« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

聴いてみた 第86回 ベック その2

集英社から刊行された「燃えろ!新日本プロレス」をまじめに買いそろえようかと逡巡するSYUNJIといいます。
この企画、登場まで意外に時間がかかりましたね。
もっと早く出てきてもよさそうなテーマだと思いますが、やはり権利関係とかいろいろあったんでしょうか。
この手の出版物を「分冊百科」「パートワーク」といいますけど、どこの版元も息切れ気味で、盛りはとっくに過ぎてるのですが・・
そのうち「戦え!全日本プロレス」とか出るんでしょうかね。
「叫べ!国際プロレス」とか出たらシブイよなぁ。

そんな元昭和のプロレス少年のあたしが今日聴いてみたのは、スタン・ハンセンの息子ベック・ハンセン。(違います)
「ジェフじゃないほう芸人」ベックのデビューアルバム「Mellow Gold」。

Mellowgold

前回「Guero」を聴いていて「Blackhole」が入っていなかったことに逆上し、「こんな会社やめてやる!」と叫んで雪の札幌をさまよう藤波のようにキレ気味に街を散策してユニオンでヤケクソ購入。(わかりにくい)
「Guero」は微妙だったので不安は募るが、「Blackなんとか」を間違えた自分が悪いので仕方がない。

ジャンルやカテゴリーといった概念を超えた新世代ミュージシャン、ベック衝撃のデビューアルバム。
なんといっても個人的には「Blackhole」路線に期待したいところだ。
果たして負け犬リスナーのあたしは今度こそベックの勝間和代になれるでしょうか。(意味不明)

・・・・・聴いてみた。

1. Loser
噂の名曲からスタート。
ヒップホップ調でそれほどインパクトはない。
「I'm a loser baby so why don't you kill me ?」という負け犬な歌詞が退廃的でかっこいいという話だが、訳詞を見ると言ってることはかなり散漫で中二っぽい感じがする。
一部スペイン語やドイツ語を使っている部分もあるようだ。
路線としてはグランジに近いんだろうか?
「あまりにも有名」「衝撃的なメジャーデビュー曲」といったアオリが先行して、冷静な判断がしづらいが、好みからはかなり遠い音。

2. Pay No Mind (Snoozer)
どこか童謡のようなメロディだが、歌声はやはり暗く抑揚のないまま進行。

3. Fuckin' With My Head (Mountain Dew Rock)
この曲はもう少しテンションが高い。
少しいじけたサウンドとシャウトはザ・フーを思わせる。
意外といい感じだ。

4. Whiskey Clone, Hotel City 1997
どろんとしたダレ気味のフォークソング。
ニルヴァーナにもこんな曲があったような気がする。

5. Soul Suckin' Jerk
リズムはけっこうはっきりしているが、歌は基本的にラップだしメロディはあってないような調子。
あちこちにぎゅ~とかびゅううう~とかノイズがあるし、終盤ボーカルがクチビルぶるぶるなアレンジですんごい遊んでいる印象。

6. Truckdrivin Neighbors Downstairs (Yellow Sweat)
冒頭に争い合う男の叫び声が入っているが、演技ではなく実際に争っている場面を偶然録音したものだそうだ。
この曲もボーカルが低ーい声でコーラスが乾いた裏声という、マジメとも思えない造り。
このノリには少し飽きてきた。
でもギターだけはアコースティックの音を大事にしている。

7. Sweet Sunshine
この曲もガヤ系ラップ。
何もかもがゆがんでる。
途中に音を左右に振り回すアレンジがあるが、これはツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」とほぼ同じ。(サンプリングか?)
構成もサウンドもどことなくツェッペリン。
もう少しマジメにやろうよ、ベック・・

8. Beercan
これもヒップホップ系。
夜のナビオ阪急横とか大黒PAにいる兄ちゃんたち(そんなのもういないか?)が好きそうな音楽だ。
だんだんわかってきたが、この人はリズムとギターサウンドはわりと基本に忠実だ。
ボーカルやメロディが少しヒネているんだね。

9. Steal My Body Home
シタールを使ったインドっぽい音に、ベックの抑揚の少ないのたりボーカルがゆっくり続く。
ありきたりな感想になるが、これはビートルズだ。
あちこちにビートルズの曲を思わせる旋律が聞こえる。
終盤で突然アマチュアっぽいコンコンチキな音も加わるが、思いの外静かにフェードアウト。

