行ってみた 第52回 京都・大阪

紅葉の季節にムダに高揚する徘徊放浪中高年のSYUNJIといいます。
今年もまた関西方面に寄せていただくことにしました。
ただし今年は11月に三連休がなかったため、土日で1泊2日の旅です。

毎年新幹線と宿の予約には仕事の2.7倍くらい神経をすり減らしますが、今年は三連休ではないせいか、思ったよりもラクに取れた気がします。
もっとも秋の京都は宿が取れませんので、初めから大阪泊で予約。
このほうが神戸や奈良もコースに組めて何かと便利。

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朝のムダに早い新幹線で京都を目指します。
この日は進行方向右側に席が取れたため、見事な富士山を見ることができました。
今年の関東は夏から秋にかけて異様に雨が多く、御殿場や箱根に出かけても富士山を見ることがありませんでしたので、ここまで近くて快晴の富士を見たのは久しぶり。
ちなみに東海道新幹線は左右どちらの窓からも富士山が見えるよう設計されている、という話を聞いたことがあります。
下り列車の場合、左側(海側)だとどのあたりで富士山が見えるんですかね?

予定時刻どおり京都駅に到着。
今回の徘徊エリアは嵯峨野周辺と決めていました。
10年以上前に一度来ていますが、梅雨のクソ暑い時期でかなりきつかった思い出があります。

嵯峨野には見どころとなるスポットが多いのですが、点在している上に交通の便が良くない場所もあり、効率よく回るためには自転車が必要です。

嵯峨嵐山駅前でレンタサイクルを借りました。
外国人も多いせいか、自転車を手配して客に渡すおっちゃんの説明も「この道はゴーストレート。こっちは自転車に乗ったらノーグッドや。オーケー?」など英語と日本語が混じりすぎてかなり適当。
どうやら自分のことも日本人ではないアジア系外国人だと思って説明してたようです。

カタコトで返事して自転車を借り、まずは世界遺産の天龍寺へ。
天龍寺の北側には竹林の中の小道があります。
ここはガイドブックやポスターやCMにもよく使われる有名なところ。

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しかし。
この小道を自転車で通るのは失敗でした。
そもそも人が多いので押して歩くしかありませんが、歩いている観光客の大半は外国人。
狭い道のあちこちで写真を撮りあったり自撮りしたりで全然前に進みません。
仕方なく自転車を押して彼らをよけながら前進しますが、前からも大量の外国人が来ており、自転車なんか押してる日本人の自分は相当迷惑なヤツになってしまいました。
以前来た時は暑い時期で観光客は誰もおらず、優雅に自転車をこいで竹林の涼風を感じながら通ったものですが、やはり桜や紅葉の時は無理なようです。

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たぶん平常時には自転車で3分くらいの道のりを、自転車押して15分くらいかけてようやく天龍寺北門に到着。
広い庭のあちこちにモミジがあるのですが、正直色づきはいまいち。
一本の木なのに上のほうはもう枯れていて下のほうはまだ青いという、アバウトで雑な紅葉。
にもかかわらずやはり日本の紅葉はめずらしいのか、外国人は盛んに写真を撮っていました。

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続いて天龍寺から少し北の常寂光寺に移動。
この移動でも細い小道に大量の観光客が往来している中を自転車を押して移動する迷惑日本人中年となってしまいました。

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常寂光寺も以前来たことのある寺ですが、その時は誰もいない文字通り静寂な心落ち着く名刹でした。
やはり紅葉の時期は様子が全く違います。
名前とは裏腹に鬼のような人出。
寂しくもなんともない、朝の常磐線みたいな混雑ぶり。
しかもここの紅葉もまたいまひとつ。
飛び交う外国語に身を低くしながら常寂光寺を脱出したのでした。

さすがにこのままではせっかく京都・嵯峨野に来た意味がありません。
そこで観光名所ではない神社に行ってみました。
事前にネットで隠れた紅葉スポットとして当たりをつけておいた護法堂弁財天です。
五山の送り火の鳥居形がある曼荼羅山の麓にある神社。
常寂光寺からは自転車で上り坂を10分程度。

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市販のガイドブックにはほとんど掲載されていない神社だと思います。
しかもモミジはかなり赤く、いい雰囲気。
期待しながら参道の階段を上ってみました。

(加藤みどりの声で)なんということでしょう。
境内に入ると、そこにはモミジを見ながら大声で騒いでいる酒飲み団体がいるではありませんか。
・・・団体はおそらく地元の会社の集まりで、むしろ我々観光客のほうが圧倒的に場違いな展開。
仕方なくお堂に手を合わせ(賽銭箱すらなかった)、3分ほどで退散しました。

がっかりして自転車を東にユラユラグルグル走らせていたら昼になりました。
嵐山駅前とは違い、嵯峨野界隈にはあまり食事処がありません。
清凉寺周辺に飲食店はいくつかありましたが、どこも満席で断られてしまいました。
一年で一番混雑するこの時期に、予約もしていない貧乏飛び込み観光客など相手にされないのは当然です。
やむを得ず目に留まった「Potter's Cafe」という小さな喫茶店に入り、ベタにオムライスを注文。
客は地元の人が3人ほどで、テーブルが4つくらいに漫画本という昭和テイストな店です。

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ところが。
ここのオムライス、倒れそうなくらいにうまかったです。
日本でまずいオムライスを食わせる店もあまりないとは思いますけど、この店の味はちょっと違いました。
ケチャップではなくデミグラスソースがかかっているのですが、これがまた絶妙なバランス。
やや薄味ですが、なんつうか非常にダシの効いた深ーい味がしました。
オムライスならデミグラスソースのほうが好き、というわけではないのですが、これまで食べてきたオムライスの中でも間違いなくTOP3には入るおいしさです。

すっかりテンションが回復したところで大覚寺に移動。
寺そのものの記憶は全然ありませんでしたが、ここは大沢池という広い池が付いている?というロケーションで有名です。

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やはり紅葉の色づきはそれほどよくありませんでした。
今年は京都全体がこんな感じで、あと数日も経てばきっと真っ赤に染まる前に枯れて散ってしまうのでしょう。

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最後に鹿王院に行ってみました。
初めて来ましたが、あまり観光客もおらず静かな場所です。
この日一番紅葉がきれいだったのはこの鹿王院でした。

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嵯峨嵐山駅で自転車を返し、京都駅から大阪に向かいます。

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新梅田シティでは今年もクリスマスマーケットが開催されていました。
10年以上続く冬の大阪の有名なイベントのようですが、昨年よりは人出は少なめでした。

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今回は谷町4丁目の「ホテルマイステイズ大手前」に泊まったのですが、構造はウィークリーマンションで、部屋が3つもあり、ゴージャス感は全然ありませんがキッチンや食卓もあってとても広いです。
こういう造りだとは知らずに予約したのですが、長期滞在するならこれは便利だと思います。

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夜は大丸にある「アルレッキーノ」というイタリアンの店でパスタを食べました。
実はここで食べるのは3度目です。
大阪に来てなんでパスタやねんと思われる方もおられましょうが、自分はこの店のパスタは大阪で一番うまいと思っています。
いえ、他でパスタ食べたことがないだけですが。
いずれにしてもここのパスタはどれもはずれがありません。
まあオムライス同様、まずいパスタが出てくる店もそれほど多くはないとは思いますが、大阪でも唯一通いたくなる店なのです。
細麺でゆで加減は若干固めですが、とにかく破壊力のあるソリッドな味がします。(意味不明)
特にオーナーが親戚とかそういう事情は全然ありませんが、大阪にお越しの際はぜひお立ち寄りいただきたいと思います。

翌日は予報どおり大雨。
晴れれば京都に行くつもりでしたが、雨で混雑で紅葉もいまいちで・・という状況を考えて方針を変更し、一日大阪で過ごすことにしました。

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行ってみたのはエキスポシティ
万博記念公園のとなりにできたでかい総合娯楽商業施設?です。
有名な太陽の塔を近くで初めて見ました。
けっこう胴体がうす汚れてるなぁ・・というのが正直な感想。
万博から50年近く経つので無理もないと思いますが。

