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聴いてない 第134回 Mr.ミスター

最近記事内容がテレビとか旅行とか焼きそばとかばっかですっかり音楽ブロガーとしての地位も失墜したSYUNJIです。
今日のお題はMr.ミスター。
再結成ニュースに世界中が驚喜するような大物バンドでもないと思うが、80年代洋楽にじんわりと浸った人生を送った方にとっては印象に残るバンドであろう。
・・・などと評論家調に語り始めてますが、毎度のことながら鑑賞履歴は非常に乱暴。
聴いてない度は3だが、実体はアルバムのB面だけテープに録音したというとんでもない話である。

Mr.ミスターはロサンゼルスで1984年にデビュー。
85年には「Is It Love」「Kyrie」「Broken Wings」「Welcome To The Real World」などのシングルが大ヒット。
特に「Kyrie」「Broken Wings」は全米1位を記録し、日本でもこれらの曲は案外簡単にエアチェックできた。
アルバム「Welcome To The Real World」も売れまくり、これまた全米1位の偉業達成。
しかし87年のアルバムは全然売れず、89年にはメンバー交代から解散の道をたどる・・・
キャリアの割には意外にベスト盤が何枚か出ており、収録曲がかぶり気味のようだ。

バンドとしては短命に終わっているが、メンバーは相当な高等演奏歌唱技術集団のようで、リーダーのリチャード・ペイジはTOTOやシカゴのボーカルにも誘われたらしい。
また解散後のメンバーそれぞれがマドンナやホワイトスネイクなどの大物ミュージシャンと仕事をしている。
特にドラムのパット・マステロットという人は、Mr.ミスター解散後にキング・クリムゾンのドラマーとなったそうだ。
ええーそうなの??
きっとこんな話はプログレの好きな方々にとっては基本なんだろうなぁ・・・
なんだかよくわからないけどスゴイ集団だ。
リチャード・ペイジはジミー・ペイジと親戚関係にある・・・というわけではないだろう・・・
ランペイジ・ジャクソンとも関係はないはずだ。

で、あたしも少し後になってアルバム「Welcome To The Real World」を借りた。
同時に借りたのがヒューマン・リーグのベスト盤である。
ところが愚かなことにその時は46分テープ1本しか持っておらず、それぞれのアルバムから好きな曲だけ選んで録音してしまったのだ。
テープくらい買って来いよってところなのだが、たぶんカネもなくて面倒だったんであきらめたんだろう・・・
若い頃からズサンで投げやりなあたし。

Mr.ミスターのヒットシングルはなぜかアルバムのB面に集中していたので、B面だけテープに録音。
今思うとB面は知ってる曲ばっかなのだから、A面を録音しておいて後でB面曲をエアチェックなどで補充すりゃ良かったのだ。
当時はそこまでの知恵も根性も回らず、浅はかなB面録りを敢行。
以来彼らの曲にふれることもなく適当な人生を送る毎日である。
87年のアルバムは「Go On」というタイトルだが、90年代にはよく中古CD店で見かけた記憶があるので、日本ではけっこう売れたのではないかと思う。
(聴いてみようとは全く思わなかったけど)

そんな失礼な扱いをしてるMr.ミスターだけど、ヒットした曲は嫌いではない。
「Kyrie」以外はどれもそれほど明るい曲調ではないが、完成度の高いサウンドだと思う。
一番好きなのは「Kyrie」である。
イントロのぴよぴよしたサウンド、奥行きのあるボーカル、後半盛り上がる構成など、秀逸なポイントがそこかしこに埋められている。
エンディングでキーがあがるところなんかカッコイイですよね。

と、手放しでほめてるクセに実は歌詞の意味をほとんど知らないのだった。
レコードを借りた時にロクに歌詞カードを見なかったからなのだが、あらためて調べてみたら「kyrie(キリエ)」とはギリシャ語で神への呼びかけ言葉だそうだ。
歌詞にある「kyrie eleison」は「主よ、あわれみたまえ」と訳されるとのこと。
全然知らなかった・・・なんか人の名前か地名かと思っていました。
訳詞を見ていくと、まさに賛美歌とポップスが融合したような内容。
人生に悩み疲れ岐路に立った時に、神の導きを信じて進む決意をしようとしている・・・
その時に発せられる神への呼びかけが「キリエ」ということのようだ。(適当な解釈)

