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聴いてみた 第113回 マルーン5

今日聴いてみたのはマルーン5。
名前以外に一切の知識を持たずアンテナも立たない圏外バンドだったんだが、急遽聴くことになった。

聴いたのは彼らの2枚目のアルバム「It Won't Be Soon Before Long」。
渋谷の中古CD店が閉店することになり、セールだったので発作的に購入。
このCD店、もとは三軒茶屋にあり、かつて店内でキャロル・キングを聴いてないことをぷく先輩から叱責されたという思い出の店である。

Maroon5

さてマルーン5。
そもそもどんなバンドなのか全然知らないまま無造作に購入してしまったので、超ぶっつけ本番である。
聴いてない度はもちろん1で、マトモに聴いたことは一度もなく、聴いてないシリーズでも採り上げたことはない。
10年BLOGやってて「マルーン5」という文字列自体を入力したのは今回が初めてである。
表層的な情報など仕入れても鑑賞に何の効果もないが、一応彼らのサマリーをアジェンダでエスカレーションしてみる。(デタラメ)

マルーン5は94年にロサンゼルスで「カーラズ・フラワーズ」という名で結成された。
メンバーはアダム・レヴィーン、ジェシー・カーマイケル、ミッキー・マデン、ライアン・デューシックの4人。
2001年からマルーン5に改名し、ジェイムズ・ヴァレンタインが加わり5人編成となる。
翌年アルバム「Songs About Jane」を発表。
長い時間をかけて売り上げを伸ばし、2005年にグラミー賞で最優秀新人賞を受賞。
2006年にライアンが脱退し、マット・フリンが加入。
このメンバーで制作された「It Won't Be Soon Before Long」が大ヒット。
その後も2010年に「Hands All Over」、2012年「Overexposed」を発表し、日本武道館でのライブも行っている。

ということで、すっごい人気者たちだということは把握した。(雑すぎ)
果たして彼らはキャロル・キングも聴いていないワタクシを感動の大海原に投げ込むことができるのでしょうか。(やかましい)

・・・・・聴いてみた。

1. If I Never See Your Face Again
2. Makes Me Wonder
3. Little Of Your Time
4. Wake Up Call
5. Won’t Go Home Without You
6. Nothing Lasts Forever
7. Can’t Stop
8. Goodnight Goodnight
9. Not Falling Apart
10. Kiwi
11. Better That We Break
12. Back At Your Door
13. Until You're Over Me
14. Infatuation
15. Losing My Mind

13~15はボーナストラック(15は日本盤のみ)とのこと。

思ったよりポップで楽しそうな音ではある。
80年代90年代のいろいろな素材を採り入れて、それをわりと大衆に近いところに持ってきている。
なのでアタマに残りやすいサウンドだ。

いろいろな人たちの音楽に似ている。
U2っぽい曲もあるし、ポリスに近い音もする。
あんまし聴いてないけどシンプリー・レッドティアーズ・フォー・フィアーズを思わせるところもあると思う。
アダム・レヴィーンの声は、サビの部分だけ聴くとミック・ハックネルに似てません?
さほど好みなボーカルでもないが、頼りない部分はどこにもなく、安心して聴ける歌い方だ。

「Won’t Go Home Without You」はどこかで聴いたメロディだと思ったら、トヨタのヴィッツのCMに使われていた。
リラックマと後藤久美子が出てたやつだね。
この曲はポリスの「見つめていたい」へのオマージュだそうだが、おじさんとしてはむしろ「Not Falling Apart」「Kiwi」などの曲にもポリスを感じるなぁ。

楽曲の雰囲気は様々だけど、音の作りは丁寧できれいな感じがする。
若者特有のイラだった投げ捨てサウンドやシャウトはあまりなく、上から目線で言えば「うまい」「ちゃんとしてる」「器用」な音楽だと思う。
特定の楽器を前面に押し出す様子はないみたいで、全部のパートで総合的に聴いてください的なまとまりがある気がする。
「Back At Your Door」には「ジェフじゃないほう芸人」ベックのお父さんが、ストリングスとホルンのアレンジで参加しているそうだ。

