲いてたらラッキーくらいの感じで5日前くらいに会津若松と猫魔に宿を予約。
福島県内の桜開花情報は日々確認していましたが、大半の名所がすでに散った後。
わずかに残る標高の高い場所をチェックしました。

まず向かったのは猪苗代町の観音寺川沿いの桜並木。

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猪苗代湖の北東岸に位置します。
下流側のあまり広くない駐車場は思ったより混雑していましたが、ほとんどが地元の人たちで県外からの観光客はあまりいないようでした。

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ここの桜はとにかくやたらにきれいでした。
天気も良く風もおだやかで、雪の残る磐梯山をバックに咲きほこる光景は観光ポスターか絵葉書のようです。
目黒川のように混雑しておらず、車も入ってこないし、傾斜があるため流れが速く水がきれいです。
何より場所取りブルーシートやカラオケや酔客といった下品なものが存在しません。
屋台はいくつか出ていますが、ありがちな大音量の演歌や若者のヘタクソなバンド演奏などもなく、みなさんなごやかに花見を楽しんでいます。

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つくづくこうしたスタイルは理想的だと感じます。
地元の方に混じって屋台でおにぎりを買い、満開の桜の下で幸せなひとときを過ごしました。
もちろんこうした地域密着の桜名所は他にもあるとは思いますが、旅の最初の目的地をここに選んで正解でした。

湖から峠を降りて会津若松市内へ。
鶴ヶ城に行ってみました。

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観音寺川から車で1時間もかからない距離ですが、標高が違うためソメイヨシノは全て散っており、八重桜やしだれ桜が少し咲いている状態。

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鶴ヶ城も10年ぶりですが、記憶はほとんどありません。
最近幕末に関する興味が少しだけわいており、関連本をいくつか読んでいますが、そうした歴史的背景をふまえて城に入るとやはり見え方が変わってきます。
会津の人は今も山口や鹿児島に対して複雑な思いを抱いていると言われますが、松平容保の境遇や白虎隊の悲劇を知ってしまうと、それも致し方ないとも思います。

続いて喜多方に行ってみました。
喜多方と言えばラーメンと蔵の街。
・・・なのですが、実は喜多方も二度目ですが会津若松以上に記憶がありません。
ラーメンを食ったかどうかすらあやふや。
今回の目的は桜です。

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喜多方の桜並木と聞いて「ああーあそこね」とすぐ反応できる人もそれほど多くないのではないでしょうか。
日中線記念自転車歩行者道という、かつて線路があった2kmほどの場所を歩道にして、しだれ桜の並木を作っている場所があるのです。
「喜多方さくらまつり」ののぼりはありましたが、地味さ加減では観音寺川以上でした。
桜が若干盛りを過ぎたせいもあるのかもしれませんが、酔客はおろか屋台も出ておらず、人もあまりいません。

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この日は日曜でネットでも「駐車場は大混雑が予想される」などといったアオリがあったのですが、全然余裕。(しかも駐車場は無料)
散り始めとはいえ、延々続くしだれ桜の並木は圧倒的な美しさ。
これ都内だったら間違いなくブルーシートと演歌とテキヤとよっぱらいの大集合になるはずです。
贅沢な花見となりました。

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この日は会津若松に泊まる予定だったので、桜を見ただけで喜多方をあとにしました。
ラーメンや蔵を一切堪能することなく喜多方を出るというデタラメな観光。
・・・まあラーメンと蔵に興味が全くないわけでもないのですが、翌日は雨予報だったのでこの日のうちに桜をできるだけ見ておきたかったのです。

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夕飯は会津若松の「田季野」というわっぱ飯で有名な店に行きました。
この店は以前も来たことがあり、店構えや部屋の中の記憶もわりと残っていました。
古いせいか店内は照明がやや暗いのですが、そこがまたいい雰囲気。
10年ぶりのわっぱ飯はやはり感動的なうまさでした。

翌朝は予報どおり雨。
終日雨予報のため、花見をはずした観光を画策しました。
まず大内宿に行ってみました。
山あいに茅葺き屋根の家が並ぶ、最近むやみに有名になった宿場町です。

Outijuku1

Outijuku2

大内宿は初めてです。
会津若松から車で1時間弱の距離ですが、連休谷間の平日で雨も降っていて気温も低いせいか、観光客はあまりいませんでした。

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Outijuku4

会津は10年ぶりでしたが、10年前には大内宿の存在すら知りませんでした。
外国人も含めて人気のスポットとなったのは間違いなくここ数年の話です。
うわさ通りの時代劇のセットのような風景。
大内宿といえば箸の代わりにネギで食う「ねぎそば」が名物ですが、まだ早い時間だったので食べませんでした。