「Kyrie」は最近アサヒ・スーパードライのCMで使われていた。(カバーだそうだが)
元80年代少年である我々中年をまたターゲットにしてるなと感じるCMだ。
そういえば記憶は相当あやふやなのだが、「Is It Love」のイントロは当時のFM番組のCM明けジングルのようなものにも使われていたと思う。
番組は覚えていないが、FM横浜だったんじゃないかなぁ・・・

というわけで、Mr.ミスター。
活躍した期間は短いけど、レベルの高いバンドだったんじゃないでしょうか。
聴くとしたら当然「Welcome To The Real World」を全曲、というのが個人的な課題ですが、他にも良いアルバムがあれば、迷える中年をぜひお導き下さい・・・

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買ってみた その2 カセット・アダプター(工作編)

全国4102万人のカセット・アダプター・ファンのみなさまこんばんは、3年半ほど前にカセット・アダプターを購入したMac挫折ユーザーのSYUNJIといいます。
購入した後、あまりの音の悪さに驚き、BLOGで記事にして助けを求め、getsmart0086さんのアドバイスにより無事まともな音で使うことができるようになりました。
その記事ですが、なぜかあたしのBLOGの中でアクセス数がダントツでトップです。
しかも書いてから3年半くらい経過していますが、この傾向は全く変わっておらず、人気記事ランキング表示をして以降、5位以下に下がったことがありません。
おそらくipodをはじめとした携帯型デジタル音楽プレイヤーの普及により、カセット・アダプターの需要も高まっているのではないかと思われますが、はっきりしたことはわかりません。

で、今回その記事に小鳥さんという方から「改造方法の画像を掲載してほしい」とのご依頼コメントをいただきましたので、こんなBLOGでお役に立てるならばと思い、画像を掲載することにしました。

あたしが購入したのは「エクセルサウンド カーカセットアダプターCDA-50」という製品です。
なので別の製品の場合、構造が異なる可能性がありますので、その点はご了承下さい。

あたしが改造を試みたのは、カーステレオに入れると勝手にリバースしてしまう現象が発生したためです。
カーステレオの走方向と相性のいい面が上になるよう工作すれば、勝手にリバース現象もなくなるのではないかと思い、試したところうまくいきました。

製品はカセットでいうところのA面(ネジがついている面)に対して、左上からコードが出ています。

Adaptor1

で、このままA面右をカーステレオに入れると、勝手にリバースしてしまいます。
ということは、B面を上にしてカーステレオに入れたいわけですから、A面の右上からコードが出るよう工作すればいい、と気づきました。

Adaptor2

ネジはドライバーで簡単にはずれました。
開けると確かに左上からコードが出ています。

Adaptor3

右上にも同じ形の穴があるので、こっちからコードを出すようにしました。

Adaptor4

元通りネジを締めて完成です。

アダプター内の部品は細かく、歯車は簡単に取れてしまうので、もしバラバラになってしまっても歯車をはめる順序を確認できるよう、ネジを取ったらデジカメで写真を撮っておけばいいと思います。
実は今回あたしもアダプターを開けたあと足で蹴ってしまい、部品がバラバラになり血の気が引きましたが、写真を撮っていたことを思い出して無事復旧。
便利な世の中ですね。(じじい)

最近あまりアダプターは使っていませんが、携帯プレイヤーに入れた1000曲がクルマで聴けるのはやはり便利ですね。
CDやカセットテープと違い、入れ替えの手間がありませんし、クルマにテープデッキがある場合はこの組み合わせがベストではないかと思います。
ということで、こんな記事ですが参考になりますでしょうか。
もし他の方法をお試しの方がおられましたら、コメントいただければ幸いです。

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食べてみた 第8回 太田焼きそば・水沢うどん

全国6845万人の麺類ファンのみなさまこんばんは、三流小食でたらめ麺類ブロガーのSYUNJIといいます。
この連休に群馬県に遠征したのですが、その際にも新たな麺類との出会いが待っていました。

