« 聴いてみた 第68回 レインボー その5 | トップページ | 聴いてみた 第69回 ピーター・ガブリエル »

聴いてない 第137回 ダリル・ホール&ジョン・オーツ

ブルーアイド・ソウルの大物コンビ芸人、ホール&オーツ。
聴いてない自覚は全然なかったのだが、あらためて振り返るとやはりそうまじめには聴いてなかったのである。

80年代にはばんばんチャートに登場したので、かなりのヒット曲を知っている。
しかしながらきちんと聴いたスタジオ盤は「Private Eyes」だけだ。
70年代のアルバムは全く聴いていない。

鑑賞履歴は以下のとおりである。
・70年代のアルバムは全く聴いていない
・「Voices(邦題:モダン・ヴォイス)」は姉が借りたが自分は聴かなかった
・「Private Eyes」はレコードを借りたが、録音したテープは10年以上再生していない
・「H2O」も姉が借りたが自分は聴かなかった
・「Rock'n Soul Part1(邦題:フロム・A・トゥ・ONE)」はレコードを借りたが、これはベスト盤である
・「Big Bam Boom」はFM番組から全曲録音。実はこれが今でも聴いている唯一のアルバム
・以降のアルバムは全く聴いていない
・FM番組で放送したライブを2回ほど録音している(東京とピッツバーグだったかな?)

基本的なヒット曲はだいたい押さえており、自分にしてはよく聴けてるほうなんだが、特にファンというわけでもなく、流行っていたから聴いていました状態である。
80年代後半からは聴かなくなっているが、それも日本での人気も落ちてきたからという、極めて明解なミーハーリスナーだということだ。

「Kiss On My List」「Private Eyes」「Did It In A Minute」「One On One」「Say It Isn't So」あたりの明るめの曲が好きだが、「Posession Obsession」というちょっと地味なナンバーも意外に気に入っている。
これはジョン・オーツのボーカルで、エンディングに街の音が聞こえるところがオシャレである。
「Adult Education」「I Can't Go For That」「Maneater」などは好みからは少し離れている感じだ。
「Maneater」は歌い出しが「あ、オレこまーらなーい(困らない)」と聞こえることで有名ですね。

ちなみにイーグルスの「New Kid In Town」はホール&オーツのことを歌ったものだそうだ。
またデビューアルバムは「Whole Oats」というタイトルだが、名前とはスペルが違う。
「Whole Oats」とは精白していない麦のことで、グループ名をしゃれで表しているということらしい。

ファンでもないのに当時の雑誌記事はけっこう覚えている。
「Every Time You Go Away」はポール・ヤングがカバーして大ヒットしたのだが、ダリル・ホールは「あれは僕たちの曲。僕たちのほうがずっといいので聴いてほしい」ようなことをかなり強固に主張していた。

またダリルはUSAフォーアフリカに参加した後のインタビューでも「最初にマイケルとクインシーから曲を聞かされた時は、これはちょっと・・・と感じた」と答えている。
イベントの意義は認めるが、「We Are The World」の曲としての評価はかなり厳しい、ということのようだった。
意外な意見にインタビュアーもとまどったのか、「変なことを質問してすみません」と言ったところ、ダリルは実はかなりこの意見を言いたかったようで「いや、話せてよかった。聞いてくれてありがとう」と礼を言ったりしていた。

確か「Private Eyes」の頃だったと思うが、雑誌のインタビューで話題は過去のアルバムのジャケットになり、二人は用意されたアルバムの実物をながめながら「モダン・ヴォイス」のジャケットはひどい、という評価をし始めた。
聞き手や読者にはどこがひどいのかあまりよくわからないのだが、二人は自分たちの写真が使われているジャケットを見て「いやあこれはひどいね」といいながら手で顔をおおってしまった。
恥ずかしかった、ということだろうか?
すでに世界中に発売されちゃってるアルバムなのに、今さら恥ずかしがっても遅いんだが・・・
個人的には「サラ・スマイル」のジャケットをもっと恥ずかしがったほうがいいような気もしますけど・・

ホール&オーツは年齢も身長もダリル・ホールのほうが上である。
全身立ち姿のツーショットだと、オール阪神巨人のようである。
ある雑誌にはダリル・ホールが地面に立ち、隣のジョン・オーツは階段で3段くらい上に立っている写真が載っていた。
二人の顔の高さをそろえたかったんだろうが、足までフレームに入っていたので、よけいに身長差が目立ってしまっていた。