一発で「すごい!気に入った」「素敵よ!素敵だわ!」というマツコ調の評価にはなってないんだが(意味不明)、意外にも全体としてはかなりいい感じ。
これまでブラーR.E.M.レッチリやベックやレディオヘッドクーラ・シェイカーなど、90年代以降の音楽をいくつか聴いてみたが、いずれもほぼ無残にも砕け散っている。
マルーン5はまだ自分の耳には多少マッチするところがあり、もう少し聴いてみようかしらという気にはなる音楽だ。

アルバムジャケットは、地下室っぽい場所でメンバーがそれぞれのパートでジャンプをしてるモノクロっぽい写真。
それほど凝った構図ではなく、ジャンプの高さもそろっておらず結構地味。
なんとなく80年代のニューロマみたいな絵だと思う。

そんなわけで、初めて聴いてみましたマルーン5。
微妙な感覚ですが、少なくとも拒絶感や挫折感はなかったです。
次がいつになるかわかりませんけど、機会があれば他のアルバムも聴いてみたいと思います。

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買ってみた その7 スマートフォンその2

あたしがスマホを購入したのはちょうど2年前ですが、2年経過しても今の機種に何の愛着もわかず、パフォーマンスもよくないので買い換えを決意。
妻もガラケーを捨ててようやくスマホデビューする決心を固めたようなので、この機会に同時に導入することにしました。

前回のような入念な機種機能の学習や市場調査は全然しませんでした。
理由は以下のとおり。
①まず、そこまでのヘビーユーザーではない。というかあまり使わない。通話なんて全然しない。
②電池の持ちは多少良くはなっているものの、どの機種も劇的に向上してるわけではない。
③「0円」「1円」などの文字が店頭で踊っているけど、結局様々な条件がくっついて来て実は全然お得じゃない話が多い。(と思う)
④自分の場合、キャリアを変更するにはクリアすべき付帯条件が多い。
(家族3人分まとめて一式で契約している)

なんか理由がいまいち実態とかみ合ってませんが、要はいろいろ調べるのが面倒だっただけです。(じゃ買うなよ)
かつてのガラケーのように各社から様々な機種が乱立する戦国絵巻長州藤波名勝負数え歌状態ははるか昔のこと。
今はスマホもさほど選択肢もなく、正直「今の機種より良ければどれでもいいや」というやさぐれた心境でした。

で、近所の家電量販店に行ってみました。
店構えや店員が安っぽいわりに売ってるものは決して安くない店ですが、これまで携帯やスマホのほとんどをここで購入してきました。
なんでかっつうと「すいている」からです。
あたしはauなのですが、auショップなんていつ行っても月末の銀行みたいに混雑してるし、テレビCMを盛んにやってる量販店はどこも取り付け騒ぎが起きたような騒乱ぶりなので、落ち着いて商品を選ぶ余裕もありません。
じじいはすいてる店で買う。
お買い物の鉄則。

で、3分ほど各社の機種を見比べてみましたが、違いはそれほど感じません。
というかよくわからん。
値段はいろいろですが、ムダに安い機種はやはりいろいろシバリがついててうっかり手を出すと裏ドラもついて勝手にハネ満になりそうです。(いまいち意味不明)
ご存じのとおりOSで大きく分けるとiPhoneかAndroidなのですが、ガサツに言うと全般的にAndroidはどれもデカめです。

あたしは日本国内でも4人しかいないと言われる「Macに挫折した」という珍奇な経歴を持っている人間で、PowerMac7200を売り飛ばして以来15年以上Apple社製品には見向きもしない人生を送ってきました。
なので今回も当然iPhoneは検討対象外のはずだったのですが、店で見ていたらそれすらもどうでもよくなってしまいました。

はい、というわけで今回買ったスマホはiPhone5cです。
ハッハッハ、ライアーだよライアー!!(←誰かのマネ)
しかも夫婦そろってiPhoneを買ってしまいました。