まず食べてみたのが「太田焼きそば」。
ネットで調べてみると、もともとこの地に多い自動車関連工場の工員が焼きそばを好んだことで店が増えたのが「太田焼きそば」発祥の理由。
平成14年に「上州太田焼そばのれん会」なる団体が設立され、現在80店ほどが加盟しているとのこと。
ただし「太田焼きそば」としての確固たる特徴は統一されてはおらず、店により味も麺も異なるそうです。
全く知らなかったのですが、富士宮・横手・太田を「日本三大焼きそばの地」と呼ぶ人もいるようです。
これはぷく先輩にマーケットを荒らされる前に制覇しておかねばならない・・・
誤った使命感に脳味噌を支配され、とある店をターゲットにして昼すぎに太田入りする行程を組みました。

今回食べてみた店は「清水屋本店」。
群馬のガイドブックに掲載されていたので選んでみました。
「本店」となってますが支店はないようです。
たたずまいは下町の古い焼きそば屋という感じ。

店はテーブル4つにカウンターというキャパで、12時すぎに行ったところ客は誰もいませんでした。
メニューは特盛り450円・大盛り350円・中盛り300円・小盛り250円で、肉入りは50円増し。
お店のご主人からは「いちおうオトコは大盛り・女性は中盛りでお願いしている」と言われたので、そのとおりに注文。
「肉入り」と言わなかったので肉なしになりました。

さて「太田焼きそば」が目の前に登場。

Yakisoba

・・・・・食べてみた。

味はオーソドックスで伝統的なソース焼きそばです。
どちらかというとサラッとしていてやや辛目のソース。
関東風というところでしょうか。

麺はかなり細めで、ビーフンのような食感です。
コシはそれほどありませんが、この太さにしては意外にモチモチ感があり、うまいです。
小食なあたしでも大盛りで全く問題ありません。
ご主人の話では「太田の中では細麺は少なく、太麺の店のほうが多い」そうです。

Taiyaki

たい焼きもうまそうだったので注文。
これも標準的なたい焼きでしたが、うまかったです。

ここのご主人、たいそう腰が低くて丁寧です。
こっちは二人で千円も使わない客なのに、申し訳ないくらいです。
焼きそばそのものには太田ならではの特徴があるわけではないですが、この店で食べることができてよかったです。
量としてはふつうの男性であれば特盛りで全く問題ないはずです。

食べているうちに埼玉から来たという老夫婦が店に入って来ました。
我々と同じようにガイドブックを見て来たようです。
どうやらあちこち迷った末にようやくたどり着いたようでした。
店は大通りや駅前にあるわけではなく、団地の前の細い路地に面した場所で、確かにわかりやすくはないです。
ご主人はさかんに「わかりにくくて申し訳ない」と老夫婦にわびていました。

清水屋本店
清水屋本店:太田市八幡町41-10

さて次の日に食べたのが「水沢うどん」。
伊香保の水沢という町に10軒ほどのうどん屋が固まっているところがあり、これまた讃岐・稲庭と並んで「日本三大うどん」と呼ばれているとのこと。
讃岐と稲庭はもちろん知ってましたが、水沢うどんは全然知らなかった・・・
水澤観音の参拝客相手に始まったのが起源で、400年以上の歴史があるそうです。
日本人て「三大ナントカ」が好きだよなぁ。

店舗数は讃岐とは比較にはなりませんが、観光客向けの構えの大きい店が多いようです。
この日も事前にネットで仕入れた情報を頼りに、「松島屋」というお店に行ってみました。
周辺は確かにうどん屋が立ち並ぶうどんの町です。
店の構えや造りはやはり観光客向けのようで、讃岐の大衆的なお店とはかなり雰囲気は違います。
比較自体があまり意味はないですけど。
それなりに混んでいますが、待たずに席に案内されました。

Udon2

基本は冷たいうどんにしょうゆだれ・ごまだれ。
水でさらさない釜あげや、冬には暖かい汁で食べるうどんもあるようです。
ざるうどんの「梅セット」1000円を注文しました。

Udon1

・・・・・食べてみた。

たれはしょうゆ・ごま・山菜・なめこの4種類。
麺のコシは申し分なく、どのたれもうまいです。
水にさらしたうどんですが、このほうがのど越しがよくて好きです。
量もふつうで不満は全くありません。

