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聴いてない 第171回 ノラ・ジョーンズ

梅雨明けもしてないのにもう夏バテしている大馬鹿野郎のSYUNJIといいます。
世間で「いやあ最近夏バテ気味でさぁ」などと五反田駅でほざくサラリーマンをあたしは心底信用していません。
そういうのは夏バテとは言わず、単に飲み過ぎとか二日酔いとかのたぐい。
夏バテの定義とは「仕事や日常生活において明確に支障をきたしている全身総合的疲労」の状態を言います。
ひとことで言うと「立っていられない」。
これです。(どや顔&グッジョブサイン)
全日本夏バテサラリーマン連合関東支部事務局長代理補佐執行助役のあたしが言うんだから間違いありません。

で、心身ともに余裕のないあたしはネットでいろいろ夏バテ検索なんかしてみるんですけど、「うなぎ食え」だの「毎日20分のウォーキングを」などといったムリめなアドバイスばかり。
そもそも食欲がなさすぎてもはや固形物自体が食いづらい有様なのに、うなぎだのウォーキングだの食えるかよ!!きぃいいー!!と怒ってしまい、回復はさらに遅れるのでした。

そんな万年夏バテリスナーのあたしがこれまで「聴いてない」「聴いてみた」のシリーズで採り上げてきたのは、プログレやメタルやポップスという違いはあれど基本的には「ロック」に該当するジャンルの音楽である。
今回紹介するノラ・ジョーンズはどうやらジャズの世界の人のようだが、ロック・ミュージックにもいろいろ縁の深いところもあるので、採り上げてみました。

ノラ・ジョーンズ、結局聴いてません。
知っているのは大ヒット曲「Don't Know Why」だけ。
もう10年前の曲というのも驚きだけど、当時FMでもむやみに流れていたので覚えてしまった。
従って聴いてない度は2。

ノラ・ジョーンズは歌手およびソングライターとしての若き実力派であることは明白なのだが、我々中年及びさらに上の世代にとっては、その出自も非常に重要な情報であり、それが故に名前が浸透していったと思われる。
彼女の父親はラヴィ・シャンカール。
この人の名前はビートルズを勉強していくと必ず登場する。
ジョージ・ハリスンにとってのシタールの先生だ。
ただしそれ以外の情報は全く持っていないので、ネットでノラ・ジョーンズについて薄っぺらく調査。

ノラ・ジョーンズは1979年ニューヨークに生まれた。
15歳からテキサス州ダラスで暮らし、大学でジャズ・ピアノを学ぶ。
ニューヨークでフュージョン系のバンドを結成し、その頃のデモテープがジャズの名門レーベルであるブルーノートに認められ、2002年にソロデビューアルバム「Come Away with Me(邦題:ノラ・ジョーンズ)」をリリース。
これが鬼のようにヒットし、1800万枚以上の売り上げを記録。
2003年のグラミー賞では8部門を獲得という驚異的な作品となった。

2003年にはリトル・ウィリーズというバンドを結成し、ボーカル・ピアノを担当、アルバムも発表。
一方で映画にも出演するなど、多彩な才能を発揮。
音楽性としては一応ジャズに該当するが、フォークやカントリーやロックなどアメリカの様々なジャンルを採り入れた独自の世界を作り上げており、クロスオーバーな存在である。

・・・やはり全然知らない話ばかり。
特定のジャンルに収まらない人だとは思っていたけど、父親のようにシタールを弾くことはないらしい。
「なごみ系シンガーソングライター」という、しろたんみたいなキャッチもついているそうです。

自分は当時雑誌か何かでノラ・ジョーンズがラヴィ・シャンカールの娘であることを知ったと記憶している。
単なる若いジャズシンガーだったら、きちんと名前を覚えられたかどうかわからない。
「え、この人ラヴィ・シャンカールの娘なんだ!」という付加情報が、ノラの名前を記憶する重要なポイントだったのだ。
おそらく自分と同じ状況にあった人は多いと思う。
あとFMの音楽番組で、キース・リチャーズがノラ・ジョーンズのことを非常に高く評価している、という話を聞いたことがある。
まあ結局それ以上の鑑賞は全然してないので、偉そうなことは何も言えないのはいつものとおり。

2012年の新作「Little Broken Hearts」は、これまでのイメージをくつがえすダークな雰囲気に満ちた作品らしい。
プロデューサーはデンジャー・マウスという人だが、ベックの作品もプロデュースしたことがあるそうだ。
今回の暗い内容もデンジャーさんの提案によるところが大きいとの話。
新作の評価はよくわからないが、今年11月に予定されている来日公演は、発売開始直後に速攻でソールドアウトとなり、追加公演も決定したようで、日本での人気の高さも相変わらずである。