10. Nitemare Hippy Girl
これもやや退廃的なフォークソングだ。
アルバム全体の中では明るいほうだけど、聴いていてもそれほど楽しくはない。

11. Mutherfuker
イントロは歪んだゲームサウンド。
ここにカート・コバーンのような荒れたボーカル、すさんだ歌詞。
やりたい放題で、ちょっとついていけない。

12. Blackhole
ラストは自分が初めて出会ったベックの名曲。
じょわーんというギターにシンプルな旋律で低く同じ言葉を2度ずつ繰り返しながら歌うベック。
歌詞も他の退廃的な曲とは違い、意味はよくわからないが叙情的な印象だ。
こういう音楽がやれるなら、もう少しこの路線で伸ばしてほしいもんだ。
というか、アルバム全体の雰囲気からすると、なぜこんな曲が収録されているのか不思議。

最後に「Analog Odyssey」というノイズなトラックが入っている。
耳障りだし、少し長い。
仕掛けとしてはビートルズの「Sgt.Pepper's」に通じるものがある。
なのでやってることは案外古いと思う。

アルバムの評価は「Guero」よりも厳しいものとなる。
ヒップホップやラップの色合いが強いし、明るい曲もあまりない。
思ったよりアコースティックギターが好きなようで、そのサウンドは悪くはないが、メロディとしては親しみのわくものとも違う。
聴き慣れていないせいもあるが、やはり雑然とした音にはどうもなじめそうにない。
歌う内容も全く明るくないし、屈折した心の内を皮肉や揶揄に込めて叫んでいるといった感じだ。

しかし。
繰り返すが、「Blackhole」だけは別だ。
この曲だけが自分の好みに非常にマッチしている。
何度も繰り返し聴きたくなる曲だ。
90年代以降のアーチストの曲で、こういった状態になることはかなりめずらしい。
ベックを絶賛するサイトやBLOGは多いけど、「Blackhole」を評価している人は思ったほどいないようだ。
それもなんか不思議な話だが・・・みんなこういうの好きじゃないの?
この先もしベックの他のアルバムを聴く機会があるなら、「Blackhole」と同じ路線の曲だけをつまんで聴くことになりそうである。

というわけで、「Mellow Gold」を聴いてみましたが、「Blackhole」以外はついていけない結果となりました。
他の曲とのあまりの差のありようにとまどいを覚えます。
ベックにこういう「Blackhole」のような音楽性だけを求めるのは間違っているということなんですかね?
3枚目にチャレンジする気力はもうほとんどありませんけど、どこかに「Blackhole」っぽい曲が残っているのであれば、それだけ聴かせてもらおうかと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

聴いてない 第161回 メガデス

今日のお題はメガデス。
メガデス、聴いてないデス。(寒い)
言わずと知れたスラッシュメタルの代表取締役バンドであり、メガデスとメタリカとアンスラックスとスレイヤーで「スラッシュメタル四天王」とも呼ばれる。
が、メガデスで知っているのはバンド名とマーティー・フリードマンがいたということだけ。
他のメンバーは全く知らず、1曲も聴いていない。
最近ではマーティーが「日本語とJ-POPに堪能な外国人」として有名になってしまい、若い人の中にはマーティーがかつてメガデスのメンバーだったことを知らない人もいるようである。

さて日本語もJ-POPも苦手な中年の自分は、生まれいづる悩みを解消すべく、メガデス世論調査を開始。(←ネットで調べるだけ)
メガデスはギター&ボーカルのデイヴ・ムステインを中心に1983年結成された。
デイヴはメタリカのギタリストだったが、クスリをやりすぎたり酔ってベースに大量の酒を流し込んでベーシストを感電させたりといった中二っぽい素行不良が原因で、メタリカ学園を退学になる。
もともとこの人はロックを好きになったきっかけが「盗んだキッスのレコード」という、スタートからして少し人の道を踏み外しているところもあったらしい。
ちなみに愛称は「大佐」だそうです。(なんで?)

