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見ていない 第21回 探偵物語

みなさんは松田優作と言われたらどの作品が思い浮かぶでしょうか?
自分の場合、テレビドラマであれば「太陽にほえろ!」「大都会PARTII」、映画なら「ブラック・レイン」「家族ゲーム」なのですが、なぜか全く見ていないのがドラマ「探偵物語」。
当然松田優作が主演なので、今でも代表作として認識されていることは間違いなさそうだ。
今回こそ全国から「絶対見たほうがいい」という指導がきっとあるだろうなと思うのですが・・・
いつものことながら後ろめたさ全開なエントリ。
なお同名で松田優作と薬師丸ひろ子主演の映画もあるが、これも当然観てません。
内容はもちろんテレビドラマとは全く別の作品だそうです。

「探偵物語」は1979年から80年にかけて日本テレビ系列で放送されたテレビドラマである。
関東では火曜の午後9時からの放送だが、当時自分はいったい何を見ていたのか全く記憶がない。
この時「太陽にほえろ!」ではジーパンはすでに死んでいたし、「大都会」は終わっていたはずだ。

今でも工藤探偵に扮する松田優作の姿がCMに使われたりしているし、モンキッキー(元おさる)などマネする芸人もいるので、業界でも人気や評価は高いようだ。
見ていない自分でも、ソフト帽にサングラスでベスパにまたがる姿は記憶に残っている。
テーマソングは聴いたことがあるが、この曲はズバリ「Bad City」というタイトルで、歌っているのはSHOGUNというバンドだそうだ。

レギュラー共演者としては竹田かほり・倍賞美津子・成田三樹夫、一話限りの共演では風間杜夫・水谷豊・古尾谷雅人・原田美枝子・熊谷美由紀・ハナ肇など。
竹田かほり・・・懐かしい・・・そういや卒業文集の寄せ書きに「竹田かほり最高」って書いたヤツがいたっけ・・・
この人は今どうしているのでしょうか?
成田三樹夫や古尾谷雅人やハナ肇など、松田優作とともにすでに故人となった役者もかなりいるようだ。
あらためて数えて愕然とするが、もう30年近くも前の番組なんですね。(見ていなかったくせに)

自分は特に松田優作のファンだったわけではないが、印象に残る役者だったことは確かである。
「太陽にほえろ!」の名セリフ「なんじゃあこりゃあ!」はリアルタイムで見たし、「大都会PARTII」での徳吉刑事のキャラも好きだった。
ちなみに「太陽にほえろ!」でジーパンの母親を演じていたのは菅井きんである。

遺作となった映画「ブラック・レイン」はテレビで見たが、迫真の演技は主演の高倉健やマイケル・ダグラスを完全に食っていた。
まあこの映画は内田裕也やガッツ石松や島木譲二といった変わった役者?がたくさん登場したこともあってか、健さんの印象もややインパクトに欠けてしまったような気もしたが・・・

「家族ゲーム」はけっこう記憶には残っているが、不条理でシュールで意味不明だったので、おもしろいとは思わなかった。
松田優作のとぼけたわりに殺気だった振る舞いが恐ろしく思えたことを覚えている。
宮川一朗太は元気なのだろうか。

「探偵物語」のストーリーを知らないので、評価が高い理由もよくわからないのだが、工藤探偵のファッションセンスの良さはやはりあるんじゃないかと思う。
もちろん制作サイドの演出が良いということなんだが、松田優作という当時としては手足の長い見映えのする役者が演じたことも大きいだろう。
今CMで見ても古くささを感じないのはすごいと思う。
たとえば今後リメイクでキムタクや速水もこみちがどんなにカッコよく演じても、オリジナルを超えることは不可能なのではないだろうか。
故人がゆえに絶対視されがちなのかもしれないが、松田優作とはそういう扱いを受けるにふさわしい俳優である。

そんなわけで全然見ていない「探偵物語」。
たぶんDVDで見ることは可能なのでしょうけど、できれば鑑賞の前にみなさまの印象に残る工藤探偵を教えていただきたいと思います。

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コメント

毎回欠かさずという訳ではなかったのですが、結構見てました。

それまで、ハードボイルド路線だった松田優作がコミカルな演技をしていたので、最初は少し戸惑いましたが、慣れてくると絶妙にバランスが取れており、いい作品だと思います。

