見ていない 第35回 連続テレビ小説
番組自体は半年で終わるが、枠としては50年以上(!)の歴史を誇る日本の伝統芸能文化、正調テレビドラマシリーズ、NHK連続テレビ小説。
いつから見ていないのかすら思い出せないくらい見てません。
最近は初回から最終回まで一度も見ないまま終了してることがとても多い。
「梅ちゃん先生」も一度も見ないままだったし、今の「あまちゃん」も全く見たことがない。
「じぇじぇ!」ってなんのこと?
こんなんでは話にならないので、連続テレビ小説について緊急学習。
NHK連続テレビ小説は昭和36年の「娘と私」が最初のシリーズで、以来52年間に88作品が放送されている。
(現在放送中の「あまちゃん」が88作目)
ほとんどの地区で同じ時間帯に放送されてると思うが、基本的には地上波では朝の8時15分から30分まで、再放送が同じ日の12時45分から13時まで。
74年の「鳩子の海」までは1年間1作品だったが、75年以降は前期をNHK東京、後期をNHK大阪が制作という1年2作品となっている。
ただし83年の「おしん」や94年の「春よ、来い」など1年間続いた例外もある。
50年以上なので様々な作品があるが、基盤的な特徴として以下がある。
・主人公は女性。
・若手女優・新人女優の登竜門的存在。
・おおむねハッピーエンド。
・ほとんどが現代劇。
作品名リストを確認すると、どうやら見なくなったのは「澪つくし(昭和60年)」あたりと判明。
タイトル以外記憶にないし、これ以降どの作品についても主演女優や舞台をまともに答えられない。
それ以前も親が見ていた時に横にいたという程度で、マジメに正座して1年間視聴した作品はない。
ぼんやりと記憶にある作品は「虹(昭和45年)」「繭子ひとり(昭和46年)」「鳩子の海(昭和49年)」「雲のじゅうたん(昭和51年)」「マー姉ちゃん(昭和54年)」「おしん(昭和58年)」あたり。
自分の年齢的にはだいたい小中学生の頃の作品だ。
たぶん最もたくさんの回を見たのは「おしん」である。
おしんの息子役が山下真司だったはず。
「おしんのしんは辛抱のしん」という名セリフがあるが、学校では友達と「おしんのしんはタイガー・ジェット・シン」などと言って大笑いしていたなぁ。(くだらねぇ・・)
その「おしん」は関東での年間平均視聴率が歴代最高の52.6%。
それに続くのは「繭子ひとり」の47.4%、「藍より青く」47.3%、「鳩子の海」47.2%といった作品だそうだ。
ここ10年くらいは20%を超えることはあまりなく、「梅ちゃん先生」がかろうじて20.7%を記録している。
今後も「おしん」を超える視聴率を記録することはないだろう。
見なくなった理由はわりと明確で、高校生の頃は「放送時間に家にいなかった」、大学生になると「寝てた」、社会人となってからは再び「家にいなかった」である。
録画して見るという意欲や根性はなく、最近では半年間タイトルすら知らずに終了してた、ということもかなりある。
過去の放送作品一覧表を見ても、タイトルもヒロインも全く知らない作品がいくつも出てくる。
ちなみに今後の予定もすでに決まっており、今年の10月からは杏主演の「ごちそうさん」、来年4月は吉高由里子主演で「花子とアン」だそうだ。
まあそもそもどのドラマもターゲットが男子学生や中年サラリーマンではないだろうし、ワシは50年かかさず見てきましたけどねという男性もあまり多くはいないだろう。
特定のヒロイン女優を鑑賞する目的で見ているという動機はありそうだが・・・
ちなみに自分は実は山口智子の古くからのファンだ。(場内騒然?)
まだモデルをしていたり酒屋に置いてある生ビールの看板になったりしてた頃から応援していて(場内騒然)、誕生日とか青山短大在学とか栃木の旅館の娘とか細かい情報も有名になる前からムダに覚えたものである。(場内引きまくり)
なので連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌(昭和63年)」のヒロインに抜擢された時は「今頃気づいたかNHK!この子はワシが育てたんや」という大錯覚に陥ったものだ。(バカ)
でも番組は全然見なかった。
どうせ見ても山口智子ばかり追ってしまい、ストーリーなんかアタマに入らなかったはずである。
もっと言うと実はその後の「ダブル・キッチン」「ロング・バケーション」など代表的な出演ドラマも全然見ていないのだった。(ホントにファンなのか?)
最近はたまにしかテレビに出ず、出たら出たでなんかイタイ感じの女優さんになってしまったが・・・
というわけで、連続テレビ小説。
とりあえずこれからもあまり見る予定はないんですけど、みなさんは連続テレビ小説って見てますか?
また過去の作品でよく見ていたものなど、教えていただけたらと思います。
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コメント
朝ドラ 見る見ない理由はみんな同じだと思います。生活習慣の中にこの時間があるかないかってことですよね。ちなみに「おはなはん」から覚えていて「雲のじゅうたん」「マー姉ちゃん」「なっちゃんの写真館」「おしん」「凛々と」「ひらり」「天うらら」「やんちゃくれ」「すずらん」「ちりとてちん」「純と愛」「あまちゃん」といったところはみていたんじゃないかな!?後半は見始めた理由に仕事的要素もあるんで純粋にみていたともいえない。なんとなくだが、秋からはじまる大阪もののほうがみていてあきない。純と愛は夏菜と遊川さんの脚本に興味があったし、あまちゃんはクドカンファンとしては外せないものがある。あまちゃんはキョンキョンのせいで40代50代の男性に講評なようでもある。さて、山口智子さん。個人的にファンではないが、ドラマに出演した女優としてはかなりファンである。
「もう誰も愛さない」「子供が寝たあとで」「いとこ同志」「ダブルキッチン」「王様のレストラン」などではとてもいい味をだしていたと思います。
投稿: マルチオーディオ | 2013.07.01 11:22
マルチオーディオさん、コメントありがとうございます。
連続テレビ小説、かなりご覧になってますね。
>秋からはじまる大阪もののほうがみていてあきない。
やっぱりそういうもんですかね?
