行ってみた 第58回 登別・小樽・札幌

登別温泉を出て登別マリンパークニクスに向かいました。
たぶん3度めですが、20年以上来ていませんでした。
ここも客のほとんどはバスで乗り付けた中国人団体。
イルカショーなどで客の大半が集合する場所であらためて見渡してみましたが、日本人はおそらく1割程度。
この日もし中国人団体が入場しなければ、客の入りは相当少なかったはずです。

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登別マリンパークニクスは年数のわりに施設もきれいですが、20年の間に全国で多くの水族館がオープンまたはリニューアルしたため、突出して特徴的な水族館だというわけでもありません。
やや上からな物言いになりますが、今の日本には同じようなレベルの水族館は他にもたくさんある、という状態だと思っています。
それでも中国人観光客はやはり日本の水族館の高い水準に素朴に感動していたようで、イルカのショーや展示のひとつひとつに感嘆の声を上げていました。

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外国人観光客にとって水族館は日本語の説明しかなくてもある程度楽しめる施設です。
ここからは全国の観光施設に共通する課題ですが、外国語による展示やショーの案内があれば、もっと楽しんでもらえたのではないかと思いました。

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我々夫婦はアザラシが好きで、全国の水族館を巡りアザラシを見てきましたが、登別マリンパークニクスにはゼニガタアザラシがいました。
中国の人たちはどちらかというとペンギンのほうに興味があるようで、アザラシの餌やりタイムよりもペンギンパレードのほうが人を集めていました。

しかし。
この日は朝から雨で気温も低く、屋外の見学はかなりこたえます。
(アザラシプールは外にあった)
スマホで調べたら登別の最高気温は17度でしたが、体感的にはもっと寒かったはずです。
天気は終日回復しそうになかったため、水族館を出て着るものを調達することにしました。
今年はこういう展開の旅が多い・・

千歳のアウトレットモールに立ち寄り、ネルシャツを格安の1,000円で購入。
この1枚があるとだいぶ違います。
ついでに昼飯も済ませることにしました。
中華料理店でラーメンを食いましたが、味は悪くなかったのですが汁が異様に熱く、最後まで食うのに苦労しました。

Ramen

しばらくアウトレットをうろうろしましたが、雨はやまず、札幌に行くことにしました。
高速に乗ったら雨はますます強くなり、50kmの速度規制。
こちらはレンタカーの観光客なので従順に50km前後でずるずる走りましたが、現地のクルマは雨くらいでは一切ひるむこともなく、100km以上のスピードで次々に追い抜いて行きました。

Suage

夜は友人富美男氏の案内で「Suage3 (すあげスリー)」というスープカレー店へ。
5年前にもすすきのでスープカレーを食べましたが、スパイスの味がいまいち自分の好みに合わず、もっとうまいスープカレーが食いたいと思っていたのです。
ここのカレーはスープにコクがあり非常にうまかったです。
スープカレーはどうやら「ダシ」か「スパイス」かのどちらかに比重を置いた味に大別されていて、若い人はスパイス系を、我々中高年はダシ系を求める傾向が強いようです。

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翌朝なんとか雨は上がりましたので、小樽に行ってみました。
小樽も5年ぶりですが、相変わらずルタオ・北菓楼・六花亭の苛烈なスイーツバトルは続いているようで、どのブランドも店舗をさらに拡張展開していました。
そして小樽もまた大量の中国人観光客。
東京や京都や金沢にやたらいる欧米系の観光客はあまり見かけません。
今の道内の観光地はどこもこんな感じのようです。

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昼は北一硝子三号館にあるカフェ「北一ホール」でミニ丼3点セットを食べました。
以前にも来たことがあったはずですが、全く記憶がありません。
店内は照明が全てランプで雰囲気はとてもいいのですが、正直昼間でもかなり薄暗いため、食事よりはお茶のほうがいいかもしれません。

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午後は急に思い立って天狗山にロープウェイで登ってみました。
小樽の街並みが見渡せる展望スポットですが、今の小樽では知名度はあまりないと思われ、ロープウェイもガラガラでした。

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今でこそ道内有数の観光地として再生した小樽ですが、自分が若い頃はさびれた港町でした。
当時、この天狗山に来たことがありました。
というか当時はここくらいしか観光する場所もないような街だったと思います。

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山の上にはリス園があり、ひまわりの種を食べさせることができます。
ここのリスは鎌倉によくいるタイワンリスではなくシマリス。
観光施設としては地味ですが、リスが寄ってくるとそれなりに楽しいです。

夜は札幌に戻り、夕飯を求めて大通りからすすきの周辺をさまよいました。
新ラーメン横丁をのぞいてみましたが、どこも店構えがあまりきれいでなく、客の入りもいまいちでうまそうに見えません。

Kadoya

しばらく放浪の末、交差点にあるうなぎと和食の「かど屋」でうな重を食べました。
札幌に来てうなぎ食うのもどうかとも思いましたが、人気の店らしく混雑してましたので、味は間違いなさそうと判断。
外でうなぎを食べるのは浜松以来でしたが、ここのうな重もうまかったです。
ただし店内全部が禁煙ではないのが残念。
隣の席に目をやると、(たぶん)台湾人のカップルも同じうな重を食べています。
男は普通に食ってましたが、女性のほうはうなぎの小骨がどうしても気になるらしく、箸でいちいち小骨をよけて食べていました。

翌朝もなんとか雨は降らずに済みそうな空模様。
羊ケ丘展望台に行ってみました。

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ここも久しぶりでしたが、観光スポットとしては思ったほど拡張はしておらず、クラーク博士像と羊がいる展望台という身も蓋もない説明。
大観覧車やジェットコースターを作るようなこともなく、一大テーマパークとして発展させる野望はなさそうです。

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続いてサッポロファクトリーに寄ってみました。
開業直後に来たことがありましたが、当時は非常に盛況でした。
しかし今は地元民にも観光客にもそれほどの求心力はなさそうで、なぜか駐車場だけは満車だったにもかかわらず店はどこも閑散としていました。
よくある地方のおとなしいショッピングモールになってしまい、正直残念な印象。

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ファクトリーを早々に退散し、これまたベタな藻岩山へ。
山頂までは車で行けますが、駐車場から展望台へはケーブルカーに乗ります。
曇りだったため眺めはいまいちでしたが、函館よりも何倍も広い札幌の街並みに圧倒されます。

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それよりもやはり自分が子供の頃に登った藻岩山とは印象がかなり違っていました。
展望台にはオシャレなレストランが併設。
ザ・ジュエルズ (THE JEWELS)」というクイーンのアルバムみたいな名前のカジュアル・フレンチレストランでハヤシライスなんか食べてみました。
平日の昼間なので客はほとんどいませんでしたが、夜は予約が必要で、それも今の時期はかなり取りづらい状況のようです。
店の人は次々にかかってくる予約希望の電話を全部断っていました。

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この時山頂にはテレビか何かの取材で、プロスキーヤーの三浦雄一郎氏が来ていました。
(上の写真で左側に写っている青いジャケットの方が三浦氏)
かなり昔のことですが、三浦氏とは仕事で一度だけお会いしたことがあります。
80歳を超えてエベレスト登山に成功した三浦氏ですが、足取りはやはり普通の80歳とは全く違いました。
今でも毎日都内でザックを背負い足に重りをつけて、トレーニングを兼ねての散歩を行うそうです。

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今回の旅、行きは新幹線ですが帰りは飛行機。
少し早めに新千歳空港に向かいました。
5年前にも来ていますが、店や施設もかなり変わっているとの情報を仕入れたので、フライト前に少し時間をかけてターミナル内を見ておくことにしました。

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土産や飲食店のスペースはあまり変わっていないようでしたが、店はいくつか入れ替わっていたようです。
また国際線との連絡通路にあったシュタイフというドイツのぬいぐるみメーカーの展示スペースはフロアを変えて異様に拡張していました。

というわけで北海道の旅も終了。
天気がいまいちだったのが惜しいですが、それでも函館や小樽の天狗山など、20年以上行ってなかった場所に再び行けたのは良かったです。
今後も道東や道北などご無沙汰な土地をまたおさらいしてみたいと思います。

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行ってみた 第57回 函館・登別

2017年の首都圏の夏は正直異常でした。
きちんと記録を追ったわけではありませんが、8月の半分以上は雨で気温も上がらず、暑さで寝られないなどという日も数えるほど。
個人的には例年よりもラクでしたが、野菜やレジャー産業や家電販売など、多方面に影響は出たようです。

あとこれも個人的な感覚ですけど、世の中の人って思ったほど冷夏を記憶に残さない気がします。
そういうことはいちいち覚えてたらキリがないんで、「もう東京は毎年猛暑」と決めておいても日々の会話に何ら影響はないんでしょうね。
試しに忘年会あたりで「いやー今年の夏は暑かったよねぇ」などと話しかけると、おそらく大半の人が同意してくれると思うんですけど。
「いや、今年は冷夏だったよ」と正解を即答する人もあまりいないと思いますが、果たして?

