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聴いてない 第179回 ストーン・ローゼズ

なんだかそんなに気温が高いとも思えないのに桜の開花だけがムダに早い今年の春。
あたしが子供の頃、首都圏では桜といえば入学式の風景だったんですけど、最近はお彼岸の頃に咲く花として定着しそうな気配。
困るなぁ、断りもなしにそんな季節感無視の展開をされては。
あと100年くらいすると東京では桜なんてもうお正月の花になってんじゃないでしょうかね?

そんな投げやりなマクラとは一切関係ない今日のお題であるストーン・ローゼズだが、いつものことだけど全く聴いていない。
ガンズ&ローゼズとかL.A.ガンズとか黒木真由美とか似たような名前のバンドもあっていつも混乱するんだが、ストーン・ローゼズに関してはバンド名以外に一切の情報を持っていない状態である。
いや、ガンズ&ローゼズ以外は名前も似てもいませんけど・・・

ということで聴いてない度1。
1曲も知らないしメンバーの名前もアルバムも全く知らない。
しかたがないのでカサブタをはがす程度に薄ーくストーン・ローゼズを調査。

ストーン・ローゼズは1983年にイギリスのマンチェスターで結成。
あ、そうなの?
いちいち驚いていると先に進まないんだけど、アメリカのバンドかと思ってました・・・
ボーカルのイアン・ブラウン、ギターのジョン・スクワイアが中心となり、リズムギターのアンディ・カズンズとベースのピート・ガーナー、ドラムのサイモン・ウォルステンクロフトを加えてスタート。
後にサイモンに代わってアラン・レン(愛称レニ)がドラマーとなった。
名前の由来は諸説あるそうだが、石とバラという硬軟対照的なものの組み合わせは、レッド・ツェッペリンやアイアン・バタフライと同じノリだろう。

85年にシングル「So Young」でデビュー。
86年にはアンディ・カズンズが脱退し、翌87年にセカンド・シングル「Sally Cinnamon」を発表。
その後ゲイリー・マンフィールド(愛称マニ)が加入し、89年にバンド名と同じアルバムをリリース。
インディーズ出身ということもあるのかもしれないが、結成からシングルデビューに2年、アルバム発表まで4年てのはなんかけっこう長くかかっている気がするが・・
初めから大ヒット連発という展開ではなかったようだ。
しかしながらアルバム発表から人気は急上昇し、日本にも来てライブも行っている。

ここからの展開が少しわかりにくい。
90年代に入ってしばらくは沈黙の期間が続き、セカンドアルバム「Second Coming」が出たのが5年後の94年。
このアルバムはレッド・ツェッペリンの影響を強く受けたとされるが、全英4位・全米47位を記録。
売り上げとしては素晴らしいはずだけど、かなりの方向転換があったためメディアからはけっこう叩かれ、95年にはアラン・レン脱退、96年ジョン・スクワイア脱退。
残ったメンバーは同年解散を表明。
あれ・・・?

つーことはアルバム2枚で解散したバンドなの?
いやーいろいろバンドのモメごとを調べてきたけど、期間はともかく解散までの作品の少なさはかなりの驚きである。
こんな自分でもバンド名だけは知っているほど知名度は高いはずだが、そういう人たちだったんスか・・・
メンバーはそれぞれソロや他のバンドに加入したり旗揚げしたり、思い思いの活動を継続。
2011年にやっと再結成し、地元マンチェスターでライブも行ったとのこと。

これだけだとただのこらえ性の足りないよくあるロックバンドなんだけど、調べていてさらに驚くのは他のミュージシャンからの評価がやたら高いことだ。
「人生を変えたアルバム」として、キース・リチャーズやカート・コバーンやレッチリオアシスのメンバーが、ストーン・ローゼズのアルバムをあげているのだ。
また再結成にあたっては、リアム・ギャラガーは「こんなに幸せなのは子供が生まれたとき以来だ」と喜びをツイッターで発信し、マーク・ロンソンは「ツェッペリン再結成よりも大きなニュースだ」とコメントしている。

うーん・・・
日本での人気は正直全くわからないんだが、当時FMで聴いた記憶は全くないし、周囲にストーン・ローゼズのファンだった人がいたこともないと思う。
玄人ウケするというか、プロ向きなバンドなんですかね?
ライブではイアンのボーカルが相当よれよれなことも多かったそうですが・・・