食べてみてわかるのですが、たれは讃岐で食べた味とは少し違う、普段から食べ慣れた関東の味です。
どちらがうまいとか好きというはっきりした違いではありませんが、自分が関東の味に慣れていることを感じました。
特に水沢ならではの特徴というものはそれほど感じませんが、こんなうどんが食べられる店が固まって存在している町もおもしろいと思います。
店が集まっていて場所がわかりやすいので、観光客としてはラクですね。
讃岐のように人里離れた地元密着の名店に苦労して入り込むというのもまた楽しいとは思いますが・・・

松島屋
松島屋:群馬県渋川市伊香保町水沢195-2

ちなみに。
我が家では7~8年前から、しょうゆだけは鹿児島のものを使っています。
ご存じの方も多いと思いますが、鹿児島のしょうゆ、かなり甘いです。
以前から鹿児島しょうゆは甘いことは知っていたのですが、実際に鹿児島に行ってあちこちでいろいろ食べたり、土産に買った鹿児島しょうゆを家で使ったりしているうちに、この味でないとダメだと思うようになりました。
なのでたまに貰い物でふつうのしょうゆを使ったりした時は、「辛い」と感じます。
去年小豆島のしょうゆを土産に買ってきたのですが、やはりそのままでは辛いと感じるので、鹿児島しょうゆとブレンドして使ったりしています。

というわけで、今回は太田焼きそば・水沢うどんを食べて来ました。
それぞれ「日本三大」のうち、焼きそばもうどんも二つは制覇したことになります。
とすると残りはそれぞれ横手と稲庭なので、次回の旅は自動的に秋田が目的地になるのか・・・(本当か?)
いつになるかわかりませんが、達成のあかつきにはまた報告させていただきます。

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行ってみた 第11回 館林・伊香保・妙義山

ここ数年は神社仏閣やら菊やら桜やら吊り橋やらといったものにムダにエキサイトする加齢現象が加速進行しているあたしですが、定額給付金と高速道路1000円フェスティバルというローゼン首相の思いつき政策にまんまとはめられてこの連休にムキになって出かけることにしました。
いや、給付金はまだもらってもいないですけど。
昨年の連休は木曽・伊那にお出かけしたのですが、その際に行き先候補にあげておきながらなぜか落選の憂き目に会ったのが以下の場所でした。
・奥浜名湖・浜松周辺(静岡県)
・伊香保(群馬県)
・那珂湊・大洗あたり(茨城県)

で、今回も再び候補にあがったのは奥浜名湖と伊香保。
どちらも行ったことはありませんが、おそらく渋滞は関越より東名のほうが厳しいとにらみ、伊香保に決めました。
ネットで宿を確保し、周辺情報などをいろいろ探しているうち、館林のつつじがすばらしいとの情報を得ました。(常識?)
伊香保からはかなり離れていますが、同じ群馬県でもあり、まずは館林を目指すことに。
「同じ群馬県」て、あまり意味のない理由ですけど・・
ということで唐突な旅シリーズ、今回は群馬県方面です。

まずはその館林に東北道を使って行くことにしました。
事前にネットで館林つつじを調べてみると、「つつじの咲く公園の手前で有料駐車場の客引きが盛んに行われているが、全て無視して奥の無料駐車場に停めるべし」という有力な情報がありました。
しかも複数の方がBLOGで同じように書いており、情報も先週のもの。
果たして行ってみると全くそのとおりでした。
会場の公園入り口付近ではおそらく私設の有料駐車場へのお誘いが盛んに行われています。
場所によって金額は違うようですが、1日500円とか1000円とか書いてあります。
情報のとおりこれらを全て無視してひたすら前進すると、公園側が用意したと思われる広大な無料駐車場が奥にちゃんとありました。
いやー知っててよかった館林。
知らずに行ったら、気の弱いあたしはおそらくふらふらと有料駐車場に誘導されていたと思います。
(大した金額ではありませんが・・)

Tatebayasi1

さて駐車場はタダでクリアしましたが、公園は入場料がかかります。
300円ですが、前の日まで600円だったそうです。
これは翌日の上毛新聞にも書いてあったので事実でした。
ラッキー!・・ではあるけど、なぜ今日から半額?と思ったら、つつじの盛りが過ぎてしまったからとのこと。
そうだったのか・・・

Tatebayasi2

Tatebayasi3

Tatebayasi4

園内はその名のとおりつつじだらけです。
しかし近寄ってよく見てみると確かに花が枯れかかっている木がかなりあります。
やはり半額になっただけあって残念ながら満開は過ぎてしまっていました。
つつじに関しては今年は盛りが例年よりも早いようです。