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でかい商業施設はららぽーとなのですが、はっきり言ってウチの近所にいくつもあるららぽーととあんまし変わりませんでした。
そりゃそうか。
もう少し大阪っぽい関西系な店や品ぞろえがあるんやろかと期待しておったのですが、ここはそういうコンセプトではないようでした。

エキスポシティには「NIFREL」という新感覚な動物園もあるのですが、ここは非常に人気で入場口は長蛇の列。
中に入ってもおそらくは大混雑であろうと判断し、結局ららぽーとを一周しただけで梅田に戻りました。

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昼は梅田の「しのぶ庵」でうどん。
西日本のうどんはつゆの色が薄くてダシがきいてるのがいいところですが、最近は関東でも大手チェーンが進出して西日本系のうどんがふつうに食えるので、以前ほどの感慨はなくなりつつあります。
今関東の若い人はうどんの地方色なんか全く意識せずに食べとるんじゃないでしょうか。

午後になっても雨は全く止む気配もなく、梅田界隈のデパートや書店を徘徊し、タリーズでくつろいだりしました。
場所にもよるとは思いますが、大阪は日曜午後のカフェも思ったほど混雑していない気がします。
都内や横浜だととにかく休日のカフェはムダに混雑しているので、大阪で空席の目立つタリーズやスタバを見た時には感動すら覚えました。

帰りは新大阪駅から新幹線に乗りましたが、駅構内にまた飲食店や土産物店が増えていました。
中でも妻はカネテツデリカフーズの「ネルサイユ宮殿」に反応。
ポテサラちくわや練り物をわしづかみにして新幹線に乗り込むという出張帰りのサラリーマンみたいなことをしていました。

というわけで今回の遠征も終了。
一日雨で紅葉もいまいちだったのは残念でしたが、食べ物はどこもおいしく満足しました。
次はまた桜の季節に行きたいと思います。

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行ってみた 第51回 京都府立植物園・下鴨神社・円山公園

旅は2日目。
ソメイヨシノのシーズンど真ん中なので、訪れる場所も必然的にベタな観光名所となります。
ここ数年京都ではあまり人の行かない隠れた名所を巡る旅を続けてきたので、久しぶりに原点回帰なプレゼンスの旅。(意味不明)

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まずは京都府立植物園
以前も桜の時期に来たことがありますが、どんなところだったのか実はあまりよく覚えていません。

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さすがに植物園なので有り余るほど様々な桜が咲いています。
ソメイヨシノは当然満開ですが、チューリップが早くも(そうでもないか?)咲いており、水仙やボケなども開花していました。

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園内は飲食をしながらの花見は禁止でもないようですが、酒類の持ち込みは禁止。
平野神社のような茶屋や屋台はなく、酔って暴れたりカラオケを持ち込んだりする人はいません。
学生サークルや中高年の合唱団みたいな集団はいましたが、宴会ではなく桜の下での会合といった感じです。

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植物園を出て鴨川沿いを歩くと枝垂桜が続く「半木の道」というエリアがあります。
久しぶりに歩いてみましたが、ここの枝垂桜はまだ五分から八分咲きくらいでした。

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鴨川の対岸にふと目をやると、鹿がいました。
奈良ではむやみにいる鹿ですが、京都で野生の鹿を見るのは初めてです。
やはり人馴れしてるようで、そばを通る人に全く動じる様子がありませんでした。

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川沿いをさらに南に進むと、下鴨神社に行き当たります。
本来は南側から糺の森を北に進んで参拝すべき場所ですが、今回は西側から入ってみました。

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ところでこの下鴨神社、糺の森の隣接地にマンションを建てようとしているらしく、すでに工事は始まっていて参道の両側は工事用の白い壁がそびえ立っていました。
この話題は新聞で読んでいて知っていましたが、建設工事は取りやめの気配もなく順調?に進んでいるようでした。

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地元の人たちはやはりこのマンション建設には反対のようで、あちこちの家に「建設反対」の看板やポスターが貼られていました。
新聞によれば地元住民側が3月に、京都市に許可取り消しを求める訴訟を京都地裁に起こしたとのこと。
自分はただの無責任な観光客なので軽率に建設反対と叫ぶわけにもいかないとは思いますが、由緒ある世界遺産の下鴨神社が、糺の森の隣にマンションを建てようとする姿勢には、やはり抵抗を感じてしまいます。
今からでもなんとかならんもんでしょうか・・・

そんな困惑の下鴨神社をあとにして、バスで四条河原町方面に移動。
四条通りを久しぶりに歩いてみましたが、歩道が広くなって歩きやすくなっていました。
その分車道は以前の上下4車線を2車線にしており、渋滞が起きていました。
もっとも4車線であっても歩道側の車線は駐車してるバスやタクシーで埋まっていてほとんど車道として機能してませんでしたので、この作戦は良かったのではないでしょうか。

Yasaka

ただし歩道が広がったのは川の西側までで、その先は相変わらずクソ混雑する中を歩いてやっと八坂神社に到達。
そのまま円山公園まで歩いてみました。

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シンボルの枝垂桜は満開でしたが、以前に比べて枝が短くなったせいか、インパクトはあまりありませんでした。
初めてここの枝垂桜を見た時はそれなりに感動したもんですけど、回を重ねるうちに感動のレベルは確実に下がってきました。
他にもきれいな桜は京都中にいくらでもあるし、そもそもここには一本しかない。
おまけにいつもムダに混雑してるし、ゆっくり鑑賞するような場所ではない。
観光客なんて勝手なもんです。
今度は早朝とか月夜とか、全く違う状況で鑑賞してみたいと思います。

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京都駅では夜に大階段をスクリーンに見立てたLEDイルミネーションが行われていました。
階段に設置されたLEDによって様々な模様や絵が映し出されるのを一番下から見上げるというイベントです。
2012年秋から始まったそうですが、今回初めて見ました。
写真で撮ってもあまり臨場感がありませんが、実際には絵が次々と変わっていて見ていて飽きません。
時期や季節で内容は変わるそうですが、やはりクリスマスの頃が一番人気のようです。

ということで、今回の京都の旅も終了。
金閣寺や円山公園など、久しぶりの修学旅行調コースでしたが、それなりに楽しめました。
次回はまた反動で人の少ない場所を掘り起こしていこうと思います。

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行ってみた 第50回 京都御苑・平野神社・金閣寺

カネも体力も愛想もないのに毎年桜の季節には遠征を繰り返すSYUNJIといいます。
昨年の春は北陸新幹線開通に伴い金沢に寄せていただきましたが、今年は京都に舞い戻って桜鑑賞としゃれこんでみました。(死語)
以前は桜の開花を必死に予想したりうまいこと満開に当たるよう天に祈ったりしてましたが、最近は「咲いている場所に行けばよい」ことに気付いたため、それほど気をもむことはなくなりました。
京都は桜の種類も非常に多いため、大ざっぱに出かけてもどこかに必ず咲いている桜があるのでした。

しかしながらやはり桜と言えば王道はソメイヨシノ。
この品種が満開の時期に当たれば、楽しめる場所も当然多くなります。
今回も2月の時点で4月2・3日の行程を企画し、新幹線及び宿を予約。
予想に反して何の問題もなく希望どおりに予約できました。
宿も今回は久しぶりに京都市内です。
感覚的には、やはり桜の時期よりも紅葉の時期のほうが京都の予約は取りにくいと思っています。

今年もムダに早い時間の新幹線(しかもグリーン車)に乗ってしまい、9時過ぎには京都駅に到着。
体調も天気もイマイチでしたが、とりあえず雨はなんとか降らずに済みそうです。
最初に選んだ目的地は京都御苑。
御所の北西側の端に近衛邸跡という場所がありますが、ここにたくさんの桜が咲いており、特にしだれ桜が見事です。

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しだれ桜は満開。
他の桜もほぼ満開でした。
宴会禁止なので非常におだやかに桜鑑賞ができます。
それなりに人はいますが、朝の常磐線みたいな混雑はありません。

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ここは以前も満開のしだれ桜を見に来たことがあります。
その時は女優の杉田かおるが桜を見に来ていましたが、みんな桜に夢中なので気づいた人はあまりいないようでした。

