行ってみた 第22回 半田・豊橋
中高年早春のちくわ狩り旅シリーズの2日目。
名古屋を離れ、知多半島の北にある半田に移動しました。
西側の常滑は4年前に来ていますが、半田は初めてです。
まずは昼飯を食べることにしました。
「魚太郎・蔵のまち」という和食系のレストランで、土産物店も併設されています。
ここの昼食スタイルはバイキング形式です。
メインの定食を選び、その他のおかずやデザートなどを好きなだけとって食べるという方針。
実はそれほど期待していなかったのですが、選んだおかずはどれも非常にうまかったです。
午後はまずミツカン工場見学。
半田はお酢の町としても知られ、ミツカンの本社工場があるのでした。
もちろんお酢だけでなく、「味ぽん」や「おむすび山」を作っている会社でもあります。
見学コースは実際に稼働している工程ではなく、お酢の歴史や昔の製造工程を見せるという、博物館のような内容です。
この手の見学コースでは最後に商品サンプルなどを無料でくれたりするのですが、今回は売店に案内されただけで試供品はなし。
残念だなぁ。
なんかちょっとでももらえると、印象がだいぶ違ってくるんですけど・・(セコイ)
半田には古い建物がいくつかあります。
レンガ造りのこの建物は旧カブトビール工場。
ただしこの日は閉まっていて中には入れませんでした。
駅前にはこんな洋館があり、中は「T's CAFE」という紅茶専門のカフェになっています。
紅茶とケーキを食べましたが、窓際の席で隙間風が寒く、けっこうこたえました。
この後セントレアに行ってみました。
開業直前にすぐそばをフェリーで通過したことはありましたが、来たのは初めてです。
ターミナルビルに入ってみると、どこか見覚えのある造りになっています。
すぐにわかりましたが、羽田空港の国際線ターミナルとほとんど同じなのです。
おそらく同じ設計者・設計会社によるものではないでしょうか。
羽田の国際線ターミナルは昨年開業したばかりですから、セントレアの評判に気を良くして同じにしたのかもしれません。
店の数は同じくらいですが、フロアのスペースはセントレアのほうが広いです。
セントレアのほうが人も少ないので余計に広く感じます。
デッキに出てみました。
さすがに飛行機の数は羽田には及ばないようで、見ている間飛行機の離着陸は一度もありませんでした。
この日は豊橋のホテル「アークリッシュ」に泊まりました。
ネットで適当に探していて見つけたのですが、施設は後ずさりするほどに立派で、部屋も我が家より全然広く、会員制リゾートホテルのような感じです。
ただ理由はわかりませんが、この日は1泊12000円でした。
ひとり6000円。
この設備にしては破格の値段です。
というか値段で言ったら前の日に泊まった金山のビジネスホテルのほうが高いです。
(しかも異様に狭い部屋だった)
2008年開業だそうですが、もうこんな値段で泊まれるってのは大丈夫なのか・・?と、大きなお世話ですがやや心配になりましたが・・
さて豊橋で夕飯に名物とされる「豊橋カレーうどん」を食べました。
テレビ番組「秘密のケンミンショー」でも紹介してましたが、ただのカレーうどんではありません。
見た目はカレーうどんですが、食べ進むとうどんの下からとろろとライスが登場するのです。
「カレーを最後まで食べてほしい」という意図からこういう構造になったそうですが、確かにこの状態だとカレーも全て食べきることができます。
うどんとごはんをいっぺんに食べるというスタイルは、ありそうでなかったものだと思います。
カレーはふつうのカレーうどんの汁とカレーライスのルーの間あたりの感じです。
豊橋ではあちこちの店で出すようになってきており、B級グルメとして町おこしに使っていくようです。
さて最終日。
いよいよちくわ狩りです。
まず行ってみたのが、音羽蒲郡インターそばの「えびせんべいとちくわの共和国」。
店舗はそれほど広くありませんでしたが、えびせんべいはたくさん置いてあります。
あまりでかい袋をガツガツ買うと食べきる前に湿気るので、小分けになったやつを買いました。
妻はいろいろ悩んでましたが、ちくわはここでは買わないと決断したようです。
続いて訪れたのが「ちくわの里」。
ここのほうが店舗も広く、観光客がたくさんいます。
ちくわの試食もできるのですが、あちこちに観光客のじいさんばあさんがイナゴのように押し寄せ、試食の皿がそこかしこでカラになっています。
ここで妻はちくわ女の本領を発揮し、様々なちくわをガツガツと購入しました。
あたしもえびせんべいの小分け系(駄菓子屋にあるような四角いビン入り)を買ってみました。
家に帰ってちくわを食べましたが、ふだん食っているちくわよりも歯ごたえがありました。
昼を浜松で食べることにしました。
実は以前浜松に行った時に、鬼のようにうまかったレストラン「クレル レヴェイエ」にねらいを定めていたのです。
しかし。
ドアを開けるとマダムから「今日は予約で満席でして・・」と残念な告白。
しまった・・・こっちも予約しておくんだった・・・
やむを得ずガイドブックで佐鳴台周辺のオサレ系レストランを探してみました。
しかし。
(加藤みどりの声で)なんということでしょう。
行く先々で「今日は予約客で貸し切り」の札があるではありませんか。
この後連続3件で貸し切りを食らい、また1件は閉店していました。
いったい何があったのでしょうか。
この日浜松はなんかめでたい日だったんスかね?
ここがダメならもう高速に乗って帰ろう・・と思って立ち寄ったのが「エピファニー」というフランス料理のお店でした。
結果は大正解。
出てきたお料理はどれも鬼のようにおいしゅうございました。
あなどれません、浜松。
今度来る時もきっとおいしいお料理に出会えるはずです。
というわけで、愛知県ちくわ狩りの旅も無事終了。
今度は紅葉の香嵐渓にでも行ってみようかと思います。
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