そんなわけで、ホール&オーツ。
苦手意識は全くないし、ヒット曲はそれなりに知っているが、アルバムをじっくり聴くようなことはほとんどしていない。
特に70年代のアルバムは全然聴いてないので、もし聴くとしたらそのあたりからにしてみようかと考えています。

|

« 聴いてみた 第68回 レインボー その5 | トップページ | 聴いてみた 第69回 ピーター・ガブリエル »

コメント

ども、まったく引越の準備が進んでいないだいまつです。
そう、、このコメント書き込みも心のオアシスを求める現実逃避の行動の現れ?、、

さて、ホール&オーツ。
私が、兄が流していたカセットで始めて大好きになった洋楽、、という位置づけです。
これは自分のブログにもまったく書いていない&これから書こうと思っている事実。

その時には、Kiss on my list がとにかく気に入って、、。当時の小学生だった自分。音楽はアメリカの方が良い曲が多いなというイメージを植え付けた出来事でした。

後、気に入っているのは Wait for me が好き。
今でも、車で長い距離を走るときには時折ホール&オーツのベストをかけながら走ります。

それから、ダリルホールのソロを聞いたりもしますね。結構良い曲が入っているアルバムがあるんですよ。

むかしから、「ブルーアイドソウル」という括りですが、ヒット曲を聞いていると「ポップ」で「ソウル」なの~って昔から思っているだいまつ。
ダリルホールのソロの方がソウルっぽい(でもまだソウルではない)とは思いますが、、。
これって俺だけかな、、、。

投稿: だいまつ | 2009.08.30 22:38

SYUNJIさん、こんばんは。
今も日本ではファンが多いホール&オーツ。すてきな
デュオですね・・・・ですが、私もあまり聞いていません。
例によってソウルフルすぎるため、やや守備範囲から
ずれてしまっております。しかし、歌声は素晴らしい
し、ポップセンスも抜群だと思います。私が深く
聞かないのは、あくまでも趣味の問題かと割り切って
おります。

さて、ホール&オーツには苦い思い出があります。
私が就職した年の7月に、大阪城ホールでフェス
が開かれまして、シーラ・E、ドゥービー、そして
トリがH&Oでした。私の目当てはドゥービーで
しっかり見たのですが、なんせ社会人1年生の
3ヶ月目、ヘトヘトに疲れており、トリのH&O
は4曲目くらいで帰ってしまったのです。
その4曲目あたりが「Every Time You Go Away」
でした。もちろん、ポール・ヤングのカバーで
聞いていましたが、本家の歌声が聞けたので、
ありがたかったのを覚えています。

さらに、数年前にたまたま当選して見ることが
できたスガシカオのアコースティックライブでも、
この曲をカバーしていました。スガ氏の曲は
1曲も知りませんでしたので、これまたうれしかった
です。

ちなみに、「マンイーター」の印象的なベース
ラインは某ソウルの大物が「いただいてしまった」
と、当時噂になりました。ぱ~とた~いむらう゛ぁ~。

投稿: モンスリー | 2009.08.31 22:36

だいまつ親分、コメント感謝です。

>私が、兄が流していたカセットで始めて大好きになった洋楽、、という位置づけです。

ええーそうだったんですか?
ガンズのことはBLOGに書かれてましたが、確かにホール&オーツが採り上げられていたことはなかったような・・

>その時には、Kiss on my list がとにかく気に入って、、

自分もリアルタイムで最初に聴いたのはこの曲です。
この曲はいいですね。

>それから、ダリルホールのソロを聞いたりもしますね。

シングルで「ドリームタイム」「フーリッシュ・プライド」はエアチェックしました。
個人的にはソロとデュオであまり違いはないなぁという感想ですが・・

モンスリーさん、コメント感謝です。
生ホール&オーツをご覧になっていたんですね。

>もちろん、ポール・ヤングのカバーで聞いていましたが、本家の歌声が聞けたので、ありがたかったのを覚えています。

自分もポール・ヤングが先だったのですが、ダリル・ホールが強調するほどの差はなかったような気がしました・・

>「マンイーター」の印象的なベースラインは某ソウルの大物が「いただいてしまった」と、当時噂になりました。

これは90年代にFROCKLでも話題になりました。
他にもビリー・ジョエルの「あの娘にアタック」やジャムの「悪意という名の街」も同じリズムですね。

投稿: SYUNJI | 2009.09.01 23:36

おはようございます、
オール巨人です。

アメリカの阪神巨人、ホール&オーツのアルバムは一切持っていません。でも、いままでスゴく聴いてきた気がします。また、この人たちのアルバムって、ブログで取り上げられることが少ないような気も。

