聴いてない 第128回 クロスビー、スティルス&ナッシュ
BLOGを始めて5年になりました。
とある先輩筋の方(バレバレ)が、長きに渡って続けてこられたBLOGを終了するとの宣言。
あたしの音楽鑑賞人生に多大な影響と施しと焼きそばの喜びを与えた方と言っても過言ではありません。
終了は大変残念ですが、先輩のお考えあっての決断でしょう。
あたしもあのBLOGのファンの方々と同様、延々閉店セールをやっていたはずがまたふつうにシレっと営業している紳士服販売店のように、いつの日か何事もなかったかのように再開し風変わりな選手権でコメントを集めたり投げっぱなしトラックバックをよこしてくることを願ってやみません。
さてあたしもネタに窮する貧窮問答不況ブロガーですが、まだまだ聴いてないアーチストはたくさんあります。
久々に大物バンドの登場ですが、聴いてなさぶりがぶっちゃけガチでハンパない(←おっさんムリすんなよ)「クロスビー、スティルス&ナッシュ」。
全然聴いてません。
これにニール・ヤングが加わった「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング」という時期もあることはもちろん知っていますが、どっちにしろ聴いてないので、タイトルとしては「クロスビー、スティルス&ナッシュ」としました。
表記が長いんで文中はCS&Nとします。
聴いている曲は非常に薄く、わずかに2曲。
「サザン・クロス」「ウォー・ゲームス」である。
しかもどちらも80年代の曲なので、彼らの代表曲でもなんでもないだろう。
「ウォー・ゲームス」は同名タイトルの映画の主題歌でもある。
当然映画は観ていない。
ELPやABWHやロギンス&メッシーナや品川庄司やおぎやはぎのようにメンバー名がバンド名なので、自動的にメンバー全員を覚えられる便利なグループなのだが、顔や音楽性まではわからない。
フルネームまではあやふやだが、デビッド・クロスビー、スティーブン・スティルス、グレアム・ナッシュである。
鉄板な常識だと思うが、クロスビーはバーズ、スティルス(とヤング)はバッファロー・スプリングフィールド、ナッシュはホリーズ出身である。
でも結局全部聴いてないので、メンバーの雰囲気すらわからない。
中学生の頃はクロスビーさんはビング・クロスビーのことだと思っていた。(愚かだ・・)
ナッシュはグラハムだと思っていたが、ネットではグレアムという表記も多いようだ。
「やっさん」ことグラハム・ボネットは同じスペルだが、「グレアム・ボネット」とはまず書かないよね?
69年結成だが、バンドとしての結束はかなりゆるやかで、ずうっと活動を間断なく続けてきたわけではないらしい。
実際アルバムも各年代ごとに3~4枚程度で、ニール・ヤングの在籍期間は1年程度だそうだ。
リーダーが誰なのかよく知らないが、バンドというよりセッション・ユニットみたいなノリだったのだろうか。
スティーブン・スティルスはニール・ヤングの参加を最初に提案した人だそうだが、実はバッファローの頃から衝突も多く、実際それほど仲良し集団でもなかったとのこと。
勝手な想像ですが、みんなクセのある職人集団といった感じだったんじゃないですかね。
聴いてる2曲はいずれも悪くはないけどそんなに好きでもない・・・という微妙な位置づけだ。
80年代のCS&Nなんてあまり評価が高かったとは思えませんが。
「サザン・クロス」はゆったりしたリズムのほのぼのソングであり、一方「ウォー・ゲームス」はややアップテンポで映画の内容を意識したと思われるサスペンス風サウンドである。
ただボーカルがわりと高めの声でコーラスワークも目立つので、力強さはそれほど感じない。
感覚的にはややミスマッチな曲である。
収録されているのは「Allies」というアルバムだが、意外に入手は困難で貴重な盤とされているらしい。
彼らをネットで調べてみると、「美しいコーラス」「アコースティックなロック」「ハーモニー」といった言葉がよく出てくる。
自分はどうやら音楽に調和を求める傾向があるようなので、このハーモニーあたりにわずかに期待しているところではある。
もしニール・ヤングがボーカルをとってる曲があるなら、たぶん自分には合わないはずなので、聴くとしたらやはり3人時代の中から、ということになると思う。
というわけで、CS&N。
あえて3人時代の中から選ぶとしたら、どのアルバムがよいのか教えていただければと思います。
ニール・ヤングのファンの方には申し訳ありませんが・・・
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コメント
大きな時代の終焉を迎え、雪崩式に大物ブロガーの撤退が相次ぐのではないかという不安感に苛まれ、暮れの忙しさと相まって、暴飲暴食に走りつつあるルドルフと申します。体がぷく化するのがこわい・・・
そのぷく師匠、私、SYUNJIさんの3人が並ぶと洋楽ブログ界のCS&Nではないか(風貌が...)
