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行ってみた 第45回 東尋坊・伊吹山・長浜

旅の続きは山中温泉を出るところから。
実は今回の旅行中、雨が降ったのはこの山中温泉だけでした。
宿についてから降り始め、夜中じゅうひどい雷雨。
おかげで温泉街を散歩するなどの観光は一切できませんでした。

Matusima1

しかし翌朝天気は劇的に回復。
再び福井県に戻り、越前松島水族館に行きました。

Matusima2

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我々はあざらしを見るために全国の水族館を訪ねている変わった夫婦ですが、ここにもあざらしがいました。
規模は大きくはありませんが、イルカのショーがあったりペンギンの散歩があったりで楽しめる施設です。

Tojinbo1

水族館のすぐ近く、福井県最大の観光ポイントである東尋坊に移動。
さすがに混雑という状況ではありませんが、それなりに観光客がいます。

Tojinbo2

うわさにたがわぬ断崖絶壁で、火曜サスペンスな光景が広がっています。
断崖の上には特に転落防止の柵やロープなどもなく、飛び降りるかどうかは自己判断というオトナの観光地です。(違うと思う)
自殺の名所というありがたくない称号も持つ東尋坊ですが、そばには自殺を思いとどまらせるための専用番号(救いの電話というそうです)が書かれた電話ボックスもあるようです。

で、こういうスリリングな場所では観光客の行動はほぼ二極化します。
断崖のギリギリ端まで歩いて行ってはるか下の海をのぞき込む者と、それを遠巻きに眺めて決して断崖のヘリには近づかない者。
我々夫婦は自分が前者で妻は後者です。

Tojinbo3

断崖の中腹に座って弁当を食っている強者がいました。
楽しそうですけど、さすがにあそこまでやる根性はないなぁ。
弁当食い終わった後は相当過酷なクライミングになると思うんですけど。

断崖絶壁を海から見る遊覧船もあり、丘の上にはタワーもあります。
タワーから眺める景色もまた素晴らしいですが、やはり東尋坊は直に断崖から海をのぞき込むのがおすすめです。

東尋坊を後にして彦根に戻る途中、武生に寄ってみました。

Takehu1

駅のそばに昔の街並みを再現したような一角があり、古い家屋は飲食店や喫茶店などになっています。

Takehu2

その古い家屋を利用した喫茶店でゆっくりできたので良かったのですが、一角があまり広いエリアではないので、一日過ごすことができる街にはなっていないのが惜しいところです。
この日も観光客はほとんどいませんでした。

Hikone

この日の宿は彦根のコンフォートホテル彦根
駅前で新しく、部屋も広かったのですが、手違いからか喫煙の部屋があてがわれてしまい、空調を入れるとかなりキツイものがありました。

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翌朝、伊吹山に登ってみました。
滋賀県最高峰ですが、山頂近くまで有料道路を使ってクルマで行くことが可能です。
最高峰なので、視界に入る周囲360度の山々は全て目の高さより低い位置にあり、間違った征服感にとらわれます。

Ibukiyama2

Ibukiyama3

宿を出る直前まで彦根観光か伊吹山か迷っていたのですが、結果的にこの選択は正解でした。
天気が良く気温もそれほど高くなかったため、快適な登山となりました。
といっても山頂までは駐車場から歩いて20分くらいでしたが。

伊吹山を下りて長浜に来ました。
長浜も4年前に来ていますが、街の様子は少し変わっていました。
明らかに今回のほうが人出が多いです。

Nagahama1

Nagahama2

外国人団体が大勢来てたというわけでもなく、ほとんどは日本の観光客です。
4年前はやや閑散としていてシャッターが閉まっていた店も多かった印象がありましたが、今回はそんなことはほとんどありませんでした。
理由はわかりませんが、長浜は何かが変わったのだと感じました。
来てみてよかったと思います。

Nagahama3

その長浜で昼飯を食いました。
「笑楽屋ごち」という店の豆腐ハンバーグでしたが、これもうまかったです。

この日は夕方に米原駅から帰る予定で、最後に彦根に戻って観光することも考えましたが、長浜が良かったのでもう少し長浜にとどまることを決意。
和菓子の老舗「叶匠寿庵」のカフェがあったので入ってみました。

Kanou

抹茶と栗の菓子を注文。
トシ取ると和菓子がうまいってのは本当ですね。
季節の和菓子やケーキを堪能し、米原に戻りました。

というわけで、旅も終了。
天気が良かったこともありましたが、何より5日間気温が高くなかったのがありがたかったです。
今年は西日本は特に気温の低い夏だったようですが、旅をするには好条件でした。(こういう経験はあまりありません)
悲願であった福井県も制覇し、非常に満足しました。
北陸新幹線が開通すれば、金沢はもっと近い街になるはずなので、夏以外の季節にぜひ訪れたいと思います。