そんなまぼろし冷夏のさなか、さらに低温な北海道に出かけてみました。
ここ数年は全都道府県制覇の野望を実現すべく山陰や北陸に遠征しており、主要な観光地はおおむね踏破済みの北海道には5年ほど行っておりませんでした。
ただし北海道と言っても広いので、場所によっては20年以上ご無沙汰という土地もあります。
今回は函館がまさに24年ぶりでした。

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どちらかというと飛行機のほうが好きな自分ですが、函館まで昨年開業した北海道新幹線に初めて乗ってみることにしました。
東京から函館(正確には新函館北斗駅)は4時間程度。
その昔青函連絡船がだいたい4時間かけて青森から函館まで運行していたことを考えると、やはり早いです。
特に途中寝てたりするとホントにあっという間。
青函トンネルは20分間くらいで通過しますが、それ以外にもトンネルは多いので思ったほど感動はありません。
本当は函館市街で食事したかったのですが、今回は昼過ぎに新函館北斗に着く便だったので、車内で弁当を食う作戦を取りました。

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無事に新函館北斗駅に到着。
駅前はホテルが1軒にレンタカー店が数軒あるくらいで、発展はこれからと思われます。
函館中心部までは鉄道でも車でも30分程度はかかる距離。
正直函館観光においては不便ですが、こうなった理由はやはりあるようです。

現在の函館駅は構造的に奥まった終着駅のため、札幌までの延伸を前提に新幹線駅を作るとどうしてもスイッチバックになってしまいます。
新幹線としては終着駅でもないのにスイッチバックだと、運転士の交代か移動により停車時間も長くなり、何かと不都合。
(そもそも新幹線ではスイッチバック運行は認められていないそうですけど)
現五稜郭駅を新幹線駅とし、スイッチバックしてでも函館駅に新幹線車両を乗り入れさせたらええやんけという意見もあったようですが、そうなると建設費約1千億円が全額地元負担となり、北海道からは現実的にムリとの回答があったそうです。
ということで、今後札幌まで延伸した時にも停車時間が短くて済むよう新函館北斗駅を作ったとのこと。

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新函館北斗駅でレンタカーを借り、市街地へ。
赤レンガ倉庫や正ハリストス協会などを24年ぶりに見てまわりましたが、脳も24年分劣化しており記憶はほとんどありません。

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五稜郭に行ってみました。
正確には五稜郭タワーに登っただけですけど。
ここも24年ぶりのはずですが、外壁も中身も非常にきれいになっていました。
後日友人から教えられて初めて気づいたのですが、以前よりも展望台が高くなったそうです。
調べてみると初代タワー展望台は高さ45m。
2006年に新しく開業した現タワーの展望台は90mと倍になっています。
言われてみれば確かに記憶にあった五稜郭よりも全景がよく見えました。

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最近東京スカイツリーなどにもある「足元の床が透けて見える」ポイントが、五稜郭タワー展望台にもありました。
と言っても床が網状ではなく、透明アクリル板でできてる状態。
基本的にこの手の場所には恐怖を一切感じないタチなので、どすどす近寄って足の真下の風景を眺めていました。
たぶん網状の床でも喜んで飛び跳ねたりすると思います。(変態)

五稜郭は長いこと「星形の西洋式城郭」くらいの知識しか持ってませんでしたが、最近少しずつですが幕末に関する本を読むようになり、榎本武揚や土方歳三に関する情報も仕入れるようになりました。
当たり前ですけど、こうした歴史的背景をふまえて史跡をめぐると印象が全く違ってきます。
というか本来史跡見学はそういうもんですね。
中年になってやたら京都に行くようになりましたが、実は歴史に関する教養は中学生レベルのままなので、いずれ改めようとは思っています。(思うだけ)

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この日の宿は五稜郭に近いホテルネッツ函館
調べたら平成20年4月開業だそうですが、印象としてはもっと新しい気がしました。

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ホテルのそばの「いか清」というイカ自慢の居酒屋に入ってみました。

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今年はイカ漁も始まった時期は記録的不漁などと言われたものの、8月に入って盛り返したようです。
イカそうめんやメンチやまかない丼やゲソ焼きなどどれもおいしくいただきました。

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イカ料理を堪能した後、市電とロープウェイを乗り継いで函館山に登ってみました。
この日は晴れだったので夜景コンディションは万全。
函館の夜景を見るのは3回目ですが、24年前に登った時は霧で視界がいまいちだった記憶があります。
また山頂に行く手段にはバスやタクシーもありますが、やはりロープウェイがおすすめ。
バスは値段が安いものの、混雑していると時間も意外にかかる上、暗い山道をぐりぐり登るのでうっかりすると酔います。

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日本や世界の三大夜景にもよく数えられる函館。
確かに長崎や香港の夜景も見事ですが、函館は両側が海という特殊な地形で街がコンパクトにまとまっているので、個人的には世界一でいいと思っています。

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翌朝は曇り。
大沼公園に行ってみました。

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大沼周辺は昔とそれほど変わっていませんでした。
駒ヶ岳は相変わらず雄大で、大沼の湖面に美しく反射しています。
空が青ければもっといい景色。

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ハーベスター八雲」というレストランに寄ってみました。
ここも以前来たことがありますが、その時はお茶を飲んだだけでした。

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当時はケンタッキー・フライドチキンの実験農場でしたが、2012年に実験農場ではなくなり、今は別会社が経営しているようです。
あまり深く考えずパスタやピザを食べましたが、後で調べたらここの目玉商品は今もチキンだそうです。
しまった・・

この店にはオープンテラス席があり、海の向こうには羊蹄山も見える絶景レストランです。
・・・が、確かに羊蹄山は見えましたが、やはり天気が悪いと眺めもいまひとつ。

室蘭にも行ってみました。
道内の著名観光地に比べて影が薄い土地ですが、室蘭にはひとつ強烈な思い出があります。
昔泊まったホテルのそばにあったラーメン屋でホタテラーメンを食べたのですが、このラーメンは今でも生涯で食べた中でも一番うまかったです。
おばちゃんが一人でやってる店でしたが、客は我々夫婦以外におらず、破壊力抜群のラーメンを堪能し、おばちゃんといろいろ話をして最後は記念撮影までしてしまいました。
自分は旅は好きですが、現地の人とのふれあいを楽しむといったマネは基本的にできないタイプの人間です。
なのでこの室蘭のラーメンは今でも忘れることのできない思い出です。

その後ネットで調べていくうち、この店は閉店してしまったことを知りました。
今回室蘭に立ち寄った時に店の跡地を訪ねてみようかと一瞬思いましたが、思い出はそのまま残しておくことにして、地球岬に進みました。

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地球岬は「地球が丸いことを認識できる岬」という意味だと思っていましたが、それは後から付いた話で、もとはアイヌ語で「断崖」を意味する「チケプ」に由来しているようです。
灯台から海を見てみましたが、水平線は昔ほど丸くは感じませんでした。
天気が悪く水平線もいまいちボケて見えたせいかもしれません。
似たような地形に犬吠埼がありますが、こちらのほうが丸いことがはっきりわかる気がしました。

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灯台のふもとには地球の枠がついた電話ボックスもあります。
地球とは関係ない話ですが、電話ボックスでテレホンカードを使って電話をかけたことがないという若者が激増してるらしいスね。

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室蘭港で偶然豪華客船「飛鳥II」が停泊しているのを見かけました。
仙台から室蘭・釧路を回って仙台に戻るという航行のようです。
地元の人にとっても入港は珍しいらしく、港の駐車場には飛鳥IIを見に来た人たちが次々と現れ、写真を撮ったりしていました。

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この日は登別温泉の「パークホテル雅亭」に泊まりました。
登別は何度か泊まったことがありますが、この宿はたぶん初めてです。
食事は全てバイキングでしたが、量や食べるものの調節ができるので最近はバイキングのほうがありがたいと感じます。

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この日は客のほとんどが外国人(たぶん中国人)。
まあすでに夏休みも終わっている平日だったのでそんなもんでしょうけど。
ただその中国人の宿泊客も、日本の宿のスタイルにはかなり慣れていると思われました。
年齢層は様々でファミリーが多かったのですが、風呂でもバイキングでも目に余るようなマナーの悪さというものを感じることは全くなく、子供からお年寄りまで、温泉の使い方や食べ物を取る時にお互いに気を使うなどの所作はむしろ見事なくらいでした。
やはり北海道、それも登別温泉を目指してやってくる観光客は、おそらくは「初めて日本に来た」という人は少ないのではないかと思われます。

天気は残念ながらこの日から下り坂で、翌日以降毎日雨に当たることになります。
ということで旅はまだ続きます。

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行ってみた 第56回 裏磐梯・栃木

味噌田楽を食べたあと会津若松の街を散策しようと店を出たとたん、ゲリラ豪雨並みの大雨。
しばらく市街をうろうろしましたが、気温も低く止む気配もないので、この日の宿である猫魔に早めに移動することにしました。
猫魔までは磐梯ゴールドラインという観光道路を通って1時間程度。