・・・などとアホなことが頭をよぎりました。
そんだけっす。
SYUNJIさんは大丈夫でしょうねぇ?
投稿: ルドルフ | 2008.12.20 18:12
こんばんは、JTです。
CS&Nといえば、ファーストの「CS&N」ですかね。とはえいベスト盤でしか聞いたことがないので、全曲知っている訳ではないですが(苦笑)。
一曲目の「青い眼のジュディ」の最後のコーラス部分なんか一緒に口ずさみたくなりますよ。
>いつの日か何事もなかったかのように再開し
Pさんなら、やりそう(笑)。
投稿: JT | 2008.12.20 21:31
ルドルフさん、コメント感謝です。
>大きな時代の終焉を迎え、雪崩式に大物ブロガーの撤退が相次ぐのではないかという不安感に苛まれ
まあ世界一儲かっていた自動車会社が今年いきなり通年赤字だそうですから・・
BLOGがパソ通とかポケベルのように「あーそうそう、あったよなあそういうの」となる日も遠くない気が・・
>そのぷく師匠、私、SYUNJIさんの3人が並ぶと洋楽ブログ界のCS&Nではないか(風貌が...)
いや、どっちかっつうとあたしらは安田大サーカスに近いのでは・・(誰が誰とは言わないが)
JTさん、コメントありがとうございます。
>一曲目の「青い眼のジュディ」の最後のコーラス部分なんか一緒に口ずさみたくなりますよ。
この曲、You Tubeでちょっと聴いてみました。
結構楽しそうな曲ですね。
感覚的にはイーグルスに近いものを感じます。
>Pさんなら、やりそう(笑)。
突然「フェイント選手権!!」とか・・
投稿: SYUNJI | 2008.12.20 22:16
ルドフィーのコメントに怒りを抑えているぷくちゃんといいます。
「体がぷく化するのがこわい・・・」
きぃー!10kg痩せたのに!
>延々閉店セールをやっていたはずがまたふつうにシレっと営業している紳士服販売店のように
きぃー!見透かされている!
>いや、どっちかっつうとあたしらは安田大サーカスに近いのでは・
きぃー!クロちゃんです!今まで本当にありがとうございました。でもコメントはしますよ。(←迷惑もの)
投稿: ぷくちゃん | 2008.12.21 06:05
SYUNJIさん、こんにちは。
実は妻が70年前後のヤングファンです。
私は、CSN&Yの「デジャ・ビュ」と「4ウェイ
ストリート」を持っています。さらに、バッファロー
も持っています。
が、「デジャ・ビュ」以外はあまり聴いていません。
CS&Nですが、JTさんがおっしゃっている「組曲:
蒼い目のジュディ」は名曲です。
実は、これを聴きたさに、ライブの1曲目に収録
されている「4ウェイ・・・・」を購入したのですが、なんと、
ちらっと収録されているだけで愕然としました(怒)。
ならば、CS&Nを買えばいいじゃないかと思うのです
が、なんせ他の手持ちの関連作品を聞き込んでいない
ので、さらに手を出すわけにも行きません。
>>グレアム・ナッシュ
やっぱり「グレアム」を表記すべきなんでしょうねえ。
私は「グラハム」から直りません(^^;)。
投稿: モンスリー | 2008.12.21 09:48
ぷく先輩、新しいBLOGスタートおめでとうございます。今度はウルトラ物に限定したBLOGだそうですね。(強行採決)
>きぃー!10kg痩せたのに!
先輩にお会いしてから5ヶ月ほど経過してますが、もしかしてあの時から10kg減量ですか?
どんなダイエット方法??
>でもコメントはしますよ。(←迷惑もの)
それは大歓迎です。
で、CS&Nについてのコメントがないんですけど・・
モンスリーさん、コメント感謝です。
「デジャ・ヴ」は4人の時代のアルバムですね。
ネットで調べるとこれを最も評価する意見がたくさん見つかりました。
あんましニール・ヤングを遠ざけなくてもいいのかなぁ・・(混濁)
>やっぱり「グレアム」を表記すべきなんでしょうねえ。
発音に忠実に書くとグレアムらしいですが、どこの国の人かにもよるらしいですね。
また日本のマスコミや出版社が表記を決めてしまうと、結局それが定着するみたいです。
レーサーでグラハム・ヒルという人がいましたが、グレアム・ヒルとはあまり書かないです。
レスラーでもビリー・グラハムって人がいましたが、ビリー・グレアムとは言わないですね。
あーむずかしい・・
投稿: SYUNJI | 2008.12.21 10:40