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行ってみた 第44回 三方五湖・永平寺・金沢

努力・鍛錬・研鑽の三語とは一切無縁の人生を歩む雑な中年のSYUNJIといいます。
とある事情で10年半続けた音楽BLOGを3ヶ月ほど中断するという半端な真似をしてしまいましたが、この度ようやく再開の運びとなりました。
以前にも増して音楽鑑賞に精進いたしますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今回は北陸の旅に行って参りました。(音楽BLOGはどこに・・)
目的はズバリ、福井県訪問です。
全47都道府県の中で、通過すらなかった前人未踏・空前絶後・一期一会・立直一発・嶺上開花の地、それが福井県でした。(うるさい)
最後になった明確な理由は特にないのですが、これまで仕事でもプライベートでも訪れたことがなく、知り合いもおらず全く縁がありませんでした。
ということで、福井県を中心に隣接する石川・滋賀を含めた約束の地をめぐる終わりなき旅を計画。(意味不明)

福井へのアクセスですが、現在福井空港には民間の定期便がありません。
調べたら1976年以降の話のようで、定期便が飛ばなくなって40年近く経過してるそうです。
知らなかった・・・
従って空路であれば小松空港からとなりますが、搭乗前後の手続き時間を考えると、新幹線のほうが便利だと考え、米原駅からのアプローチを選択しました。
米原駅はひかり号が1時間に1本は停車するので、意外に便利です。

Harie1

米原駅でレンタカーを借り、まず彦根で昼食をとることにしました。
4年前にも来た「クラブハリエ・ジュブリルタン」。
バームクーヘンで有名なクラブハリエが手がけるパン専門店です。

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カフェも併設されていて、ランチメニューもあります。
食事はもちろんですが、やはりとにかくパンがうまい店です。
実はここにちょうど昼時に到着するため、あえて少し遅めの時間の新幹線を予約したのでした。

Mikatagoko1

彦根を後にして向かったのは三方五湖。
初めて訪れる福井県の、最初の観光地です。
若狭湾に面して5つの湖が並んでいる有名な景勝地です。
と言っても今回福井県旅行を計画して詳細を知ったのですが・・・

Mikatagoko2

5つの湖はつながっているものの、それぞれ淡水や海水など水質が異なるため、水の色や生態系も様々だそうです。
全湖を一望できる山頂公園にはリフトやゴンドラで登ることができます。

Mikatagoko3

初めて見る福井県の景勝地は素晴らしい景色でした。
「恋人の聖地」の石碑ががっちり建っていたり、ロープに恋人たちが着けた南京錠が鈴なりになっていたり、ボタンを押すと五木ひろしの歌が聴けるステージみたいな場所があったりと、まあ観光地としては昭和のノリが充満するスポットではありますが、眺めはとにかく良かったです。
すでに9月で平日でもあったため、人もあまりおらずゆっくり眺めることができました。

この日の宿は福井駅前に取りました。
夕飯は福井名物と言われるソースカツ丼。
これも今回旅行を計画して初めて知ったメニューです。
市内にソースカツ丼を出す店はいくつかあるようですが、その中でも最も有名な「ヨーロッパ軒」という店で食べてみました。

Katudon1

Katudon2

これはうまかったです。
カツが3枚も乗っていてハードな絵になってますが、実際にはかなり肉が薄く、またソースの味もわりとマイルドでくどさがなく、小食の自分でも問題なく食べられました。
ちなみにこの店では、ソースカツ丼のソースだけをビン入りで販売もしていました。
なおソースカツ丼は駒ヶ根や会津、前橋でも名物となっているそうです。

Oono1

翌日は越前大野に行ってみました。
1576年金森右近が築城。
石垣が野面積みというワイルドな工法で造られています。

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Oono3

小高い丘の上にあるので、城からは大野の街がよく見えます。
大野も古い街並みが残る城下町です。

続いて大野の北に位置する勝山に移動。
勝山にもでかい城がありますが、これは築20年ほどの博物館です。

Katuyama2

ではこの場所にかつて勝山城があって復元したのかというとそういうことでもなく、この地に伝わっていた築城の計画を元に建設されたもののようです。
高さは大阪城や姫路城よりも高いといった説明が書かれていました。

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午後は永平寺に行ってみました。
曹洞宗の大本山で、福井県を代表する観光地でもあります。