午後もお花を求めて前橋の「ぐんまフラワーパーク」に行きました。

Flowerpark1

Flowerpark2

ふつうの植物園ですが、八重桜やチューリップはやはり盛りを過ぎており、一方つつじは七分咲きという微妙な時期に来てしまいました。
そのせいか思ったより客が少ないようです。
先月は京都で見事な桜を見てきましたが、やはり花の満開時期に合わせて旅をするのはなかなか難しいです。

この日は伊香保温泉の「ホテル天坊」に泊まりました。
非常に大きなホテルです。

Tenbou1

Tenbou2

泊まった部屋は大正ロマン調のインテリアで畳にベッドという組み合わせです。
こうした和洋折衷の組み合わせは一歩間違えるとおかしなセンスになりそうですが、そうした感覚は全くありませんでした。

Tenbou3

設備も新しく部屋は禁煙で、風呂も広く食事も豪華です。
自分のような三流なお客にも、女将以下従業員の方々が丁寧に挨拶をして下さり、恐縮しました。

ホテル天坊
ホテル天坊:群馬県渋川市伊香保町396-20

翌日は榛名湖に行ってみました。
2台のゴンドラがまとめて移動するという変わったロープウェイで榛名富士頂上へ。

Harunako1

Harunako2

この日は晴れでしたが霞がかかっていて眺めはいまいちでした。
運がよければ富士山まで見えるそうです。

伊香保と言えば石段街。
石段の両側に土産物屋などが並ぶ、伊香保を代表する通りです。

Ikaho1

400年もの歴史があり、石段は360段あるそうで見上げた時はめまいがしそうになりますが、こんぴらさんに比べれば楽勝です。
もう少し規模が大きくて派手なところかと思ってましたが、この日はそれほど人出もなく静かな感じでした。

伊香保から渋川に下りたところに白井宿があります。
沼田街道沿いに発展した宿場町で、わずかですが蔵が残っています。

Sirai1

Sirai2

すぐ近くに道の駅もあるのですが、白井宿跡には土産物店や飲食店などはなく、この日は観光客もほとんどいませんでした。
用水路に沿って八重桜が植えられていますが、残念ながらここも満開を過ぎていました。

午後は「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」に行ってみました。

Museum1

おもちゃと自動車を展示した博物館ですが、フロアごとに様々なテーマ展示がありバラエティに富んでいます。
テーマは以下の内容。
・懐かしいおもちゃやお人形
・テディベア
・昭和の街並みを再現した駄菓子屋横丁
・クラシックカー、往年の名車を展示した自動車博物館
・ワインとチョコレート
・リス園
・昭和スターロマン館

Museum2

Museum3

それほど巨大なテーマパークではないのですが、部屋を移動するごとにテーマが変わり、意外に飽きません。
自分がおもちゃや駄菓子や名車に反応する世代だからとも言えますが、小さな子供や若い親もけっこう楽しんでみているようです。

Museum5

Museum4

また自動車は名車だけでなくスバル360とかレックスとかパブリカとか、町でよく見かけた大衆車もたくさん展示されていました。
このあたりも「懐かしい」という感情を喚起させる目的で作られた博物館であることがよくわかる内容です。

高崎市箕郷町の芝桜公園にも行きました。
丘全体に紫・白・ピンクの芝桜が咲いている公園です。

Sibazakura1

Sibazakura2

しかし。
ここでも芝桜は盛りを過ぎており、全体的にスカスカな印象。
残っている花も近寄って見れば充分きれいなのですが、ネットなどで見ていた満開の光景からは3歩ほど後退したような感じです。
「周辺道路は大渋滞で駐車場にも簡単には入れない」という記述をネットで見てきたのですが、この日に関しては全く問題ありませんでした。
混雑していなかったのはよかったのですが、やはり花も満開でなければいまいちテンションがあがらない・・
混雑してればまたいらいらしてしまうので、勝手なもんですけど。

