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聴いてない 第201回 ネイキッド・アイズ

辺境BLOGの聴いてないシリーズ、150回を超えるあたりから完全にネタ枯れのSYUNJIといいます。
「オレ様にはもう聴いてないものはない」という尊大な話ではもちろんありません。
仕方なく殺到するトラックバック(死語)をブロックしつつネットサーフィン(死語)しながらネタ探しをしてみると、ふと目に止まったバンド名があった。
ネイキッド・アイズである。

ネイキッド・アイズは80年代に活躍した大英帝国エレポップ・デュオである。
ただし二人の名前や顔まではわからない。
当然聴いてないのだが、詳細は少し変わっている。
まず2曲知っていながら、エアチェックは1曲もできていない。
アルバムは全く聴いていないので、聴いてない度は3。

知っているのは大ヒットナンバー「Always Something There To Remind Me(僕はこんなに)」と「Promises Promises」。
どちらもFMやMTVで流れているのをぼんやり聴いた程度。
なぜかエアチェックの機会には恵まれなかった。
柏村武昭も当然紹介していたはずだが、きっとテープのセットが間に合わなかったとかポーズボタン解除のタイミングを間違えて柏村武昭のトークを録音してしまってパニックになったとか、その程度の理由と思われる。(どうでもいい)

「Promises Promises」は大学で友人と話題にしたことは覚えている。
漫研の錦織くんが「Promises Promises」を聴いたと話しかけてきたので、大して聴いてたわけでもなかった自分も知ったかぶりで「あの曲はいいよね」などと軽い相づちを打ったのだった。
ちなみにこの錦織は「ニシゴリ」だった。(さらにどうでもいい)

この2曲以外に情報は一切ないので、少し調べてみた。
ネイキッド・アイズ、結成は79年。
メンバーはボーカルのピート・バーンとキーボードのロブ・フィッシャー。
二人はイギリスのバース出身で、ネイキッド・アイズ以前にはネオンというバンドでティアーズ・フォー・フィアーズの二人とバンドを組んでいたらしい。

82年にアルバム「Burning Bridges」を発表。
プロデューサーはトニー・マンスフィールド。
本国よりもアメリカで人気が出て、全米チャートでは8位を記録した。
シングルカットされた「Promises Promises」もアメリカのほうが売れて11位まで上昇。

シングル「Always Something There to Remind Me」はバート・バカラック作曲で、ディオンヌ・ワーウィックやサンディ・ショウ、カーペンターズもカバーしている。
自分がカーペンターズのバージョンを聴いたのはネイキッド・アイズよりもずっと後だった。
サンディ・ショウの邦題は「恋のウエイト・リフティング」というヘンなタイトルがついていたそうだ。

84年の「(What)In The Name Of Love」という曲のアメリカ盤シングルは、当時流行の「ジェリービーン・ミックス」としてデビュー前のマドンナも参加(ただし歌ではなく語り)しているとのこと。
「What」がカッコで付けられているのは、同時期にU2が同名の曲を発表したためだそうだ。

同年、アルバム「Fuel for the Fire(邦題はイン・ザ・ネーム・オブ・ラブ)」をリリース。
しかし結果は惨敗で全然売れず、バンドは解散。
えっそうなの?
活動期間3年?アルバムは2枚?
うーん・・・日本じゃ一発屋と思ってる人もいるようだけど、3年しか活動してないんじゃそう思われてもしかたないよなぁ。
アルバム2枚だけどベスト盤も発売されたそうです。

解散後ロブ・フィッシャーはサイモン・クライミーと「クライミー・フィッシャー」を結成。
「Love Changes Everything」をヒットさせるが、やはり伸び悩み結局90年に解散。
ロブは99年に39歳の若さで亡くなっている。
そうだったのか・・・
クライミー・フィッシャーは名前だけ知っていたが、片方はネイキッド・アイズの人だったのね。
一方のピートはネイキッド・アイズとして(実際はほぼ一人のプロジェクトらしい)、2007年にアコースティックのセルフカバーアルバムを発表するなど、活動は続けているそうだが、引退したと書いてあるサイトもあり、真相は謎のまま。

自分の感覚では先日採り上げたニック・カーショウ同様、「流行っていたけどエアチェックできなかった」という悲運のミュージシャンである。
またそのうちかかるだろうと思ってのんびり過ごしていたら、柏村武昭は二度とネイキッド・アイズをかけてくれなかったのだった。(誤解)

ということで、悲運と誤解のネイキッド・アイズ。
1曲半程度しか聴いてなかったけど、悪くはなかったと思う。
もし当時2曲エアチェックできていたら、アルバムも借りに行ったかもしれない。
アルバム2枚なので全盤制覇もたやすいとは思うが、まあ聴くとしたらファーストになるだろう。
みなさん、ネイキッド・アイズをご存じでしょうか?
思い出などありましたら教えていただければと思います。

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コメント

SYUNJIさん、こんばんは。
全く、名前すら知らないバンドです。GIオレンジより
知名度が低いのでしょうか。
80年代に活躍とのことですが、MTVで流れていても、私は
英国エレポップならカルチャー・クラブやデュラン×2に
目を奪われていたと思います。

気になりましたのは、解散後に組んだというサイモン・クライミーです。
間違っていなければ、この人は90年代後半からエリック・クラプトンの
作品にはなくてはならないプロデューサーです。マイケル・マクドナルド
の作品をプロデュースしたこともあったと思います。
となると、ひょっとするとロブ・フィッシャーという人も、
クラプトンクラスの世界的な大物になっていた可能性も
なきにしもあらず、です。

投稿: モンスリー | 2015.03.03 21:11

モンスリーさん、こんばんは。

>全く、名前すら知らないバンドです。
>GIオレンジより知名度が低いのでしょうか。

あれ、そうでしたか。
知名度は微妙ですけど、自分の感覚ではGIオレンジのほうが上のように思いますが・・
まあカルチャー・クラブやデュランとは比較にならないですね。

>この人は90年代後半からエリック・クラプトンの作品にはなくてはならないプロデューサーです。

サイモン・クライミーについて調べたら、ご指摘のとおりでした。
「クラプトンの片腕」とも呼ばれ、アレサ・フランクリンとジョージ・マイケルのデュエット「愛のおとずれ」を作曲した人でもあるそうです。

投稿: SYUNJI | 2015.03.03 22:34

ネイキッド・アイズ
好きです。

1stの方が叙情性があって好きです。

>プロデューサーはトニー・マンスフィールド
もしネイキッド・アイズを気に入られましたら
トニー・マンスフィールド繋がりでおすすめは
マリィ・ウィルソンの1stをすすめさせて頂きます。
60’sの香り漂うポップ感満載です。

投稿: tatsuroman | 2017.07.22 08:10

tatsuromanさん、こちらにもコメントありがとうございます。

>1stの方が叙情性があって好きです。

やはりそうですか。
セールス的にもファーストのほうが断然よかったらしいですね。

>トニー・マンスフィールド繋がりでおすすめは
>マリィ・ウィルソンの1stをすすめさせて頂きます。

マリ・ウィルソン・・誰だろ?と思ったら、あのヘアスタイルにかすかに見覚えがありました。
この人もトニー・マンスフィールドがプロデュースしてたんですね。
調べたらトニー・マンスフィールド作品で聴いているのはアーハの「Hunting High And Low」くらいでしたので、まずはネイキッド・アイズから順に学習していこうかと思います。

投稿: SYUNJI | 2017.07.22 23:20

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