やってない 第3回 競馬
やってないシリーズ、なんとなくスポーツ新聞のネタに傾いて参りました。
これぞオトナの遊びと言える代表格、競馬。
申し訳ないが一度も馬券を買ったことがない。
競馬場はもちろん場外も行ったことはない。
基本的に公営ギャンブルはやらないのだが、平和島競艇と川口オートにはかなり前だが一度行ったことがある。
ギャンブル好きの友人についていって少しだけ買い、どちらもまあ勝ちはしなかった。
ただどちらも非常に楽しかった。
公営はやらないんだが、バクチ自体は嫌いではないのである。
競艇にしろオートにしろ、あの猥雑な雰囲気はいいと思う。
競輪はやったことがないが、いつかやってみたいと思っている。
しかし。
競馬だけはなぜか全く興味がわかない。
人間じゃなくて馬が走るからという理由もある。
ギャンブルなんてのは結局人間同士の銭金の争いごとだ。
より人間くさい競技のほうがおもしろいと思うが、どうなんだろう?
競馬をとりまくイメージというのが、どうも合わないところがある。
どこか「競輪やオートとは違うオシャレなオトナの社交」と主張してるような気がして、そのあたりがなんとなくダメなのだ。
有名な馬が引退するとき、信じられないくらい多くの人が競馬場に集まるが、あれも感覚としてよくわからない。
公営の中では競馬人口が一番多いと思うが、それもやる気にならない理由のひとつかもしれない。
競馬だけやってオートや競輪はやらない、という人も多いだろう。
競馬はふつうのニュース番組でも一般新聞でも報道されるが、オートや競艇は扱いが違いますよね。
一般紙やNHKだとオートや競艇の結果なんかは報道されない。
競輪は運動競技として欧米では格調高いスポーツらしいが、日本の報道では競馬よりは小さな扱いである。
これはボクシングとプロレスの位置関係に似ている。
個人的にはどうも競技としてマイナーなほうを応援したくなるのだ。
「競馬が好きなんですよ」って言うより、「競艇が好きなんです」って言うほうがおもしろいと思いませんか?(そうでもない?)
まあ競馬やったこともないヤツにそんなこと語る資格などありませんが・・
全くやったことがないので、ルールや馬券の種類も全然意味がわからない。
「3連単」とか「重賞」とか「ダービー」とか、よく聞く言葉だがどれも意味はよく知らないのである。
「3連単」とは「馬と着順を選んでその通りに1~3着となったら的中」という馬券(の買い方)らしい。
馬はふつう16頭とのことなので、計算すると16×15×14=3360通り。
的中する確率は0.03%。
10000回買って3回当たる確率ってことか・・
数字にすると交通事故に当たる確率のほうが高い気がするなあ。(夢がない)
かなり前だが、地元の駅前にウインズを誘致する計画が持ち上がり、結構な騒動になったことがある。
駅周辺の地権者と開発業者と行政の思惑が一致したっぽいのだが、もちろん市民団体やPTAは猛反対。
「町が汚れる」「風紀が乱れる」「子供の教育上良くない」などの意見が、駅前で配られるビラや町内会の会報に載ったりしたのだが、そういう理由で反対するのもどうかなぁ・・と思っていた。
自分もウインズに用はないので誘致自体に賛成ではなかったのだが、「汚れる」「乱れる」ってのも確かにそうなんだけど、それを子供の教育と結びつけて反対するのはちょっと違うような気がしたのだ。
ウインズに来てるおっさんには確かにすてきなファッションセンスとはほど遠い人も多いけど、そういう人を「汚れているから」「乱れているから」と子供に教えてしまうほうが、教育としては適切とは言えないんじゃないか?と思っていた。
「子供の教育」はもちろんタテマエで、親や市民団体の側がウインズに来る客を「汚い」と思ってたはずなのだ。
結局ウインズは来なかった。
というわけで、競馬。
これはオトナの中でも経験や評価が分かれる遊びだと思います。
なぜ競馬にだけやる気がおきないのか自分でも不思議ですが、みなさんはいかがでしょうか?
まあどのギャンブルもそうですが、当たればきっと楽しいでしょうけど・・・
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