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行ってみた 第32回 小樽・札幌

三流胃腸よわよわ中年の避暑のはずが大雨で猛暑な北海道旅行の続きです。
この日は小樽に行ってみました。

まずは「おたる水族館」。
小樽に来た時は必ず立ち寄る場所です。

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旭山動物園に比べると地味な施設ですが、好きな場所のひとつです。
なぜかというとアザラシがたくさんいるからです。
我が家は夫婦そろってアザラシが大好きです。

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そもそもアザラシは習性がネコっぽくてアシカやオットセイほど器用ではないので、あまり芸達者な動物ではないのですが、ここのアザラシは旭山と違って投げ輪やボールを受け止めたりします。

ペンギンショーもありますが、ペンギンもわりと勝手な習性でロクに芸もやらず、それを逆手にとって「ペンギン、あまり人に懐かないです」というオチで終わるという構成になっています。
そういえば旭山のペンギンも決められた道を歩くパレードはありますが、芸というレベルではないですね。

そんな動物との深い交流?のあと、小樽の街に出てみました。

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自分が子供の頃は、小樽は地味で寂しい港町という印象でしたが、ある時からものすごいイキオイで変わりました。
運河を中心に街並みを大胆に変え、若い人たちをターゲットにした観光都市として再生したのは周知のとおり。
今回久しぶりに来てみて一番感じたのは、スイーツやお菓子の店がやたらとできていることでした。

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Rokkatei

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北菓楼六花亭ルタオの道内屈指のブランドが覇権を争って血みどろの抗争を繰り広げている、そんな状態。
どこも店を新しく構え、観光客をぐいぐい吸い込んでいます。

特にルタオの躍進は目をみはるものがあります。
元は小樽にだけ店舗がある程度のブランドだったそうですが、チョコやチーズケーキで一躍有名になり、今は小樽だけでも6カ所くらい店があります。

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で、昨年オープンした「ルタオパトス」という名のカフェで季節限定の洋梨ケーキやチーズケーキを食べてみました。
確かにうまいです。
実はチーズケーキはそれほど好きでもないんですが、ここのケーキはふつうにうまいです。
そういえば千歳空港でもルタオの店には人がやたら群がってましたが、理由がなんとなくわかった気がします。

この日、運河では女優の高橋ひとみさんと山下容莉枝さんが舟に乗ってテレビ番組の撮影をやっていました。
(後で調べたら「いい旅・夢気分」のロケでした)

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ちょうど撮影中にそばを救急車が通ったせいか、舟は引き返して撮影やり直しになったようです。

夜は札幌に戻り、友人のご家族にカニ料理をごちそうになりました。
やはり北海道で食べるカニはとてもうまいです。
道内の人はふだんカニなんてあまり食べないそうですけど。

ちなみに、北海道と言えば思い浮かぶのは毛ガニだと思いますが、自分はタラバも花咲ガニも好きです。
花咲ガニは内地ではほとんど売っていません。
ゆでると真っ赤な色になり、味はかまぼこ風味です。
なんか説明が変ですけど、実際食べると花咲ガニが一番かにかまに近い味です。

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翌日、テレビ塔にのぼってみました。
子供の頃にのぼって以来です。

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テレビ塔から見える札幌の景色もいろいろ変わっています。
札幌駅の上は昔とは全く違いますし、札幌ドームもつどーむも昔はありませんでした。
土産のカニを買った二条市場も、以前に比べて小さくなった気がします。

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テレビ塔には非公式ながら「テレビ父さん」というダジャレなゆるキャラがいます。
団体が「テレビ父さん」とともに記念写真を撮っていました。
どこかシュールな光景です。

Tokeidai

歩いて時計台に移動。
ここも何年ぶりだかよくわからないくらい久しぶり。
「日本三大がっかり」にはたいていノミネートされるらしいですが、確かに建物自体はそれほど大きくないし、周りはビルばっかりなんで、初めて見た人にとっては「あれ、こんなもん?」という印象なんでしょうね。

札幌駅ビルにも行ってみました。
というか駅ビルという言い方がすでに昭和ですね。

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JRのでかいタワービルがあり、西側には大丸。
当然ですけど、ここの風景や中身については、もう札幌という都市の個性は全くありません。
博多も梅田も新横浜も、日本の新しいターミナル駅はみんなこんな感じ。
(さすがに京都だけは少し違いますが)
この傾向については、特に否定的な意見は持っていませんが、もう少し都市の特徴を反映した建築であってもいいのではないかなとも思います。