さてそのデイヴ大佐はメタリカをクビになってぐったりした後、たまたまアパートの下の階に住んでいたベース弾きのデヴィッド・エレフソンと出会い、83年メタリカに対抗すべくバンドを結成。
これがメガデスである。
なお「メガデス」のスペルは「Megadeath」ではなく「Megadeth」。
「Megadeath」のほうだと、核兵器の威力を表す単位や同一の死因による死人の数を意味する軍事用語らしい。
バンド名ではイメージダウンを避けるためあえてaをはずしている、という話。

85年メジャーデビューし「Killing Is My Business...And Business Is Good!」という長い名前のアルバムを発表。
攻撃的・暴力的なリフとサウンドで、「スラッシュ・メタル」バンドの最前線に立つ。
この路線であれば「Megadeath」でもよかったのではないか・・とも思うが。

89年にニック・メンツァとマーティー・フリードマンが加入。
人気は不動のものとなり、マーティー加入後の5年間くらいが黄金期と呼ばれる。
「Countdown To Extinction」を92年に発表後、デイヴが台本どおりクスリと酒におぼれて治療を受けることになり、93年の日本武道館公演をキャンセル。
それでも2001年まではわりとマメに来日して毎年あるいは1年おきに公演を行っている。

2000年にはマーティーが脱退するが、バンドはそのまま継続され、2010年にはデヴィッド・エレフソンが復帰。
「四天王」が同じステージに立つという歴史的なライブも行い、アルバムも発表しており、現在も活動中である。

・・・やっぱり全然知らない話である。
85年デビューでマメに日本にも来てるんだったらFMで聴く機会があってもよさそうだが、メガデスをエアチェックしたりMTVで見たりしたことは一度もない。
日本のテレビCM(ホンダ・日産)で彼らの曲が使われたそうだが、いずれも記憶にない。
ただしメガデスのオリジナルではなく、ジェフ・ベックサバスの曲をカバーしたものだったそうだ。

メンバーの風貌やアルバムジャケットから受ける印象は、メタルのパブリックなイメージから全くはずれていない。
自分が遠ざけた(という意識すら持たなかったけど)理由もそこにある。
メタリカとアンスラックスとスレイヤーとメガデスで「スラッシュメタル四天王」とも呼ばれることはぼんやりと知ってはいたが、4つとも全然聴いてないので区別もつかないのが実情である。
メンバー間の確執とか素行不良話なんかはやはり楽しそうですけど。
ちなみにデイヴ大佐の顔はなんとなくノブコブ吉村に似ている気がしますが、伝わらんか?

冒頭にも書いたが、今の日本ではマーティー・フリードマンのほうが知名度は上だろう。
マーティーは様々な日本の歌手と共演しており、鈴木亜美・石川さゆりの伴奏者として紅白歌合戦にも出演している。
喜多郎のアルバムにプロデューサーとして参加したかと思えば、狩野英孝のライブにも登場するという、幅が広すぎな活躍である。
日本で本も出版し、映画にも出演するマルチなギタリストだ。
テレビで日本語をしゃべってるマーティーを何度か見たことがあるが、滑舌悪いサラリーマンの自分よりもなんだか流暢だった気がする。
今も東京に住んでおり、東日本大震災の時も東京にいたそうだ。
地震の被害の大きさに心痛めたマーティーは、メガデス時代のギターコレクションをオークションに出品し、売り上げを全て被災者向け寄付にあてたとのこと。

ということでメガデスを聴くとしたら、やはりマーティー在籍時のアルバムからとなるんだろう。
メタルなので自分にとってはそれなりにハードルは高いとは思いますが、もし入門編として初心者向けのアルバムがあるのなら教えていただければと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

聴いてみた 第85回 ベック

その昔、旅行先でも音楽を聴くために、いつもカセットテープを厳選して15本くらい持っていったものだ。
レンタカーのカーステレオでテープを聴くのである。
15本も持っていくとそれだけで結構な重さになるんだが、当時は当たり前のように荷物に詰め込んでいた。
そのうちテープで音楽を聴くこと自体もしなくなったので、旅行にもテープを持っていかなくなり、今ではMP3プレイヤーすら持っていかない。
で、旅先では何を聴くのかというと、地方のFMを聴くのである。
最近は地方色の強い番組を聴くのもそれなりに楽しみになっている。

で、先月福岡を旅行中の間はLOVE FMという局をずっと聴いていた。
確か木曜の午後だったが、ツェッペリンの「フィジカル・グラフィティ」から4曲くらいオンエアされ、けっこう感動した。
FMでツェッペリンを聴くなんてあまりなかったからだ。
DJは英語で「マイ・フェイバリット・アルバム」と紹介していた。

