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やってない 第20回 登山

日々最小限の力で生きるエコな人間のSYUNJIといいます。
基本的に体力勝負な趣味をいっさい持たないあたしですが、もちろん登山もやってません。
旅行はわりと好きなほうだが、昔から行程に登山を組み入れたりはしないし、トレッキングやハイキングというレベルですら全くやらない。

生涯で自分の足で山頂に立ったことがある山なんて本当にわずかしかない。
小学校の遠足で行った大山(雨降山)と大野山、あとは高尾山くらい。
山小屋に泊まったこともないし、もちろん富士山頂にも登ってない。
富士山は五合目までクルマで行ったことがあるだけだ。
家族の誰も登山をしないし、子供の頃に親と登山した経験もない。

登山をやらない理由は、当然それだけの体力も根性もないからである。
苦労して登ったら山頂に素晴らしい景色が広がっていますのよ、というお誘い文句はわからなくもないけど、その苦労の過程でまず挫折するだろうことは明らかなので、やってみようという気にならないのである。
「そこに山があるから」という哲学的な理由で登る人もいるそうだが、そこに山があってもあたしは登れません。
駅の階段ですら息が切れるし。

景色や植物、連帯感や達成感など、山の魅力はいろいろあると思うが、少しだけ興味がわくのは眺望である。
バカなので高いところは好きであり、タワーや高層ビルから見下ろす風景はとても好きだ。
観光地に行くと賛否両論なタワーがあったりするが、よほど高額でなければ原則として上ってしまう。
なのでクルマやケーブルカーといった動力で行ける山頂には躊躇せず行ったりする。
単純な話、自分は登山のプロセスが耐えられないというただのヘタレなのである。

職場には登山をやるヤツがわりと多い。
それほど強固な組織ではないが、同好会のようなものもあって休日には連れ立って登山をしているようだ。
中には日本百名山を全て登った者もいるし、昨今の山ガールブームで女子社員の会員も増えている。
ちなみに若い女性の間では、経験により呼称が変わるそうで、「山ガール」がビギナー、少し慣れてくると「山ノボラー」、本格的な登山をする人は「山屋」だそうです。
自分は見た目にもとても山なんかやれそうもないので、誰も誘いに来ないけど。
あとさすがにウチの会社でも接待登山てのもたぶんないと思う。

登山で怖いのはやはり事故や遭難だ。
などと登山してもいないうちから言うのも変だが、中高年の無謀な登山で遭難が増えているという話はよく聞くので、それだけ山というのは危険なことが多い、というイメージだけがますます強くなっていくばかり。
冬山なんてわざわざ寒い上に滑ったり転んだりするような場所をなぜ登るのだろうか・・
以前に丹沢山系で沢から滑落して下半身に重傷を負い、以降登山どころか普通に歩くこともできなくなった人の書いた本を読んだことがあるが、読み終えたあとあまりのハードな話にぐったりしてしまった。
そういう危険と隣り合わせなのが登山である、ということはもちろんみんな知っていて、それなりに装備や練習をして山に臨むんだろうけど、登る前は「このあと自分は事故に遭うんだ・・」とは誰も思わないよね。
まあこの理屈はドライブでも鉄道旅行でも同じなんだろうけど。

それでも世間の山ブームはすごいらしい。
富士山の場合、8月は登山道で渋滞がおきるし、山小屋は常に満員。
あとテレビで見たけど、毎年園児全員が富士山頂に登るのが恒例行事になってる幼稚園があるそうだ。
挫折する子は全然いないそうです。
また登山というレベルではないが、高尾山はミシュラン以降毎週末には信じられないほどの混雑。
みんなそんなに山が好きだったっけ?

というわけで、登山。
みなさんは登山の経験はおありでしょうか?
自分はこのまま美容院ビリヤード同様、今後もやらずに死をむかえる可能性は極めて高いんですけど、せめてこの山を登ってから死んでください、というような名山があれば教えていただけたらと思います。

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コメント

> 「そこに山があるから」という哲学的な理由で登る人もいるそうだが、そこに山があってもあたしは登れません。

あたしも。
登山、イミフってかんじ?(←若者風)

いまどき、週末の高尾山もゲロ混みだそうです。何が面白いんでしょ。あそうそう、私の知り合いが言うには、体力のない人間が登るのにいい山として、筑波山を取り上げていました。今は都心から行きやすくなったし、お勧めだそうです。

投稿: ルドルフ | 2012.11.11 11:00

SYUNJIさん、こんばんは。
「そこに山があるから」というのは、神戸市民に似合う
言葉です。振り返れば、そこに六甲山があります。たとえば
阪急電鉄芦屋川駅から登る「風吹岩」は、アスレチック気分を
味わうことができ、地元小学生の遠足のコースに組み入れられて
います。

