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聴いてない 第210回 グレッグ・キーン・バンド

遅くなりましたが、みなさま新年明けましておめでとうございます。
2016年最初の記事はやはり音楽ネタで始めたいと思う。(棒読み)
まずはサル年にふさわしいバンドの登場。(適当)
ここまで12年間聴いてない音楽を生ぬるく告白してきたが、今回は聴いてない理由がはっきりしないバンドの登場である。
グレッグ・キーン・バンド。
みなさまはご存じでしょうか?

グレッグ・キーン・バンド、名前は聞いたことがあるが、実は1曲も知らない。
だいたいこの12年間、プログレだから・メタルだから・70年代だから・国際プロレスだからといったわかりやすい?言い訳で切り抜けてきたのだが、グレッグ・キーン・バンドはどれも当てはまらないようだ。

しかも。
調べてみたら 最大のヒット曲は「Jeopardy(危険がいっぱい)」で、83年に全米2位を記録しているらしい。
さらに。
「当時MTVでかかりまくった」「アル・ヤンコビックがパロった」「1位になれなかったのはマイケル・ジャクソンの「Billie Jean」に阻まれたため」などの情報もあった。
そんなバカな・・・(バカはお前だよ)

1983年と言えば毎晩サルのようにエアチェックしてはカセットテープを順次ためていた時期である。
当然「Billie Jean」だって録音したし、FMステーションやミュージックライフなどの雑誌で洋楽アーチスト情報をサルのようにかき集めていたのだ。
しかし当時グレッグ・キーン・バンドの曲に巡り合えた記憶は全くない。
バンドの名前はおそらくミュージックライフで仕入れたと思うが、83年にヒットを飛ばしたバンドという認識はさっきまでなかった。
少なくとも柏村武昭から案内されたことはないので、彼の好みではなかったのだろう。(勝手な推測)

仕方なくグレッグ・キーン・バンドの略歴を叱られた中二のようにイヤイヤ調査。
・・・と思ったらそもそもウィキペディアがない。
英語版には一応グレッグ・キーンのページはあるようだが、日本語で誰か書こうとしなかったのか?
全米2位だよ?(←知らなかったくせに)

それでもやはりネット上に博学な人たちはいるもんで、検索すると以下のことがわかってきた。
グレッグ・キーンは1949年アメリカはメリーランド州ボルチモア生まれ。
グレッグ・キーン・バンドはその名のとおりグレッグをリーダーに西海岸で結成された5人編成グループ。
メンバーはグレッグ・キーン(Vo・G)、ラリー・リンチ(D)、スティーブ・ライト(B・K)、ゲイリー・フィリップス(K・Vo)、グレッグ・ダグラス(G・Vo)。
リーダー名がバンド名になってる点ではトム・ロビンソン・バンドやスティーブ・ミラー・バンドと同じ。
なのでグレッグ・キーンさんがメンバー中最も多く税金を納めているに違いない。

「The Breakup Song」が1981年全米15位、前述のとおり「Jeopardy(危険がいっぱい)」が83年全米2位。
バンドは翌年解散するが、グレッグはその後もコンスタントに活動していて、最近だと2012年に「Kihn Family Christmas」というクリスマス盤を発表している。
アルバムタイトルに「ロッキーン・ロール」とか「市民キーン」などダジャレっぽいものがある。
本人のアイディアなのか事務所の戦略なのか不明だけど。

この人はカバーがけっこう好きなようで、特にブルース・スプリングスティーンとの関係が深いらしい。
1977年にボスの「For You(お前のために)」をカバーし、また79年にボスの作った「Rendezvous」という曲をアルバムに入れている。
また2000年のソロアルバムでは「Thunder Road(涙のサンダーロード)」をカバー。
一方でキンクスバーズなんかも好きで、それっぽい曲もあるとのこと。
そう言われてもキンクスもバーズもあんまし聴いてないので、イメージがつかめないが・・

結局調査結果の全てが初めて知る話であった。
あっそう・・・
そんな人だったのね・・・

さて疑惑の「Jeopardy」。
残念ながら原題にも邦題にも見覚えがない。
そもそもこんな英単語知らんし。(←低偏差値)
当時のMTVや「ベストヒットUSA」で盛んに映像で流れていたそうだが、なぜか全く知らない。
「ベストヒットUSA」の裏の「サタデーナイトショー」ばかり見てたからという可能性はあるが・・
アル・ヤンコビックがパロディをやったくらいだから相当流行っていたのは間違いないんだろう。
なおパロディの映像のラストにはグレッグ本人も登場するらしい。