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御苑の桜を堪能し、バスで上七軒方面に移動。
千本釈迦堂という小さな寺があります。
ここのしだれ桜も「おかめ桜」という名で有名。
何度も来ている場所ですが、満開のしだれ桜に当たったのは久しぶりでした。

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北野天満宮の前にある小さな店でうどんを食べました。
小さな店で、自分たち以外には台湾人と思われる家族連れしか客がいませんでした。

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北野天満宮は梅で有名な神社で、桜があまりありません。
なので歩いて5分くらいの平野神社に移動。
ここは対照的に桜の種類も数も非常に多い神社なので、この時期にはできるだけ寄るようにしています。

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平野神社は京都の中でも好きな場所ですが、とにかくいつ来ても不思議な造りだと思います。
大きく3つのエリアに分かれていて、表(東側)から鳥居をくぐると社殿がある通常の神社境内。
その隣には桜を中心とした木立のエリア。
さらに奥に進むと紅白の幕に茶屋や屋台が並ぶお花見ゾーン。

何度も来てる神社ですが、花見のエリアの茶屋だけは利用したことがありません。
いつもこの時期混雑していて酔客も多く騒々しいのですが、そもそもは地元の人たちが桜を楽しむための場所であり、おそらく自分みたいな観光客はあまりこの花見エリアにはいないのではないかと思います。
花見の時期だけ異様にテンションが上がる日本人が面白いのか、外国人が桜でなく花見客を盛んにカメラに収めていました。

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平野神社を出て少し時間があったので、金閣寺まで歩くことにしました。
金閣寺まではゆっくり歩いて20分ほどです。

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久しぶりに来てみましたが、やはり混雑しています。
半分くらいが外国人観光客。
いつ見てもこの金閣寺にだけは底知れぬ狂気性を感じます。
日本の他の寺院仏閣のたたずまいとかわびさびとは別の次元にある、クスリっぽい建物です。
こんなものを建てた義満公もさぞかしクスリっぽい人だったであろうと想像しますが、建立当時からこんだけアナーキーな状態だったのかはよくわかりません。
天気がいまいちだったので金の輝きもいまいちな気がしました。

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今さらですが、金閣寺そのものの周りには桜がほとんどないことに気がつきました。
池と桜と金閣寺なんて構図がふつうに見られるもんだと思ってましたが、それはたぶん旅行会社の作るイメージであって、実際には金閣寺にレンズを向けても桜の花は全然入って来ません。
なんだか少しがっかり。
外国人観光客はそんなことはお構いなしにクレイジーでゴールデンな日本の寺を自撮り他撮りして楽しんでいました。

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今回の宿はからすま京都ホテル
地下鉄四条駅の駅前にあり、非常に便利なホテルです。
特にツテや政治力を使ったわけでもないのに、こんなところがよく予約できたもんだと思いました。

夕飯を大丸のファミリー食堂で食べることにしました。
初めて入りましたが、まさに「食堂」と呼ぶにふさわしい昭和な雰囲気の充満する場所です。
一般客向けの店のはずですが、どこか社員食堂のような感じ。

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木の葉丼を食べました。
気軽に書きましたが、このメニューは東京ではあまり見かけません。
親子丼の鶏肉をかまぼこに変えたもの、という説明で正しいと思います。
名前の由来はわかりません。
全国どこでも作れるメニューだと思いますけど、やはり関西のどんぶりのようです。
調べたら「なか卯」が2年前からメニューとして出してるそうです。

この後京都駅でモンスリー師匠と1年半ぶりの会見に臨みました。
師匠とのおつきあいも10年を超えましたが、10年経ってもド素人全開の自分に、この日もいろいろと親切に音楽情報を教えていただきました。
話題はクリムゾンのライブの客層から相次ぐアーチストの訃報、また映画の話まで多岐に渡りました。
自分のほうは相変わらず「スター・ウォーズを全然マジメに観ていない」と直球で告白してしまい師匠を落胆させたりでしたが・・

ということで、旅はもう1日続きます。

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行ってみた 第49回 京都・神戸・大阪

紅葉徘徊中高年のSYUNJIです。
今年もこの季節に関西方面に寄せていただくことにしました。

景気が回復したとも思えない昨今ですが、ハイシーズンの旅行の予約だけは年々確実に取りづらくなってきました。
11月の三連休に対して今年は比較的早めに準備を始めたつもりでしたが、9月末の時点で大阪府内は空いてる宿が極めて少ない状態。
あとは姫路とか和歌山とかかなり遠くでないと宿が取れません。

旅行予約が取りづらい原因のひとつに、外国人観光客の増加があります。
春の金沢でもそうでしたが、どこの宿でも外国人宿泊客を必ず見かけます。
すでに秋の関西におけるライバルは世界中に拡散していたのでした。

情弱日本人サラリーマンのあたしは旅行予約サイトをサルのように見まくり、ようやく見つけたのは住之江公園の駅前のホテルでした。
土地勘が全くない場所でしたが、梅田からは地下鉄で一本のようだし、取れなければ話にならないのでとりあえず予約申し込み。
セットで新幹線も希望の時間帯を申し込みました。

結論から言えば何の問題もなく予約は取れました。
ただ予約が確定してチケットが送られてきたのは出発の3日前。
その間旅行会社から一切連絡はなく、日増しにつのる不安に身を縮めていました。

さて新幹線と宿は取れましたが、肝心の紅葉は非常に心もとない情報が伝わってきました。
京都各所の紅葉は、鞍馬など山方面を除いてまだ全然始まっていないとのこと。
今年は残念ながら関西もかなり暖かいようで、どこの名所もまだ葉は青々としているらしい。

そうなると紅葉の名所はただのムダに人出の多い観光地でしかありません。(←ひどい物言い)
暴れたところでモミジが赤くなるわけでもなし。
意外に早くあきらめのついたあたしは、京都でもまだ行ったことのない伏見桃山方面を目指すことにしました。

まず向かったのは城南宮
京都の神社でもそれほど知られていないと思われますが、平安遷都に伴い都の安泰と国の守護を願って創建されたといわれる、歴史あるお宮です。
京都駅八条口から直行バスが出ているはずですが、八条口はロータリー周辺で派手に工事が行われており、バス乗り場も移動しているようで、どこから乗るのかよくわかりません。
しばらく八条口をうろうろしたものの結局直行バス乗り場はわからず、仕方なく地下鉄で移動。

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竹田という駅で降りて城南宮まで徒歩15分。
初めて来る場所ですが、観光客は全くおらず、地元の人が七五三で訪れている程度。
それほど広くない神社ですが、池や庭もあって季節ごとの花も楽しめるようです。

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やはりモミジはかすかに紅葉しているくらいで、楽しむには早すぎました。
まあ東福寺も永観堂もどうせ紅葉なんかしてないし、とムリヤリ納得させて次の場所へ。

竹田駅から今度は近鉄線で桃山御陵前まで移動。
この駅周辺が伏見桃山の街で、酒どころでもあり、坂本竜馬ゆかりの地でもあります。
なお伏見城や伏見稲荷といった観光地は同じ伏見区ですが、それは深草・稲荷地区でまた別の場所です。

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古い建物や街並みは風情があってよい景色です。
黄桜や月桂冠といった清酒メーカーの博物館もあります。

Kizakura

Gekkeikan

寺田屋騒動で有名な寺田屋がありました。

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現在は宿ではありませんが、当時の建物を一部復元して保存しているそうです。
庭には竜馬の銅像もあります。

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京阪で中書島駅から伏見桃山駅まで戻り、御香宮神社へ。
以前にも一度来たことがありますが、境内に「御香水」という日本名水百選にも選ばれた湧き水があり、水の名所の伏見を代表する神社です。

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小さな庭もありましたが、やはりモミジの色づきはイマイチでした。

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この日は前述のとおり住之江公園駅前のベストウェスタン・ジョイテル大阪に泊まりました。

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ホテルの設備自体は特に不満もなく、11階でしたが眺めも意外によかったです。
あべのハルカスや通天閣もよく見えました。