この日は県内のとある都市のホテルに泊まりました。
夕飯を食いに街に出てみたのですが、なんだか様子が変。
いちおう街一番の繁華街に行ってみたのですが、歩いている人がほとんどいません。
連休中の土曜の夕方6時半です。
少し歩くと営業中のケンタッキーがありました。
が、外から見てもはっきりわかりましたが、客がたった1人しかいません。
これまでわりと多くの地方都市をたずねてきましたが、ここまで人出の少ない状況に出くわしたことはありませんでした。
店も大半がシャッターを閉じており、まさにシャッター通りそのものです。
県内では大きな都市のはずですが、非常に厳しい現実を目の当たりにしました。

これではとても夕飯にはありつけないと判断し、歩いて20分ほどの巨大ショッピングセンターに移動。
ここにはそれなりに人がいて、店もたくさんあってほっとしました。
地元では有名な鶏料理の店があり、ようやく夕飯を食べることができたのです。
(じゃケンタッキーでもよかったじゃん・・)

人混みや行列が嫌いで通してきた自分ですが、普段いかに人の多いところで生活したり働いたりしているかを痛感させられました。
せっかく旅に出たにもかかわらず、結局近所にもよくあるようなショッピングセンターで夕飯を食っている・・・
情けないことに極端に人が少ない状況にも全然免疫ができていないのでした。

翌日は今回の旅で最後の花の名所を目指して妙義山方面へ。
妙義山は切り立った岩山の独特な姿で有名です。
その妙義山のそばに「さくらの里」があります。

Sakuranosato1

Sakuranosato2

ソメイヨシノのほかヤマザクラやカンザン・フゲンソウといった八重桜も多く、長く桜が楽しめるところです。
この時期は八重桜が満開。
今回の旅でようやく満開の花にたずねあたりました。

Sakuranosato3

Sakuranosato4

敷地は谷を利用しているため、歩道も起伏が激しくかなりの高低差があります。
そのため平坦な公園とは違い、風景が非常に雄大です。
スケールはこちらのほうが小さいですが、奈良の吉野山を思わせる風景です。

帰る前に知人に土産を買うことにしました。
高崎の有名なお菓子の会社「ガトーフェスタハラダ」の本社工場直売所です。
「新本館シャトー・デュ・ボヌール」なんて名前がついていて、ギリシャ神殿風のゴージャスな建物。

Harada1

あたしは全く知らなかったのですが、ここのお菓子は首都圏でも非常に人気が高く、新宿の京王百貨店や池袋の東武百貨店にもお店があり、しかも常に行列しているそうです。
この店にもクルマでたくさんの人が買いに来ていましたが、確かにナンバーが大宮・八王子・横浜・足立といった県外ばかり。

Harada2

中に入ってもっと驚いたのですが、行列がハンパじゃありません。
レジは6人くらいで回していますが、それでも50人くらいの行列ができています。
一番人気は「グーテ・デ・ロワ」というラスクで、確かにうまいです。
この日は日曜だったので工場は休みでしたが、平日であれば稼働している工場を見ることもできるようです。

ガトーフェスタハラダ
ガトーフェスタハラダ:群馬県高崎市新町1207

というわけで群馬県の旅も終了。
各地で花の満開をすぎていたことは残念でしたが、天気にも恵まれ、花粉症もなくよかったです。
帰りは藤岡インターから関越・圏央道経由で帰りましたが、Uターンラッシュには早かったので渋滞もなく、きっちり1000円で帰ることができました。
こんなんで景気回復につながるのか不明ですが、今後も1000円であちこち旅して満開の花を見たり吊り橋を渡ったり地元の隠れた名店でお夕飯を食べたりしてみたいと思います。
(結局ショッピングセンターのフードコートで食いそうな気もしますが・・)

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聴いていた 第3回 マイ・サウンド・グラフィティ

懐かしきエアチェック番組を語ろうか企画その3、「マイ・サウンド・グラフィティ」。
中年ブロガーならではのこの企画、たぶんシリーズとしてはこれで最後だと思いますけど・・・

「マイ・サウンド・グラフィティ」はFM東京(現TOKYO FM)で深夜3時より放送されていた45分番組である。
NHK-FMと記述されているサイトやブログもけっこう見つかるのだが、FM東京系列が正しい。
なぜならばCMがあったからである。
スポンサーはダイヤモンド社。
同社発行の雑誌「FMステーション」とのジョイント番組だった。
放送開始は1981年だそうだが、いつ終了したのかは不明。
88年頃までは放送していたような気がする。