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さてこの日、大通公園では「さっぽろオータムフェスト」というイベントが行われていました。
数年前からこの時期に開催されているようですが、道内各地のB級グルメや特産品を販売する催しです。
中には市内の名店レストランも出店しており、公園周辺のオフィスで働く人たちが、名店の味を目当てに来ていたようです。
なので金曜日でしたが、昼時はかなりの人出でした。

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「北見塩焼きそば」と「函館しおらーめん」を食べました。
暑かったですが、うまかったです。

旅も終わりに近づいてきました。
レンタカーを返して千歳空港に向かいます。
帰りの飛行機の時間までもう少しありましたので、千歳空港内をあちこち見て回りました。

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展望デッキからはLCCのピーチが見えました。
関西空港から来たのでしょうか。
ピーチの飛行機にはいつか乗ってみたいと思っています。

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空港内は以前よりも土産店や飲食店がやたら増えており、温泉まであります。
さらにシュタイフやドラえもんやロイズのミニテーマパークみたいなスペースがあって、もはや空港とは何の関係もない空間まで出現しています。
自分は空港という場所もとても好きで、飛行機に乗る用事もないのに羽田やセントレアに行ったりするタイプの人間ですが、千歳空港もこれなら一日いても飽きないでしょうね。

というわけで、ベタな北海道観光も終了。
久しぶりのふるさと北海道でしたが、やはりいいところですね。
天気だけは大雨と猛暑でもう少しなんとかならんのかと言いたいところでしたが・・・
次は冬の北海道もいいかなと無謀なことを考えたりしています。

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行ってみた 第31回 旭川・富良野

昨年の夏に体調がいまいち良くないまま猛暑の九州に行ってえらい目にあったので、今年は涼しい北海道に行くことにしました。
北海道は7年ぶりですが、実は生まれた場所でもあり、妻も自分も親が北海道出身というなじみの深い土地です。
住んだことはありませんが、子供の頃からしょっちゅう行っていたので、主要な観光地はだいたい訪れています。
行ったことがないのは利尻礼文・天売焼尻などの離島やトマム、あとは登山で行くような高い山くらいでしょうか。

そんなインチキ道産子の自分は、久しぶりに大ベタなド観光地巡りを画策。
旭山動物園や富良野、札幌時計台や小樽運河といった外国人向けツアーみたいな場所ばかりをたずねる旅です。
とにかくクソ暑い首都圏を脱出し、さわやかな初秋の北の大地に降り立つはずでした。

しかし。
千歳行きの飛行機の冷房が異様に寒く、ただでさえこの2ヶ月半の間夏バテでぐったりしてたカラダにてきめんに効いてしまい、食欲が全く無くなってしまいました。
あーあ・・・

しかたがないので千歳空港でうどんを半人前だけ食べて、レンタカーで旭川に向かいました。
本当は旭川空港から入るつもりだったのですが、便数が少なく当日は満席で取れなかったのでした。

さらに。
この日道内は低気圧によって猛烈に天気が悪く、大雨のため高速道路はほとんど80km制限。
レンタカーもSクラスを頼んだはずが、なぜかフリードが来てしまい、車体の大きさに慣れるまでこわごわ運転だったので全然スピードが出せませんでした。

やっと夕方旭川に着きました。
ホテルでテレビを見ていたら、旭川からそう遠くない岩見沢の街が大変なことになっていて、ここで事態の深刻さにようやく気づきました。
家族や友人からも次々と安否確認メールが入っていました。
確かに千歳から旭川もずっとひどい雨でしたが、まさか岩見沢が洪水だとは・・・
高速道路が通行止めにならなかったのは本当に幸いでした。

翌日、なんとか雨はあがりましたが、かなり蒸し暑く、さわやかな北の大地とはほど遠い状態です。
食欲が全然回復しないまま旭山動物園へ。

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ここに来たのはリニューアル後は3回目くらいですが、いつ来ても人が多いです。
動物の見せ方はやはりうまいと感じます。

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また常に新しい動物や展示建物を次々に採り入れており、リピーターとして何度来ても新鮮な感覚にさせてくれるところです。

