行ってみた 第62回 二条城・京都御苑・東寺
今回の宿は昨年開業したグレイスリー京都三条。
最近関西では比較的新しいホテルを狙って予約します。
古いよりは新しいほうがいいという安直な発想ですが、特にこのホテルが画期的だったのは部屋の構造でした。
バスとトイレが完全分離で、しかもバスは洗い場付き。
このクラスのビジネスホテル・シティホテルとしては珍しいと思います。
翌日は晴れましたが、気温は依然低いまま。
二条城に行ってみました。
二条城も桜があちこちにあり、種類も多いので春の観光には向いています。
もちろん観光客も大量に押し寄せますが、庭が広く人も分散するため、清水寺や金閣寺のような混雑は発生しないのがありがたいところ。
最近は毎年のように来てますが、もう城内を見学することはあまりしなくなりました。
枝垂桜やソメイヨシノは当然散ってましたが、八重桜は満開。
二条城の東大手門は堀川通りに面していますが、この堀川通り沿いにも八重桜の並木があります。
最近枝が切られたようでボリュームはやや小さくなりましたが、城の中と同様に八重桜が楽しめます。
以前はこの堀川通りにあった京都国際ホテルによく泊まっていましたが、残念ながら2014年末で営業終了となってしまいました。
古いホテルでしたが、スタッフの方の対応が良く場所も便利だったので、閉鎖を知った時はかなりがっかりしました。
翌年わざわざ跡地を見に行ったくらいです。
今は取り壊されて別のホテルが建設中。
地下鉄で丸太町に移動。
京都御苑の南端に出水の小川という場所があり、ここにも様々な遅咲き桜があります。
全般的に若干満開には早い感じだったため、やや物足りないくらいでしたが、相変わらず見事です。
御苑でもどっちかっつうと観光客は北端の桜コーナーに行きたがるので、こちらは地元の人がゆっくり桜をめでるスペース。
いったん京都駅に戻り、軽くうどんを食って六孫王神社まで歩いて移動。
京都駅から徒歩15分の好立地ですが、観光客はほとんどいません。
この神社の八重桜も久しぶり。
ここも以前よりもボリュームが少ない感じでした。
新幹線の線路脇にあるので、静かな場所ではないのがややマイナスポイント。
六孫王神社から京都駅に戻る途中、東寺の北大門があることに気づきました。
東寺との位置関係はもちろん把握してましたが、東寺はいつも大宮通りに面した東門から入っていたので、北大門の存在を知らなかったのでした。
もっとも伽藍や五重の塔を見るための東寺なので、駅から歩いていくなら北大門でも東門でも歩く距離は同じですけど。
で、北大門より入場してみました。
数は少ないですが北参道にも八重桜が咲いています。
去年よりも雲は少ないですが、気温はあまり変わらず。
今年はある程度この低温を予測して防寒対策をしてきたので、ひるむことなく伽藍も見学しました。
(去年は寒さに耐えられず塔の写真を撮っただけで逃げた)
どうも最近は秋も春も「寒い関西旅行」が多いです。
地球温暖化なんて大ウソですね。(短絡的)
残り時間も少なくなってきたので、四条通りや京都駅周辺で土産を買いました。
京都にはうまいものがたくさんありますが、中でもわりとひいきにしてるのがマールブランシュのお菓子です。
ご存じの方も多いと思いますが、北山に本店がある有名な洋菓子店で、京都駅周辺にもいくつか店があり、特に南口近鉄名店街にあるカフェはいつも行列ができています。
京都タワーの1階にも新しく店ができていました。
戦略としてうまいなと思うのが、店ごとに限定商品を用意してる点です。
今回もその戦略に引っかかってあちこちの店をハシゴするはめになりました。
あと関東では基本的に買えない(出店していない)のもポイントです。
ということで京都の八重桜旅も終了。
コースとしては2日間とも昨年とほぼ同じという年寄りくさい旅になりました。
終日気温が低かったのは残念でしたが、あちこちで八重桜が見られてよかったです。
次回はもっと天気のいい梅宮大社に行きたいと思います。
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