Iphone5c

初めからねらってたわけではなく、店で決断しただけです。
機種変更なのでどれもカネはかかるのですが、iPhoneは思ったより安かったこと、並んでいた機種の中では小さかったこと、全色在庫があったことなどがチョイスの理由。
でかいスマホは見やすくて良さそうですけど、自分はあまり手が大きくないので、なんか使いにくそうで買いたいと思いませんでした。

しかし。
買ってはみたものの、やっぱりいろいろ大変です。
まあ携帯やスマホやパソコンの買い換え時にはいろいろ面倒な作業がつきものですが、なにしろさわったこともないiPhoneなので基本的な使い方からしてよくわかりません。
とりあえず通話のしかたを確認しないといけないので、目の前の妻とお互いに電話かけてみて「もしもし」なんてやってみました。
ポンコシ老夫婦そのもの。
妻はスマホ自体が初めてなのでやたら質問してきますが、自分もロクに答えられません。
あああ大変だ。

まだ1週間も使ってませんけど、個人的な感想。
・「戻る」ボタンがない。なくてもいいんだがあったほうがいいかも。
・前の機種より反応がいい。これは個体の機能と回線がどっちも向上したからだろう。
・電池も持ちが良くなっている。
・カメラのシャッター音が大きい。でも指で音の出るところを押さえると小さくなるのはある意味便利。
・カメラ機能は驚くほど簡素で、基本撮るだけ。サイズ変換やレタッチはアプリを入れる必要あり。
・前の機種はワンセグでテレビが見られたけど、iPhoneにはそんな機能はない。いらないけど。
・電源OFFだと充電中・終了のサインがない。前の機種にはあった。
・当然だけどAndroidに入れていたアプリは有料でも継承できない。大して入れてなかったんでさほど問題はないが。

まだよくわかってないんで、勘違いしてることもあるかと思いますが、こんなところです。
なんかもっとお遊びな部分があるのかと思ってましたが、意外なほどシンプルですね。
これで新発売の都度なぜものすごい騒動になるのか、よくわかりませんけど・・・
まあ自分みたいなウルトラライトなユーザーにはむしろ合ってるかもしれません。
とりあえず2年使ってみて、また考えようと思います。

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BLOG10周年

BLOGを始めて10年経った。
500回以上の記事はどれも素人全開の駄文なのだが、それでも書いた後も長期間にわたり一定のアクセス量のあるものがなぜか存在する。
その理由がなんとなくわかる場合もあるが、いったいなぜなのかナゾのままの記事もある。
今日はそのナゾも含め、比較的人気の高い記事や自分の思い入れなどをご紹介しようと思います。

10年分の正確な統計まではとれないが、ここ数ヶ月の記録やそれ以前の記憶から判断すると、突出してアクセスの多い記事には以下がある。

買ってみた その2 カセット・アダプター
聴いてみた 第30回 レッド・ツェッペリン 「プレゼンス」
読んでみた 第23回 ブラック・ナイト リッチー・ブラックモア伝
読んでみた 第39回 オルタモントの真実
観てみた レッド・ツェッペリン Celebration Day / 祭典の日


「祭典の日」はまだ1年半前の記事だが、それ以外は数年経過しているのに毎日アクセスランキングの10位以内にいつもいるという感じだ。
ストーンズやパープルやツェッペリンの人気が高い、といえばそのとおりなんだけど、どこか世間の人気度とは少し違うようにも思う。
たとえば「聴いてみた」シリーズの初回(第0回)はビートルズの「Let It Be・・・Naked」を採り上げたのだが、この記事は書いた直後から今に至るまでほとんどアクセスはない。
まあビートルズの評論なんてそれこそプロアマ問わず世界中に山ほどあるし、その中からわざわざ自分のようなド素人が書いたものを選んでまで見に来る人はそんなにいない、という結論だろう。
ウチのBLOGに限っては、ビートルズを採り上げればアクセス数が増やせる、という簡単な話ではなさそうだ。

我がBLOG「言黙」最大のナゾが「カセット・アダプター」に対するアクセス量の多さである。
書いてから8年くらい経過しているが、順位は依然高いままだ。
そのわりに最近コメントは全然ない。
アクセス解析内容を調べてみたが、特定のホストから延々と繰り返しアクセスされているということはなく、全国から様々な方が見に来られているようだ。
みんなそんなにカセット・アダプターが好きなのかなぁ?