家族と一緒に見ていたので、事務所に出入りする2人のお色気ムンムン度合いには、ちょっとドギマギしていました。

あの当時、日本で街にベスパが増えたのは、この番組の影響であるのは間違いありません。

永瀬正敏主演の「私立探偵 濱マイク」は、「探偵物語」からコミカルな部分を抜いてハードボイルドさを更に高めた感じの作品ですね。たぶん、永瀬正敏は松田優作を愛して病まないんだと思います。

映画「家族ゲーム」は、この「探偵物語」のコミカルな演技があったからこそ、松田優作が主演に選ばれたのだと思います。

投稿: getsmart0086 | 2008.05.25 07:12

getsmart0086さん、コメント感謝です。

>それまで、ハードボイルド路線だった松田優作がコミカルな演技をしていたので、最初は少し戸惑いましたが、慣れてくると絶妙にバランスが取れており、いい作品だと思います。

なるほど・・
ネットで得た情報によれば、松田優作は「大都会」から時々コミカルな演技も混じるようになっていったようです。
自分も子供心にジーパンから徳吉刑事になって「演技の幅が広がった・・」などとマセた感想を覚えていました。

>あの当時、日本で街にベスパが増えたのは、この番組の影響であるのは間違いありません。

あーそう言われるとなんとなく納得します。
この番組が終わった翌年頃、原付免許をとったのですが、友人の間でもベスパは人気でした。
実際高校生でベスパ買えるようなヤツはいませんでしたが・・(雑誌見て喜ぶだけ)
夢のない話ですが、今工藤探偵の格好でベスパに乗るとヘルメットないから道交法違反ですね・・

投稿: SYUNJI | 2008.05.25 09:50

私見てましたよ~

探偵物語好きでしたね~
ほかの人とはちょっとポイントが違うかもしれないけど、
どこかアングラな匂いがするところが私のツボでしたね。

見た目はコワモテの成田三樹夫のコミカルな演技、
その相棒の刑事との掛け合いも絶妙でしたね。
いれずみ男・・・は誰が演じてたか知らないけど、これまたいい味出していました。
何話目か忘れたけど、あまりにセクシーすぎる中島ゆたかという女優を知ったのもこの番組。

ほかにも、思い出深い役者さんがいっぱい出てたけど、これら脇役も含めた全体から醸し出される雰囲気が最高でした。
DVD-BOX欲しい・・・

投稿: ルドっち | 2008.05.27 00:09

ルドっちさん、コメント感謝です。
ピーちゃん調子どうですか?

>どこかアングラな匂いがするところが私のツボでしたね。

はぁーそういう評価もあるんですか。
なんか深いドラマですね。
確かに松田優作って派手に見えてけっこうアングラな雰囲気も出せる俳優ですね。

>あまりにセクシーすぎる中島ゆたかという女優を知ったのもこの番組。

そんなイイ番組だったのか・・
DVD-BOXはぷく先輩が持ってます。(決めつけ)

投稿: SYUNJI | 2008.05.28 23:49

クドカンのDVD以外はドラマのDVDを持っていないぷくちゃんといいます。

松田勇作は何かを狙っているような演技が駄目でした。同じような理由で永瀬なんとかもダメです。(←苦手という意味)

確かにベスパはこの番組がきっかけでしたよね。あと自転車にエンジンがついたような乗り物、らったったー、と外人が掛け声した、あの外人、有名人だったと思うのですが誰だったのでしょう?(←夜中にトイレに起きて寝ぼけ気味)

投稿: ぷくちゃん | 2008.05.29 04:04

先輩、クドカン好きだったんですか・・
あたしは松尾スズキの本はわりと好きです。(あまり関係ない)

>同じような理由で永瀬なんとかもダメです。(←苦手という意味)

この例えはあたしにはちょっとわかりません・・
永瀬正敏と松田優作に共通するものがあるんでしょうか・・

>あと自転車にエンジンがついたような乗り物、らったったー、と外人が掛け声した、あの外人

先輩の疑問、調べました。
商品名はホンダの「ロードパル」、CMでらったった~と言っていたのはソフィア・ローレン。
このかけ声?があまりにも有名になったため、「ラッタッタ」が商品名だと思っている人も多いらしいです。

投稿: SYUNJI | 2008.05.30 23:34

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