午後は旭川郊外にある「ブラウンボックス」という木工クラフト製品の店に行きました。

Brownbox1

Brownbox2

店にはネコがいます。
ここのネコはとても人懐こく、店の人によると「せんむ」という名の接客係だそうです。

ロクに食べていないせいか、異様に疲れてきましたので、妻の提案で温泉に行くことにしました。
温泉は旭川周辺にいくつかありますが、白金温泉を選択。
そばに「青い池」と呼ばれる水の色が青く見える池があるとのこと。
最近この池を撮った写真がMacの壁紙に採用されたということで、非常に人気が出てきたようです。

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だが。
この日の大雨のせいで青い池はただの茶色い池になっていました。
せっかく来たのに・・・

ぐったりしながらそのまま白金温泉へ。
でも温泉に入ったら体調が劇的に回復しました。

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夕方、新富良野プリンスホテルに隣接する「ニングルテラス」に行ってみました。
ログハウス風の建物が並び、イルミネーションのような明かりがついていて、ちょっと幻想的な雰囲気。

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Ninguru3

建物はどれも小さな手作りの雑貨店やカフェなどになっています。
夏にしか来たことがありませんが、たぶん冬のほうがきれいでしょうね。

この日は富良野の駅前にある「富良野ナチュラクスホテル」に泊まりました。

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まだ新しく非常にきれいです。
このホテル、韓国ドラマ「ラブレイン」の富良野ロケでチャン・グンソクが泊まったとのことで、館内にもチャン・グンソクの写真がたくさん飾ってありました。

夕飯を食うため富良野で有名な「唯我独尊」というカレー屋を目指しました。
しかしこの日は(いつもか?)非常に混雑していて、店の外にまで行列ができています。
仕方なくここをあきらめ、駅前の「すぷらうと」という店に入りました。
テーブルやカウンターの配置がややスナック風ですが、インテリアは素朴でメルヘンチックなカフェ&レストランです。

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ハヤシライスを食べましたが、これが倒れそうなくらいうまかったです。
まああまりまずいハヤシライスに当たったこともないですが、肉やタマネギやルーの味が絶妙で、非常に満足しました。

翌朝はようやく晴れてきたので、富良野から美瑛まで観光することにしました。
この日も朝から全然涼しくありません。

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まず「ふらのワイン工場」を見学。

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それほど多くの工程は見学できませんが、敷地内にはラベンダー畑もあります。
ただ時期的にはラベンダーはとっくに盛りが過ぎていて、この時期の富良野のラベンダー畑は実はどこもあまり美しくないのでした。

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続いて訪れたのは、2年前にできた「カンパーナ六花亭」。
道内の人なら誰でも知ってるお菓子の六花亭ですが、ここ富良野にもどおおーんとパノラマな店を構えたのでした。

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お菓子の販売はもちろん、イートインのコーナーやテラス席もあります。
しかもテラスの前には広大な富良野の畑や山並みが見え、ロケーションとしても最高です。

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この後、「ファーム富田」に移動。
富良野も3回目くらいですが、ここは初めてです。

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鉄板な観光スポットなので、団体や外国人で混雑していました。
やはりラベンダーはほとんど枯れており、この時期で色鮮やかなのはケイトウくらいですね。

富良野と言えば「北の国から」のロケ地としても有名ですが、今回は関連する施設や場所には全く行きませんでした。
以前に行ったことはあるのですが、自分はあのドラマを全然見ていないので、感じるものが何もないのです。
なので今回は全てスルー。

美瑛の「四季彩の丘」にも行ってみました。
ここも2回目です。

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美瑛は知名度ではおそらく富良野に及ばないと思いますが、自分は美瑛の風景のほうが好きです。
なだらかなカーブを描いて重なり合う畑や丘を眺めていると、人工的ではありますけど内地にはない景色だとつくづく思います。

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美瑛は旭川空港から近いので、飛行機がよく見えます。

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美瑛駅前。
どの建物も同じようなデザインで建てられており、テーマパークみたいな光景です。

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道内には他にもこうした統一デザインな街並みがいくつかあり、賛否両論あるかとは思いますが、自分はこの街並みも嫌いではありません。

夕方、高速で札幌へ。
雲行きが怪しくどうなるかと思いましたが、なんとか大雨には当たらず札幌に着きました。

夜はすすきので名物スープカレーを食べることにしました。
しかし目当ての店はどこも行列しています。
3軒目でようやく店に入れました。

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チキンのスープカレーを食べましたが、そのチキンにどうも自分にとって気になる香辛料が効いていて、うまいスープカレーではあったんですけど、後味が今ひとつという感想となりました。

