行ってみた 第33回 住吉大社・大阪城
今年の旅は比較的著名な観光物件をめぐる回帰傾向にあるSYUNJIといいます。
11月の3連休は再びの関西方面へ行って参りました。
今回は大阪を拠点に1日ずつ大阪・奈良・京都をめぐる行程としました。
昨年は地震の影響もあってか、宿も新幹線も30日前を過ぎた時点でも予約はまだ可能でした。
なので今年もあまり危機感もなくぼんやりと過ごしていたら30日前を過ぎてしまったので、よろよろと旅行予約サイトをいろいろ調べてみました。
しかし、今年はどうも様子が違います。
まず新幹線が全く取れません。
そして大阪の宿も全く取れなくなっています。
この時点で空き室があったのは関西空港とか和歌山とか姫路とか、大阪市内からものすごく遠い場所でした。
紅葉の時期、京都はそもそも宿が空いてませんけど、郊外も含めて大阪も全然空いていない状況は初めてです。
ようやく事態の深刻さに気づいたあたしは、潤沢な資金力で政府高官に圧力をかけ2日ほどかけてなんとか無理矢理予約。(幻想)
勝ち取ったのは、ムダに安い飛行機とムダに高いホテルの組み合わせでした。
ホテルは場所こそ梅田で便利だったのですが、夫婦なのにツインが取れず、シングルを2つ取るハメになりました。
これまであちこち夫婦で旅行してきましたが、シングルは初めてです。
なんだか客先への謝罪出張みたいでイヤだったんですけど(リアル)、泊まれないと話にならないのでやむを得ずこのパターンで予約。
大阪入りしてから気づいたのですが、3連休の最終日が大阪マラソン開催日だったんですね。
新幹線や宿が取れなかったのは、このイベントもあったためと思われます。
ということで久しぶりに伊丹空港より大阪入り。
この日最初に向かったのは住吉大社です。
特に理由はなかったのですが、大阪で最も初詣客が多いという著名な神社に一度行ってみたかったのでした。
なんばから南海電車で住吉大社に向かいます。
南海に乗るのは初めてです。
この日は小雨で寒く、七五三の家族連れが参拝していましたが、人出は少ない感じでした。
また境内や本殿も思ったほど大きくない印象です。
入り口の前を阪堺電車という路面電車が通っています。
なんばに戻り、大阪で最初の食事に串揚げを選びました。
なんばCITYの「旬菜ダイニング あ」という店です。
うまい・・・
「なんばで串揚げ」という非日常な演出も込みで、やはりうまいと感じるものです。
大阪に来てよかった・・・(単細胞)
雨も上がったので大阪城に行ってみました。
大阪は仕事・観光の両方で何度も来ていますが、実は大阪城は来たことがなかったのでした。
大阪城公園がやたら広く、天守閣までたどりつくのにかなりの距離を歩きました。
城内はエレベーター完備の近代建築です。
今は大阪城よりも高いビルがやたらありますが、それでも最上階には多くの見物客がいました。
この後中崎町という梅田の隣の街に移動。
大阪市内のディープなエリアとして有名な土地ですが、一方で最近は古い建物を利用した雑貨店やカフェも増えていて、若者にも人気のあるエリアになっているようです。
感覚的には東京の谷中・根津・千駄木にも通じる雰囲気だと思いました。
ここで事前に調べておいたリトルプレス専門書店「Books DANTALION」を訪れ、本を2冊購入。
たまたま手に取って開いたページに、妻の知り合いのライターが文章を書いていたという妙な偶然もありました。
ただ、このお店は2日後に閉店するとのこと。
もう二度と来ることのできない店内を撮影させてもらいました。
このあと中崎町の小さなカフェでお茶。
店内は若者ばかりです。
一日大阪にいて思ったのは、若い人の話す大阪弁がどこかゆるいものになっていることでした。
これは梅田でもなんばでも、阪急電車の中でも南海電車でも同じです。
特に小中学生の話す言葉は関東の子供達とそれほど変わらなくなっていると思いました。
この現象はおそらくテレビの影響だと考えます。
もちろん根底には関西アクセントがあるのですが、関東のアクセントや言葉遣いが、テレビを通じて大阪の子供達にも浸透しているのだと感じました。
昼に食った串揚げで若干もたれ気味だったので、夜は梅田の地下街で関西うどんを食べました。
梅田は来る度にどこかが変わっています。
2日前に改装グランドオープンしたのが阪急うめだ本店です。
いわゆるデパ地下のフロアが大変なことになっていて、ハッピーターンの限定商品に3時間待ちというありえへん行列ができていました。
大阪の人は滅多に行列に並ばないと聞いてましたが、3時間も並んでまで手に入れたいものだったんでしょうか?
というわけで初日は終了。
旅はあと2日続きます。
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コメント
> 一日大阪にいて思ったのは、若い人の話す大阪弁がどこかゆるいものになっていることでした。
> これは梅田でもなんばでも、阪急電車の中でも南海電車でも同じです。
> 特に小中学生の話す言葉は関東の子供達とそれほど変わらなくなっていると思いました。
逆に、東京あたりの子供たちの大阪弁化がひどいっす。うちの子供たちも、「めっちゃ」とか「なんでやねん」とか「ちゃうやろ」とかは、もはや日常語。
大坂発の串揚げ屋が、わが地元にもでき、大いに利用しております。(本場ものはチョーうまいっすね。)
強引にまとめると、さまざまなものが、東京も大阪もないグローバル化が進んでいるということでしょうか。高度情報化社会の弊害?
投稿: ルドルフ | 2012.12.02 11:21
ルドルフはん、コメント感謝どす。(ニセ京都弁)
>逆に、東京あたりの子供たちの大阪弁化がひどいっす。うちの子供たちも、「めっちゃ」とか「なんでやねん」とか「ちゃうやろ」とかは、もはや日常語。
はぁーなるほど。
これも間違いなくテレビの影響ですね。
全国的に方言のカオスが進んでいるようで・・
>強引にまとめると、さまざまなものが、東京も大阪もないグローバル化が進んでいるということでしょうか。高度情報化社会の弊害?
そうかもしれませんねぇ。
情報に限らず、売ってるものとか街の様子なんかはどこもあまり変わらなくなっている気がします。
まあそれでも関西の雰囲気が好きで出かけるんですけどね。
投稿: SYUNJI | 2012.12.02 21:37