行ってみた 東京モーターショー2011
普通免許以外にとりたてて資格を持たないSYUNJIです。
そんな使えない中年代表のあたしが、自動車業界も不況といわれる中、そんなにクルマに詳しくもないくせに東京モーターショーに行って参りました。
前回はパスしたので、4年ぶりの見学です。
いきなり結論ですが、やはり土曜日に行ったのは失敗でした。
とにかく人が多すぎて、車をゆっくり見たりシートに座ってみたりといったことが全然できません。
写真を撮っては次の人に場所をゆずるというパンダちゃん見物のような有様。
しかもこれがほぼ全てのブースに共通するという状態でした。
その昔、自動車関連の出版社でなくても、プレスデーには名刺を見せれば入場できたというよき時代がありました。
最近はちゃんと企画書を用意して取材登録をしないと入れてくれません。
我が社には今のところクルマ関連の企画もないので、しかたなく土曜日に見学となったのでした。
まあそれでも各メーカーのいろいろな車を見るのは楽しいものです。
自分は11年前からものすごく小さくて安い外車に乗っているのですが、今回も興味対象は基本的に外車です。
これはロータスのエリーゼです。
この車だけは一度運転してみたいといつも思いますね。
スズメバチを思わせる攻撃的なマスクが実にかっこいいと思います。
これは赤のエリーゼS。
赤い車は乗ったことがないので、一回乗ってみたいですね。
アウディのブースはトークショーのようなイベントが開催されていました。
人をかきわけて前に行ってみると、レーサーのアンドレ・ロッテラー選手とジローラモ氏がしゃべっていました。
ジローラモ氏自身が話してましたが、イタリア人でありながらドイツ車のアウディがお気に入りだそうです。
イベントのおかげでブースの様子はこんな感じ。
今写真見ても人の多さに酔いそうです。
フォルクスワーゲン・ポロのTSIハイライン。
なんか少しキツイ印象です。
2代目ビートル。
カエルっぽい。
赤は街中ではあまり見かけないですね。
またこのブースには「ビートル・フェンダー」もありました。
テレキャスターと同じ塗装がされたり室内音響環境にフェンダーのノウハウを持ち込んだりした車だそうです。
ベンツのAMG。
ベンツのブースは中国の人に人気があるようで、ブース内にも中国語が飛び交っていました。
ちなみにAMGは「エーエムジー」なのですが、「アーマーゲー」という誤った呼び名がかなり広まっていて、本当に「アーマーゲー」だと信じている人もわりといるそうです。
ブースの中でもやり手っぽいおっさんが連れの女性に「アーマーゲーだよ」なんて説明してました。
あたしはこの呼び方は業界用語っぽい俗称だと認識してましたが、ドイツ語読みでも「アーマーゲー」とは言わないようです。
こっちはAMG以上に縁のないマイバッハ。
ルノーの車はやはりどこかおしゃれです。
順にメガーヌ・ルノー・スポール、ウインド・ゴルディーニ、メガーヌGTライン。
どれもいい車ですね。
さて今回一番乗ってみたいと思ったのが、この車でした。
シトロエンのDS3レーシングです。
もちろんレースに出ようという根性などありませんが、車の大きさやインテリアなどに強くひかれるものがありました。
BMWも大変な人気でロクに見られませんでしたが、この車の色に注目が集まっていました。
アルピナB6のクーペ。
この写真で伝わるかどうかわかりませんが、新しいボディカラーである「アルピナマットブルー」だそうです。
これまでの塗装とは明らかに違った印象です。
傷つけたりしたら高くつくだろうな・・・
さて今回自分が行った時間帯で最も混雑していたのがミニのブースでした。
入り口にはミニの実車?がセミのように貼り付いています。
ミニはやはりどれもスタイリッシュでかわいいですし、実車も日本にたくさんあるので親しみやすいんでしょうね。
車に詳しくない女性でも「ミニだ」と認識できる、そういう知名度を持っています。
とにかくすごい人でした。
どのくらいかというとこんな状態です。
ブースの中が二階建ての造りになっていて上から見下ろせるのですが、なんだか渋谷のスクランブル交差点で取り残された初心者のクルマみたいな感じでした。
引きで見るとこうです。
写真で見えている範囲は全てミニのブースですが、これだけの人がいます。
係の人も「立ち止まらないでくださーい」と絶叫し続けていました。
さて一応国産車も見ておかねば・・と思い、話題の車に限定して見てきました。
トヨタの「86」です。
しかし。
ミニ以上に混雑していて、とにかくフロント側には近寄ることすらできません。
しかたなくサイドからバックに回ってみました。
あーひでえ写真。
なんだか全然わかりませんね。
若者の車離れなんて幻想だったんじゃないかと思うくらい、ナウいヤングのみなさんがてんこ盛り。(死語まみれ)
元ヤンのあたしは若者にあちこち突き飛ばされて涙目で「86」から離れたのでした。
しかたなくそばにあった「どこでもドア」を撮影。
唐突にどこでもドアが置いてあったので振り返ると、そこはCMの出演者が看板になっていたり、ドラえもんの人形が置いてあったりするファンタジーな空間となっていました。
ブース受付で配られていた封筒には、トヨタのCMパンフレットとドラえもんとのコラボシールが入っていました。
こうして全ての年齢層を引きつける演出をしていたのが今年のトヨタでした。
というわけで、終始人の多さにぐったりしながら見学終了。
他にもいろいろ見たはずですが、人の多さ以外はなんだかあまり記憶に残っておりません。
でもそれだけ車に興味がある人がたくさんいるということでもあり、今の不況を覆すパワーが日本にはまだあるという表れなのかもしれません。
若いカップルや小さな子供を連れた夫婦が多かったので、そんなことを思いました。
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