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Kitano

翌日は神戸方面へ。
生田神社や北野地区を散策しました。

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昼は北野の「吉家」という讃岐うどん屋で山かけうどんを食べました。
このエリアでうどん屋は珍しいと思いますが、人気店のようで食べている間も店の外の行列が絶えませんでした。

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午後は元町から南京町を歩いてみましたが、この日はやたらと人がいました。
あちこちの店で行列ができていましたが、どうもその行列同士が交錯していて、最後尾がどこなのかよくわからないカオス状態です。

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南京町でフクロウカフェを発見しました。
今全国各地にじわじわ増えつつある、フクロウとふれあえるカフェが、昨年神戸にもオープンしたそうです。
特にフクロウマニアではないので、入りませんでしたが・・・

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夕方、大阪駅の「時空の広場」のイルミネーションを見に行ってみました。
今年のイルミはどことなく地味な感じ。

新梅田シティのクリスマスマーケットにも行ってみました。
2001年から毎年開催されている、冬のおなじみのイベントだそうです。

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食べ物やワイン、クリスマス雑貨などを販売する小屋風の店が並んでおり、ライブスペースやミニ汽車やメリーゴーランドまであるというコンパクトなテーマパークという感じの催しです。

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小屋風の店の設備やメリーゴーランドは全てドイツ本国から持ち込んで設営しており、特にメリーゴーランドは木製で100年以上前に作られたアンティークとのこと。
もちろん実際に乗ることが可能で、多くの大阪市民が楽しそうに回転していました。

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最終日の朝は四天王寺に行ってみました。
京都ではやたらと神社仏閣に立ち寄ってきましたが、大阪で寺に出向くのは初めてです。
1400年以上前に建立された、聖徳太子ゆかりの寺です。
境内が非常に広く、塔や伽藍など様々な建造物があります。

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しかし。
四天王寺を象徴する五重塔は、今年9月から耐震工事中。
最近かなりの確率で城や寺の工事に直面しますが、ここ四天王寺でも塔を眺めることができませんでした。
また四天王寺には残念ながら紅葉の見所もありません。
まああったとしても今回は赤くなかったとは思いますが・・・

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四天王寺から歩いて天王寺駅へ移動し、あべのハルカスにのぼってみました。
先日のぼった日本一高い電波塔東京スカイツリーに続いて、日本一高いビルにものぼることになりました。
相変わらずバカなので高いところが大好きです。
三連休だったので直前まで大行列クソ渋滞を覚悟していたのですが、待ち時間はいっさいなし。
梅田駅のきっぷ売り場よりもずうっと簡単に券が買え、そのままエレベーターに乗ることができました。

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展望台はめまいがするほどの高さ。
これは比喩ではなく、高速エレベーターに乗ったので自分の脳や耳に何らかの影響があったためと思われます。
このめまいが不快でないのが自分のおかしなところです。
とにかく高所ではあんまし恐怖を感じないのです。

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大阪城や大阪ドームは肉眼でもはっきりわかります。
さすがは日本一の高さを誇るビルの展望台・・と絶賛したいところでしたが、この日は天気がいまいちで視界もよくありません。
説明では京都タワーや関西空港も見えるとありましたが、残念ながら全くわかりませんでした。

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すでに東京もそうだとは思いますが、大阪の街はすっかりクリスマス色となっていました。
なんばパークスも阪急うめだ店もツリーが飾られ、夜は電飾がまたたいています。
近鉄百貨店にはムーミンのツリーもありました。

というわけで、今回の旅も終了。
紅葉には早すぎたのが残念でしたが、その分気温が高く雨もほとんど降らず過ごしやすかったです。
ただし旅行前から胃腸が不調で、結局旅行中も改善せず食事をあまり堪能できなかったのが悔やまれるところでした。
次回は万全の体調で臨みたいと思います。

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行ってみた 第48回 金沢

ここ数年は桜の季節になると京都を中心に関西を徘徊してきた中高年のSYUNJIといいます。
今年も当然京都への遠征を画策するはずでしたが、今回は行き先を金沢に変更。
なぜなら新幹線が開通したからです。

・・・と当然のように断定しましたけど、自分は鉄道マニアではありません。
自分のように南関東に生息する者にとって、金沢はなかなか足を運びにくい土地でした。
それが新幹線開通で東京から2時間半の場所に変わったのです。
昨年9月にも金沢は行っていますが、やはり一度は桜を堪能したいと考え、2月には宿も新幹線も手配をすませてしまいました。

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ということで初めて北陸新幹線に乗ってみました。
朝8時半頃東京を出る列車で、相当な混雑を覚悟してましたが、長野から先では空席も目立つような状態。
開業当日こそ大盛り上がりな北陸新幹線でしたが、その後はネットでも空席が目立つようなコメントがありました。
この日は土曜日でしたが、休日午前便でも空席ありというのが実情です。
また個人的な感覚ですけど、揺れは東海道新幹線に比べて少ない気がしました。

Sinkansen2

Tudumimon

朝に家を出て、昼前には金沢に着いてしまいました。
あらためて近くなったことを実感。
ただしこの日は天気がいまいちで、気温もやたら低く花冷えの一日でした。
駅ではひゃくまんさんがお出迎え。

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金沢駅前で昼飯を食ってる間になんとか雨はやんだので、昨年も利用した「まちのり」というレンタサイクルを使うことにしました。
通常レンタサイクルは3時間とか半日とか決められた時間内で借りるものですが、「まちのり」は市内各所にあるポート間の移動に自転車を使う方式です。
始めに200円を払えば、30分以内の移動であれば無料。
通常のレンタサイクルと違い、自転車を停めた場所まで戻る必要がないのはとても便利です。

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まずは駅から長町という武家屋敷の残る場所へ向かいます。
自転車で移動するとよくわかりますが、金沢も桜の木が多い街です。
ソメイヨシノは散り始めでしたが、まだ充分楽しめる状況でした。

Nagamati2

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しかし。
とにかくこの日は異様な寒さで、気温はおそらく10度以下だったと思います。
あちこちで地元の人がシートを広げてぽつぽつと花見をしてましたが、我慢大会のようで気の毒でした。
昨年も関西でムダに寒い花見でしたが、この日の金沢はそれ以上の寒さ。
とにかくマメに店や施設に入って暖をとらねば耐えられないくらいでした。

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にし茶屋街を経て犀川に移動。
川に沿ってソメイヨシノや紅しだれ桜が咲いていました。
京都の鴨川沿いを思わせる風景です。
このあたりは特に他の観光スポットもなく、駅や繁華街からも遠いため観光客はほとんどいませんでした。

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今回の宿はキャッスルイン金沢
キャッスルという名前ですけど城より駅に近く便利なホテルです。

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Hotel2

翌朝の朝食はバイキング。
ある程度予想はしてましたが、やはり外国人客は多いです。
朝食をとっている3分の1くらいはロシア人のようでした。

Sakura

この日は晴れました。
予報で晴れると言っていたので、兼六園や金沢城観光を2日目に持ってきたのですが、正解でした。

Kenrokuen1

Kenrokuen2

まずは兼六園。
さすがに人出は多く、また中国・タイ・ドイツ・フランスなど様々な国の言葉が飛び交っています。
みんな東京から来たのかはわかりませんが、やはり新幹線の効果は表れている気がします。

Kenrokuen3

Kenrokuen4

兼六園は昨年の秋口にも来ましたが、やはり桜の季節は様子が違います。
ここまで桜の多い庭園だとは思いませんでした。
しかもこの時期、入園料が無料というナイスなはからい。

Kenrokuen5

Kanazawajo1

いったん兼六園を出て、城との間の道を歩いてみましたが、ここも桜がたくさんあります。
金沢城には天守がないのですが、それでも桜が咲くと時代劇のセットみたいなすばらしい眺めです。
特に城の内堀にある桜は破壊力抜群で、今回見た中でもっとも勢いがありました。