というわけで、ノラ・ジョーンズ。
まずは鉄板のデビューアルバムを聴くのが当然と思われますが、最新作も含めてその他でおすすめがあればご紹介いただきたいと思います。

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コメント

あ、自分も聞いてないですね、、、だいまつです。

あれだけ売れていたのに、なんでという感じ。
きっと、自分の「ちょっと20代中盤のセンスイイ自覚バリバリの女性が聞いている」という雰囲気からスルーしたのではないかと当時の事を思い起こしています。

後、自分の勝手な好みでアリシア・キースも良いと思っても何回も聞かないので、それと同じ傾向の音楽かなと勝手に思い込んで手を出していません。

投稿: だいまつ | 2012.07.18 10:03

ゲッツです。

久々にトラックバックなる機能を使ってみました。この記事を読むまで、トラックバックという機能をすっかり忘れてました。みんな使っているのかな?

さて、ノラ・ジョーンズですが、それなれにアルバム持ってます。たぶん、5枚くらいは持ってます。最新作はまだ買ってないけど、そのうち買うと思います。

一番聴きやすいのはやはりデビューアルバムでしょうか。いわゆる癒し系というやつです。今でも、高速道路で静かにドライブしたい時にたまに聴いてます。

魂を揺さぶられるタイプのミュージシャンではありませんが、音楽を楽しみながら聴けると思いますよ。

投稿: getsmart0086 | 2012.07.20 22:36

だいまつさん、こんばんは。

>あれだけ売れていたのに、なんでという感じ。

これは自分も全くそのとおりですね。
売れていた上に「Don't Know Why」もいい曲だなぁとは思っていましたが・・

>後、自分の勝手な好みでアリシア・キースも良いと思っても何回も聞かないので、それと同じ傾向の音楽かなと勝手に思い込んで手を出していません。

アリシア・キーズは全然聴いてません・・
全く知らないのにグラミー賞とってしまって「誰それ?」と思ったもんです。

投稿: SYUNJI | 2012.07.21 20:37

ゲッツさんコメント&トラックバックありがとうございます。
トラックバックなんて1年以上来てませんでしたよ。
しかもゲッツさんの記事に、聴いてもいないくせにコメントまでしている・・すっかり忘れてました。

>さて、ノラ・ジョーンズですが、それなれにアルバム持ってます。たぶん、5枚くらいは持ってます。最新作はまだ買ってないけど、そのうち買うと思います。

おおーそれはすごいですね。
というかそんなにアルバムも出てたんですね・・

>魂を揺さぶられるタイプのミュージシャンではありませんが、音楽を楽しみながら聴けると思いますよ。

なるほど・・当たり前ですけど、楽しんで聴けるのは大切なことですよね。
自分としては、聴いていることを自慢できる、センスのいい音楽というイメージです。

投稿: SYUNJI | 2012.07.21 20:42

SYUNJIさん、こんばんは。
ノラ・ジョーンズ、一度も聞いたことがありません。
しかし我が家には、CDが全部あります。妻がファン
なのです。
妻によると、ロック/ポップ界ではなく、ジャズの人
だそうですが、「それだけにとどまらない」のが
魅力だそうです。
おすすめは1stの「Come Away With Me」だそうです。
最新作は、最初聞いたときはどうかと思ったが、聞いて
いるうちにだんだんよくなってきたそうです。

ところでこの人、日本での人気もすごいですね。11月に
来日するので、私が妻の代わりにチケットをとろうと
しましたが、

1.ウドーの先行発売
2.ローソンチケットの先行発売
3.一般発売当日の電話

3回チャレンジして全てソールドアウトでした。

ちなみに私、先日リッキー・リー・ジョーンズを
初めて聞きました。妻にも聞いてもらい、
「ノラ・ジョーンズってこんな感じ?」と聞いたところ
「全然違う」と即答されました。

投稿: モンスリー | 2012.07.22 18:20

モンスリーさん、コメントありがとうございます。

>ノラ・ジョーンズ、一度も聞いたことがありません。
>しかし我が家には、CDが全部あります。妻がファンなのです。

あれ、そうでしたか。
モンスリーさんはたぶん聴いてるんじゃないかと思ってましたが、聴いておられたのは奥様のほうでしたか。

>妻によると、ロック/ポップ界ではなく、ジャズの人
>だそうですが、「それだけにとどまらない」のが魅力だそうです。

そのようですね。
しかも年々その音楽性は拡張しているという・・

>3回チャレンジして全てソールドアウトでした。

それはすごいですね。
追加公演は東京だけみたいですね。
やっぱ人気あるんだなぁ・・

投稿: SYUNJI | 2012.07.22 20:26

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