私こう思うんです。この人たち、80年代にあまりにもヒット曲を出しすぎていて、それが、アルバムの売上に直結しなかったのではないかと(彼らの一番売れたアルバムはH2Oで全米3位どまり)。アルバムの魅力を損なってしまったのではないかと。

同時代にヒット曲を量産したアーティストに、まいこーやマドンナがいますが、ホール&オーツには彼らのような(ビジュアルも含めた)意外性がない。楽曲がある意味正統派で(奇をてらっていない、常識的な線を逸脱していないという意味で)、しかも、あまりにもたくさんアルバムからリリースされてしまうと、そのアルバムを、もはや買おう、聴こうという気が失せてしまうのではないかと。これがまいこーのたとえば「スリラー」とかだったら、違うんだけど。

(つづく)

投稿: ルドルフ | 2009.09.02 06:44

ちなみに、私がホール&オーツの曲で一番好きなのは、Wait for me。もし自分が彼らのオリジナルアルバムを買うんだったら、この曲が収められているX-Staticと決めています。これ、70年代モノ。

く~るまにぽぴぃ~

投稿: ルドルフ | 2009.09.02 06:47

オール巨人さん、早朝からコメントありがとうございます。
こんな朝早くのコメントはあの人以外はいなかったのに・・

>この人たち、80年代にあまりにもヒット曲を出しすぎていて、それが、アルバムの売上に直結しなかったのではないかと

なるほど・・
確かにホール&オーツって曲単位で話題になる人たちですよね。

>ホール&オーツには彼らのような(ビジュアルも含めた)意外性がない。

これも同感です。
リスナーが意外性自体を彼らに求めてませんし・・
まああらためてジャケット見ると、確かにかなりイタイ感じですな。
せめてもう少しアートとして印象に残るジャケットにしておいたら・・という気がします。

>私がホール&オーツの曲で一番好きなのは、Wait for me。

この曲、人気ありますね。
昔録音したライブでも確かアンコールで歌ってました。

投稿: SYUNJI | 2009.09.02 23:09

>苦手意識は全くないし、ヒット曲はそれなりに知っているが、アルバムをじっくり聴くようなことはほとんどしていない。

僕も同じような感じです。オリジナルアルバムは、友人から借りて、何枚かダビングしたと思いますが、結局よく聴いていたのはベストアルバムの方です。

だいまつさんが、ベストアルバムで「wait for me」を聴いていると書かれておられましたが、なんという名前のベストアルバムなのか忘れましたが、ライヴバージョンの「wait for me」が収録されていて、これがスタジオバージョンよりも数段良いです。

この記事を読んだので、最近、僕が持っている2枚組のベストアルバムを聞いています。僕が一番好きな曲は「One on One」です。

投稿: getsmart0086 | 2009.09.11 20:32

ゲッツさん、コメント感謝です。
お会いしてから早くも1年が経過しましたね。

>結局よく聴いていたのはベストアルバムの方です。

やはり彼らはシングルで評価されることが多いんでしょうね。

>ライヴバージョンの「wait for me」が収録されていて、これがスタジオバージョンよりも数段良いです。

自分もこの曲は長いことライブでしか聴いていませんでした。
おたずねのベスト盤のタイトルは「Rock'n Soul Part1(邦題:フロム・A・トゥ・ONE)」と思われます。
このライブは日本武道館でのものだそうです。

>僕が一番好きな曲は「One on One」です。

あたしもこれは好きですね。
ゲッツさんも書かれたとおり、ダリル・ホールの見事なボーカルだと思います。
この曲は誰がカバーしてもオリジナルを超えないでしょうね。

投稿: SYUNJI | 2009.09.13 10:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9509/46073276

この記事へのトラックバック一覧です: 聴いてない 第137回 ダリル・ホール&ジョン・オーツ:

» 『Ultimate Daryl Hall John Oates』 [音楽四方山話]
Ultimate Daryl Hall John Oates(試聴可) 20年以上前にホール&オーツのベスト盤をLPで買ったことがあったが、1枚ものであることの制約により、大ヒット曲中心でスマッシュヒットした曲や、ヒットチャートを賑わすことがなかった佳曲の収録がなかった。昨年の春にリリースされた彼らのベスト盤『Ultimate Daryl Hall John Oates』は2CDであること... [続きを読む]

受信: 2009.09.12 07:05

« 聴いてみた 第68回 レインボー その5 | トップページ | 聴いてみた 第69回 ピーター・ガブリエル »