Kanazawajo2

Kanazawajo3

Kanazawajo4

金沢城公園は19年前にも来ているはずですが、全く記憶がありません。
城内はあちこちでかつての城の復元が進んでいるようでした。

Jibuni

近江町市場の中にある「ゆず」という店で昼飯。
写真は郷土料理「治部煮」のついたかなざわ御膳。
治部煮はおそらく初めて食べましたが、うまかったです。

Kazuemati1

Kazuemati2

午後は主計町へ。
ここも重要伝統的建造物群保存地区に指定されている古い街並みですが、近くのひがし茶屋街に比べて範囲が狭く、また店もハイクラスで観光客にはややハードルが高い印象があります。
なので自分の目的はもっぱら桜鑑賞。
浅野川沿いにソメイヨシノが咲いており、緑水苑という公園にはしだれ桜もあります。

Higasi1

浅野川大橋を横断してひがし茶屋街へ移動。
ここも金沢の著名な観光スポットです。
ひがし茶屋街側にも川に沿って桜並木があり、散り始めでしたがソメイヨシノは見事でした。

Higasi2

Higasi3

というわけで、金沢桜の旅も終了。
初日はやたら寒かったですが、その寒さのせいか桜も予想以上に長持ちしたようで良かったです。
今後は新幹線を使って富山や高岡を訪ねてみたいと思っています。

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行ってみた 第47回 奈良・神戸

旅は2日目。
この日は奈良方面でもまだ行ったことのない西の京に行くことにしました。

最初に訪れたのが薬師寺。
その名のとおり薬師如来像のある世界遺産です。

Yakusiji1

Yakusiji2

建物はほぼ再建で歴史を感じさせる状態ではありません。
塔や伽藍の白壁が異様に新しく、広い境内に点在する様は失礼ながらどこかテーマパークっぽい印象。
しかも東の塔は解体工事の真っ最中。

Yakusiji3

世界遺産なのに観光客はほとんどいません。
それでも薬師如来像はやはり見事でした。

Tosyodaiji1

続いて唐招提寺に移動。
薬師寺から歩ける距離にあります。

Tosyodaiji2

Tosyodaiji3

唐招提寺も世界遺産ですが、建物は古いものもあり、敷地内も起伏があり紅葉も多く変化に富んでいて、ハデさはありませんが見ていて飽きない場所です。

Tennoryo

西大寺の駅まで歩く途中、垂仁天皇陵が目の前に現れました。
遺跡として文部科学省が管理してるのかと思ったら、天皇陵なので宮内庁の管理下にあるようです。
周囲の住宅地にも天皇陵の一部が点在していて、民家と天皇陵が入り組んで存在しており、なんだか不思議な光景です。

電車で近鉄奈良まで移動し、昼飯を食おうと商店街を物色しましたが、さすがに連休なのでどの店も非常に混雑しています。

Fujita1

Fujita2

JR奈良駅方面へ少し歩き、ホテルフジタ奈良のレストランでハンバーグを食べました。
人も少なくゆったりと過ごせてよかったです。

Kofukuji

Narakoen1

興福寺を通り抜け、奈良公園まで歩きました。
奈良はそれほど来ている街ではないので、駅から奈良公園や東大寺までの距離感がいまいちあやふやでした。
歩いてみると思ったより遠いと感じます。

Narakoen2

Narakoen3

奈良公園は予想以上に紅葉がきれいでした。
2年前にも来ていますが、そのまま東大寺に突入しており奈良公園の紅葉には気づきませんでした。
鹿ももみじの下でくつろいだりしており、花札みたいな絵になっています。
今回は東大寺や春日大社には行きませんでした。

Puchimaru1

Puchimaru2

この後妻の知り合いとならまちの「ぷちまるカフェ~」に入りました。
店内に入って気づきましたが、偶然にも2年前に飛び込みで入った場所でした。

近鉄で大阪に帰りましたが、京都から帰るよりも電車がすいていてラクでした。
これまで京都から大阪まで夕方戻る時は、阪急も京阪もJRもやたら混雑しているという記憶しかありません。

この日の夜はなんばパークスでそばを食べました。
実は自分は体質的にコーヒーが合いません。
味や香りはキライではないので時々飲むのですが、本格的なコーヒーであればあるほど、体調に異変をきたします。
具体的には食欲不振・胃もたれ・全身倦怠感など。
コーヒー酔いとでも言うのでしょうか。
大げさかもしれませんが、この日は昼にホテルで飲んだコーヒーが特に合わなかったようで、夜はそば一杯を食うのがやっとの状態。
カラダからコーヒーが抜けるまで丸一日かかりました・・・

Huukei

ホテルの部屋は11階でしたが、遠くにあべのアルカスや通天閣が見えました。
上の写真の右側の一番高い建物があべのハルカス、左端の小さい塔が通天閣です。

翌朝は阪神電車で神戸へ。
相楽園という日本庭園が県庁前にあります。

Sorakuen1

Sorakuen2

神戸市街には京都や奈良のように紅葉の名所はほとんどないと思いますが、ここは市街地にある隠れた紅葉スポットです。
神戸市長を務めた人の屋敷跡だそうですが、三宮や異人館といった神戸の主要観光地からは少し離れているせいか、観光客はほとんどいませんでした。
雰囲気としては東京で言えば浜離宮のような感じでしょうか。

Sorakuen3

Sorakuen4

紅葉は期待以上でした。
池のまわりにもみじがあり、この日は色づきも良く、京都の寺院にもひけを取らない美しさ。
結婚式用の写真を撮っている和装のカップルが複数組いました。
京都だと紅葉のある場所はどこも混雑がひどいので、こういうこともなかなかできないでしょう。

Sorakuen5

ついでと言っては失礼ですが、前日まで菊花展も開催されていたようで、すでに一部撤収に入ってはいましたが、菊の花も観賞できました。
(以前にも告白しましたが、実は菊の花が好きで、菊を見るとムダにテンションが上がるタチ。)

午後は神戸駅前のハーバーランドumieに移動。
ここに来るのも初めてです。

Umie1

Umie2

全国各地にある大型ショッピングモールと特に変わらない商業施設ですが、テナントに神戸や関西ならではの物を売る店もあって、こういう場所も退屈しません。

Umie3

Umie4

海岸沿いのデッキに出ると、山を背景としたポートタワーなどミナト神戸らしい風景が眺められるので、ベタですが神戸に来たと強く実感できる場所でもあります。
神戸に通うようになってまだ年数も浅いので、今回ここに来てよかったと思います。

ということで、今回の旅も終了。
天気もよく気温も高めで屋外にいてストレスを全く感じなかったのは非常にありがたかったです。
来年には姫路城の保存修理工事も終わりますので、次回は神戸を拠点にさらに西への行程を組もうかと思います。

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行ってみた 第46回 京都・大阪

桜と紅葉の季節にはムダに関西に行きたがるクスリっぽい中年のSYUNJIです。
今年も11月に三連休となりましたので、関西方面への遠征を画策。

京都も毎年のように行くことを続けていると、行動の善し悪しがだいたい判断できるようになります。
まずこの季節は極力バスで移動しない。
東福寺・清水寺・金閣寺といった直球な観光名所にも近づかない。
帰り際にJR伊勢丹で土産を買おうとしない。
理由は簡単でいずれも混雑しているからです。
これまでも混雑を極力避けて様々な観光スポットを巡りましたが、今年は洛北をターゲットにすることにしました。

もちろん洛北とて紅葉の季節は無人ではありませんが、東福寺や金閣寺のような混雑ではないでしょう。
ということで、多少地味ですが曼殊院・圓光寺・詩仙堂といった紅葉の名所をターゲットにしました。

この地区は出町柳で叡山電鉄に乗り換えて一乗寺あたりからアプローチするのが一般的ですが、今回は自転車を利用しました。
実は京都で自転車に乗るのは初めてです。

結論を先に書きますが、自転車は正解でした。
この洛北地区は以前にも訪れたことがあり、多少土地勘はあったので、おそらく自転車で問題ないだろうと予想していましたが、その通りでした。
各寺社は山沿いにあり、近づくにつれて自転車はきつくなります。
でも上り坂は自転車を押して歩けばいいだけで、帰りは坂を下りますので、非常にラクです。
徒歩に比べて短い時間で各スポット間を移動でき、とても便利でした。