Eiheiji2

福井県に来たことのなかった自分でも、永平寺の名は知っていました。
小学生の頃、NHKで永平寺の特番を見たことがあります。
ただし当時番組で見た時の荘厳で厳格なイメージとはかなり違い、門前には土産物店や飲食店が並ぶ観光地でした。

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Eiheiji4

寺の中も見学自由な場所は結構多く、また写真撮影も「修行中の坊さんだけは撮らないように」との注意はありましたが、有名な天井画や仏像などはほとんどOKです。
若い修行僧たちも見かけましたが、法話を聞くための椅子を並べながら雑談してる坊さんもいて、思ったよりくだけた感じです。

この日は金沢に泊まりました。
金沢は18年前に一度来ていますが、記憶にはあまり残っていません。
5月だったのに30度を超えてやたら暑かったことだけ覚えています。
今回は9月でしたが、おそらく今回のほうが気温が低かったと思われます。
近江町市場にある「ひら井」という店で海鮮丼を食べました。

Kaisendon

翌朝、金沢駅から観光を開始。
ご存じのとおり来年春には北陸新幹線が開通します。

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Kanazawaeki2

すでに立派な駅舎ができており、あちこちに新幹線開通のポスターや案内があり、新幹線に対する期待がうかがえます。
新幹線だと東京から最速で2時間半とのことですので、相当な時間短縮になるはずです。

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自転車で兼六園に移動。
この日は外国人観光客が多かったです。

Kenrokuen2

Kenrokuen3

ただ時期としてはやはりインパクトには欠ける感じ。
雪・桜・紅葉のいずれかに来ないと本当の良さはわからないだろうなと思いながら園内を歩きました。
新幹線が開通したらいずれかの時期にまた来てみたいです。

Museum1

続いて隣接する金沢21世紀美術館を見学。
これは有名な「スイミング・プール」という作品。

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Museum3

プールの下に小部屋があり、上からも下からも見ることができるという仕掛け。
水の深さは10cmくらいで、プールの底(小部屋の屋根)には透明なガラス板があるという構造です。

Oyama1

尾山神社に行ってみました。
一度来ているはずなのですが、全く記憶にありません。

Oyama2

神門の様式が西洋風で、ステンドグラスもあったりで和洋折衷な不思議な神社です。
この神門はオランダ人ホルトマンが設計したもので、国の重要文化財に指定されているそうです。

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Higasi2

ひがし茶屋街という古い街並みの残るエリアに来ました。
雰囲気は京都の花見小路や上七軒にも似ており、映画のセットのような人気の観光エリアです。
ここも多くの外国人観光客でにぎわっていました。

Higasi3

町家のカフェで一休み。
タタミの部屋で抹茶などを飲んでいると、ますます京都にいるような気分になります。
平日の午後なので客は年輩のグループが少しだけでしたが、男子高校生が一人で店に入って来ました。
どうやら修学旅行か遠足のさなかのようですが、後から仲間が来る様子もなく、純粋に一人で町家カフェを目指して来たようです。
やや場違いな感じはしましたが、メニューについてお店の人に丁寧に説明を受け、おすすめに従ってあんみつなんかを頼んでいました。
なんとなくほほえましい光景でもあり、金沢のフトコロの深さを感じました。

金沢市内の観光には「まちのり」というレンタサイクルを利用しましたが、これは非常に便利でした。
時間貸し方式ではなく、ポートと呼ばれる専用の駐輪場が観光スポットごとに整備されていて、どこのポートで借りても返してもOK。
最初に200円を払うと、あとは30分以内に自転車をポートに戻せば無料です。
つまり移動の時だけ借りて、30分以内に次の観光地まで行ってポートに乗り捨てることを繰り返す、ということです。
時間貸しだと、当然ですが自転車を留めた場所にまた戻って来なければなりません。
兼六園のように広い場所を見学するような場合、この金沢の「まちのり」方式はとても便利です。
全国の観光地でもっと普及してほしいと思います。

Kyube1

この日は県南部にある山中温泉の「お花見久兵衛」という旅館に泊まりました。
食事は夕朝とも部屋で食べる伝統的なスタイルでしたが、量がちょうどよく、小食の自分にはありがたかったです。

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Kyube3

温泉旅館だとムダに量の多い食事がどかどか出てくるところも多く、最近はそれを理由にその手の旅館はやや敬遠する傾向にあります。
泊まって食べてみないと量が適正かどうかなんてわからないのですが、この宿は良かったです。
まあ世間には量だけはやたら食べる人も多く、自分みたいな食の細いおっさんのほうが少数派だとは思いますが。
ちなみに知り合いには宿の食事が少ないと本気で怒るという面倒な男がいます・・・

というわけで、旅はまだ続きます。

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