というわけで、旅はまだ続きます。

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やってない 第19回 メガネをかける

虚弱胃腸よわよわOPP頭痛持ち芸人のSYUNJIです。
実は自分にはメガネをかける習慣というものがありません。

果てしなき虚弱体質をハナにかけてる自分だが、視力だけは親に感謝してもいいと思う。
幸いにして若い頃から視力だけはけっこういいほうで、30代くらいまで右は2.0、左が1.5くらいだった。
今は乱視が少し進んで1.5と1.2くらいだと思うが、もうこの歳になると近眼になることはないだろう。
親も姉も視力はいいほうなので、家系的にそういう体質なのだと思われる。

目に映るものは基本的に全てピントが合う状態で人生を過ごしてきたので、当然メガネを必要としない。
コンタクトレンズなんて手にしたこともないし、あれを目玉に貼り付けるってのはなんだかとても怖い。
間違って目の裏側に入ってしまった、なんてことは本当にないのだろうか。
また最近はレーシックという手術による近視矯正の手段もあるようだが、これも想像するだけで怖いなぁ。(←ただのヘタレ)

日本では高校生くらいになるとメガネの人の割合もどんどん増えてくる。
当然みんな激しく勉強するから視力が落ちるわけだが、どうも自分は激しく勉強してなかったらしく、小学生の頃から大学を出るまで視力が落ちたことは一度もなかった。

その後出版社に就職し、先輩社員から「原稿書きや校正ばかりやってると視力が落ちるぞ」と脅かされたりしたもんだが、どうも仕事も激しく適当だったらしく、視力が落ちることはやっぱりなかったのだった。

ということでメガネをかける習慣は今もなく、値段の相場や作る時の手続きや度数の程度やお手入れのしかたなんかも含めて全然わかっていない。
メガネってレンズが高いんですよね?(ド素人)

自分が子供の頃は、全般的に今ひとつあか抜けないメガネがほとんどで、ビジュアル的・ファッション的にはマイナスと見られることが多かったように思う。
周囲の大人でかっこいいメガネの人がいたという記憶は全然ないし。
昔の外国映画で、日本人を(やや差別的に)表現する場合は、必ず髪が七三分けでカメラを持っていて分厚いレンズの黒フチメガネをかけている、というのが定番だったことは周知のとおりだ。
しかし今の時代は全く様子が異なり、メガネそのものがファッションアイテムとして独立して存在するものになっている。
センスのいいメガネをトレードマークにしている著名人・芸能人はたくさんいる。
視力は悪くないのにダテメガネをかけている芸能人もいるくらいだ。
まあ中には南海キャンディーズの山ちゃんのように、メガネのメーカー側が「こんなはずでは」と言ったりするケースもあるようですけど。

自分はこれまでメガネが不要というありがたい人生ではあったが、一方でメガネをファッションとして採り入れるようなことも全くしてこなかった。
かける習慣がないから、たまに車の運転中にサングラスなどかけると煩わしくて困る。
メガネを上手におしゃれに利用している人を見るとうらやましいとも思う。
わかりやすく言えば自分はメガネの全く似合わない人間なのだ。

しかしだ。
ここに来てこんな自分にもメガネをかける機会が増えてきたのである。
ひとつはいうまでもなく老眼、そしてもうひとつは花粉症である。
老眼鏡は今も必死に抵抗してなるべく使わずにいるのだが、悔しいが裸眼では8級くらいの文字は全然読めなくなってきてしまった。
会社で若いヤツが用意する資料がイヤガラセのように文字級数が小さく、読めるフリをしたりするがさすがに限界だ。(新しいタイプのリストラですかね?)

花粉症は20代後半くらいから発症したので結構長い病歴なんだが、鼻より目に来るタイプで、屋内でも人の服に花粉がついていたりするので、花粉の時期はまともな社会生活がおくれない(大げさ)ような有様である。
最近花粉よけのメガネが、そこそこナウいオサレなデザインで出てきたので、季節の間はかけることが多くなった。
煩わしいことに違いはないが、花粉症よりはマシである。
もっとも花粉に対する効果のほどはいまいちよくわからないが・・・

というわけで、自分のメガネ利用は今んとこ老眼鏡と花粉よけという、センスのかけらもない話なのですが、みなさまはメガネをかけておられますか?
これまでのメガネ遍歴やファッションとしてのこだわりなど、ご披露いただければと思います。