出町柳で自転車を借り、最初に曼殊院を目指します。

Mansyuin1

Mansyuin2

Mansyuin3

10年近く前に一度来たことがありますが、その時は平日だったので混雑はそれほどでもありませんでした。
今回は土曜日だったのでやはり人はそれなりに多いです。
紅葉はピークに若干早い感じでしたが、見応えは充分でした。

Enkouji1

続いて圓光寺。
ここも人はかなり多かったです。

Enkouji2

Enkouji3

少し驚いたのは、寺までの道はかなり狭いにもかかわらず車で乗り付けようとする人がたくさんいたことでした。
タクシーはまだわかりますが、他にも自家用のでかいワンボックスなんかがぐいぐい入ってくるので、人も車も大渋滞。
駅から歩いて来るのが大変なため車を使うんでしょうけど、道も駐車場もそうした状況を受け入れるようにはできていないので、混雑が起こるのは当然ではあります。
その混雑の間をぬって素早く自転車で移動できたのは良かったです。

寺の周辺には飲食店もあまりありません。
そこでいったん一乗寺駅前まで戻ることにしました。
この判断も自転車だったからこそできた話です。
徒歩ではとてもそこまでする気は起きません。

Inkyo1

一乗寺駅のそばの「インキョカフェ」という変わった名前の店に入ってみました。
店内はブルースのレコードやギターが飾られた、こだわりのありそうな雰囲気。
後で調べたら、テレビや雑誌でも採り上げられたことがある店のようです。
BGMもブルース中心のようでしたが、ホール&オーツやイーグルスなんかもかかっていました。

Inkyo2

ランチのポークソテーを注文しましたが、これがうまかったです。
自転車で疲れたところにありがたいボリュームでした。

Sisendou1

再び山に向かって自転車を走らせ、詩仙堂へ。
詩仙堂は3回目で、数ある京都の寺社の中でも好きな場所です。

Sisendou2

Sisendou3

ここもたくさんの人がいました。
以前来た時は10月で紅葉には早い時期だったので、ほとんど人がおらず庭をゆっくり眺めましたが、さすがにこの日は立ち止まって写真を撮るのにも苦労するくらいでした。

Konpukuji1

詩仙堂に近い金福寺にも行ってみました。
この寺は初めてです。
今回自転車で移動が楽だったこともあり、寄ってみました。

Konpukuji2

Konpukuji3

曼殊院や詩仙堂に比べてこぢんまりしていて人もあまりいません。
紅葉もハデではありませんが、ほっとするスポットです。

今回自転車を利用したことで、以前から行きたかった場所に行くことができました。
ガケ書房です。

Gake

京都では有名な個性派書店で、行ってみたいとは思っていたのですが、駅や観光スポットからやや離れており、行程に組み入れることはしてこなかった場所でした。
店内は確かに独特な世界観の充満する棚で、自分と同様に遠方からここを目指してやってくる客も多いようです。
ただしそこは京都市左京区北白川という立地のせいでしょうか、外壁にクルマが刺さっているという刺激的構えの割には、どこか品の良い雰囲気が漂う書店です。
中野や下北沢にありそうな、サブカルやアングラといった香りは思ったほどありません。
今回は残念ながら自分の趣味に合致するような本はありませんでしたが、来ることができてよかったです。

Illumi1

Illumi2

夕方大阪に移動。
今年も大阪駅ホームの上にある広場にはイルミネーションが輝いていました。
毎年デザインは変わっているようです。

夕飯は大丸梅田店の「トラットリア アルレッキーノ」。
ここは昨年飛び込みで入った店ですが、パスタがあまりにもうまかったので、今年はピンポイントで照準を合わせて来てみました。

Arlecchino1

Arlecchino2

サーモンのクリームソースリングイネ、気まぐれピッツァを食べましたが、やはりうまいです。
基本小食なんでいわゆるなじみの店を持つなどといったグルメなことをあまりしない人間ですが、この店は今後もひいきにしたいと思います。

この日の夜、1年ぶりにモンスリー師匠と面会しました。
師匠とのおつきあいも10年になりましたが、この夜はかなりコアな?音楽談義となりました。
ブライアン・アダムスの最高傑作はどれか?ジョン・マット・ランジはブライアンのサウンドにどんな影響をもたらしたのか?パープルの歴代ジャケットはなぜあれほどにイケてないのか?など、隣の席の若い女性二人組が完全に引くような熱い音楽論が、梅田の夜にこだましたのでした。(表現ダサすぎ)

Hotel1

Hotel2

今回の宿はUSJ前にあるホテル近鉄ユニバーサル・シティです。
でもこの旅ではUSJに行く予定はなし。
目の前のホテルに泊まりながらUSJには行かない・・・
おそらくこの日の宿泊客でUSJに行かなかった非国民なヤツは我々夫婦だけだと思います。
計画に出遅れて結局ここしか予約が取れなかった、というだけの話なんですが・・・

Hotel3

Hotel4

当たり前ですけど、フロントから客室まで完全にUSJ仕様。
アメニティやハンドソープにまでウッドペッカーがあしらわれています。
我々はふつう?のカジュアルルームという部屋でしたが、ウッドペッカーが散りばめられたキャラクタールームという部屋もあるようです。
いずれにしても、USJの目の前というロケーション。
こんなところに泊まって大人しく寝る子供もいないでしょう。
隣の部屋からは深夜までテンションの上がりまくった子供達の叫び声が聞こえていました。

そんなポール・スタンレーばりの狂気の叫びのおかげですっかり寝不足のまま、翌朝は奈良方面へ向かいました。
旅はまだ続きます。

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行ってみた 第45回 東尋坊・伊吹山・長浜

旅の続きは山中温泉を出るところから。
実は今回の旅行中、雨が降ったのはこの山中温泉だけでした。
宿についてから降り始め、夜中じゅうひどい雷雨。
おかげで温泉街を散歩するなどの観光は一切できませんでした。

Matusima1

しかし翌朝天気は劇的に回復。
再び福井県に戻り、越前松島水族館に行きました。

Matusima2

Matusima3

Matusima4

我々はあざらしを見るために全国の水族館を訪ねている変わった夫婦ですが、ここにもあざらしがいました。
規模は大きくはありませんが、イルカのショーがあったりペンギンの散歩があったりで楽しめる施設です。

Tojinbo1

水族館のすぐ近く、福井県最大の観光ポイントである東尋坊に移動。
さすがに混雑という状況ではありませんが、それなりに観光客がいます。

Tojinbo2

うわさにたがわぬ断崖絶壁で、火曜サスペンスな光景が広がっています。
断崖の上には特に転落防止の柵やロープなどもなく、飛び降りるかどうかは自己判断というオトナの観光地です。(違うと思う)
自殺の名所というありがたくない称号も持つ東尋坊ですが、そばには自殺を思いとどまらせるための専用番号(救いの電話というそうです)が書かれた電話ボックスもあるようです。

で、こういうスリリングな場所では観光客の行動はほぼ二極化します。
断崖のギリギリ端まで歩いて行ってはるか下の海をのぞき込む者と、それを遠巻きに眺めて決して断崖のヘリには近づかない者。
我々夫婦は自分が前者で妻は後者です。

Tojinbo3

断崖の中腹に座って弁当を食っている強者がいました。
楽しそうですけど、さすがにあそこまでやる根性はないなぁ。
弁当食い終わった後は相当過酷なクライミングになると思うんですけど。

断崖絶壁を海から見る遊覧船もあり、丘の上にはタワーもあります。
タワーから眺める景色もまた素晴らしいですが、やはり東尋坊は直に断崖から海をのぞき込むのがおすすめです。

東尋坊を後にして彦根に戻る途中、武生に寄ってみました。

Takehu1

駅のそばに昔の街並みを再現したような一角があり、古い家屋は飲食店や喫茶店などになっています。

Takehu2

その古い家屋を利用した喫茶店でゆっくりできたので良かったのですが、一角があまり広いエリアではないので、一日過ごすことができる街にはなっていないのが惜しいところです。
この日も観光客はほとんどいませんでした。

