« 聴いてみた 第85回 ベック | トップページ | 聴いてみた 第86回 ベック その2 »

聴いてない 第161回 メガデス

今日のお題はメガデス。
メガデス、聴いてないデス。(寒い)
言わずと知れたスラッシュメタルの代表取締役バンドであり、メガデスとメタリカとアンスラックスとスレイヤーで「スラッシュメタル四天王」とも呼ばれる。
が、メガデスで知っているのはバンド名とマーティー・フリードマンがいたということだけ。
他のメンバーは全く知らず、1曲も聴いていない。
最近ではマーティーが「日本語とJ-POPに堪能な外国人」として有名になってしまい、若い人の中にはマーティーがかつてメガデスのメンバーだったことを知らない人もいるようである。

さて日本語もJ-POPも苦手な中年の自分は、生まれいづる悩みを解消すべく、メガデス世論調査を開始。(←ネットで調べるだけ)
メガデスはギター&ボーカルのデイヴ・ムステインを中心に1983年結成された。
デイヴはメタリカのギタリストだったが、クスリをやりすぎたり酔ってベースに大量の酒を流し込んでベーシストを感電させたりといった中二っぽい素行不良が原因で、メタリカ学園を退学になる。
もともとこの人はロックを好きになったきっかけが「盗んだキッスのレコード」という、スタートからして少し人の道を踏み外しているところもあったらしい。
ちなみに愛称は「大佐」だそうです。(なんで?)

さてそのデイヴ大佐はメタリカをクビになってぐったりした後、たまたまアパートの下の階に住んでいたベース弾きのデヴィッド・エレフソンと出会い、83年メタリカに対抗すべくバンドを結成。
これがメガデスである。
なお「メガデス」のスペルは「Megadeath」ではなく「Megadeth」。
「Megadeath」のほうだと、核兵器の威力を表す単位や同一の死因による死人の数を意味する軍事用語らしい。
バンド名ではイメージダウンを避けるためあえてaをはずしている、という話。

85年メジャーデビューし「Killing Is My Business...And Business Is Good!」という長い名前のアルバムを発表。
攻撃的・暴力的なリフとサウンドで、「スラッシュ・メタル」バンドの最前線に立つ。
この路線であれば「Megadeath」でもよかったのではないか・・とも思うが。

89年にニック・メンツァとマーティー・フリードマンが加入。
人気は不動のものとなり、マーティー加入後の5年間くらいが黄金期と呼ばれる。
「Countdown To Extinction」を92年に発表後、デイヴが台本どおりクスリと酒におぼれて治療を受けることになり、93年の日本武道館公演をキャンセル。
それでも2001年まではわりとマメに来日して毎年あるいは1年おきに公演を行っている。

2000年にはマーティーが脱退するが、バンドはそのまま継続され、2010年にはデヴィッド・エレフソンが復帰。
「四天王」が同じステージに立つという歴史的なライブも行い、アルバムも発表しており、現在も活動中である。

・・・やっぱり全然知らない話である。
85年デビューでマメに日本にも来てるんだったらFMで聴く機会があってもよさそうだが、メガデスをエアチェックしたりMTVで見たりしたことは一度もない。
日本のテレビCM(ホンダ・日産)で彼らの曲が使われたそうだが、いずれも記憶にない。
ただしメガデスのオリジナルではなく、ジェフ・ベックサバスの曲をカバーしたものだったそうだ。

メンバーの風貌やアルバムジャケットから受ける印象は、メタルのパブリックなイメージから全くはずれていない。
自分が遠ざけた(という意識すら持たなかったけど)理由もそこにある。
メタリカとアンスラックスとスレイヤーとメガデスで「スラッシュメタル四天王」とも呼ばれることはぼんやりと知ってはいたが、4つとも全然聴いてないので区別もつかないのが実情である。
メンバー間の確執とか素行不良話なんかはやはり楽しそうですけど。
ちなみにデイヴ大佐の顔はなんとなくノブコブ吉村に似ている気がしますが、伝わらんか?

冒頭にも書いたが、今の日本ではマーティー・フリードマンのほうが知名度は上だろう。
マーティーは様々な日本の歌手と共演しており、鈴木亜美・石川さゆりの伴奏者として紅白歌合戦にも出演している。
喜多郎のアルバムにプロデューサーとして参加したかと思えば、狩野英孝のライブにも登場するという、幅が広すぎな活躍である。
日本で本も出版し、映画にも出演するマルチなギタリストだ。
テレビで日本語をしゃべってるマーティーを何度か見たことがあるが、滑舌悪いサラリーマンの自分よりもなんだか流暢だった気がする。
今も東京に住んでおり、東日本大震災の時も東京にいたそうだ。
地震の被害の大きさに心痛めたマーティーは、メガデス時代のギターコレクションをオークションに出品し、売り上げを全て被災者向け寄付にあてたとのこと。

ということでメガデスを聴くとしたら、やはりマーティー在籍時のアルバムからとなるんだろう。
メタルなので自分にとってはそれなりにハードルは高いとは思いますが、もし入門編として初心者向けのアルバムがあるのなら教えていただければと思います。

|

« 聴いてみた 第85回 ベック | トップページ | 聴いてみた 第86回 ベック その2 »

コメント

SYUNJIさん、こんばんは。
メガデスは日本で相当人気があるのか、私でも名前を
知っています。さらに、おどろおどろしいジャケも
HMVオンラインなどで見知っています。さらに、
ブート屋サイトでは毎週のように「新譜」が発売
されており、そのジャケもやはりおどろおどろしいです。

スラッシュメタルということですが、どんな音なのか
イメージがわきません。超高速のメタルサウンドなの
でしょうか。

>>マーティー・フリードマンのほうが知名度は上

確か、NHKでも見た名前だと思ったら、紅白の石川さゆり
ですか、見ていました! アルバムを検索しましたら、
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3745098

「ポリリズム」とは、ひょっとしてパフュームの曲
でしょうか。

投稿: モンスリー | 2011.10.23 15:09

モンスリーさん、こんばんは。

>メガデスは日本で相当人気があるのか、私でも名前を知っています。

そうでしたか。
あたしも四天王は名前だけ全部知ってましたが、聴いたことがあるのはメタリカを1曲だけでした・・

>確か、NHKでも見た名前だと思ったら、紅白の石川さゆりですか、見ていました! 

それほど記憶は鮮明ではないですが、自分も見ていました。
「天城越え」のイントロでギターを弾いていましたね。

>「ポリリズム」とは、ひょっとしてパフュームの曲でしょうか。

そのようです。
演歌やJ-POPをマーティー流にアレンジしてるようですが、このアルバムも聴いてみたくなりましたね。

投稿: SYUNJI | 2011.10.23 21:18

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9509/53058978

この記事へのトラックバック一覧です: 聴いてない 第161回 メガデス:

« 聴いてみた 第85回 ベック | トップページ | 聴いてみた 第86回 ベック その2 »