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ゴールドラインのあちこちにまだ雪が残っていました。

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残雪は路面ではなく通行に影響はなかったのですが、5月に雪を見るというのは新鮮な体験です。
以前も連休に長野から富山に抜ける安房峠を越えた時に残雪を見たことがありますが、雪の量は今回のほうが多い気がしました。
ただし雪自体は泥だらけであまり美しい光景ではありませんでしたが・・

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途中桧原湖にも寄ってみましたが、小雨のなか観光客はほとんどおらず、土産物屋も4時くらいで店じまいの準備を始めていました。
近くに五色沼という美しい観光ポイントもあるのですが、先月の東寺見学の悲劇が脳裏をかすめ(大げさ)、この寒さの中散策する気力はもうありませんでした。(虚弱)

この日の宿は裏磐梯レイクリゾート
以前は「裏磐梯猫魔ホテル」で、名前は変わりましたが10年前にも泊まったホテルです。

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連休谷間の平日だったので満室ではなく、食堂も大浴場もかなり余裕がありました。
最近日本中の観光地で当たり前に見かける外国人観光客もそれほどいません。
食事は夜も朝もバイキングでしたが、ここのバイキングはかなりレベルが高いです。
具体的に「これがうまい」と特定できませんが、地方のホテルにありがちな味の落ちる雑なバイキングではなく、種類も多くどのメニューも非常にいい味です。
こういう時少食はつくづく不利。

Hotel

翌朝は逆襲の晴天。(意味不明)
キレ気味にホテルを出て、名家(みょうけ)というところに行ってみました。

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特に観光物件があるわけでもない場所ですが、猪苗代観光協会のサイトでも桜の名所として紹介されており、桜は文字通りムダにきれい。
秋元発電所のわきに桜が固まって咲いています。

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見ている人は誰もいません。
小さな広場のような場所ですが、公園のように整備されているわけでもなく、ベンチも看板もない微妙なスペース。
日によってはイベントなどあるのかもしれませんが、いずれにしてももったいない咲きっぷりです。

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地元の人は前の晩から場所取りでブルーシートを敷いて新入社員を置き去りにしたり会社の名前をスプレーで大書きしたりといった下品なことはしないんだろうなぁ。
誰もいない美しい桜並木を眺めながら、そんな腐敗した感想を思い浮かべました。

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猪苗代町の亀ヶ城跡に移動。
会津若松の鶴ヶ城に対して亀ヶ城というそうですが、戊辰戦争により建物は焼失して残っておらず、跡地が公園になっています。
ここも桜がたくさん咲いていました。

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この桜も見事です。
城跡なので小高い丘のようになっており、桜のむこうに磐梯山を望める絶景スポット。

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やはりこの日は人がおらず、地元民が数人散歩したりカメラを構えるだけ。
あああもったいない。(貧乏性)
公園入口では翌日からの祭りの準備が始まっていたので、祭り開催中はもっとにぎやかなのでしょう。

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続いて磐梯山の山腹にある天鏡台という場所に行ってみました。

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山から猪苗代の街と湖が見渡せる展望ポイントで、ここにも桜が並んでいますが、亀ヶ城より標高が高く、まだ一本も咲いてませんでした。
車で20分程度のわずかな移動でこうも風景が違うものかと驚かされました。
後で調べたら、ここの桜は八重桜でそもそもの開花が遅い品種のようです。

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東北道のサービスエリアで昼飯を食べ、途中で高速を下りて蔵の街栃木市へ。
ここも6年前に来たことがあります。
6年前に閉店した福田屋百貨店は、建物はそのままで中身は1階が東武百貨店で2階から上が市役所庁舎になっていました。

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連休中は市街地を流れる巴波川の上にそよぐたくさんのこいのぼりを見ることができます。
偶然舟に乗った新婚さんを見かけました。
地域の伝統的な慣習というほど堅苦しい雰囲気ではなさそうで、新郎新婦は川を眺める人々に手を振っていました。

というわけで、福島桜の旅も終了。
今年に限ったことだったかもしれませんが、連休中にこれだけの桜を見ることができて非常によかったです。
自分は旅は好きだが人混みが苦手というバチあたりな観光客ですが、どこに行っても連休中でありながら人出の少なさが非常にありがたかったです。
ただしそれは福島の観光客数はまだ震災前のレベルには戻っておらず、地元の人々にとってはまだ厳しい状況にある、ということだと思われます。
いずれにしても、こうして福島県を訪れることで自分も少しでも復興に貢献できたらと思いました。
次回は桜以外の季節にまた訪れてみたいと思います。

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行ってみた 第55回 猪苗代・会津若松・喜多方

先月京都にて桜は満開だけど雨と寒さでやや厳しい旅を経験したわたくしですが、懲りずにゴールデンウィークは福島に出かけることにしました。
福島に行くのは10年ぶりで、震災以降初めてです。
実は3年前の連休に行く予定で会津に宿も予約したのですが、出かける2日前に猛烈な下痢に襲われ、2つの宿予約をキャンセルし、あえなく旅行を断念したという経緯があります。

すでに連休前時点で桜前線は弘前あたりまで達していたので、正直福島県でのお花見はもうそれほど期待はしていませんでした。
場所や種類により咲いてたらラッキーくらいの感じで5日前くらいに会津若松と猫魔に宿を予約。
福島県内の桜開花情報は日々確認していましたが、大半の名所がすでに散った後。
わずかに残る標高の高い場所をチェックしました。

まず向かったのは猪苗代町の観音寺川沿いの桜並木。

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猪苗代湖の北東岸に位置します。
下流側のあまり広くない駐車場は思ったより混雑していましたが、ほとんどが地元の人たちで県外からの観光客はあまりいないようでした。

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ここの桜はとにかくやたらにきれいでした。
天気も良く風もおだやかで、雪の残る磐梯山をバックに咲きほこる光景は観光ポスターか絵葉書のようです。
目黒川のように混雑しておらず、車も入ってこないし、傾斜があるため流れが速く水がきれいです。
何より場所取りブルーシートやカラオケや酔客といった下品なものが存在しません。
屋台はいくつか出ていますが、ありがちな大音量の演歌や若者のヘタクソなバンド演奏などもなく、みなさんなごやかに花見を楽しんでいます。

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つくづくこうしたスタイルは理想的だと感じます。
地元の方に混じって屋台でおにぎりを買い、満開の桜の下で幸せなひとときを過ごしました。
もちろんこうした地域密着の桜名所は他にもあるとは思いますが、旅の最初の目的地をここに選んで正解でした。

湖から峠を降りて会津若松市内へ。
鶴ヶ城に行ってみました。

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観音寺川から車で1時間もかからない距離ですが、標高が違うためソメイヨシノは全て散っており、八重桜やしだれ桜が少し咲いている状態。

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鶴ヶ城も10年ぶりですが、記憶はほとんどありません。
最近幕末に関する興味が少しだけわいており、関連本をいくつか読んでいますが、そうした歴史的背景をふまえて城に入るとやはり見え方が変わってきます。
会津の人は今も山口や鹿児島に対して複雑な思いを抱いていると言われますが、松平容保の境遇や白虎隊の悲劇を知ってしまうと、それも致し方ないとも思います。

続いて喜多方に行ってみました。
喜多方と言えばラーメンと蔵の街。
・・・なのですが、実は喜多方も二度目ですが会津若松以上に記憶がありません。
ラーメンを食ったかどうかすらあやふや。
今回の目的は桜です。

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喜多方の桜並木と聞いて「ああーあそこね」とすぐ反応できる人もそれほど多くないのではないでしょうか。
日中線記念自転車歩行者道という、かつて線路があった2kmほどの場所を歩道にして、しだれ桜の並木を作っている場所があるのです。
「喜多方さくらまつり」ののぼりはありましたが、地味さ加減では観音寺川以上でした。
桜が若干盛りを過ぎたせいもあるのかもしれませんが、酔客はおろか屋台も出ておらず、人もあまりいません。

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この日は日曜でネットでも「駐車場は大混雑が予想される」などといったアオリがあったのですが、全然余裕。(しかも駐車場は無料)
散り始めとはいえ、延々続くしだれ桜の並木は圧倒的な美しさ。
これ都内だったら間違いなくブルーシートと演歌とテキヤとよっぱらいの大集合になるはずです。
贅沢な花見となりました。

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この日は会津若松に泊まる予定だったので、桜を見ただけで喜多方をあとにしました。
ラーメンや蔵を一切堪能することなく喜多方を出るというデタラメな観光。
・・・まあラーメンと蔵に興味が全くないわけでもないのですが、翌日は雨予報だったのでこの日のうちに桜をできるだけ見ておきたかったのです。

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夕飯は会津若松の「田季野」というわっぱ飯で有名な店に行きました。
この店は以前も来たことがあり、店構えや部屋の中の記憶もわりと残っていました。
古いせいか店内は照明がやや暗いのですが、そこがまたいい雰囲気。
10年ぶりのわっぱ飯はやはり感動的なうまさでした。

翌朝は予報どおり雨。
終日雨予報のため、花見をはずした観光を画策しました。
まず大内宿に行ってみました。
山あいに茅葺き屋根の家が並ぶ、最近むやみに有名になった宿場町です。