同じご意見はネットでいくつか見つかりましたが・・・
>あまちゃんはクドカンファンとしては外せないものがある。
そうか、「あまちゃん」てクドカンの脚本なんだ。
見る動機に脚本家というのもあるんですね。
>「もう誰も愛さない」「子供が寝たあとで」「いとこ同志」「ダブルキッチン」「王様のレストラン」などではとてもいい味をだしていたと思います。
すいません、どれも全然見てませんでした・・
やっぱり女優としても評価しないととてもファンとは言えないよなぁ。
投稿: SYUNJI | 2013.07.01 22:44
私、連続テレビ小説には全く興味がありません。
(大河ドラマ派の人は朝ドラに興味がないと思われるのは気のせい?)
が、例外があります。それは『ふたりっ子』。
たまたま台本を読んで、あまりに面白かったので録画して見るようになりました。
将棋の話ではあったけれど、スポ根みたいだったなぁ。スポ根物大好物な私です。
当時はまったく興味のなかった(というか、むしろキライだった)内野聖陽さんを好きになったのはその10年後でした(^^;)。
あとは最近ケーブルテレビで野村萬斎さん目当てで『あぐり』を見ましたが、あれも面白かったなぁ……っていうか、萬斎さんがおかし過ぎました。
ちなみに萬斎さんにもリアルタイム放送時には全く興味がなく(というか、むしろキライで)、10年後位にファンになったのでした。
16年前に『あぐり』で萬斎さんの息子役をやっていた生田斗真さんと萬斎さんが今度舞台で共演します。16年前は「生田斗真」なんて人は全く知りませんでしたが、今回は主役です。
ジャニーズ・ファンと戦ってチケットが取れるか心配……。
投稿: YAGI節 | 2013.07.07 00:45
YAGI節さん、コメントありがとうございます。
>私、連続テレビ小説には全く興味がありません。
>(大河ドラマ派の人は朝ドラに興味がないと思われるのは気のせい?)
あれ、そういうもんですか?
まあ大河と朝ドラだと題材もターゲットも違うとは思いますけど・・
自分はどっちも見てませんが。
>が、例外があります。それは『ふたりっ子』。
タイトルを見てもいつ頃の作品なのか見当もつかなかったのですが、調べたら96年のマナカナが出ていた作品でした。
なんとなくうっすらわかったような・・・
>ちなみに萬斎さんにもリアルタイム放送時には全く興味がなく(というか、むしろキライで)、10年後位にファンになったのでした。
ええ~?そうなんですか?
YAGI節さんは萬斎さんの古くからの熱烈なファンだと思ってましたが・・・
でも「あぐり」ももう16年前の作品なんですね。
見ないうちにどんどん作品が古いものになっていくなぁ・・
投稿: SYUNJI | 2013.07.07 22:25
SYUNJIさん、こんにちは。
朝ドラですが、高校生の頃までは登校前に何となく
見ていました。学校でも、結構話題になりました。
高校を卒業すると見なくなりました。例外は、
「天うらら」と「ほんまもん」で、前者は副主人公の桜井幸子、
後者は主人公の池脇千鶴目当てで見ました。
あ、「ちゅらさん」も見ました。国仲涼子目当てです。
その後は見ておりません。といいますのも、はまると
毎日15分、半年間見続けなければならないから面倒
なのです。天使のような堀北真希さんが主人公だった
「梅ちゃん先生」も見たかったのですが、我慢しました。
>>ドラマもターゲットが男子学生や中年サラリーマンではないだろうし
現在放送中の「あまちゃん」は、明らかに中年サラリーマン
向けです。BGMに「ジャンプ」「ゴーストバスターズ」
「君に胸キュン」がかかります。主人公の母親は小泉今日子
です。
そしてそして、主人公の劇中地元アイドル「潮騒のメモリーズ」が
かわいすぎます。これはもうオヤジキラー。私はこの劇中アイドル
が紅白に出ることを確信しています。(←見てるやん!)
SYUNJIさん、今からでも遅くありません。「あまちゃん」に
はまって、一緒に「潮騒のメモリーズ」を応援しましょう!
投稿: モンスリー | 2013.07.15 15:16
モンスリーさん、お久しぶりです。
朝ドラ、結構ご覧になってますね。
>「梅ちゃん先生」も見たかったのですが、我慢しました。
我慢したってのが面白いですね。
わかる気もしますけど。
>現在放送中の「あまちゃん」は、明らかに中年サラリーマン向けです。
>BGMに「ジャンプ」「ゴーストバスターズ」
「君に胸キュン」がかかります。
>主人公の母親は小泉今日子です。
なんかそうらしいですね。
往年のアイドルを脇役に持ってくるなど、NHKもいろいろ考えてくるなぁ。
自分の場合、今後の作品で山口智子が母親役で出るなら見てしまうかもしれませんが・・
投稿: SYUNJI | 2013.07.15 21:43