グレッグ・キーンの顔も知らないし、レコードジャケットも全く思い浮かばない。
日本でのセールス記録はどんなものだったかわからないが、当時友人との会話に「いやーグレッグ・キーン・バンドがさぁ・・」と出てきた記憶も全くないので、自分の周辺ではそれほど人気はなかった(と思う)。
なぜ柏村武昭は彼らを遠ざけていたのだろうか?(勘違い)

ちなみにグレッグ・キーン・バンドとは全く関係ないと思うが、同じく80年代前半にキーンというバンドがいて、「Driving Saturday Night」という曲がヒットしており、CMにも使われていた。
こっちはレコードを借りた記憶がある。
だからなんだよって話ですが・・

というわけで、グレッグ・キーン・バンド。
全米2位のビッグバンドに対してあまりにもお粗末ですが、申し訳ありませんけどこんな状態です。
みなさんの鑑賞実績はいかがでしょうか?

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コメント

SYUNJIさん
ご無沙汰して申し訳ありませんでした。今年はも少しコメントしに伺いますので、また宜しくお願いします。

さて、グレッグ・キーン・バンドですが、私も"The Breakup Song"と"Jeopardy"の2曲しか聴いたことないです。
でもそれは全米TOP40を毎週聴いていたからで、これを聴いてない一般の人に対しての浸透率がそもそも不明です。
むしろ、日本ではアル・ヤンコビックのパロディのが有名かもしれませんね。

テレビ朝日系列のMTVは1984年10月からの放送開始なので、遡りはあってもリアルタイムでは観れなかったと思います。
ただし「ベストヒットUSA」の1983年の年間シングルTOP20くらいには入ってて、カウントダウン形式でチラっと流れていたのを当時見た記憶があります。
(自宅にあったテレビデオで一番最初に録画したのがこの時の番組でした。)
ベストヒットUSAは確かRadio & Recordsのものだと思うので調べてみたら、当時1位を取っているみたいです。

ついでに。キーン違いのKEANEの曲は原題が「Driving Saturday Night」だとずっと思っていたのですが、後にシングル・レコードを中古で買った時に”Tryin' To Kill A Saturday Night”が原題で、「ドライビング・サタデーナイト」は邦題だったことを知って驚きました。
確かに、この邦題じゃないと日本じゃ覚えられなかったでしょうね。妙に納得しましたw。

投稿: Saki | 2016.01.10 11:53

Sakiさん、コメントありがとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

>でもそれは全米TOP40を毎週聴いていたからで、これを聴いてない一般の人に対しての浸透率がそもそも不明です。

あーそうでしたか・・やはり全米チャートをちゃんと追っていないとダメだったんですかね・・
「サンスイ・ベストリクエスト」ではおそらくかかったことはなかったんじゃないかと思いますが・・

>ベストヒットUSAは確かRadio & Recordsのものだと思うので調べてみたら、当時1位を取っているみたいです。

そうですか・・
ビルボードで2位、Radio & Recordsで1位はすごい記録ですね。
ここまですごいとは思いませんでした。

>キーン違いのKEANEの曲は原題が「Driving Saturday Night」だとずっと思っていたのですが、後にシングル・レコードを中古で買った時に”Tryin' To Kill A Saturday Night”が原題で、「ドライビング・サタデーナイト」は邦題だったことを知って驚きました。

ええっ!
これは今初めて知りました・・
ネタがなくて適当にキーンの話を書いたんですが、そっちも初めて知る話があったとは・・
レコードも借りたのに、原題を全く見てなかったんですね。
見たとしてもご指摘のとおり覚えられなかったと思いますけど。
いやー教えていただいてありがとうございます。

もう何年も聴いてないのでかすかにしか思い出せませんが、この曲は当時のソニーのカセットテープのCMに使われてました。

投稿: SYUNJI | 2016.01.10 18:38

グレッグ・キーン・バンドをいままで、「グレッキン・バンド」と覚えていました、かまぼこRockです。

レコード棚にLPが1枚あります。『リメンバー』(1978年)このなかの<リメンバー>と言う曲が大好きで、いまでもたまに聴いています。今、LPのライナーノートを見ていたらこれが3枚目のアルバムだそうです。

言われるとおり、どこか、キンクスやバーズの影響を受けているかもしれません。


残念ながら、このLPでしかグレッキンの活躍(曲)を知りません。全米2位まで登りつめましたか!

