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聴いてない 第167回 レディー・ガガ

比類なき無成長BLOGの本流「聴いてないシリーズ」、今回は久々に大物登場です。
日本でもその名はすっかり浸透し、高田純次の挨拶にも使われるほどのレディー・ガガ。
目的意識を持って聴いたことは全くありません。

自分と同じように、曲はあまり聴いたことがなくても、名前や顔は知ってる、という人も多いだろう。
震災直後に支援のために来日したり、紅白歌合戦にも録画ではあるが出演したり、すっかり日本人にもなじみの深いアーチストになっているレディー・ガガ。
運転中にFMで流れる曲をいくつか聴いた程度で、アルバムは1枚も聴いていないし、もちろんエアチェックもしていない。(してる人ももういないと思うけど)

調べてみるとけっこう意外な情報が多い。
アメリカ東部(ニューヨーク州)の金持ちのイタリア系の家に生まれたお嬢様、という経歴はよく知られている話だが、学生時代はいじめにあったりクスリにおぼれたり、学校をやめてストリッパーとして生計を立てたりというハードな経歴も持っている。
世間知らずのお嬢様がなぜか突然はじけて大ブレイク、という単純な展開ではなく、それなりに下積みで苦労もしてる人のようだ。

本名はステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタという長い名前。
一番驚いたのは身長が155cmという点。
そんな小柄な人だったのか・・・知らなかった。
歌ったり踊ったりしてる姿からは小柄というイメージは全然なく、むしろ背の高いでかい女性だと勝手に思っていた。

レディー・ガガ、名前の由来はもちろんクイーンの「Radio Ga Ga」である。
ウィキペディアによると、「楽曲に携わった音楽プロデューサーのロブ・フサーリはガガの声のスタイルをフレディー・マーキュリーのそれと比較し、クイーンの楽曲「Radio Ga Ga」をもじり、現在の芸名"Lady Gaga"を彼女に与えた」とある。
「フレディ・マーキュリーの声と比較し」ってのがいまいちよくわからないが、フレディの声に似てると感じたので思いついた芸名がレディー・ガガ、ということでいいんでしょうか?

本名よりもずうっと短い芸名は日本人にも覚えやすくていいんだけど、小うるさいツッコミをさせてもらえば、「Radio Ga Ga」は歌ってるのはフレディだけど、作ったのはロジャーなんだけどね。
フレディに似てるなら芸名が「ムスターファ」とか「ヘッドロング」とか「ファット・ボトムド・レディー」なんてのになっていた可能性もある。(ねえよ)
レディー・ガガの人気にあやかって、そのうちパチもんの「レディー・ググ」とか「レディー・ブラーブラー」なんてのが登場しそうな予感がする。

日本ではレディー・ガガだけど、発音に忠実に書くとレイディ・ガガだろうね。
いずれにしても覚えやすい名前なので日本でも知名度が上がったのだろう。
来日した時の写真撮影時間で日本のマスコミ連中が彼女にポーズをとらせたり顔をむけさせるために競って「ガガ!ガガ!こっち向いて!ガガ!」と連呼していたのには笑ってしまった。
なお前述の、レディー・ガガの名付け親でもある音楽プロデューサーのロブ・フサーリは、2010年にアルバム制作の報酬が不十分だとしてガガを訴えたそうだ。
その後和解したらしいが、プロデューサーもガガがここまで儲けるとは予想していなかったんだろう。
カネ回りが良くなると変なことが起こる典型である。

奇抜なファッションや派手なパフォーマンスやエロいジャケットなどで話題が先行することが多いようだが、実はものすごくマジメな人でスタッフ受けも非常にいいという話を聞いたことがある。
キムタクが日本のテレビ番組で共演した時の印象について、仕事に対して非常に熱心で妥協しない人、というようなことを語っていた。
ちなみにツイッターのフォロワーは世界中で2000万人を突破しており、これは最速の記録だそうだ。