Heturi1

大内宿から車で20分くらいのところにある「塔のへつり」という奇岩観光ポイントに寄りました。
ここは20年以上前ですが一度来たことがあります。

Heturi2

Heturi4

川岸の崖が流れによって浸食され覆道のような形になっており、岩がえぐられた部分を歩くことができるのですが、柵もなく川に落ちそうなところもあります。
高所恐怖症の人にはキツイ観光名所ですが、自分はバカなのでこういうスリリングな場所が大好きです。
ただ地震か災害の影響でしょうか、以前に比べて歩ける部分がかなり制限されていた気がしました。

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Yunokami2

会津若松に戻る途中、会津鉄道の湯野上温泉駅に立ち寄りました。
ここもまだ桜が満開。
駅の横には足湯もあります。

Yunokami3

Yunokami4

小さな駅舎は観光客でいっぱい。
列車が駅に入ってくると、大小さまざまなカメラを構えたおっさん達が競ってシャッターを切っていました。
桜と列車と田舎の駅舎は確かに被写体としてはレベルが高いです。
来るまで全く知りませんでしたが、鉄道界ではわりと有名な撮影ポイントのようでした。

Mitutaya1

昼は会津若松の満田屋へ。
味噌田楽の有名店で、ここにも10年前にも来ています。
やはり街中にはあまり人がいないのに、この店は混んでいました。

Mitutaya2

Mitutaya3

久しぶりに食べる田楽はやはりうまいです。
実は味噌田楽はそれほど好みでもないのですが、ここ満田屋の田楽は別格です。

旅はあと一日半続きます。

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行ってみた 第54回 佛光寺・妙顕寺・東寺

二日目の朝、起きたら窓の外は落胆の大雨。
予報では午後には止むような感じだったので、かすかに期待を寄せつつまずはホテルのすぐ南にある佛光寺へ。
この寺も初めてです。

Bukkouji1

浄土真宗佛光寺派に属する寺で、大師堂と阿弥陀堂の前には大きな紅しだれ桜がありました。
この紅しだれ桜は秩父宮・高松宮・三笠宮の皇族方の手により昭和47年にに植えられたそうです。

Bukkouji2

Bukkouji3

七分咲きというところでしたが、幅がかなり大きく見応えがあります。
この寺も観光客はおらず、地元の人に親しまれる地域密着型の桜の名所です。

次の目的地は堀川通りを北上したところにある妙覚寺。
四条駅前からバスに乗って移動しようとしましたが、行先が金閣寺方面のためか異様に混雑しています。
2本ほど見送ってみましたが、どのバスも同じようにすし詰めで乗れない状態。
仕方なく地下鉄を使うことにしました。
鞍馬口駅で降りて10分ほど西に歩いて妙覚寺を目指します。
なんとか雨は止みました。

Myoukakuji1

Myoukakuji2

10年ほど前に妙覚寺には来ています。
門の手前に桜の木が数本あり、八重桜はまだ大半がつぼみですが、他は満開。
境内は意外に広い寺ですが、観光客は全くいません。
地元の人が自転車で通りがかって見事な桜にしばし見とれる、という場所です。

Suika1

妙覚寺から歩いて5分の水火天満宮に移動。
ここも以前来たことがあり、紅しだれ桜が見事な小さな神社です。

Suika2

桜の写真を撮りに来た人が数人。
中には明らかに家族でない年配男性と着物姿の妙齢女性という異様にはしゃぐ二人連れがいました。

続いて本法寺
日蓮宗の寺ですが、桜の木があちこちにあります。

Honpouji1

Honpouji2

境内は思ったより広いですが、建物と木が複雑に入り組んだ感じで、開放感はそれほどありません。
小さな塔があり、桜の背景にするといい感じです。

妙顕寺はこの日一番時間をかけて見学しました。
広い境内に様々な建物と桜があり、順路が丁寧に案内されており、写真スポットも日本語と英語でわかりやすく示してあります。

Myokenji1

Myokenji2

妙顕寺も日蓮宗の寺で、日蓮の孫弟子にあたる日像が後醍醐天皇より領地を与えられて建立したとのこと。
妙顕寺・妙覚寺と、前の日に訪れた立本寺の三寺で「龍華の三具足」と呼ばれているそうです。

Myokenji3

Myokenji4

桜も種類が豊富できれいでしたが、小さな庭も趣きがあってよかったです。
なにより竜安寺や詩仙堂のような混雑が全くなく、しばし庭の貸し切り鑑賞。
何度来てもこういう場所を発掘できるのも京都の旅のいいところ。