で、続けてFMを聴いていたらベックの特集みたいな番組をやっていた。
このベックはその昔ロッドやコージーとバンド組んだり夜道でペイジをぶん殴ったりしたベックではない。
「ジェフじゃないほう芸人」のベックだ。
流れてきた曲は幻想的なサウンドで、なかなかよかった。
番組の終わりに曲紹介があったのだが、その幻想的な曲は「Blackなんとか」というところまでわかった。
(「なんとか」は聞き取れなかった)

旅の終わりに大名で中古CDショップがあったので入ってみた。
CDを物色中、ふとあの時聴いたベックの曲が思い浮かんだので、「Blackなんとか」が収録されているアルバムを探してみた。

あった。
それが今回聴いてみた「Guero」である。
FMでベックを聴かなかったら絶対に買っていない貴重なアルバムだ。(なんだそれ)

Guero

「Blackなんとか」はたぶん「Black Tanbourine」だろう。
他の曲も幻想的なサウンドなんだろうか。
旅を終えて期待して聴いてみることにした。

・・・・・聴いてみた。

ウワサどおりけっこういろいろな音がする。
ロックありヒップホップありテクノありブルースありボサノバありプログレありクイタンサキヅケなんでもあり、ありありのオール伏せ牌ピンピンのサブロクアルバム。(意味不明)
曲ごとにサウンドや調子はバラバラなのでつかみどころがない感じだが、曲調は暗めのものが多い。
前半では「Girl」が軽快でいい感じ。

初めて聴くベックの声だが、想像していたよりもキーが低く、粘った発声だ。
どこかスティングに似ている気がする。
もちろんキーはスティングとはかなり違うが、発音のしかたとか声の伸ばし方とかに、スティングに似たものを感じるのだ。
特に「Missing」の伸び気味のボーカルはスティングに似ている。
曲調もスティングが好みそうな感じなのだが。

さて「Black Tanbourine」だ。
あの幻想的なサウンドが聴けるはず・・・・

・・・
・・・・
・・・・・違うなぁ。
これFMで聴いた曲じゃないじゃん。
確かもっと荘厳でじょわーんじゃらーんとしたギターがあって民族音楽のような曲調だったはずだが、「Black Tanbourine」はビートの効いたロックでぼんぼんべんべんと古くさい音がする。

ということは、どうやら自分は間違えてしまったようである。
うーん・・・
今さら大名まで取り替えにも行けない。
しかたがないのでそのまま続けて「Guero」を聴く。

「Broken Drum」はゆったりしたピアノのバラード。
いい曲なんだが、ギターの音をあえてわずかにずらして、不協和音を作り出している。
このアルバムはこんなミリ単位のはずし音が多い気がする。

「Farewell Ride」はもっとずらし加減が強い。
ブルース基調の重いリズムなんだけど、鳴ってるギターはやっぱり濁った和音だし、ブルースハープのサウンドはちょっとツェッペリンっぽい。
悪くないが、試しに全部ずらさずに演奏してみたらどうだいベック、と言いたくなる曲だ。

「Rental Car」「Emergency Exit」「Send A Message To Her」と、後半から終盤にかけて暗くずれた曲が続く。
結局最後まで明るい曲はなかった。

うーん・・・
「Blackなんとか」を間違えたこともショックだったが、初めて聴いたベックのアルバム「Guero」自体が、今ひとつ好みのサウンドではなかったことも少し残念だ。
とすると、自分が聴いたベックの幻想的な「Blackなんとか」は、正しくはなんという曲なんだろう?

You Tubeで調べてみてすぐわかった。
自分がFMで聴いたのは「Blackhole」だ。
これはデビューアルバム「Mellow Gold」に収録されていた。
買うならこっちのアルバムだったのね・・・

「Guero」、せっかく買ったので4回くらい聴いてみた。
XTCレディオヘッドほどの拒絶感はないんだが、高揚感や充足感といった感覚もそれほどわいてこない。
ただし思ったほど投げやりなシャウトとか雑なコーラスとか派手な転調はないので、「聴きにくい」という感情までには至らなかった。
ゲームの効果音を採り入れたり逆回転サウンドを付けてみたり、いろいろ組み込まれているが、旋律そのものはわりとシンプルではないだろうか。

「Guero」とは南米(スペイン語)のスラングで「白人の男の子」という意味だそうだ。
白人でありながらヒップホップなどいろいろな音楽を採り入れてみた、ということを「Guero」という言葉で表現してみた、という話。
確かに様々なジャンルのサウンドが散らばっていてまとまりはないけど、この人はジャンルなんて無意味だと確信して音楽やってる気がする。
「こういうの好きなんだからなんだっていいじゃん」とでも言いたげな構成である。

