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聴いてない 第130回 ブライアン・アダムス

カナダのもんたよしのり(古い)、ブライアン・アダムス。
80年代に洋楽に夢中になっていたはずなので当然聴いてるもんだとさっきまで思っていたが、よく考えるとそうでもないことに気づいた。

ブライアン・アダムス、聴いてない度は4。
オリジナルアルバムで聴いているのは「Reckless」だけである。
あとはベスト盤「So Far So Good」を持っている。

初めて聴いた曲はたぶん84年の「Run To You」である。
続いて「Heaven」「One Night Love Affair」「Summer Of '69」「Somebody」「It's Only Love」などのヒット曲をエアチェックにより次々と捕獲し、結構気に入ってアルバム「Reckless」を借りた。
この時はCDではなくLPである。
今でもこのアルバムはたまに聴くことがある。(テープですけど)
翌85年には「Christmas Time」をエアチェックしたが、テープが足りず途中で切れてしまった。

ところが87年に出た「Into The Fire」というアルバムからは、1曲もエアチェックすることができなかった。
当時も日本でのブライアン人気はそれほど悪くなかったはずだが、どうやらアルバムごとの評価はかなり違うようで、思ったより浮き沈みは激しいらしい。

その後は「Thought I'd Died And Gone To Heaven」「Everything I Do, I Do For You」「Have You Ever Really Loved A Woman?」といった長いタイトルの曲ばかりをMTVで聴いた程度である。
スティングやロッド・スチュアートと歌った「All For Love」も結局未だに聴いていない。
なのでやはり「聴いてます」とはとても言えないアーチストなのだ。

ブライアンの魅力はいろいろだと思うが、わかりやすいストレートなサウンドと、個性的なハスキーボイスにあることは間違いないだろう。
「It's Only Love」なんかを聴いた時は、「こんな声で長持ちするのか?」と不安になったりもした。
若い頃からああいう声だったので、加齢による声の衰えはあまりないようである。
ちなみに「It's Only Love」はティナ・ターナーとのデュエットだが、当時ブライアンはまだ20代であり、雑誌では「母と息子のデュエット」などと書かれていたことを覚えている。

またブライアンはかなりファッションセンスがはっきりしており、基本は白いTシャツにジーンズにスニーカーという青春スタイルだ。
戦略としてのセンスでもあると思うが、スーツにネクタイやひらひらブラウスにラメのタイツという姿はあまり見たことがない。(当然か)
90年代までしか知らないが、年をとってもあまり格好に変化がなかったように思う。

ブライアン・アダムスをネットで調べるとよく出てくるのがプロデューサー名だ。
具体的にはジム・バランス、ボブ・クリアマウンテン、ジョン・マット・ランジ(ロバート・ラング)である。
ブライアン本人はかなり個性的な声の持ち主だが、プロデューサーによるところも大きいのだろうか、アルバムごとにかなり違ったサウンドとなっているようだ。

以前も書いた話だが、「Thought I'd Died And Gone To Heaven」「Everything I Do, I Do For You」などを収録したアルバム「Waking Up The Neighbours」はジョン・マット・ランジのプロデュースだが、ランジさんは同じ頃デフ・レパードのプロデュースもしており、同じようなサウンドに仕上がっているとのこと。
「Thought I'd Died And Gone To Heaven」は確かにブライアンのボーカルにデフ・レパードのコーラスをそのまま当てたような曲である。
嫌いじゃないけど路線としては「Reckless」の頃のほうがいいよなぁ。

さて唯一持っているアルバム、ベスト盤「So Far So Good」は実は本国カナダで買ったものである。
10年以上前になるが、社員旅行でカナダに行った際、バンクーバーの中古CD店で買ったのだ。
カナダに行ってまで中古ってとこが情けないですけど。
結局このベスト盤で満足してしまい、他のアルバムには手を出していない。
「So Far So Good」には「Reckless」から6曲も収録されてるので、ベスト盤で初めて聴いてみた曲なんて実はほとんどないのだが。

で、いちおうバンクーバーではタワー・レコードも行ってみたのだが、ブライアン・アダムスの扱いはとても地味だった。
地元のヒーローで専用のコーナーくらいあんのかと期待してたのだが、他のアーチスト同様にCDが数枚売られているだけだったので、かなりがっかりしたことを覚えている。(買わないくせに)
タワー・レコードだったからかなぁ?