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聴いてない 第174回 ハワード・ジョーンズ

前回マクラで採り上げた熊問題ですけど、結局熊の発音についてはナゾのまま。
街中に出没する熊と熊田曜子のクマは同じ発音でいいんでしょうか?
さて、前回のジョー・ジャクソンは1曲しか聴いてないという目を覆うばかりの有様だったのだが、今日のお題であるハワード・ジョーンズはもう少し聴いている。(偉くもなんともないけど)

聴いている曲は以下である。
・New Song
・Life In One Day(一日の生命)
・No One Is To Blame(悲しき願い)
・You Know I Love You Don`t You?
・The Prisoner

アルバムは聴いてないので、聴いてない度は3。
それほど多くの情報は持っていないのだが、「全てひとりで演奏をする」という話は雑誌で読んだことがある。
オウムのようなとがった髪の毛に帽子というチェッカーズみたいなファッションで、女性にも人気があったと記憶している。
ネットで調べた略歴は以下のとおり。

ハワード・ジョーンズは1955年イギリスに生まれた。
7歳でピアノを始め、10代の頃はプログレやパンクのバンドで活動。
1983年、「たったひとりでシンセサイザーを操る」というスタイルで、「New Song」をイギリスでリリースしメジャーデビュー。
これが全英3位の大ヒットを記録し、続く「What Is Love?」は2位、「Hide And Seek(かくれんぼ)」が12位となり、その才能は広く認められるところとなる。
なおデビュー当時はハワードがシンセサイザーを演奏し、ジェド・ホイルというダンサーがパントマイムを演じるという構成でライブを行っていた。

これらの曲を収録したアルバム「Human's Lib」は全英1位となり、プラチナ・アルバムにも輝いた。
ハワード・ジョーンズの名は本国イギリスを飛び出してアメリカ・オーストラリア・日本・ドイツ・イタリアにも届くようになった。
85年のセカンドアルバム「Dream into Action」からは「Like To Get To Know You Well(君を知りたくて)」「Look Mama」「Things Can Only Get Better」などのヒットが生まれ、さらにフィル・コリンズとの共作「No One Is To Blame(悲しき願い)」は全米1位を記録。
デビュー3年目にして早くもフィル・コリンズとの共作が実現するというのは、ハワード・ジョーンズの当時の人気と実力を表している話だと思う。

しかし。
87年以降の活動についてはネットでの評価が割れている。
ウィキペディアでは「86年10月発売のサード・アルバム『ワン・トゥ・ワン』あたりからセールスが落ち始め・・」と書かれているが、他のサイトでは「アルバム『ワン・トゥ・ワン』リリースとともに行なわれたワールドツアーも大成功を収めた」「その後も勢いは衰えず、1993年にはベスト盤を発表し、全アルバム総売上げ数は全世界で800万枚を突破」などと書いてあったりしている。

個人的には90年代以降、この人の曲をFMやMTVで聴くことはなくなっている。
日本でのメディア露出も極端に減っていったはずだ。
93年のベスト盤発表以降、メジャーレーベル契約が解除となり、以降は自主レーベルから作品を発表し、ライブ会場か公式サイトからでしか入手できないシステムを取っているそうだ。

では日本ではもはやすっかり過去の人なのか?というとそんなことはなく、2008年に14年ぶりとなる日本公演が行われている。
この時はFantom-Gというローランドのシンセサイザーだけを使用。
今年の2月にも来日しており、六本木で二部構成のライブを行っている。
小さなホールでの弾き語りライヴを行うなど、規模や形は変わったものの、日本ではまだ人気が高いそうだ。
全然知らなかった・・・

自分がハワード・ジョーンズにあまりのめり込まなかったのは、暗いほうの曲になじめなかったからだ。
「New Song」「Life In One Day」は明るく楽しそうなメロディだが、「You Know I Love You Don`t You?」や「The Prisoner」はどこか神経質そうでもの悲しいサウンドである。
聴いた順序で「なんかだんだん暗くなってきたなぁ」という印象を持ってしまい、「The Prisoner」を最後にエアチェックする機会もなくなり、アルバムに手を出す意欲も持たなかった。
じゃあ「New Song」「Life In One Day」のノリで続いていたら聴いていたのかと言われると、それもあまり自信ないですけど。
いずれにしろルックスから受けるイメージと暗い曲にギャップを感じたのが、聴いてない最大の理由である。

というわけで、ハワード・ジョーンズ。
最近の作品は店頭にCDが置いてないそうですけど、それらも含めておすすめアルバムがあればご紹介いただきたいと思います。

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