Hikone

この日の宿は彦根のコンフォートホテル彦根
駅前で新しく、部屋も広かったのですが、手違いからか喫煙の部屋があてがわれてしまい、空調を入れるとかなりキツイものがありました。

Ibukiyama1

翌朝、伊吹山に登ってみました。
滋賀県最高峰ですが、山頂近くまで有料道路を使ってクルマで行くことが可能です。
最高峰なので、視界に入る周囲360度の山々は全て目の高さより低い位置にあり、間違った征服感にとらわれます。

Ibukiyama2

Ibukiyama3

宿を出る直前まで彦根観光か伊吹山か迷っていたのですが、結果的にこの選択は正解でした。
天気が良く気温もそれほど高くなかったため、快適な登山となりました。
といっても山頂までは駐車場から歩いて20分くらいでしたが。

伊吹山を下りて長浜に来ました。
長浜も4年前に来ていますが、街の様子は少し変わっていました。
明らかに今回のほうが人出が多いです。

Nagahama1

Nagahama2

外国人団体が大勢来てたというわけでもなく、ほとんどは日本の観光客です。
4年前はやや閑散としていてシャッターが閉まっていた店も多かった印象がありましたが、今回はそんなことはほとんどありませんでした。
理由はわかりませんが、長浜は何かが変わったのだと感じました。
来てみてよかったと思います。

Nagahama3

その長浜で昼飯を食いました。
「笑楽屋ごち」という店の豆腐ハンバーグでしたが、これもうまかったです。

この日は夕方に米原駅から帰る予定で、最後に彦根に戻って観光することも考えましたが、長浜が良かったのでもう少し長浜にとどまることを決意。
和菓子の老舗「叶匠寿庵」のカフェがあったので入ってみました。

Kanou

抹茶と栗の菓子を注文。
トシ取ると和菓子がうまいってのは本当ですね。
季節の和菓子やケーキを堪能し、米原に戻りました。

というわけで、旅も終了。
天気が良かったこともありましたが、何より5日間気温が高くなかったのがありがたかったです。
今年は西日本は特に気温の低い夏だったようですが、旅をするには好条件でした。(こういう経験はあまりありません)
悲願であった福井県も制覇し、非常に満足しました。
北陸新幹線が開通すれば、金沢はもっと近い街になるはずなので、夏以外の季節にぜひ訪れたいと思います。

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行ってみた 第44回 三方五湖・永平寺・金沢

努力・鍛錬・研鑽の三語とは一切無縁の人生を歩む雑な中年のSYUNJIといいます。
とある事情で10年半続けた音楽BLOGを3ヶ月ほど中断するという半端な真似をしてしまいましたが、この度ようやく再開の運びとなりました。
以前にも増して音楽鑑賞に精進いたしますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今回は北陸の旅に行って参りました。(音楽BLOGはどこに・・)
目的はズバリ、福井県訪問です。
全47都道府県の中で、通過すらなかった前人未踏・空前絶後・一期一会・立直一発・嶺上開花の地、それが福井県でした。(うるさい)
最後になった明確な理由は特にないのですが、これまで仕事でもプライベートでも訪れたことがなく、知り合いもおらず全く縁がありませんでした。
ということで、福井県を中心に隣接する石川・滋賀を含めた約束の地をめぐる終わりなき旅を計画。(意味不明)

福井へのアクセスですが、現在福井空港には民間の定期便がありません。
調べたら1976年以降の話のようで、定期便が飛ばなくなって40年近く経過してるそうです。
知らなかった・・・
従って空路であれば小松空港からとなりますが、搭乗前後の手続き時間を考えると、新幹線のほうが便利だと考え、米原駅からのアプローチを選択しました。
米原駅はひかり号が1時間に1本は停車するので、意外に便利です。

Harie1

米原駅でレンタカーを借り、まず彦根で昼食をとることにしました。
4年前にも来た「クラブハリエ・ジュブリルタン」。
バームクーヘンで有名なクラブハリエが手がけるパン専門店です。

Harie2

Harie3

カフェも併設されていて、ランチメニューもあります。
食事はもちろんですが、やはりとにかくパンがうまい店です。
実はここにちょうど昼時に到着するため、あえて少し遅めの時間の新幹線を予約したのでした。

Mikatagoko1

彦根を後にして向かったのは三方五湖。
初めて訪れる福井県の、最初の観光地です。
若狭湾に面して5つの湖が並んでいる有名な景勝地です。
と言っても今回福井県旅行を計画して詳細を知ったのですが・・・

Mikatagoko2

5つの湖はつながっているものの、それぞれ淡水や海水など水質が異なるため、水の色や生態系も様々だそうです。
全湖を一望できる山頂公園にはリフトやゴンドラで登ることができます。

Mikatagoko3

初めて見る福井県の景勝地は素晴らしい景色でした。
「恋人の聖地」の石碑ががっちり建っていたり、ロープに恋人たちが着けた南京錠が鈴なりになっていたり、ボタンを押すと五木ひろしの歌が聴けるステージみたいな場所があったりと、まあ観光地としては昭和のノリが充満するスポットではありますが、眺めはとにかく良かったです。
すでに9月で平日でもあったため、人もあまりおらずゆっくり眺めることができました。

この日の宿は福井駅前に取りました。
夕飯は福井名物と言われるソースカツ丼。
これも今回旅行を計画して初めて知ったメニューです。
市内にソースカツ丼を出す店はいくつかあるようですが、その中でも最も有名な「ヨーロッパ軒」という店で食べてみました。

Katudon1

Katudon2

これはうまかったです。
カツが3枚も乗っていてハードな絵になってますが、実際にはかなり肉が薄く、またソースの味もわりとマイルドでくどさがなく、小食の自分でも問題なく食べられました。
ちなみにこの店では、ソースカツ丼のソースだけをビン入りで販売もしていました。
なおソースカツ丼は駒ヶ根や会津、前橋でも名物となっているそうです。

Oono1

翌日は越前大野に行ってみました。
1576年金森右近が築城。
石垣が野面積みというワイルドな工法で造られています。

Oono2

Oono3

小高い丘の上にあるので、城からは大野の街がよく見えます。
大野も古い街並みが残る城下町です。

続いて大野の北に位置する勝山に移動。
勝山にもでかい城がありますが、これは築20年ほどの博物館です。

Katuyama2

ではこの場所にかつて勝山城があって復元したのかというとそういうことでもなく、この地に伝わっていた築城の計画を元に建設されたもののようです。
高さは大阪城や姫路城よりも高いといった説明が書かれていました。

Eiheiji1

午後は永平寺に行ってみました。
曹洞宗の大本山で、福井県を代表する観光地でもあります。

Eiheiji2

福井県に来たことのなかった自分でも、永平寺の名は知っていました。
小学生の頃、NHKで永平寺の特番を見たことがあります。
ただし当時番組で見た時の荘厳で厳格なイメージとはかなり違い、門前には土産物店や飲食店が並ぶ観光地でした。

Eiheiji3

Eiheiji4

寺の中も見学自由な場所は結構多く、また写真撮影も「修行中の坊さんだけは撮らないように」との注意はありましたが、有名な天井画や仏像などはほとんどOKです。
若い修行僧たちも見かけましたが、法話を聞くための椅子を並べながら雑談してる坊さんもいて、思ったよりくだけた感じです。

この日は金沢に泊まりました。
金沢は18年前に一度来ていますが、記憶にはあまり残っていません。
5月だったのに30度を超えてやたら暑かったことだけ覚えています。
今回は9月でしたが、おそらく今回のほうが気温が低かったと思われます。
近江町市場にある「ひら井」という店で海鮮丼を食べました。

Kaisendon

翌朝、金沢駅から観光を開始。
ご存じのとおり来年春には北陸新幹線が開通します。

Kanazawaeki1

Kanazawaeki2

すでに立派な駅舎ができており、あちこちに新幹線開通のポスターや案内があり、新幹線に対する期待がうかがえます。
新幹線だと東京から最速で2時間半とのことですので、相当な時間短縮になるはずです。