You Tubeで再度「Blackhole」を聴いてみたが、地味なメロディなのにボーカルとギターとバイオリンが交差して実にいい。
やはりこの曲の存在感は突出してるじゃないか!
なぜかキレ気味にそう感じてしまった。

というわけで、ベック。
「Guero」は微妙な評価となってしまいました。
もう少し明るめの曲調があったらよかったのになぁ。
どう考えても「Blackhole」が自分の好みに合致するので、デビューアルバム「Mellow Gold」だけは早々に聴いてみようと思います。

| | コメント (11) | トラックバック (0)

行ってみた CEATEC JAPAN 2011

エレクトロニクスとともに進化するミュータントサラリーマンのSYUNJIといいます。
最近のクラウド指向に伴ってどうも若い技術者はチャンネルボンディング方面の認識が甘いような気がしてなりません。
サーバ間に設置したはずのロードバランサーの分散処理でいまいち調子が出ず、ポート番号設定から見直してみようと思っています。

・・・・すいません、全部デタラメです。
自分は技術者とはほど遠い永久低偏差値中年ですが、今日は久しぶりに幕張メッセに行ってみました。
CEATEC JAPAN 2011」というアジア最大級のIT・エレクトロニクス産業に関連する業界の総合展示会の見学です。

Ceatec1

会場は予想以上に広かったですが、人出は予想よりもずっと少なかったという印象。
テレビのニュースでもかなり採り上げられていたので、もっと混雑してるかと思いましたが、全体的にはそれほどでもありませんでした。

これはタイコエレクトロニクスジャパンの手回し動力で浮上するヘリコプターです。

Ceatec2

きっとすごい技術なんだと思いますが、コンパニオンのお姉さんのにこやかな手回し動作で、場内は大変ゆるい空気が充満。

KDDIのブースは新作スマートフォンの展示で混雑していましたが、まだiPhoneの展示はありませんでした。

Ceatec3

これはnottvというスマートフォン専用放送のブースで、来年4月放送開始だそうです。

Ceatec4

村田製作所のムラタセイコちゃん。

Ceatec5

ここはSONYのブースですが、やたら行列しています。

Ceatec6

Ceatec7

この人たちは何を見てるかというと、3Dヘッドマウントディスプレイと3D双眼鏡です。
この時点で50分待ち。
見たかったのですが、とても50分待つ根性はありませんでした。

SHARPのブースはアクオスが散りばめられたステージが設けられていました。

Ceatec9

Ceatec10

やはり画面は異様にきれいです。

TOKYO FMとJ-WAVEが制作した「耳Car」。
なんじゃこりゃ?

Ceatec11

自分が思う未来の車のアイディアを耳に向かってささやくと、搭載されたICレコーダーで記録されるそうです。

これはワイヤレスパワーコンソーシアムという団体ブースにあった「ワイヤレス給電規格」の充電器です。

Ceatec12

ふつう携帯などは充電器にはめたりコードを本体につないで充電しますが、この規格だと充電パッドの上に無造作に置くだけで充電できるそうです。

三菱電機の3次曲面有機EL方式ディスプレイ。

Ceatec13

Ceatec14

写真で見るとあまりわかりませんが、実物はかなり立体感があります。

会場のあちこちでリーフやi-MiEVなど電気自動車が展示されていました。

Ceatec15

Ceatec16

電気自動車の充電には時間がかかるので、今のガソリン給油のようにちょっと立ち寄って5分で終了、というわけにはいかず、ロードサイドに充電スタンドを設置する場合は、充電待ちの車のために相当広い敷地が必要になるという点が課題ですね。
電気自動車は緊急時には家庭電源のバックアップとして使うという利点があるようです。
災害で停電した時には、電気自動車が2日間程度家庭電源として使えるとのこと。

さて会場では「全日本ロボット相撲大会の高校生関東大会」が行われていました。

Ceatec17

Ceatec18

ぼんやりながめていたのですが、やってる人たちは真剣そのもの。
勝負はものすごいスピードでついてしまい、どっちが勝ったのか全くわかりませんでした。

Ceatec19

というわけで見学も終了。
会場が広かったのでかなり疲れました。
この手のイベントでは必ず見かける「コンパニオンのお姉さんを撮りまくる人たち」。
どうでもいいことですが、彼らの大半が手(特に爪)が汚れているのはなぜなんでしょうかね?
あの手でお姉さんに握手とか求めてるのを見ると、「とりあえず爪切ってからにしようよ」とも思うのですが・・・
そんなつまんないことを考えながらぐったり家路につきました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