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大内宿は初めてです。
会津若松から車で1時間弱の距離ですが、連休谷間の平日で雨も降っていて気温も低いせいか、観光客はあまりいませんでした。

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会津は10年ぶりでしたが、10年前には大内宿の存在すら知りませんでした。
外国人も含めて人気のスポットとなったのは間違いなくここ数年の話です。
うわさ通りの時代劇のセットのような風景。
大内宿といえば箸の代わりにネギで食う「ねぎそば」が名物ですが、まだ早い時間だったので食べませんでした。

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大内宿から車で20分くらいのところにある「塔のへつり」という奇岩観光ポイントに寄りました。
ここは20年以上前ですが一度来たことがあります。

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Heturi4

川岸の崖が流れによって浸食され覆道のような形になっており、岩がえぐられた部分を歩くことができるのですが、柵もなく川に落ちそうなところもあります。
高所恐怖症の人にはキツイ観光名所ですが、自分はバカなのでこういうスリリングな場所が大好きです。
ただ地震か災害の影響でしょうか、以前に比べて歩ける部分がかなり制限されていた気がしました。

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会津若松に戻る途中、会津鉄道の湯野上温泉駅に立ち寄りました。
ここもまだ桜が満開。
駅の横には足湯もあります。

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Yunokami4

小さな駅舎は観光客でいっぱい。
列車が駅に入ってくると、大小さまざまなカメラを構えたおっさん達が競ってシャッターを切っていました。
桜と列車と田舎の駅舎は確かに被写体としてはレベルが高いです。
来るまで全く知りませんでしたが、鉄道界ではわりと有名な撮影ポイントのようでした。

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昼は会津若松の満田屋へ。
味噌田楽の有名店で、ここにも10年前にも来ています。
やはり街中にはあまり人がいないのに、この店は混んでいました。

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久しぶりに食べる田楽はやはりうまいです。
実は味噌田楽はそれほど好みでもないのですが、ここ満田屋の田楽は別格です。

旅はあと一日半続きます。

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行ってみた 第54回 佛光寺・妙顕寺・東寺

二日目の朝、起きたら窓の外は落胆の大雨。
予報では午後には止むような感じだったので、かすかに期待を寄せつつまずはホテルのすぐ南にある佛光寺へ。
この寺も初めてです。

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浄土真宗佛光寺派に属する寺で、大師堂と阿弥陀堂の前には大きな紅しだれ桜がありました。
この紅しだれ桜は秩父宮・高松宮・三笠宮の皇族方の手により昭和47年にに植えられたそうです。

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七分咲きというところでしたが、幅がかなり大きく見応えがあります。
この寺も観光客はおらず、地元の人に親しまれる地域密着型の桜の名所です。

次の目的地は堀川通りを北上したところにある妙覚寺。
四条駅前からバスに乗って移動しようとしましたが、行先が金閣寺方面のためか異様に混雑しています。
2本ほど見送ってみましたが、どのバスも同じようにすし詰めで乗れない状態。
仕方なく地下鉄を使うことにしました。
鞍馬口駅で降りて10分ほど西に歩いて妙覚寺を目指します。
なんとか雨は止みました。

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Myoukakuji2

10年ほど前に妙覚寺には来ています。
門の手前に桜の木が数本あり、八重桜はまだ大半がつぼみですが、他は満開。
境内は意外に広い寺ですが、観光客は全くいません。
地元の人が自転車で通りがかって見事な桜にしばし見とれる、という場所です。

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妙覚寺から歩いて5分の水火天満宮に移動。
ここも以前来たことがあり、紅しだれ桜が見事な小さな神社です。

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桜の写真を撮りに来た人が数人。
中には明らかに家族でない年配男性と着物姿の妙齢女性という異様にはしゃぐ二人連れがいました。

続いて本法寺
日蓮宗の寺ですが、桜の木があちこちにあります。

Honpouji1

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境内は思ったより広いですが、建物と木が複雑に入り組んだ感じで、開放感はそれほどありません。
小さな塔があり、桜の背景にするといい感じです。

妙顕寺はこの日一番時間をかけて見学しました。
広い境内に様々な建物と桜があり、順路が丁寧に案内されており、写真スポットも日本語と英語でわかりやすく示してあります。

Myokenji1

Myokenji2

妙顕寺も日蓮宗の寺で、日蓮の孫弟子にあたる日像が後醍醐天皇より領地を与えられて建立したとのこと。
妙顕寺・妙覚寺と、前の日に訪れた立本寺の三寺で「龍華の三具足」と呼ばれているそうです。

Myokenji3

Myokenji4

桜も種類が豊富できれいでしたが、小さな庭も趣きがあってよかったです。
なにより竜安寺や詩仙堂のような混雑が全くなく、しばし庭の貸し切り鑑賞。
何度来てもこういう場所を発掘できるのも京都の旅のいいところ。

Myorenji1

堀川通りを横断して妙蓮寺へ。
似たような名前の寺が続いて多少混乱。
宗派を選んで巡ったわけではありませんが、ここも日蓮宗の寺です。

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桜は咲いていましたが、妙顕寺に比べてやや地味な印象。
妙蓮寺は鎌倉時代創建ですが、何度か火災などで焼失・移転しており、現在の寺は江戸後期再建だそうです。

Gyoen1

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京都御苑に行ってみました。
しだれ桜や山桜は満開。
八重桜は満開まであと10日くらいといったところ。

Gyoen3

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さすがに御苑は人がそれなりに来ていますが、そもそも広いので混雑というほどではありません。
外国人が桜を背景にグラスに入れたビールという不思議な写真を撮っていました。

丸太町駅前に「ごはん日和」という和食の店があったので入ってみました。

Gohanbiyori

ちょうど昼時だったので少し待ちましたが、西京焼き定食はうまかったです。
あとで調べたら京都にいくつか店舗があるようです。

午後は久しぶりに東寺に行ってみました。

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東寺へのアプローチはバスか鉄道ですが、鉄道では意外に難しいことも今回わかりました。
近鉄の東寺駅からは歩くと思ったより距離があります。
五重の塔がでかいので近くに感じるのですが、東の正門まではおそらく10分近くは歩くのではないかと思われます。
京都駅からも五重の塔が見えるのですぐ近くにあるような気になりますが、近鉄東寺駅からよりも遠く、おそらくは1km以上あると思われます。
雨だったら京都駅発のバスに乗るか、タクシーで行ったほうがいいんでしょうね。

で、今回自分は愚かにも地下鉄九条駅から行ってみました。
(地下鉄・バス二日乗車券を持っていたので。)
しかし九条駅も東寺まではまた遠く、歩くとムカつく距離で雨や風の日はおすすめできません。
ほなバスに乗ればOKでっしゃろと思ってバス停に行ってみると、本数が異様に少ないことに気づきました。
京都駅からそう遠くない世界遺産なのでバスも九条駅前からばんばんあるやろと思っていたのですが、そうではないようです。
九条駅は駅前商店街もなく、タクシーも全然通る気配すらなし。
絶望的な気分で地図に目をやると、打開策が見えてきました。(大げさ)

ポイントは九条駅から九条通りを西に5分ほど歩いて市バスの車庫まで行くこと。
この九条車庫まで来ると、その車庫前バス停からは東寺方面に行けるバスがかなりあります。
そもそも地下鉄で東寺を目指す人もあまりいないとは思いますが、この情報を知っていればアプローチはかなり楽です。

Toji2

グダグダ騒いだわりには結果的にわりとすんなり東寺入り。
世界遺産なので入場券売り場には長蛇の列。
時刻は午後1時半でしたが、雨はあがったのに気温がかなり下がってきました。

Toji3

Toji4

それでもさすがは東寺。
塔の周辺に様々な種類の桜が咲き乱れ、ソメイヨシノは満開です。
紅しだれ桜はやはりまだこれからという状態。

しかし。
風も強く、屋外で桜を眺めるにはかなり厳しい状況になってきました。
前日はかなり蒸していたため、この日は薄着で来ていました。
桜咲き誇る世界遺産に来たにも関わらず、寒さに耐えきれず伽藍や仏像も一切見ることなく30分ほどで退散してしまいました。(バチあたり)

バスで京都駅に戻り、ユニクロに直行。
カーディガンをわしづかみにしてレジの人に「今すぐ着る」ことを伝えてタグを切ってもらいました。
ふと周囲を見ると、自分たちと同じように寒さに耐えかねてユニクロに飛び込んだとおぼしき観光客ばかり。
買ったばかりのカーディガンや上着を店の前で着るという人がたくさんいました。
後で記録を調べたら京都の11時の気温は16.9度、14時は15.0度。
感覚的には10度くらいに思ってましたので、少し意外な数字。
一番気温の上がる時間帯に2度近く下がっていますし、風も強かったので寒く感じたものと思われます。

時間的にもう観光に出る余裕はありませんでした。
カーディガンを着込んでやっと落ち着いたので、駅の上の茶屋で最後の休憩。
その後JR伊勢丹の地下で土産を物色しましたが、以前に比べて混雑は多少緩和されていたような気がしました。