聴いてみないと音楽性はもちろん理解できないのだが、ストーン・ローゼズはいわゆるブリット・ポップのムーブメント「前夜」に位置し、ブラーやオアシスにも大きな影響を与えたバンド、というのがイギリスでの評価だそうだ。
ただしブラーやオアシスはストーン・ローゼズに影響は受けているものの、イメージやサウンドが似ているというわけではないらしい。

というわけで、依然としてナゾのストーン・ローゼズ。
オリジナルのスタジオ盤は2枚なので、これを聴くしかないのですが、みなさまの鑑賞履歴や評価はいかがでしょうか?

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コメント

SYUNJIさん、こんにちは。
ストーン・ローゼズは名前だけは知っていましたが、
一度も聞いたことがありません。

さらに評価が高い、というのも今回初めて知りました。
再結成のコメントでも、

>>「ツェッペリン再結成よりも大きなニュースだ」

うーむ、ストーン・ローゼズに関しては
わからないので差し控えますが、ツェッペリンの再結成
よりもてはやされるコメントが出るとは、極東の島国
(by渋谷陽一先生)にいると実感できません。

ちなみにこんな番組を見ましたが、
https://www.nhk.or.jp/yougaku80/artist50/

オアシスは15位にランクインでした。

投稿: モンスリー | 2013.03.31 14:41

モンスリーさん、コメントありがとうございます。

>一度も聞いたことがありません。
>さらに評価が高い、というのも今回初めて知りました。

あー全く同じですね。
まあネットで調べると、出てくるのはレコード会社のニュース記事とファンの書く文章なので、どのアーチストも相対的に高い評価の内容が多くはなるんですけど、ストーン・ローゼズの評価の高さはちょっと驚きでした。
ツェッペリン再結成よりでかいニュースってのもどこまで共感する人が多いものなのか・・?

>オアシスは15位にランクインでした。

番組は見てませんが、ネットでもランキングを疑問視する声が多かったみたいですね。
個人的にはオアシスよりパープルが下ってのも今ひとつ納得できませんけど・・

投稿: SYUNJI | 2013.03.31 21:30

オジキ
ローゼズ語れるオジキの子分は多分あっしだけかも(笑)

その、日本初来日のチッタ、観に行ってます!

正直、オジキ向きじゃないでげす…(苦笑)
ZEPの再来とか、ガンズに名前が似てる…
そんな音イメージしてません?

ヤバいです。多分、CD叩き割るでしょうwwww
ヘロヘロで音程なんて取れてないですし、えっと…U2の初期みたいなふわふわなG.と演奏です。

彼らは、マンチェスターのバンド

セカンド・サマー・オブ・ラブ
マッドチェスター
レイヴ

こんなキーワード、背景を踏まえないと見えて来ないバンドかと…
イングランド北部の地方工業都市、ドン詰まりの生活。
週末、野外でドラッグをキメながら大音量で踊るための音楽。
サイケデリックな音像の中、ドラッグでハイになって踊り狂う若者

そんな極めて時代とシンクロした音楽なのです。
なので、今回の再結成~フジロック来日は狂喜乱舞しましたが、やはり、今、鳴る音楽じゃない。。。って感じで見に行くのを断念しましたが、今年夏、サマソニの前夜祭で再来日!
今、行こうかどうしようか迷っています…

多分ですが…
オジキ好みでは無い事だけは確かかと(苦笑)

投稿: V.J. | 2013.04.02 23:49

V.J.若、コメント感謝です。

>ZEPの再来とか、ガンズに名前が似てる…
>そんな音イメージしてません?

すいません、してました。(笑)
全然違うようですね。

>ヘロヘロで音程なんて取れてないですし、えっと…U2の初期みたいなふわふわなG.と演奏です。

うーん・・・そりゃあまずいなぁ。
叩き割るかも・・・

>セカンド・サマー・オブ・ラブ
>マッドチェスター
>レイヴ

このあたりでなんとなくわかりました。
そういう人たちだったんスね。
意外にこのへんのキーワードはネットでは見つけられなかったですが・・
潔癖なぷく先輩からは「不潔よ!不潔だわ!」と罵倒される感じがします。(こればっか)

投稿: SYUNJI | 2013.04.03 23:00

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