Kenrokuen1

自転車で兼六園に移動。
この日は外国人観光客が多かったです。

Kenrokuen2

Kenrokuen3

ただ時期としてはやはりインパクトには欠ける感じ。
雪・桜・紅葉のいずれかに来ないと本当の良さはわからないだろうなと思いながら園内を歩きました。
新幹線が開通したらいずれかの時期にまた来てみたいです。

Museum1

続いて隣接する金沢21世紀美術館を見学。
これは有名な「スイミング・プール」という作品。

Museum2

Museum3

プールの下に小部屋があり、上からも下からも見ることができるという仕掛け。
水の深さは10cmくらいで、プールの底(小部屋の屋根)には透明なガラス板があるという構造です。

Oyama1

尾山神社に行ってみました。
一度来ているはずなのですが、全く記憶にありません。

Oyama2

神門の様式が西洋風で、ステンドグラスもあったりで和洋折衷な不思議な神社です。
この神門はオランダ人ホルトマンが設計したもので、国の重要文化財に指定されているそうです。

Higasi1

Higasi2

ひがし茶屋街という古い街並みの残るエリアに来ました。
雰囲気は京都の花見小路や上七軒にも似ており、映画のセットのような人気の観光エリアです。
ここも多くの外国人観光客でにぎわっていました。

Higasi3

町家のカフェで一休み。
タタミの部屋で抹茶などを飲んでいると、ますます京都にいるような気分になります。
平日の午後なので客は年輩のグループが少しだけでしたが、男子高校生が一人で店に入って来ました。
どうやら修学旅行か遠足のさなかのようですが、後から仲間が来る様子もなく、純粋に一人で町家カフェを目指して来たようです。
やや場違いな感じはしましたが、メニューについてお店の人に丁寧に説明を受け、おすすめに従ってあんみつなんかを頼んでいました。
なんとなくほほえましい光景でもあり、金沢のフトコロの深さを感じました。

金沢市内の観光には「まちのり」というレンタサイクルを利用しましたが、これは非常に便利でした。
時間貸し方式ではなく、ポートと呼ばれる専用の駐輪場が観光スポットごとに整備されていて、どこのポートで借りても返してもOK。
最初に200円を払うと、あとは30分以内に自転車をポートに戻せば無料です。
つまり移動の時だけ借りて、30分以内に次の観光地まで行ってポートに乗り捨てることを繰り返す、ということです。
時間貸しだと、当然ですが自転車を留めた場所にまた戻って来なければなりません。
兼六園のように広い場所を見学するような場合、この金沢の「まちのり」方式はとても便利です。
全国の観光地でもっと普及してほしいと思います。

Kyube1

この日は県南部にある山中温泉の「お花見久兵衛」という旅館に泊まりました。
食事は夕朝とも部屋で食べる伝統的なスタイルでしたが、量がちょうどよく、小食の自分にはありがたかったです。

Kyube2

Kyube3

温泉旅館だとムダに量の多い食事がどかどか出てくるところも多く、最近はそれを理由にその手の旅館はやや敬遠する傾向にあります。
泊まって食べてみないと量が適正かどうかなんてわからないのですが、この宿は良かったです。
まあ世間には量だけはやたら食べる人も多く、自分みたいな食の細いおっさんのほうが少数派だとは思いますが。
ちなみに知り合いには宿の食事が少ないと本気で怒るという面倒な男がいます・・・

というわけで、旅はまだ続きます。

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行ってみた 第43回 西宮・神戸

旅は2日目ですが、やはり気温はデタラメに低く天気も曇りのままなかなか回復しません。
大阪よりも西に行けば多少は晴れてくるやろと淡い期待のまま弁天町を脱出。
阪神なんば線に乗り換えて阪神西宮駅で下車しました。

Nisinomiya1

この日最初の目的地は西宮神社。
正月に境内を全力疾走して福男を決める、あの神社です。
ニュースで見て知ってはいましたが、もちろん来るのは初めてです。

Nisinomiya2

Nisinomiya3

この時期、西宮神社は極めて静寂でごくふつうの神社のたたずまい。
境内の外に桜がありましたが、それほど多くはありませんでした。
当たり前ですが走ってる男は誰もいません。
福男と同じコースを歩いてみましたが、そもそも神社なので足もとはふつうに石畳みだったり砂利だったりで、陸上競技に適した環境とはとても言えません。
毎回ニュース映像で疾走の様子を見ていると必ず転倒する人がいますが、ムリもないと感じました。
実際年末には入念にコースの路面を確認したりカーブを走る練習などするものなんでしょうか?
ぶっつけ本番では簡単に福男にはなれそうもない気がしましたが・・・

西宮神社を出て国道を西に向かうと、桜並木にたどりつきます。
2年前にも来た夙川公園です。
ここも残念ながら桜は散り始め。

Syukugawa1

Syukugawa2

小川に沿って桜の木が植えられており、阪神・JR・阪急の順に線路が並木に直行して走っています。
なので各路線の駅からのアクセスがよく、便利な花見スポットではないかと思います。
午前中の早い時間でしたが、若者を中心に花見客がシートを敷いて酒や食べ物を用意し始めていました。

Syukugawa3

しかし。
この日はとにかく気温が低く、花見をするのは相当きつかったのではないでしょうか。
防寒も不十分で見るからに寒そうな、地面にシートを敷いてじっとしている若者の集団は、見ていて気の毒なくらいでした。
若いうちはいろいろあるよね。

苦行僧のような若人を後目に桜並木を歩いて北上。
阪急線を越え、苦楽園口という駅に到着。
ここから一駅で阪急神戸線に戻り、三宮に行くつもりでした。

Kurakuen

ところが妻が駅看板を見ていて、隣駅が甲陽園駅であることに気づきました。
甲陽園駅がどうしたのか聞いてみると、その駅前に有名なスイーツの店があるはず、とのこと。
以前その店のことを知り合いに教えてもらい、お菓子を贈ってもらったこともあったそうでした。
滅多に来ない場所でもあり、時間もあったので反対側のホームに移動し、甲陽園駅まで行ってみることにしました。
ちなみに苦楽園・甲陽園とも高級住宅街だそうです。

電車に乗っている間にスマホで確認してみると、「ツマガリ」という名の店であることが判明。
駅から徒歩3分くらいのところに店はありました。

Tumagari1

Tumagari2

1階が生菓子、2階が焼き菓子を販売しています。
が、生菓子売り場は行列ができるほどの混雑。
こちらは旅行中なので焼き菓子を買うことにしました。

2階には客がおらず、すでに妻は血眼でいろいろな焼き菓子をかごに入れています。
待っている間、お店の方がお茶や試食のクッキーを出してくれました。
これはうまかったです。
甲陽園まで来たかいがありました。

阪急甲陽線で夙川まで戻り、神戸線に乗り換えて三宮へ。
さらに元町まで歩き、南京町で昼飯を食べることにしました。
前回は通過しただけだったので、南京町で中華を食べるのは初めてです。

Nankin1

全く予備知識もないまま来てしまったので、どの店がうまいのか見当もつきません。
あちこち見ていくうちに「長城飯店」という店にたどりつきました。

Nankin2

Nankin3

正午前だったので、混雑はそれほどでもありません。
すかさずビーフンや小籠包を注文。
これはうまかったです。

Ikuta1

Ikuta2

三宮に戻り、生田神社に行ってみました。
桜は少なかったですが、思ったより満開。

Fouquets

三宮のフーケという洋菓子店の2階のカフェで休憩。
神戸や阪神地区はスイーツ激戦区だそうですが、なんとなくわかる気もします。(ホンマかいな)
旅行中で感覚が二割増しくらいになってる可能性はありますが、京都や大阪も含めて関西で食べるスイーツというのはうまいものが本当に多いです。
このフーケは昨年も焼き菓子を買いに来ましたが、これからも神戸に来たら寄りたい店のひとつです。

三宮の金券ショップで梅田までの休日券を買い、大阪に戻りました。
結局2日間とも雨にはほとんど当たらなかったものの、京都も大阪も神戸も気温が日中も上がらず寒い旅となりました。
次回はまた紅葉の季節にスイーツなどを求めて徘徊したいと思います。

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