ということで京都桜の旅も終了。
満開に当たったのは幸運でしたが、2日間とも天候がいまいちだったのはやはり残念でした。
来年どこで桜を見ることになるかわかりませんが、花も天気も体調も良いことを今から祈りたいと思います。

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行ってみた 第53回 西陣・平野神社・蹴上

関西桜前線漫遊徘徊芸人のSYUNJIです。
今年も例によって京都に寄せていただくことにしました。

何度も桜の時期に訪れている京都ですが、最近の桜(ソメイヨシノ)は温暖化のせいか開花が異様に早く、彼岸明けあたりから咲き始めて4月に入る頃にはもう散ってやがるというのが常態化しつつあります。
自分が子供の頃は桜と言えば入学式の花。
つまり東京周辺ではおおむね4月5日前後には満開、というのが昭和の桜スケジュールだったはずです。

で、今年もどうせまたムダに早く咲いてしまうんやろと投げやりに想定し、4月の8・9日に京都に出かけることにしました。
ソメイヨシノはおそらく散っているので、遅咲きの紅しだれ桜や八重桜、あわよくば御室の桜なんかを見るつもりで新幹線と宿を予約。
春の京都は秋よりは多少予約が取りやすいとは言われてますが、やはりその通りで案外簡単に取れました。

しかし。
今年の開花は全国的に様子が変です。
3月の気温が各地でやたら低かったこともあり、彼岸を過ぎてもなかなか咲きません。
思いがけず8・9日がソメイヨシノ満開という絶好のタイミングとなりました。

それは大いに結構なのですが、だからと言って清水寺とか嵐山とか哲学の道などヨソの人の頭越しに桜をながめるような場所には行くつもりはありません。
できるだけ人のいない、でも非常にいい感じに桜が咲いているという薄い場所を求めてさまようことにしました。
平たく言うと穴場ってヤツですけど。

朝京都駅に着いたら大雨。
気温はけっこう高く、寒くはありませんでしたが、やはり晴れたほうが桜はきれいに見えます。
舌打ちしつつもなんとか晴れ間を期待して、まずは西陣方面へ。
最初に訪れたのは立本寺
初めて来るところです。

Ripponji1

Ripponji2

Ripponji3

立本寺は日蓮宗・京都八本山の一つで、日像上人(龍華樹院)により開山される、とあります。
それほど大きな寺ではなく、団体観光客も宴会花見客もいません。
境内には桜がたくさん咲いており、この寺が隠れた桜の名所であることを知っていて来ている人がほとんどのように思えました。
まさに穴場です。

Rendaiji1

続いてバスで5分ほど移動し、上品蓮台寺へ。
ここも初めて来ましたが、立本寺よりは人がいます。
こちらは真言宗智山派の寺。
ネットでも桜の名所として開花状況が日々伝えられている寺ですが、それでも団体がバスで乗り付けるような場所とは違います。

Rendaiji2

Rendaiji3

ここの桜は大きくはありませんが、紅しだれ桜がいくつか咲いており、その名のとおり?上品な感じがします。
なお上品蓮台寺は「じょうひん」ではなく「じょうぼん」。

Syakado1

千本通りを南に10分ほど歩くと、おかめ桜で有名な千本釈迦堂です。
ここはすでに何度か来ており、昨年も春に来ましたが、その時はおかめ桜はかなり散っていました。

Syakado2

Syakado3

今年は七分咲きといった感じ。
ただ花の付きがいまいちというか、思ったほどインパクトがありません。
古い木なので気のせいか年々弱ってきているようにも思えました。

Yosiduki

昼になったので上七軒の「芳月」という寿司屋に入ってみました。
飛び込みで京都の寿司屋に入るというのは大胆な行為かもしれませんが、表にランチメニューが比較的リーズナブルな値段で書いてあったのでした。
夜だったらおそらく飛び込みでは入れないと思います。
客は年配の人たちが数人いるだけ。
ちらし寿司とお造りのセットを緊張気味に食べましたが、これはうまかったです。

午後は春の定番コースである北野天満宮から平野神社へ。
北野天満宮は梅の名所ですが、さすがに梅は散っていました。
平野神社は様々な種類の桜があり、昨年よりも満開の木が多い状態。

Hirano1

以前も書きましたが、平野神社は境内と木立と花見席という、雰囲気の異なる3つのエリアからなる不思議な場所です。
花見席は有料なのでおそらくは地元の人たち中心に利用されていると思われますが、天幕の屋根付き席と屋根なし席があり、急に降り出した雨で屋根なし席の客は大変なことになっていました。

Hirano2

Hirano3

昨年は平野神社から金閣寺まで歩いてみましたが、金閣寺は実は桜の木があまりないことを知ったので、今年はベタに平安神宮に移動。
ただし庭園の紅しだれ桜はまだほとんど咲いていないと思われたので、参拝のみで庭園には入りませんでした。

Jingu1

Jingu2

相変わらず雨は降ったり止んだり。
平安神宮手前の広場では「平安楽市」という毎月恒例の手作り市イベントが行われていましたが、この日はさすがに雨で人はあまり来ていませんでした。

Incline1

歩いて蹴上のインクラインに移動。
ありがたいことに桜は満開ですが、やはり雨は止みません。

Incline3

インクラインは傾斜鉄道の線路跡であり、そもそも歩くための道ではないので、雨が降るとますます歩くのが大変です。
線路跡を歩道にしてしまうと歴史的価値がなくなってしまうのはその通りなのですが、現状では足の不自由な人はインクラインの観光は困難です。
車椅子を押しながら散策なんてまずムリ。
なんとかならんもんだろうかと毎回思います。

Incline2

こんな悪天候でも観光客はやたらいて、足元の悪い中で傘をさしながら写真を撮るという技術的には相当難しい観光をしていました。
結婚式の写真撮影に来ているカップルまでおり、かわいそうに新婦の長いドレスは水びたし。
若いうちはいろいろあるよね。

Hotel1

Hotel2

この日の宿は四条駅前のダイワロイネットという3年前に開業した新しいホテルです。
2階だったので眺めはよくありませんでしたが、便利でよいところでした。
京都や大阪は今も新しいホテルが次々に開業しており、選択肢が増えてありがたいと思います。

夕食をとるため昨年同様大丸京都店に行ってみました。

Sakuradyaya

「さくら茶屋」という和食レストランに入りました。
休日のデパートにしては思ったよりも客が少なく、フロアにある飲食店はどこも客の行列がありませんでした。
ウチの近所のデパートのほうが人が多いくらいです。
雨だったこともあるのかもしれませんが、地元の人もあまりデパートには来ていないようでした。

このあとモンスリー師匠と1年ぶりにお会いしました。
話題は昨今の相次ぐロック・ミュージシャンの訃報や、スティクスの初期作品の考察、TOTOヴァン・ヘイレンのライブ盤、ネオアコに関するネット上の評判など多方面に及びました。
自分は相変わらずド素人全開で、師匠の「結局定着したのはプログレだけですか?」というご質問に「いえ、定着していません」と長年のご指導を台無しにするような無粋極まる回答をしてしまいました・・
まあ実際プログレ定着は全くしておりませんが・・師匠すいません・・

ということで、旅はもう一日続きます。

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行ってみた 第52回 京都・大阪

紅葉の季節にムダに高揚する徘徊放浪中高年のSYUNJIといいます。
今年もまた関西方面に寄せていただくことにしました。
ただし今年は11月に三連休がなかったため、土日で1泊2日の旅です。

毎年新幹線と宿の予約には仕事の2.7倍くらい神経をすり減らしますが、今年は三連休ではないせいか、思ったよりもラクに取れた気がします。
もっとも秋の京都は宿が取れませんので、初めから大阪泊で予約。
このほうが神戸や奈良もコースに組めて何かと便利。

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朝のムダに早い新幹線で京都を目指します。
この日は進行方向右側に席が取れたため、見事な富士山を見ることができました。
今年の関東は夏から秋にかけて異様に雨が多く、御殿場や箱根に出かけても富士山を見ることがありませんでしたので、ここまで近くて快晴の富士を見たのは久しぶり。
ちなみに東海道新幹線は左右どちらの窓からも富士山が見えるよう設計されている、という話を聞いたことがあります。
下り列車の場合、左側(海側)だとどのあたりで富士山が見えるんですかね?