進行は大橋俊夫氏。
この人はFM東京のアナウンサーだそうだ。
さらにアメリカンDJとしてウイリアム・ジャクソン氏が英語で曲紹介やタイトルコールなどを担当。

この番組は深夜3時からの放送なのでさすがに起きて聴くことはせず、基本的にタイマー録音し、後でテープを聴いていた。
放送は月曜から金曜まで(正確には深夜なので火曜から土曜だけど)毎日だったが、毎晩聴いていたわけではなく、事前にFM雑誌で内容を調べ、聴きたい内容の時にねらって録音した。
90分テープ片面で番組を丸録りしたので、CMもトークもそのままテープに残っている。
今日本でFM番組を録音する文化はおそらく絶滅しているはずだが、当時はこういう趣味がふつうにあったのだ。

あらためて当時録音した番組を聴いてみると、週単位でテーマを決めて、日替わりでアーチストを特集していたようだ。
たとえばポール・マッカートニーを特集した週は、大物アーチストの新譜紹介というテーマで、他にローリング・ストーンズエルトン・ジョンポール・サイモンイエスを採り上げていた。
また「ブリティッシュ・ウェーブ」と題してジャパンストレイ・キャッツ、アダム・ジ・アンツ、プリテンダーズエルビス・コステロを特集した週もあった。
アダム・ジ・アンツが特集されてたってとこが泣かせるなぁ・・・(聴いてませんけど)

この番組のいいところは、新譜を全曲オンエアする特集があったことだ。
もちろん実質40分くらいに収めるため、多少曲を短く編集していたようだが、カネのない学生にとっては大変ありがたかった。
番組でも「全曲ご紹介します」と宣言しており、こういう番組は昔のFMではけっこうあったはずだ。

この番組によって録音したアルバムには以下がある。
・ブロンディ「オート・アメリカン」
・ピンク・フロイド「時空の舞踏」
・ジョン・クーガー・メレンキャンプ「天使か悪魔か」
・ポール・マッカートニー「パイプス・オブ・ピース」
・スティクス「烈風」

自分はエアチェックの際は純粋に曲だけを録音し、「トークやCMを入れない」を信条としていた。
それでよくポーズボタン解除をしくじって柏村武昭のトークを録音してしまい、「きぃー!!」となったりしたもんである。
なのではじめはトークやCMが録音されるのを嫌って別のテープに曲だけ編集しようとも思ったが、それもけっこう面倒でもあり、編集するとさらに音質も悪くなるため、結局丸録り番組そのままを繰り返し聴いた。(信条はどこに・・・)
今もこれらのテープは全て保管してある。

CMは今聴くととても懐かしい内容だ。
スポンサーがダイヤモンド社なので、この会社発行の雑誌の宣伝である。
「FMステーション」とのジョイント番組なので、当然「FMステーション」のCMばっかりだが、「カー&ドライバー」のCMもあった。
「FMステーション」のCMはおなじみ小林克也による記事紹介。
「スタンダードとして残るのは百恵より聖子だ」「実践エアチェック講座」「特製鈴木英人ジャンボカレンダー」「今週の特集は浜田樹里」などのナレーションが時代を感じさせる。
また「カー&ドライバー」のCMでは、BMWを「ベーエムベー」と発音している。
今の若い人にはあまりなじみがないかもしれないけど、昔はBMWをドイツ語読みで発音するのがふつうだったんだけどね。

エンディングはいつも決まったテーマソングだったのだが、これはクインシー・ジョーンズの「ヴェラス」という曲とのこと。
これは全然知らなかった・・・
てっきり番組オリジナルかと思っていた。

今回もネットでいろいろ調べてみたのだが、やはり「サンスイ・ベストリクエスト」「クロスオーバー・イレブン」に比べて情報がかなり少ない。
柏村武昭や津嘉山正種の名前は覚えていても、大橋俊夫アナやウィリアム・ジャクソンはそう簡単には出てこないと思われるし・・・
深夜3時というディープな時間帯番組ということもあるが、日替わり特集が特徴で、番組そのものの印象が薄いのかもしれない・・・などと思ったりしました。

ということで、「マイ・サウンド・グラフィティ」。
おそらく同じようにタイマー録音されていた方もおられることと思いますが、今も保存しているような番組があれば、ご紹介いただきたいです。
あと、この番組はいつ終わったのか、ご存じでしたら教えて下さい。

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