行ってみた 第26回 唐津・太宰府・博多

中高年体力限界猛暑九州の旅シリーズの続きです。
久留米を出発して唐津に行くことにしました。
唐津に行くのは初めてです。

Karatu1

唐津城にのぼってみました。

Karatu2

Karatu3

周りに高い建物がないので、見晴らしがいいところです。
今回九州に来て海を初めてみました。

唐津駅前にある「Blue Cafe」というカフェでランチを食べることにしました。

Bluecafe

実はこのお店の方はあのオネエ系フードスタイリストのマロンちゃんのいとこだそうです。
カフェは2階なのですが、1階に料理教室スペースがあり、マロンちゃんが時々ここでお教室を開いているのだそうです。

Hakataeki

夕方ようやく博多に到着。
9年ぶりに博多駅にも行ってみましたが、駅ビルも巨大になっていました。

Royalpark1

Royalpark2

この日は博多のロイヤルパークホテルに泊まりました。
まだ新しく高級感にあふれたセンスのいいホテルです。
最近各地のホテルでミネラルウォーター(ペットボトル)のサービスがあるところが増えているようですが、ここもクリスタルガイザーが置いてありました。

翌日はまず「博多町家ふるさと館」に行ってみました。
博多の歴史や文化を展示したり説明してくれる博物館のような施設です。
山笠のビデオなどを見て外に出ると、全く気がつかなかったのですが、目の前が櫛田神社でした。
櫛田神社は博多祇園山笠の起点でもあり、一年中「飾り山笠」が展示されているところです。

Kusida1

Kusida2

9年前に博多に来た時は、夜に知り合いの運転する車で神社前を通っただけだったので、ここは一度来てみたいと思っていたのでした。
その時自分が「あっ櫛田神社だ!」と叫んだので、知り合いが「えっなんで知ってるの?」と逆に驚いていました。
そう、自分は櫛田神社や山笠の情報は全て「博多っ子純情」で仕入れていたのでした・・
櫛田神社は思ったほど広くはなく、平日の午前中でもあったため、観光客はまばらでした。

午後は太宰府に行ってみました。
ちょうど昼だったのでそば屋でそばを注文しようとしたら、妻が「梅ヶ枝餅」を注文しました。

Dazaihu1

太宰府といえばこの「梅ヶ枝餅」が有名なんだそうです。
特に焼きたてはこういう店でないと食べられないので、太宰府に来たら必ず食べるという野望があったようです。
自分は存在すら知りませんでしたが、確かに焼きたてはうまかったです。

Dazaihu2

Dazaihu3

太宰府天満宮もこの日はそれほど混雑していませんでした。
学問の神様をまつる神社ですので、当然ながら絵馬に書かれたお願いごとも「○○大学に合格しますように」というピュアなものばかり。
以前京都のとある縁切り神社で見かけた絵馬には「○○さんが早く奥さんと別れますように」といったお願いごとがやたらと書かれていて「怖い・・」と思ったもんです。

みやげ物店では店の人が「9月なのにこんな暑い日は今までなかった。温暖化です」と断言していました。
お話を聞いてて驚いたのですが、太宰府は昔は雪の多い土地でもあり、正月のお参りは分厚い綿入れでも着ないと耐えられなかったそうです。
が、やはり近年は雪なんてホントに少ないようです。
確かにこの日も非常に暑かったです。

Tosu

太宰府から鳥栖のアウトレットに行ってみました。
アウトレットなんて家から自転車で行けるところにもあったりするのですが、実はこうして地方に旅行した時もアウトレットモールに立ち寄るのは結構好きです。
場所によっては近所のアウトレットモールにはないブランド店があったりしますし、なにより人が少ないので、それだけでも得した気分になるのです。
旅行中なので大したものは買えませんでしたが・・・

Ilpalazzo1

Ilpalazzo2

今回の旅の最後の宿は、中洲に近い「ホテル イル・パラッツォ」という変わった名前のホテルです。
イタリアの建築家がデザインしたホテルだそうですが、外観も周囲の建物とはかなり違います。
室内もとても広く設備も充実しており、値段も安く便利なところです。