投稿: かまぼこRock | 2016.01.11 06:44

SYUNJIさん、お邪魔します。
本年もよろしくお願いいたします。

グレッグ・キーン・バンド、「Jeopardy」には当時けっこうハマった覚えがあります。
しかし、ヒットしたらその勢いで他の楽曲もラジオでオンエアされそうなものですが、たまたま自分が聴いていないだけかも知れませんが、ほとんどラジオで流れなかった気がします・・・。(テープに残っていないし)

個人的には、そこそこ売れたソロ名義らしい「Lucky」(1985)にもハマリ、「Jeopardy」よりこちらの方が好きで、今も時々聴いているぐらいです。

投稿: まったり男 | 2016.01.11 14:20

かまぼこRockさん、今年もよろしくお願いいたします。

>レコード棚にLPが1枚あります。『リメンバー』(1978年)このなかの<リメンバー>と言う曲が大好きで、いまでもたまに聴いています。

そうでしたか・・やはりみなさんちゃんと聴いておられるんですね。
自分はやはり柏村武昭の指導が甘かったようです。(人のせい)

>全米2位まで登りつめましたか!

そのようです。
が、その曲を全く知らないのはやはりガッカリでした・・

投稿: SYUNJI | 2016.01.11 18:04

まったり男さん、今年もよろしくお願いいたします。

>グレッグ・キーン・バンド、「Jeopardy」には当時けっこうハマった覚えがあります。

そうスか・・
やはり聴いてて当然の曲のようですね・・

>ほとんどラジオで流れなかった気がします・・・。(テープに残っていないし)

あ、やっぱりそうですか?
そうですよね?
なんか日米の温度差が相当あるような気がするんですけど・・ミート・ローフみたいなもんかな・・(適当)

>そこそこ売れたソロ名義らしい「Lucky」(1985)にもハマリ

あ、ソロも聴いておられるんですね・・
この曲が収録されたアルバムが「Citizen Kihn(市民キーン)」とのことですが・・
今さらですが、今回は自分の聴いてなさぶりにかなり落胆しました・・
機会があったら聴いてみることにします。

投稿: SYUNJI | 2016.01.11 18:18

初めまして、去年の初め頃からからちょくちょく読んでいます。

このバンド、さっぱり知らなかったのですが、
危険がいっぱいをYouTubeで聞いた所、
間奏と最後のギターのフレーズが、
甲斐バンドの危険な道連れ、そのものだったので、
甲斐バンドの中の人は聞いていたんだと思います。
サビのメロディに使っちゃてるし、

甲斐バンドに関しては、いろいろ聞いていましたが、
ほほー、って感じです。

投稿: remu | 2016.01.19 13:50

久しぶりにコメントします。

グレッグキーンバンド、全然知りませんでした。もっすごいラジオ聴いてたのに、なんでだろ(・ω・`)

そのかわりと言ってはなんですが、グレッグ・キーンは知ってます。といっても、85年の『ラッキー』て曲だけ。かったるそーな歌でした。今でも多分歌える。
でも、顔は知らない。

バンドやってたなんて初耳でした。勉強させていただきました。

投稿: タカえもん | 2016.01.20 21:27

remuさん、初めまして。
コメントありがとうございます。

>間奏と最後のギターのフレーズが、
>甲斐バンドの危険な道連れ、そのものだったので、
>甲斐バンドの中の人は聞いていたんだと思います。

ええー?本当ですか?
「危険な道連れ」ってタイトルも似てますが、発表時期も近いようですね。
問題というか話題にはならなかったんでしょうか?
甲斐バンドも全然聴いてませんけど、けっこう驚きですね。

投稿: SYUNJI | 2016.01.21 23:24

タカえもんさん、ごぶさたしております。
コメントありがとうございます。

>85年の『ラッキー』て曲だけ。かったるそーな歌でした。今でも多分歌える。でも、顔は知らない。

そうでしたか・・顔は知らないってのが泣かせますね。
やはり日本ではそんなに知名度は高くないのですかね・・

>バンドやってたなんて初耳でした。勉強させていただきました。

これに逆に驚きました。
自分は全く逆で、グレッグ・キーン・バンドという文字列で覚えてましたんで、ソロでやってたことを知りませんでした・・

投稿: SYUNJI | 2016.01.21 23:34

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