予定時刻どおり京都駅に到着。
今回の徘徊エリアは嵯峨野周辺と決めていました。
10年以上前に一度来ていますが、梅雨のクソ暑い時期でかなりきつかった思い出があります。

嵯峨野には見どころとなるスポットが多いのですが、点在している上に交通の便が良くない場所もあり、効率よく回るためには自転車が必要です。

嵯峨嵐山駅前でレンタサイクルを借りました。
外国人も多いせいか、自転車を手配して客に渡すおっちゃんの説明も「この道はゴーストレート。こっちは自転車に乗ったらノーグッドや。オーケー?」など英語と日本語が混じりすぎてかなり適当。
どうやら自分のことも日本人ではないアジア系外国人だと思って説明してたようです。

カタコトで返事して自転車を借り、まずは世界遺産の天龍寺へ。
天龍寺の北側には竹林の中の小道があります。
ここはガイドブックやポスターやCMにもよく使われる有名なところ。

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しかし。
この小道を自転車で通るのは失敗でした。
そもそも人が多いので押して歩くしかありませんが、歩いている観光客の大半は外国人。
狭い道のあちこちで写真を撮りあったり自撮りしたりで全然前に進みません。
仕方なく自転車を押して彼らをよけながら前進しますが、前からも大量の外国人が来ており、自転車なんか押してる日本人の自分は相当迷惑なヤツになってしまいました。
以前来た時は暑い時期で観光客は誰もおらず、優雅に自転車をこいで竹林の涼風を感じながら通ったものですが、やはり桜や紅葉の時は無理なようです。

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たぶん平常時には自転車で3分くらいの道のりを、自転車押して15分くらいかけてようやく天龍寺北門に到着。
広い庭のあちこちにモミジがあるのですが、正直色づきはいまいち。
一本の木なのに上のほうはもう枯れていて下のほうはまだ青いという、アバウトで雑な紅葉。
にもかかわらずやはり日本の紅葉はめずらしいのか、外国人は盛んに写真を撮っていました。

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続いて天龍寺から少し北の常寂光寺に移動。
この移動でも細い小道に大量の観光客が往来している中を自転車を押して移動する迷惑日本人中年となってしまいました。

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常寂光寺も以前来たことのある寺ですが、その時は誰もいない文字通り静寂な心落ち着く名刹でした。
やはり紅葉の時期は様子が全く違います。
名前とは裏腹に鬼のような人出。
寂しくもなんともない、朝の常磐線みたいな混雑ぶり。
しかもここの紅葉もまたいまひとつ。
飛び交う外国語に身を低くしながら常寂光寺を脱出したのでした。

さすがにこのままではせっかく京都・嵯峨野に来た意味がありません。
そこで観光名所ではない神社に行ってみました。
事前にネットで隠れた紅葉スポットとして当たりをつけておいた護法堂弁財天です。
五山の送り火の鳥居形がある曼荼羅山の麓にある神社。
常寂光寺からは自転車で上り坂を10分程度。

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市販のガイドブックにはほとんど掲載されていない神社だと思います。
しかもモミジはかなり赤く、いい雰囲気。
期待しながら参道の階段を上ってみました。

(加藤みどりの声で)なんということでしょう。
境内に入ると、そこにはモミジを見ながら大声で騒いでいる酒飲み団体がいるではありませんか。
・・・団体はおそらく地元の会社の集まりで、むしろ我々観光客のほうが圧倒的に場違いな展開。
仕方なくお堂に手を合わせ(賽銭箱すらなかった)、3分ほどで退散しました。

がっかりして自転車を東にユラユラグルグル走らせていたら昼になりました。
嵐山駅前とは違い、嵯峨野界隈にはあまり食事処がありません。
清凉寺周辺に飲食店はいくつかありましたが、どこも満席で断られてしまいました。
一年で一番混雑するこの時期に、予約もしていない貧乏飛び込み観光客など相手にされないのは当然です。
やむを得ず目に留まった「Potter's Cafe」という小さな喫茶店に入り、ベタにオムライスを注文。
客は地元の人が3人ほどで、テーブルが4つくらいに漫画本という昭和テイストな店です。

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ところが。
ここのオムライス、倒れそうなくらいにうまかったです。
日本でまずいオムライスを食わせる店もあまりないとは思いますけど、この店の味はちょっと違いました。
ケチャップではなくデミグラスソースがかかっているのですが、これがまた絶妙なバランス。
やや薄味ですが、なんつうか非常にダシの効いた深ーい味がしました。
オムライスならデミグラスソースのほうが好き、というわけではないのですが、これまで食べてきたオムライスの中でも間違いなくTOP3には入るおいしさです。

すっかりテンションが回復したところで大覚寺に移動。
寺そのものの記憶は全然ありませんでしたが、ここは大沢池という広い池が付いている?というロケーションで有名です。

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やはり紅葉の色づきはそれほどよくありませんでした。
今年は京都全体がこんな感じで、あと数日も経てばきっと真っ赤に染まる前に枯れて散ってしまうのでしょう。

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最後に鹿王院に行ってみました。
初めて来ましたが、あまり観光客もおらず静かな場所です。
この日一番紅葉がきれいだったのはこの鹿王院でした。

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嵯峨嵐山駅で自転車を返し、京都駅から大阪に向かいます。

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新梅田シティでは今年もクリスマスマーケットが開催されていました。
10年以上続く冬の大阪の有名なイベントのようですが、昨年よりは人出は少なめでした。

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今回は谷町4丁目の「ホテルマイステイズ大手前」に泊まったのですが、構造はウィークリーマンションで、部屋が3つもあり、ゴージャス感は全然ありませんがキッチンや食卓もあってとても広いです。
こういう造りだとは知らずに予約したのですが、長期滞在するならこれは便利だと思います。

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夜は大丸にある「アルレッキーノ」というイタリアンの店でパスタを食べました。
実はここで食べるのは3度目です。
大阪に来てなんでパスタやねんと思われる方もおられましょうが、自分はこの店のパスタは大阪で一番うまいと思っています。
いえ、他でパスタ食べたことがないだけですが。
いずれにしてもここのパスタはどれもはずれがありません。
まあオムライス同様、まずいパスタが出てくる店もそれほど多くはないとは思いますが、大阪でも唯一通いたくなる店なのです。
細麺でゆで加減は若干固めですが、とにかく破壊力のあるソリッドな味がします。(意味不明)
特にオーナーが親戚とかそういう事情は全然ありませんが、大阪にお越しの際はぜひお立ち寄りいただきたいと思います。

翌日は予報どおり大雨。
晴れれば京都に行くつもりでしたが、雨で混雑で紅葉もいまいちで・・という状況を考えて方針を変更し、一日大阪で過ごすことにしました。

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行ってみたのはエキスポシティ
万博記念公園のとなりにできたでかい総合娯楽商業施設?です。
有名な太陽の塔を近くで初めて見ました。
けっこう胴体がうす汚れてるなぁ・・というのが正直な感想。
万博から50年近く経つので無理もないと思いますが。

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でかい商業施設はららぽーとなのですが、はっきり言ってウチの近所にいくつもあるららぽーととあんまし変わりませんでした。
そりゃそうか。
もう少し大阪っぽい関西系な店や品ぞろえがあるんやろかと期待しておったのですが、ここはそういうコンセプトではないようでした。

エキスポシティには「NIFREL」という新感覚な動物園もあるのですが、ここは非常に人気で入場口は長蛇の列。
中に入ってもおそらくは大混雑であろうと判断し、結局ららぽーとを一周しただけで梅田に戻りました。

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昼は梅田の「しのぶ庵」でうどん。
西日本のうどんはつゆの色が薄くてダシがきいてるのがいいところですが、最近は関東でも大手チェーンが進出して西日本系のうどんがふつうに食えるので、以前ほどの感慨はなくなりつつあります。
今関東の若い人はうどんの地方色なんか全く意識せずに食べとるんじゃないでしょうか。

午後になっても雨は全く止む気配もなく、梅田界隈のデパートや書店を徘徊し、タリーズでくつろいだりしました。
場所にもよるとは思いますが、大阪は日曜午後のカフェも思ったほど混雑していない気がします。
都内や横浜だととにかく休日のカフェはムダに混雑しているので、大阪で空席の目立つタリーズやスタバを見た時には感動すら覚えました。

帰りは新大阪駅から新幹線に乗りましたが、駅構内にまた飲食店や土産物店が増えていました。
中でも妻はカネテツデリカフーズの「ネルサイユ宮殿」に反応。
ポテサラちくわや練り物をわしづかみにして新幹線に乗り込むという出張帰りのサラリーマンみたいなことをしていました。

というわけで今回の遠征も終了。
一日雨で紅葉もいまいちだったのは残念でしたが、食べ物はどこもおいしく満足しました。
次はまた桜の季節に行きたいと思います。

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行ってみた 第51回 京都府立植物園・下鴨神社・円山公園

旅は2日目。
ソメイヨシノのシーズンど真ん中なので、訪れる場所も必然的にベタな観光名所となります。
ここ数年京都ではあまり人の行かない隠れた名所を巡る旅を続けてきたので、久しぶりに原点回帰なプレゼンスの旅。(意味不明)

Syokubutuen1

まずは京都府立植物園
以前も桜の時期に来たことがありますが、どんなところだったのか実はあまりよく覚えていません。

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さすがに植物園なので有り余るほど様々な桜が咲いています。
ソメイヨシノは当然満開ですが、チューリップが早くも(そうでもないか?)咲いており、水仙やボケなども開花していました。