キャナルシティで夕飯を食べることにしました。
せっかく福岡に来たんだから屋台でもよかったのですが、この日も夜まで異様に暑く、野外の屋台ではたぶんくつろいで食事はできない・・と判断したのでした。
キャナルシティは一時期かなり客足が減ったという話を聞いたこともありましたが、この日は木曜でしたが店はそれなりににぎわっていたと思います。

Umaya1

Umaya2

「うまや」という焼き鳥の店に入りました。
明太子の出汁巻き玉子がうまかったです。
福岡ではふつうに食べられるものだと思いますが、関東ではあまり出てこないメニューです。

翌日、筥崎宮に行ってみました。
ちょうどこの時「放生会(ほうじょうや)」という祭りが行われていました。

Hakozakigu1

Hakozakigu2

博多では「梨も柿も放生会」と言われて親しまれている祭りだそうです。
秋の収穫を祝う祭りなので、「放生会に行けば秋のものはなんでもそろう」といった意味のようなのですが、その昔読んだ長谷川法世の漫画の中で、「なして?(どうして?)」という問いかけに対して「どうしても」という意味を表すのに「梨も柿も放生会たい!」というセリフが出てきたのでした。
これはたぶん地元の方でないとニュアンスは理解しづらいものと思われますが、「なして?」の「なし」に「梨」をかけてるんでしょうね。
なんだかグダグタな説明になっちまいましたが、そんなわけで放生会という祭りの存在も、博多から遠く離れた関東育ちの自分ですが、実は小学生くらいから知ってはいたのでした。

放生会では毎年世相やニュースをかたどった「放生会はじき」が販売され、これが地元では非常に人気が高く、朝早くからおはじきを買い求める人が行列し、あっという間に完売するそうです。

Hakozakigu3

ちなみに今年のテーマは「祝 九州新幹線」だったようで、額に入れられて展示されていました。

また筥崎宮には九州ゆかりの著名人の直筆の書もぼんぼりになって展示されていました。

Hakozakigu4

王貞治氏は「前進」、中村俊輔選手は「夢」。
IKKOさんのもありましたが、達筆過ぎてなんという字なのかわかりません・・
そういやこないだIKKOさんとマロンちゃん、二人で旅番組に出てたなぁ・・

Hakozakigu5

平日午前中なので放生会の盛り上がりそのものは体感できませんでしたが、博多の代表的な神社を訪れることができてよかったです。

福岡タワーにものぼってみました。
天気がいまいちでしたが、海がよく見えます。

Tower1

Tower2

眺めていて気がつきましたが、タワーからだと福岡ドームがちょうどホテルに隠れてほとんど見えないんですね。
ドームが近くにありながらこの景観は惜しいところです。

この後天神に移動し、岩田屋の地下で明太子を買いました。
平日午後なのに天神はやはりにぎやかです。

空港で車を返す前に、時間があったのでジョイフルでお茶。
ジョイフル、ご存じでしょうか?
大分に本社があり、九州を中心とした西日本に展開するファミリーレストランで、値段が安いのが特徴。
実は関東にも進出していて、都内の店舗にも入ったことがあります。

車を返して空港へ。
福岡は街と空港がホントに近いので、出発ぎりぎりまで街の中にいられて便利ですね。
金曜夕方だったので、空港は出張帰りのサラリーマンで混雑しており、みやげ店には行列ができていました。

というわけで、九州の旅も終了。
実は行く前からずっと体調が悪く、食欲のない日々が続いていました。
結局回復しないまま九州入りしてしまい、唐津までは食欲も戻らずで、その点は少し残念でした。
やはり暑かったのが旅行中もこたえたようです。
太宰府で梅ヶ枝餅を食ってからはなぜか急激に回復に向かったので、道真公の御利益があったと考えたらいいんですかね?
その後も櫛田神社や筥崎宮などパワースポット?を巡りましたので、それも良かったのではなかったかと思います。(本当か?)

今まで何度か九州に行っていますが、いつも思うのは食べ物がおいしい土地だということです。
まああまり上等な舌を持ってないので、どこに行ってもそう思ってるんですけど・・
なので今回は体調のせいで九州のうまいものを充分堪能できなかったのが悔やまれるところです。
近いうちにまた必ず九州には行くつもりです。
その時には体調を整えてうまいものをたくさん食いたいですね。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »