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聴いてない 第160回 ユーライア・ヒープ

世間でいう「普通」が、自分の場合全然当てはまらなくて苦労することもそれなりに多いSYUNJIといいます。
ここ1ヶ月くらい夏バテで体調がずっと悪いのだが、医者から「何か思い当たることは?」と聞かれて「いや、暑くて寝られなかったので・・」と言うと「去年はもっと暑かったじゃないですか」とも言われたのだった。
「1ヶ月も夏バテしてる人なんか普通いませんよ」などと言われる始末。
あのねえ、そりゃ1ヶ月間夏バテで同じ医者に延々通い続ける患者もそんなにいないとは思うよ。
どうも医者ってのは「発泡酒飲みすぎ」「銀座で接待続き」「ショートホープを1日3箱」「毎晩シメに豚骨ラーメン」「今日は吉原・堀之内、中洲・ススキノ・ニューヨーク」など、わかりやすいサラリーマン的原因と当然の結末を求めたがっているよなぁ。
どれもねえよ先生!
世の中いろんなヤツがいるってことを、お医者さんももう少し知るべきだね。(上から目線)

そんなナゾの体調の中で続ける冤罪バンドシリーズ、今日はユーライア・ヒープの巻。
当然1曲も聴いてないしバンド名しか知らない。

例によってネットでユーライア・ヒープを調べたのだが、サイトによってカテゴリーというか分類分けが微妙に異なる。
「ハードロック」が多いようだが、「プログレ」「ハード・ロック・プログレッシブ」「ヘヴィ・メタル」などと記述するサイトもあり、ドリムシのようにどの要素も多分に含んでいるようである。
でもって引き合いに出されているのはたいがいツェッペリンパープルサバス。(全部ケツ上げでお読み下さい)
しかもどこのサイトでも「ハードロックのパイオニア」「元祖ブリティッシュハードロック」「不死鳥のごとく甦るロックバンド」「ブリティッシュ・ハード・プログレ最後の生き残り」「大英帝国ハードロック歴史絵巻」「長州藤波名勝負数え歌」「ひとり民族大移動」「アックス・ボンバー三つ又の槍」「ノーロープ有刺鉄線電流爆破」など、とても大げさなアオリがいっぱい書いてあるのだった。
しかしプログレと言われるわりにはイエスフロイドとの比較はあまりないようだ。

なんでハードロックともプログレとも言われるのかというと、やっぱりメンバーチェンジがむやみに多いからだろう。(違うと思う)
だってウィキペディア見ると楽器のパートごとに歴代のメンバーがぞろぞろ書いてあるような状態だよ。
ギターだけがミック・ボックスという人で、他はキーボードもドラムもベースもボーカルも数人ずつ書いてあるのだ。

この歴代メンバーに登場する中で、名前を知っている人が二人いた。
レインボーのボブ・ディズリーと、あのジョン・ウェットンである。
ボブ・ディズリーは三頭体制の頃、ロジャー爺さんが加入するまでベースを務めていた人である。
ボブ・ディズリーとジョン・ウェットンの職歴を考えると、ユーライア・ヒープがハードロックともプログレとも言われる方向性を持っていたことがなんとなくわかるような気もする。(知ったかぶり)

ジョン・ウェットンがユーライア・ヒープに在籍していたことは、実は全く知らなかった。
でもウェットンさんはユーライア・ヒープには1年くらいしかいなかったとのこと。
ジョン・ウェットンの転職経歴としては、クリムゾン→ロキシー・ミュージック→ユーライア・ヒープ→ブライアン・フェリー・バンドU.K.→ウィッシュボーン・アッシュ→エイジアとなるようだ。
これはおそらくジョン・ウェットン検定3級試験では鉄板問題なんですかね、ぷく先輩?

さてユーライア・ヒープがビッグネームとなったきっかけが、アルバム「対自核」だった。
原題が「Look At Yourself」なので「己を見つめよ」とか「我がふり直せ」とか「自分探しの旅に出たらどうかね」とかいろいろあっても良さそうだけど(全部適当)、ここはあえて日本語でも意味不明の「対自核」。
フロイドの「原子心母」にも匹敵する名邦題である。
高校生の頃「ユーライア・ヒープ:大痔核」と書いては一人でウケていたアホウな友人がいた。
ヤツが中年となった今、大痔核で苦しんでいないことを祈るばかりだ。
なおアルバムタイトルでもある「対自核」という曲は、あのザ・ピーナッツがカバーしたこともあるそうだ。

会社に入ったばかりの頃、飲み会の席で当時の上司が「オレはその昔ユーライア・ヒープというバンドの対自核というアルバムをよく聴いたもんだ・・」と遠い目をして言ったことがある。
自分はその上司とはどうもソリが合わなかったので、「あーあーそうスか。じゃ次参りましょう」と藤本義一のようにあしらって話題を変えてしまい、以来人生の中でユーライア・ヒープにふれることは一切なかった、というバカな話。
あの発言が上司ではなく同僚の若い女性のものだったとしたら、その後の人生も大きく変わっていたに違いない・・

彼らのアルバムはタイトル(邦題)もジャケットもなんとなく怖いものが多い。
ファーストアルバムのジャケットはかなり気持ち悪いし、「対自核」は目玉が不気味だし、「悪魔と魔法使い」「魔の饗宴」「罪なきいけにえ」「魔界再来」など、タイトルも古い怪奇映画みたいな感じだ。
まあジャケットにはそれなりに力を入れているらしく、パープルのようなポンコツジャケットは見当たらないようですけど・・
かと思うと98年の作品には「SONIC ORIGAMI」というのがある。
「ORIGAMI」は折り紙のことだが、あまり深い意味はないらしい。

というわけで、やっぱりあまりよくわかっていないユーライア・ヒープ。
ハードロックなところにわずかな期待はあるのですが、まずは「対自核」の評価などから教えていただけたらと思います。

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コメント

SYUNJIさんこんばんわ。
またまた一番で書かせていただきます。
>原題が「Look At Yourself」なので「己を見つめよ」とか「我がふり直せ」とか
「自分探しの旅に出たらどうかね」とかいろいろあっても良さそうだけど(全部適当)
なぜ、最後だけ遠慮したアドバイスなんですか?(大爆笑)
対自核ってゆう題名はたしかに意味不明ですね。
もうイメージで捉えるしかない・・・
私も聴いていないバンドの一つですので、題名だけで
音楽自体がどんなものなのか聴きたくなる期待感はあります。
そういえばプログレのアルバム題名ってゆうのは
イメージを自分の中で勝手に作って音楽を自分のイメージに取り込む(納得させる)事が楽しみなのかなぁ・・
【危機】や【原子心母】ってこの題名だけで世界観が
広がるし、イメージが勝手に膨らむベストな例だと思いますね・・・

おっと、肝心のユーライア・ヒープですが
私も全く接点が無いので聴かれた方の意見を聞いてみたいです。

投稿: ボレロ | 2011.09.04 00:18

ボレロさん、コメントありがとうございます・・・が、ユーライア・ヒープ聴いておられないですか、それはそれは・・(握手←キモイ)

>対自核ってゆう題名はたしかに意味不明ですね。

そうなんですよね。
インパクトはありますけど、意味は全然わからないですね。

>そういえばプログレのアルバム題名ってゆうのはイメージを自分の中で勝手に作って音楽を自分のイメージに取り込む(納得させる)事が楽しみなのかなぁ・・

同感ですね。
70年代のプログレはこうした意味不明邦題を各レコード会社が競ってつけてたんじゃないかと思いますが・・
「危機」なんて原題から相当遠いようにも思えます。

投稿: SYUNJI | 2011.09.04 09:39

SYUNJIさん、こんばんは。
私も体調を崩しました。どうぞご自愛くださいませ。

さて、ユーライア・ヒープですが、「対自核」という
アルバム名しか知りません。
SYUNJIさん情報によると、ハードロックでありながら、
プログレにも分類されるということで、私がちょっと
聞いたウィッシュボーン・アッシュに似ているかもしれません。
このバンドの代表作「百眼の巨人アーガス」は、ダースベイダーの
後ろ姿のジャケでプログレっぽいですが、サウンドは
ハードロックに近いです。ちなみにこのバンドにも一時期
ウェットンが参加したようなしなかったような。

>>「悪魔と魔法使い」「魔の饗宴」「罪なきいけにえ」「魔界再来」

ある意味、キッスのような放題ですね。「地獄」シリーズとか。
当時のレコード会社の営業マンは、こういう名付け方が好きだった
のでしょうか。今のように邦題がないのはさびしいですので
当時のようなインパクトのある邦題を復活させてほしいです。
(例によって本題の話題が全くなくて申し訳ありません)

投稿: モンスリー | 2011.09.04 20:26

モンスリーさん、コメント感謝です。

>ユーライア・ヒープですが、「対自核」という
>アルバム名しか知りません。

お、ということは自分と同じですね。
安心しました。

>ウィッシュボーン・アッシュに似ているかもしれません。

ウィッシュボーン・アッシュは自分は全く知らないですね。
ただ調べたら確かにジョン・ウェットンはこのバンドにも在籍していました。
やっぱり1年くらいらしいですが・・

>当時のレコード会社の営業マンは、こういう名付け方が好きだったのでしょうか。

今みるとなんとなくおかしい邦題も多いですけどね。
「対自核」と付けた人も今周囲の若い人にどや顔で「アレはオレが考えたんだよ・・」と言っているのではないかと・・

投稿: SYUNJI | 2011.09.04 21:42

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