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園内は飲食をしながらの花見は禁止でもないようですが、酒類の持ち込みは禁止。
平野神社のような茶屋や屋台はなく、酔って暴れたりカラオケを持ち込んだりする人はいません。
学生サークルや中高年の合唱団みたいな集団はいましたが、宴会ではなく桜の下での会合といった感じです。

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Nakaragi2

Nakaragi3

植物園を出て鴨川沿いを歩くと枝垂桜が続く「半木の道」というエリアがあります。
久しぶりに歩いてみましたが、ここの枝垂桜はまだ五分から八分咲きくらいでした。

Sika

鴨川の対岸にふと目をやると、鹿がいました。
奈良ではむやみにいる鹿ですが、京都で野生の鹿を見るのは初めてです。
やはり人馴れしてるようで、そばを通る人に全く動じる様子がありませんでした。

Simogamo1

川沿いをさらに南に進むと、下鴨神社に行き当たります。
本来は南側から糺の森を北に進んで参拝すべき場所ですが、今回は西側から入ってみました。

Simogamo2

ところでこの下鴨神社、糺の森の隣接地にマンションを建てようとしているらしく、すでに工事は始まっていて参道の両側は工事用の白い壁がそびえ立っていました。
この話題は新聞で読んでいて知っていましたが、建設工事は取りやめの気配もなく順調?に進んでいるようでした。

Simogamo3

地元の人たちはやはりこのマンション建設には反対のようで、あちこちの家に「建設反対」の看板やポスターが貼られていました。
新聞によれば地元住民側が3月に、京都市に許可取り消しを求める訴訟を京都地裁に起こしたとのこと。
自分はただの無責任な観光客なので軽率に建設反対と叫ぶわけにもいかないとは思いますが、由緒ある世界遺産の下鴨神社が、糺の森の隣にマンションを建てようとする姿勢には、やはり抵抗を感じてしまいます。
今からでもなんとかならんもんでしょうか・・・

そんな困惑の下鴨神社をあとにして、バスで四条河原町方面に移動。
四条通りを久しぶりに歩いてみましたが、歩道が広くなって歩きやすくなっていました。
その分車道は以前の上下4車線を2車線にしており、渋滞が起きていました。
もっとも4車線であっても歩道側の車線は駐車してるバスやタクシーで埋まっていてほとんど車道として機能してませんでしたので、この作戦は良かったのではないでしょうか。

Yasaka

ただし歩道が広がったのは川の西側までで、その先は相変わらずクソ混雑する中を歩いてやっと八坂神社に到達。
そのまま円山公園まで歩いてみました。

Maruyama1

Maruyama2

シンボルの枝垂桜は満開でしたが、以前に比べて枝が短くなったせいか、インパクトはあまりありませんでした。
初めてここの枝垂桜を見た時はそれなりに感動したもんですけど、回を重ねるうちに感動のレベルは確実に下がってきました。
他にもきれいな桜は京都中にいくらでもあるし、そもそもここには一本しかない。
おまけにいつもムダに混雑してるし、ゆっくり鑑賞するような場所ではない。
観光客なんて勝手なもんです。
今度は早朝とか月夜とか、全く違う状況で鑑賞してみたいと思います。

Kaidan1

Kaidan2

京都駅では夜に大階段をスクリーンに見立てたLEDイルミネーションが行われていました。
階段に設置されたLEDによって様々な模様や絵が映し出されるのを一番下から見上げるというイベントです。
2012年秋から始まったそうですが、今回初めて見ました。
写真で撮ってもあまり臨場感がありませんが、実際には絵が次々と変わっていて見ていて飽きません。
時期や季節で内容は変わるそうですが、やはりクリスマスの頃が一番人気のようです。

ということで、今回の京都の旅も終了。
金閣寺や円山公園など、久しぶりの修学旅行調コースでしたが、それなりに楽しめました。
次回はまた反動で人の少ない場所を掘り起こしていこうと思います。

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行ってみた 第50回 京都御苑・平野神社・金閣寺

カネも体力も愛想もないのに毎年桜の季節には遠征を繰り返すSYUNJIといいます。
昨年の春は北陸新幹線開通に伴い金沢に寄せていただきましたが、今年は京都に舞い戻って桜鑑賞としゃれこんでみました。(死語)
以前は桜の開花を必死に予想したりうまいこと満開に当たるよう天に祈ったりしてましたが、最近は「咲いている場所に行けばよい」ことに気付いたため、それほど気をもむことはなくなりました。
京都は桜の種類も非常に多いため、大ざっぱに出かけてもどこかに必ず咲いている桜があるのでした。

しかしながらやはり桜と言えば王道はソメイヨシノ。
この品種が満開の時期に当たれば、楽しめる場所も当然多くなります。
今回も2月の時点で4月2・3日の行程を企画し、新幹線及び宿を予約。
予想に反して何の問題もなく希望どおりに予約できました。
宿も今回は久しぶりに京都市内です。
感覚的には、やはり桜の時期よりも紅葉の時期のほうが京都の予約は取りにくいと思っています。

今年もムダに早い時間の新幹線(しかもグリーン車)に乗ってしまい、9時過ぎには京都駅に到着。
体調も天気もイマイチでしたが、とりあえず雨はなんとか降らずに済みそうです。
最初に選んだ目的地は京都御苑。
御所の北西側の端に近衛邸跡という場所がありますが、ここにたくさんの桜が咲いており、特にしだれ桜が見事です。

Gyoen1

Gyoen2

しだれ桜は満開。
他の桜もほぼ満開でした。
宴会禁止なので非常におだやかに桜鑑賞ができます。
それなりに人はいますが、朝の常磐線みたいな混雑はありません。

Gyoen3

ここは以前も満開のしだれ桜を見に来たことがあります。
その時は女優の杉田かおるが桜を見に来ていましたが、みんな桜に夢中なので気づいた人はあまりいないようでした。

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Okame2

御苑の桜を堪能し、バスで上七軒方面に移動。
千本釈迦堂という小さな寺があります。
ここのしだれ桜も「おかめ桜」という名で有名。
何度も来ている場所ですが、満開のしだれ桜に当たったのは久しぶりでした。

Udon

北野天満宮の前にある小さな店でうどんを食べました。
小さな店で、自分たち以外には台湾人と思われる家族連れしか客がいませんでした。

Kitano

北野天満宮は梅で有名な神社で、桜があまりありません。
なので歩いて5分くらいの平野神社に移動。
ここは対照的に桜の種類も数も非常に多い神社なので、この時期にはできるだけ寄るようにしています。

Hirano1

Hirano2

Hirano3

平野神社は京都の中でも好きな場所ですが、とにかくいつ来ても不思議な造りだと思います。
大きく3つのエリアに分かれていて、表(東側)から鳥居をくぐると社殿がある通常の神社境内。
その隣には桜を中心とした木立のエリア。
さらに奥に進むと紅白の幕に茶屋や屋台が並ぶお花見ゾーン。

何度も来てる神社ですが、花見のエリアの茶屋だけは利用したことがありません。
いつもこの時期混雑していて酔客も多く騒々しいのですが、そもそもは地元の人たちが桜を楽しむための場所であり、おそらく自分みたいな観光客はあまりこの花見エリアにはいないのではないかと思います。
花見の時期だけ異様にテンションが上がる日本人が面白いのか、外国人が桜でなく花見客を盛んにカメラに収めていました。

Hirano4

平野神社を出て少し時間があったので、金閣寺まで歩くことにしました。
金閣寺まではゆっくり歩いて20分ほどです。

Kinkaku1

久しぶりに来てみましたが、やはり混雑しています。
半分くらいが外国人観光客。
いつ見てもこの金閣寺にだけは底知れぬ狂気性を感じます。
日本の他の寺院仏閣のたたずまいとかわびさびとは別の次元にある、クスリっぽい建物です。
こんなものを建てた義満公もさぞかしクスリっぽい人だったであろうと想像しますが、建立当時からこんだけアナーキーな状態だったのかはよくわかりません。
天気がいまいちだったので金の輝きもいまいちな気がしました。

Kinkaku2

今さらですが、金閣寺そのものの周りには桜がほとんどないことに気がつきました。
池と桜と金閣寺なんて構図がふつうに見られるもんだと思ってましたが、それはたぶん旅行会社の作るイメージであって、実際には金閣寺にレンズを向けても桜の花は全然入って来ません。
なんだか少しがっかり。
外国人観光客はそんなことはお構いなしにクレイジーでゴールデンな日本の寺を自撮り他撮りして楽しんでいました。

Hotel

今回の宿はからすま京都ホテル
地下鉄四条駅の駅前にあり、非常に便利なホテルです。
特にツテや政治力を使ったわけでもないのに、こんなところがよく予約できたもんだと思いました。

夕飯を大丸のファミリー食堂で食べることにしました。
初めて入りましたが、まさに「食堂」と呼ぶにふさわしい昭和な雰囲気の充満する場所です。
一般客向けの店のはずですが、どこか社員食堂のような感じ。

Konoha

木の葉丼を食べました。
気軽に書きましたが、このメニューは東京ではあまり見かけません。
親子丼の鶏肉をかまぼこに変えたもの、という説明で正しいと思います。
名前の由来はわかりません。
全国どこでも作れるメニューだと思いますけど、やはり関西のどんぶりのようです。
調べたら「なか卯」が2年前からメニューとして出してるそうです。