私も神戸付近に在住する者として、六甲山にはよく登りました。
朝8時に芦屋川駅を出発して六甲山頂を目指し、夕方4時頃に
有馬温泉に下山するのが定番コースでした。高い山を登るときの
練習にぴったりです。
結婚前に妻を連れて行きましたら(途中の風吹岩までの簡単な
コースでしたが)、「死にそうだった」と恨まれましたが、
その後妻の方が登山にのめり込みました。

そのため、10年ほど前まで、3回ほど2,000メートル級の山にも
挑戦しました。しかし私はここで断念し、以降、山登りは
していません。
とにかくしんどいのです。2,000メートル級となりますと、
荷物もすごく重いです。私が行ったのは初心者コースですが、
この場合の「初心者」というのは、

・道に迷いにくい
・登山者が大勢いる

を指し、決して「ラクチンで登れる」ことではありません。
一番つらかったのは、山小屋に泊まったときです。狭い
空間に、見知らぬ人と肩をびっちり寄せ合って寝ます。
男女混合で、寝返りをうつこともできません。布団とは
いいますが、いったいいつ干したのか、べったりとした
布の固まりです。しかも、いろんな時間に登山をする
人が行き交うため、夜中中騒然としています。

ちなみに私が登山をしなくなったのを、妻は恨んでいます。
しかしこればっかりは仕方ありません。

投稿: モンスリー | 2012.11.11 13:07

ルドルフさん、意外なコメント感謝です。
てっきり2000m級の山なんかはあちこち軽く登ってると思ってましたが・・・
ぷく先輩はきっと山小屋で飲み過ぎて寝過ごしたことがあると思います。(決めつけ)

>いまどき、週末の高尾山もゲロ混みだそうです。何が面白いんでしょ。

そうらしいですね。
もともと人の多い山ではあったんですが、最近は季節を問わず混雑してるようですね。

>体力のない人間が登るのにいい山として、筑波山を取り上げていました。

おお、そういえば確かに都心からは行きやすくなった山ですね。
山頂までケーブルカーで行けるんですよね?
急に意欲がわいてきました。(根性なし)

投稿: SYUNJI | 2012.11.11 17:08

モンスリーさん、コメントありがとうございます。

>朝8時に芦屋川駅を出発して六甲山頂を目指し、夕方4時頃に有馬温泉に下山するのが定番コースでした。

けっこう距離や高低差がありそうですけど、そんな時間で下山できるんですね。
六甲山は900mくらいだそうですが・・

>2,000メートル級となりますと、荷物もすごく重いです。

ああーそうなんだよなぁ・・
ただでさえ山を登るのがしんどい上に荷物まで・・
自分なら荷物を背負って家の最寄り駅まで行った時点でリタイアですね。

>狭い空間に、見知らぬ人と肩をびっちり寄せ合って寝ます。

何から何まで楽しくなさそうな話ですね・・
そう言ってる時点で登山する資格もないですけど。
まだテントのほうが気を遣わなくていいのかな?

>ちなみに私が登山をしなくなったのを、妻は恨んでいます。

ありゃ、そうですか。
奥様は山小屋の雑然さも布団も全く平気なんでしょうか?

投稿: SYUNJI | 2012.11.11 17:26

こんにちは。一度1000メートルほどの山に登り、二度と登山はごめんだ、と思ったぷくちゃんと言います。
友人に登山後に飲むビールは最高だ、という口車に乗って、ビールを大量につめたため、荷物は重く初心者にはとてつもなくハードでした。
体力もそうですが、デブには山はつらすぎます。多分眺めるだけですね。温泉好きですが、山を分け入って入る秘湯には全く興味がわきません。

投稿: | 2012.11.13 06:25

ぷく先輩、コメント感謝です。

>ビールを大量につめたため、荷物は重く初心者にはとてつもなくハードでした。

うーん、いろいろ大変ですね・・これ、山頂で飲むんですよね?
ビール、ぬるくなってませんか?
山道で揺れて山頂で開けたら噴射しませんかね?
いろいろ心配・・・(小心者)

>温泉好きですが、山を分け入って入る秘湯には全く興味がわきません。

あーあたしもそんな感じですね。
野趣あふれる秘湯・・などというキャッチにはさほど興味がわきません。
以前どこかの山奥で温泉に入ったらムカデも入っていて寒気がしました・・

投稿: SYUNJI | 2012.11.13 22:04

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