というわけで、聴いてないシリーズ、まだこんな人も残っていましたブライアン・アダムス。
聴くとしたらデフレパ系の「Waking Up The Neighbours」か、初期の「Cuts Like a Knife」あたりがいいかなと思っていますが、問題作「Into the Fire」や「18 Til I Die」などの評価も知りたいと思いますので、聴きどころなど教えていただけたら幸いです。

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コメント

SYUNJIさん、こんばんは。
「聴いてない」に入りますか、ブライアン。
私は「Reckless」から聴き始めましたが、そもそも
洋楽はヒット曲しか聴いていなかったのに、
ミュージシャン単位で聴き始めた、つまりミュージシャン
そのものにひかれるようになったきっかけは、この人です。

早速本題からまいりましょう。
「Into The Fire」ですが、確かに人気がなく、収録曲が
ライブで取り上げられることもほとんどありません。
ですが、個人的には一番好きなアルバムです。若さ故の
力みがあり、そこがいいのです。人気がないのは、
「Reckless」のキャッチーさが乏しくファンの期待を
裏切ったからだと思いますが、硬派な「Heat Of The
Night」にタイトル曲、自由の意味を問う「Native Son」、
この人のバラードの一番のできだと思う「Home Again」
など、どう聴いても名曲名演ぞろいです。

次に、日本企画のライブ盤をはさんで(これも名盤)、
「Waking Up The Neighbours」ですが、全く受け付け
ませんでした。理由は、曲が、極端に若向けになった
ためだと思います。ここでブライアンから離れて
しまいました。「18 Til I Die」のタイトル曲は
今でもライブで大盛り上がり大会になるようですが。
ついていけません。

「Cuts Like A Knife」ですが、これはおすすめです。
「Reckless」よりキャッチーで、ある意味で曲のできは
上回っているかもしれません。

>>基本は白いTシャツにジーンズにスニーカー

私もまねしましたが、もちろんブライアンにはなれません。
ちなみに、来日コンサートの時、ステージ上からネクタイ姿の
サラリーマン客を見つけては、「ネクタイをはずせ(笑)」
といいます(笑)。

投稿: モンスリー | 2009.01.24 19:16

モンスリーさん、ご指導ありがとうございます。
ええ、実は大して聴いてないです、ブライアン・アダムス。

>ミュージシャン単位で聴き始めた、つまりミュージシャンそのものにひかれるようになったきっかけは、この人です。

え、そうだったんですか?
グレッグ・レイクじゃなかったんだ・・
いや、それはぷく先輩でした。(そうだっけ?)

>「Into The Fire」ですが、確かに人気がなく、収録曲がライブで取り上げられることもほとんどありません。
>ですが、個人的には一番好きなアルバムです。

なるほど・・深いファンはむしろ支持するような内容ですかね。
「Heat Of The Night」だけがベスト盤にありますが、どんな曲だったかあまり覚えてません・・

>「Waking Up The Neighbours」ですが、全く受け付けませんでした。
>理由は、曲が、極端に若向けになったためだと思います。

うーん、そうですか。
なんとなくこっちのデフレパ系アルバムのほうが自分には合うかもと思ってましたが・・

>「Cuts Like A Knife」ですが、これはおすすめです。
>「Reckless」よりキャッチーで、ある意味で曲のできは上回っているかもしれません。

タイトル曲はわりと好きですね。
「Reckless」よりキャッチーってのが期待できますね。
ご指導を参考に聴いてみようと思います。

投稿: SYUNJI | 2009.01.24 23:00

おおっ、ブライアン・アダムス!
SYUNJI兄さん、いよいよ来ましたね。
兄さんが聴いてない度が4だというのにまず驚きました。
実は私もエイティーズ好きーと言っているクセに、
この人はヒット曲をシングルで借りて満足するだけに留まり、
しかしながら「It's Only Love」だけは46分テープの裏表に
繰り返し入れて聴くほど愛聴しまくりだったと…。
好きなんですよ。ホント、この人の声を好きという女子、
かなり多かったんです。だけどアルバムとして借りた記憶が
ないのです。
「Reckless」は数ヶ月前に某オフ店で手にとり、レジへ
向かう直前までの気持ちになったくせに結局やめて、
今に至るワケですが、やっぱり聴いてみたいなぁ。
私もモンスリーさんのを参考にしてみたいと思います。