この後京都駅でモンスリー師匠と1年半ぶりの会見に臨みました。
師匠とのおつきあいも10年を超えましたが、10年経ってもド素人全開の自分に、この日もいろいろと親切に音楽情報を教えていただきました。
話題はクリムゾンのライブの客層から相次ぐアーチストの訃報、また映画の話まで多岐に渡りました。
自分のほうは相変わらず「スター・ウォーズを全然マジメに観ていない」と直球で告白してしまい師匠を落胆させたりでしたが・・

ということで、旅はもう1日続きます。

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行ってみた 第49回 京都・神戸・大阪

紅葉徘徊中高年のSYUNJIです。
今年もこの季節に関西方面に寄せていただくことにしました。

景気が回復したとも思えない昨今ですが、ハイシーズンの旅行の予約だけは年々確実に取りづらくなってきました。
11月の三連休に対して今年は比較的早めに準備を始めたつもりでしたが、9月末の時点で大阪府内は空いてる宿が極めて少ない状態。
あとは姫路とか和歌山とかかなり遠くでないと宿が取れません。

旅行予約が取りづらい原因のひとつに、外国人観光客の増加があります。
春の金沢でもそうでしたが、どこの宿でも外国人宿泊客を必ず見かけます。
すでに秋の関西におけるライバルは世界中に拡散していたのでした。

情弱日本人サラリーマンのあたしは旅行予約サイトをサルのように見まくり、ようやく見つけたのは住之江公園の駅前のホテルでした。
土地勘が全くない場所でしたが、梅田からは地下鉄で一本のようだし、取れなければ話にならないのでとりあえず予約申し込み。
セットで新幹線も希望の時間帯を申し込みました。

結論から言えば何の問題もなく予約は取れました。
ただ予約が確定してチケットが送られてきたのは出発の3日前。
その間旅行会社から一切連絡はなく、日増しにつのる不安に身を縮めていました。

さて新幹線と宿は取れましたが、肝心の紅葉は非常に心もとない情報が伝わってきました。
京都各所の紅葉は、鞍馬など山方面を除いてまだ全然始まっていないとのこと。
今年は残念ながら関西もかなり暖かいようで、どこの名所もまだ葉は青々としているらしい。

そうなると紅葉の名所はただのムダに人出の多い観光地でしかありません。(←ひどい物言い)
暴れたところでモミジが赤くなるわけでもなし。
意外に早くあきらめのついたあたしは、京都でもまだ行ったことのない伏見桃山方面を目指すことにしました。

まず向かったのは城南宮
京都の神社でもそれほど知られていないと思われますが、平安遷都に伴い都の安泰と国の守護を願って創建されたといわれる、歴史あるお宮です。
京都駅八条口から直行バスが出ているはずですが、八条口はロータリー周辺で派手に工事が行われており、バス乗り場も移動しているようで、どこから乗るのかよくわかりません。
しばらく八条口をうろうろしたものの結局直行バス乗り場はわからず、仕方なく地下鉄で移動。

Jonangu1

竹田という駅で降りて城南宮まで徒歩15分。
初めて来る場所ですが、観光客は全くおらず、地元の人が七五三で訪れている程度。
それほど広くない神社ですが、池や庭もあって季節ごとの花も楽しめるようです。

Jonangu2

Jonangu3

やはりモミジはかすかに紅葉しているくらいで、楽しむには早すぎました。
まあ東福寺も永観堂もどうせ紅葉なんかしてないし、とムリヤリ納得させて次の場所へ。

竹田駅から今度は近鉄線で桃山御陵前まで移動。
この駅周辺が伏見桃山の街で、酒どころでもあり、坂本竜馬ゆかりの地でもあります。
なお伏見城や伏見稲荷といった観光地は同じ伏見区ですが、それは深草・稲荷地区でまた別の場所です。

Husimi

Fusimi2

古い建物や街並みは風情があってよい景色です。
黄桜や月桂冠といった清酒メーカーの博物館もあります。

Kizakura

Gekkeikan

寺田屋騒動で有名な寺田屋がありました。

Teradaya

現在は宿ではありませんが、当時の建物を一部復元して保存しているそうです。
庭には竜馬の銅像もあります。

Gokounomiya1

Gokounomiya2

京阪で中書島駅から伏見桃山駅まで戻り、御香宮神社へ。
以前にも一度来たことがありますが、境内に「御香水」という日本名水百選にも選ばれた湧き水があり、水の名所の伏見を代表する神社です。

Gokounomiya3

小さな庭もありましたが、やはりモミジの色づきはイマイチでした。

Hotel1

この日は前述のとおり住之江公園駅前のベストウェスタン・ジョイテル大阪に泊まりました。

Hotel2

Hotel3

ホテルの設備自体は特に不満もなく、11階でしたが眺めも意外によかったです。
あべのハルカスや通天閣もよく見えました。

Ikuno

Kitano

翌日は神戸方面へ。
生田神社や北野地区を散策しました。

Yosiya

昼は北野の「吉家」という讃岐うどん屋で山かけうどんを食べました。
このエリアでうどん屋は珍しいと思いますが、人気店のようで食べている間も店の外の行列が絶えませんでした。

Nankin

午後は元町から南京町を歩いてみましたが、この日はやたらと人がいました。
あちこちの店で行列ができていましたが、どうもその行列同士が交錯していて、最後尾がどこなのかよくわからないカオス状態です。

Fukurou

南京町でフクロウカフェを発見しました。
今全国各地にじわじわ増えつつある、フクロウとふれあえるカフェが、昨年神戸にもオープンしたそうです。
特にフクロウマニアではないので、入りませんでしたが・・・

Tokinohiroba1

Tokinohiroba2

Tokinohiroba3

夕方、大阪駅の「時空の広場」のイルミネーションを見に行ってみました。
今年のイルミはどことなく地味な感じ。

新梅田シティのクリスマスマーケットにも行ってみました。
2001年から毎年開催されている、冬のおなじみのイベントだそうです。

Xmasmarket1

Xmasmarket3

食べ物やワイン、クリスマス雑貨などを販売する小屋風の店が並んでおり、ライブスペースやミニ汽車やメリーゴーランドまであるというコンパクトなテーマパークという感じの催しです。

Xmasmarket2

小屋風の店の設備やメリーゴーランドは全てドイツ本国から持ち込んで設営しており、特にメリーゴーランドは木製で100年以上前に作られたアンティークとのこと。
もちろん実際に乗ることが可能で、多くの大阪市民が楽しそうに回転していました。

Sitennouji1

Sitennouji2

最終日の朝は四天王寺に行ってみました。
京都ではやたらと神社仏閣に立ち寄ってきましたが、大阪で寺に出向くのは初めてです。
1400年以上前に建立された、聖徳太子ゆかりの寺です。
境内が非常に広く、塔や伽藍など様々な建造物があります。

Sitennouji3

しかし。
四天王寺を象徴する五重塔は、今年9月から耐震工事中。
最近かなりの確率で城や寺の工事に直面しますが、ここ四天王寺でも塔を眺めることができませんでした。
また四天王寺には残念ながら紅葉の見所もありません。
まああったとしても今回は赤くなかったとは思いますが・・・

Harukas1

四天王寺から歩いて天王寺駅へ移動し、あべのハルカスにのぼってみました。
先日のぼった日本一高い電波塔東京スカイツリーに続いて、日本一高いビルにものぼることになりました。
相変わらずバカなので高いところが大好きです。
三連休だったので直前まで大行列クソ渋滞を覚悟していたのですが、待ち時間はいっさいなし。
梅田駅のきっぷ売り場よりもずうっと簡単に券が買え、そのままエレベーターに乗ることができました。

Harukas2

Harukas3

展望台はめまいがするほどの高さ。
これは比喩ではなく、高速エレベーターに乗ったので自分の脳や耳に何らかの影響があったためと思われます。
このめまいが不快でないのが自分のおかしなところです。
とにかく高所ではあんまし恐怖を感じないのです。

Harukas4

大阪城や大阪ドームは肉眼でもはっきりわかります。
さすがは日本一の高さを誇るビルの展望台・・と絶賛したいところでしたが、この日は天気がいまいちで視界もよくありません。
説明では京都タワーや関西空港も見えるとありましたが、残念ながら全くわかりませんでした。

Xmas1

Xmas2

Xmas3

すでに東京もそうだとは思いますが、大阪の街はすっかりクリスマス色となっていました。
なんばパークスも阪急うめだ店もツリーが飾られ、夜は電飾がまたたいています。
近鉄百貨店にはムーミンのツリーもありました。

というわけで、今回の旅も終了。
紅葉には早すぎたのが残念でしたが、その分気温が高く雨もほとんど降らず過ごしやすかったです。
ただし旅行前から胃腸が不調で、結局旅行中も改善せず食事をあまり堪能できなかったのが悔やまれるところでした。
次回は万全の体調で臨みたいと思います。

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