Myorenji1

堀川通りを横断して妙蓮寺へ。
似たような名前の寺が続いて多少混乱。
宗派を選んで巡ったわけではありませんが、ここも日蓮宗の寺です。

Myorenji2

Myorenji3

桜は咲いていましたが、妙顕寺に比べてやや地味な印象。
妙蓮寺は鎌倉時代創建ですが、何度か火災などで焼失・移転しており、現在の寺は江戸後期再建だそうです。

Gyoen1

Gyoen2

京都御苑に行ってみました。
しだれ桜や山桜は満開。
八重桜は満開まであと10日くらいといったところ。

Gyoen3

Gyoen4

さすがに御苑は人がそれなりに来ていますが、そもそも広いので混雑というほどではありません。
外国人が桜を背景にグラスに入れたビールという不思議な写真を撮っていました。

丸太町駅前に「ごはん日和」という和食の店があったので入ってみました。

Gohanbiyori

ちょうど昼時だったので少し待ちましたが、西京焼き定食はうまかったです。
あとで調べたら京都にいくつか店舗があるようです。

午後は久しぶりに東寺に行ってみました。

Toji1

東寺へのアプローチはバスか鉄道ですが、鉄道では意外に難しいことも今回わかりました。
近鉄の東寺駅からは歩くと思ったより距離があります。
五重の塔がでかいので近くに感じるのですが、東の正門まではおそらく10分近くは歩くのではないかと思われます。
京都駅からも五重の塔が見えるのですぐ近くにあるような気になりますが、近鉄東寺駅からよりも遠く、おそらくは1km以上あると思われます。
雨だったら京都駅発のバスに乗るか、タクシーで行ったほうがいいんでしょうね。

で、今回自分は愚かにも地下鉄九条駅から行ってみました。
(地下鉄・バス二日乗車券を持っていたので。)
しかし九条駅も東寺まではまた遠く、歩くとムカつく距離で雨や風の日はおすすめできません。
ほなバスに乗ればOKでっしゃろと思ってバス停に行ってみると、本数が異様に少ないことに気づきました。
京都駅からそう遠くない世界遺産なのでバスも九条駅前からばんばんあるやろと思っていたのですが、そうではないようです。
九条駅は駅前商店街もなく、タクシーも全然通る気配すらなし。
絶望的な気分で地図に目をやると、打開策が見えてきました。(大げさ)

ポイントは九条駅から九条通りを西に5分ほど歩いて市バスの車庫まで行くこと。
この九条車庫まで来ると、その車庫前バス停からは東寺方面に行けるバスがかなりあります。
そもそも地下鉄で東寺を目指す人もあまりいないとは思いますが、この情報を知っていればアプローチはかなり楽です。

Toji2

グダグダ騒いだわりには結果的にわりとすんなり東寺入り。
世界遺産なので入場券売り場には長蛇の列。
時刻は午後1時半でしたが、雨はあがったのに気温がかなり下がってきました。

Toji3

Toji4

それでもさすがは東寺。
塔の周辺に様々な種類の桜が咲き乱れ、ソメイヨシノは満開です。
紅しだれ桜はやはりまだこれからという状態。

しかし。
風も強く、屋外で桜を眺めるにはかなり厳しい状況になってきました。
前日はかなり蒸していたため、この日は薄着で来ていました。
桜咲き誇る世界遺産に来たにも関わらず、寒さに耐えきれず伽藍や仏像も一切見ることなく30分ほどで退散してしまいました。(バチあたり)

バスで京都駅に戻り、ユニクロに直行。
カーディガンをわしづかみにしてレジの人に「今すぐ着る」ことを伝えてタグを切ってもらいました。
ふと周囲を見ると、自分たちと同じように寒さに耐えかねてユニクロに飛び込んだとおぼしき観光客ばかり。
買ったばかりのカーディガンや上着を店の前で着るという人がたくさんいました。
後で記録を調べたら京都の11時の気温は16.9度、14時は15.0度。
感覚的には10度くらいに思ってましたので、少し意外な数字。
一番気温の上がる時間帯に2度近く下がっていますし、風も強かったので寒く感じたものと思われます。

時間的にもう観光に出る余裕はありませんでした。
カーディガンを着込んでやっと落ち着いたので、駅の上の茶屋で最後の休憩。
その後JR伊勢丹の地下で土産を物色しましたが、以前に比べて混雑は多少緩和されていたような気がしました。

ということで京都桜の旅も終了。
満開に当たったのは幸運でしたが、2日間とも天候がいまいちだったのはやはり残念でした。
来年どこで桜を見ることになるかわかりませんが、花も天気も体調も良いことを今から祈りたいと思います。

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