音楽性についてはあまりよくわからないのだが、見た感じマドンナの影響を強く受けていることはわかるし、本人もマドンナの一番のファンであることを公言している。
クイーン、デビッド・ボウイエルトン・ジョンマイケル・ジャクソンのほか、ブルース・スプリングスティーンやスティービー・ワンダーなどのビッグネーム、また比較的年齢が近いブリトニー・スピアーズやビヨンセ、エイミー・ワインハウスなどにも影響を受けているそうだ。

聴いてる範囲だけで言うと、サウンドやリズムは比較的シンプルで、歌い方も特に女性性を強調したりコケティッシュに媚びてみたりということをせず、むしろ中性的に太い声でどーんどーんと歌う、という印象である。
この声や顔は特に好みではないので、これまで聴いてこなかったのが正直なところである。
たぶん日本のメディアに登場し始めた時も、どこかイロモノっぽいと勝手に判断してたんだろう。

というわけで、レディー・ガガ。
今では世界で最も影響のあるアーチストには違いないので、一度きちんと聴くことが国民の義務であろう。
まだそれほど多くの作品があるわけではないと思いますが、入門編としておすすめなアルバムがあればご指示いただきたいと思います。


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コメント

SYUNJIさんこんばんは。
>フレディに似てるなら芸名が「ムスターファ」とか「ヘッドロング」とか
「ファット・ボトムド・レディー」なんてのになっていた可能性もある。(ねえよ)

この記事を電車の中で読んでいて思わず吹き出してしまい
正面の女子高生に(キモイ!!)と思われたかもしれません・・・責任とってください!!(笑)

ちなみに「ムスターファ」が入っているアルバムは遊び心があって好きです。←ガガの話ではないですね
失礼しました・・・

投稿: ボレロ | 2012.03.10 21:55

ボレロさん、こんばんは。
相変わらずスカな記事ですいません・・
でももしプロデューサーが「今日からオマエの芸名はムスターファにしといたからね」などと言っていたら、世界で最も影響力のあるアーチストにはなっていたかどうか・・
「レディー・ブラーブラー」でもたぶんダメだっただろうなぁ。

>ちなみに「ムスターファ」が入っているアルバムは遊び心があって好きです。

「JAZZ」ですね。
自分の好みとしては「華麗なるレース」「オペラ座の夜」よりも一段下になりますが、イントロはインパクトがあって頭に残りますね。

投稿: SYUNJI | 2012.03.11 17:35

SYUNJIさん、こんばんは。
レディー・ガガですが、昨年の紅白の洋楽大物
ゲスト枠で出演したときに見ただけです。
しかし「奇抜なファッション」というのは何度か
写真で見ました。髪型が特に強烈だった気がします。
さすが21世紀の大物、といいますか、見た目と
違ってまじめなアーティストなんですねえ。これが
70年代の大物ですと見た目=ツアー中のらんちき騒ぎ、
ということになりますが。

>>そのうちパチもんの「レディー・ググ」とか
>>「レディー・ブラーブラー」なんてのが

爆!
ちなみに私、クイーンの「レディオ・ガガ」は大好きな
1曲です。一度でいいのでクイーンと一緒に
「レディオ・ガガ、レディオ・ググ!」と合唱
してみたかったですねえ。

投稿: モンスリー | 2012.03.11 21:07

モンスリーさん、コメント感謝です。

>レディー・ガガですが、昨年の紅白の洋楽大物
>ゲスト枠で出演したときに見ただけです。

自分もフルコーラスで見たのは紅白くらいですかね。
あまり記憶には残ってないですけど・・

>70年代の大物ですと見た目=ツアー中のらんちき騒ぎ、ということになりますが。

実際レディー・ガガがらんちき騒ぎもしてない堅物かどうかはわかりませんが、育ちの良さは今もあちこちに表れているらしいですね。

>「レディオ・ガガ、レディオ・ググ!」と合唱してみたかったですねえ。

この曲のライブ・エイドの映像はすごかったですよね。
もしかしたら今後ブライアンとロジャーがレディー・ガガと共演してこの曲で大合唱する、といったこともあるかもしれませんね。

投稿: SYUNJI | 2012.03.11 22:24

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