投稿: | 2009.01.24 23:28

SYUNJIさん、こんにちは。

ブライアン・アダムス、嫌いではなかったものの、後追いを含め、洋楽を熱心に聴いていた80年代のアルバムで止まっています。
熱心に聴いていたわけじゃないのであれですが、聴いたアルバムの中では『RECKLESS』の方が耳タコ状態の曲ばかりですが、『INTO THE FIRE』が好きかも知れません。「Heat Of The Night」がたまらなく好きなので。他にもわりと好きな曲多いです。
今聴いても、個人的にはこちらのブライアンの方がカッコ良いと思います。

昔書いた記事があったのでTBさせてもらいます。

投稿: Junk | 2009.01.25 12:21

祥お嬢、コメント感謝です。

>兄さんが聴いてない度が4だというのにまず驚きました。

いえ、そんな・・
ワム!だって聴いてない度は3ですし。(関係ない)
でもお嬢が「Reckless」を聴いてなかったのも意外ですね。

>しかしながら「It's Only Love」だけは46分テープの裏表に
>繰り返し入れて聴くほど愛聴しまくりだったと…。

いい話ですねえ。(涙目)
46分テープってとこが泣けますね。
まあこの曲が一番ブライアンの声がカッコイイですよね。
「It's Only Love」はエアチェックでも録音できたのですが、この時の音はライブでした。
ティナ・ターナーのステージにブライアンがゲストのような感じで登場する模様が音声でもよくわかる内容でした。

Junkさん、コメント&TB感謝です。

>『RECKLESS』の方が耳タコ状態の曲ばかりですが、『INTO THE FIRE』が好きかも知れません。

おっと、そうですか。
これはモンスリーさんと同じご意見ですね。
日本では全然人気がなかったと言われてますが、聴いてる方はちゃんと評価してるアルバムなのかな?

TBの記事で書かれていた「Jealousy」は聴いたことがないですね。
うーん・・そう考えるとブライアン・アダムス、やはり全然ちゃんと聴いてないよなあ・・
「Into The Fire」は40代として聴いておかないといけないような気がしてきました。(弱気)
ちょっと今後の身の振り方を考えます・・

投稿: SYUNJI | 2009.01.25 21:35

ブライアン・アダムス~っ!!
昔、FM STATION誌で、「好きなアーティスト3人挙げて、その理由も書いてね」的な投票がありました。
ハガキを出してみたら、私のブライアンに対する一言コメントが掲載されました。
もちろん1位はボウイにしたのですが、3番目に書いたブライアンのコメントが載っちゃったんですよね~。

大好きだったのに、今じゃ全く追いかけてない……。
「うわっ、年取った」と思うのがコワくて。
あと、最後に買った98年の「On A Day Like Today」が妙に暗くて、がっかりしちゃったというのもあるかなぁ。

>雑誌では「母と息子のデュエット」などと書かれていたことを覚えている。

きゃはは。そうでしたか。
ブライアンって「若さの象徴」って感じに見えてました……
だから、他のアーティスト以上に老ける姿を見たくないのかも。
とはいえ、「死ぬ迄18歳」とか言われても、それはそれで抵抗もあるんですが。
ちなみに、私が一番好きなアルバムは……「Reckless」と迷いに迷って「Cuts Like A Knife」でしょうか。
でも、デフ・レパードも好きなんで「Waking Up The Neighbours」も好きです……って、こういう言い方すると、どちらのファンからも嫌がられますね(^^;)。ごめんなさい。

投稿: YAGI節 | 2009.01.25 23:35

YAGI節さん、コメントありがとうございます。

>もちろん1位はボウイにしたのですが、3番目に書いたブライアンのコメントが載っちゃったんですよね~。

すごいですね!
FROCKLでもボウイ&ブライアンのYAGI節さんで有名でしたが、そんな実績もお持ちだったんですね。

>大好きだったのに、今じゃ全く追いかけてない……。
>「うわっ、年取った」と思うのがコワくて。

あれっ、そうなんですか?
まあ若さがウリの人だから、老けた姿を見たくないのもわかる気もしますが・・

>でも、デフ・レパードも好きなんで「Waking Up The Neighbours」も好きです……

これはやはりそういうもんですかね?
デフ・レパードのファンから「Waking Up The Neighbours」がどう評価されてるのか興味があったんですが・・
やはりこちらも聴いてみないといけないですね。

投稿: SYUNJI | 2009.01.31 00:02

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受信: 2009.01.25 12:27

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