ちなみに自分はカセット・アダプターはもう数年利用していない。
買った当初はMP3プレイヤーの音をクルマで聴けることに感動して使っていたが、運転中のMP3プレイヤー側の操作が意外に面倒だったり、同乗する妻と音楽の趣味が全然合わないなどの小市民な理由から、全く使わなくなってしまった。
以前使っていたMP3プレイヤーはランダム再生や複数アルバム連続再生ができなかったので、手間的にはカセットテープとあまり変わんなかったのだ。
今のウォークマンなら機能はもう少し進化しているので、またカセットアダプターを使ってみてもいいのだが・・・

冒頭に述べたとおり記事の大半は資源無駄遣い的な偏差値の低い文章でしかないのだが、自分の中では言いたいことが比較的よく書けたというか、それなりに気に入っている回もわずかだがある。
以下の各記事がそうだ。

ワールドカップの思い出
見ていない 第14回 いかすバンド天国
観てみた PEACE BED
観てみた アンヴィル!
読んでいた 第2回 男組
読んでみた 第38回 傷だらけの店長
聴いていた 第4回 滝良子のミュージックスカイホリデー

だが。
自分の満足度とアクセス数やコメント数はそう簡単に比例しないのがウチのBLOGの難しく不思議な点でもある。
自分は極めて器の小さい人間なので、チカラを込めて書いた記事にコメントがたくさん来ると、それだけで大変感激なのです。
事例としては「男組」の記事が該当すると思う。
「男組」は作品自体が30年以上も前の話なのだが、当時読んでいた方から時々コメントをいただくことがあり、この漫画の人気の高さを再認識させられる。
このように多くの人と感動を共有できるような、そんな記事をたくさん書きたいものだ。

本業?の「聴いてない」「聴いてみた」シリーズでは、実はあまり気に入っている記事はないが、強いてあげるとすればやはり以下の告白であろう。

聴いてない 第22回 ディープ・パープル
聴いてない 第86回 レッド・ツェッペリン(後期)

どちらも今読み返しても初心者リスナー本領発揮の恥ずべき内容だが、多くの方からコメントをいただけたこともあり、またその後無事に聴いてみたことも報告できたので、このBLOGの理念そのもののような、象徴的な記事ではある。
まあそもそも自分のBLOGの場合、記事ではなくみなさまのコメントにこそ価値があるわけですけど。

10年間続けることができたもうひとつの大きな、非常に重要な要因がある。
それは「イヤな目にあったことがない」点だ。
長く音楽BLOGなどやっていると、時々敵対的なコメントが来たり、アーチストのファンから苦情が殺到したり、やたら詳しい人からものすごいダメ出しをくらったり、国内外からスパムコメントが延々届いたり、といった面倒な事態に巻き込まれたりするようだが、今のところ自分のBLOGについて言えばそうしたことはほとんど起きていない。
単なるド素人BLOGなので中身がなさすぎで苦情すらも来ないということだとは思うが、個人的には「音楽が好きな人には親切な人が多い」と感じている。
これはBLOGを始めるはるか前の、FROCKLに出入りしていた頃から強く感じていることだ。
いつまでたっても教えてもらうばかりの自分ではあるが、こうして楽しく10年間BLOGを続けて来られたのは幸せな話だと思う。

というわけで、みなさまのおかげで10年間続けることができました。
コメントを下さったみなさま、ありがとうございました。
いつまで続けられるのか全くわかりませんが、これからもどうぞよろしくお願いします。

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