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聴いてない 第119回 クワイエット・ライオット

オジー・オズボーンを調べていて思い出したクワイエット・ライオット。
オジーが在籍していたわけではなく、創設者ランディ・ローズがオジーのバンドに移って活躍したという話だが、いずれにしても聴いてません。
かつて聴いてないシリーズでライオットを採り上げたことがあるが、クワイエット・ライオットとは別のバンドである。
ライオットはその存在すら知らず、音楽ブロガーとしての自信を根底からゆるがすほどのショックだったのだが(大げさ)、よく考えたらライオットよりもクワイエット・ライオットのほうが聴いていないのだった。(今気がつきました)

クワイエット・ライオット、聴いてない度は2だ。
大ヒット曲「Cum On Feel The Noize」と、「Mama Weer All Crazee Now(クレイジー・ママ)」の2曲だけを聴いている。
ちなみにライオットはアルバムを1枚聴いているので、聴いてない度は4。
結局どっちも聴いてないんですけど。

比較的多くの人がそうだろうと思うが、「Cum On Feel The Noize」で彼らの存在を知ったクチである。
曲はスレイドのカバーだが、原曲よりケヴィン・ダブロウのヤケクソなボーカルのほうがずっといい。
イントロの「どんぱん・どぱん・どんぱん・どぱん」というベタなドラムから、扁桃腺が裂けそうなケヴィンの声から、ぐちょぐちょのギターまで、メタルとポップスのいいところばっかを調達したような名曲である。
この曲のおかげでアルバム「Metal Health」は全米1位を獲得している。
ビルボードでメタルバンドが1位を獲得したのは彼らが初めてだそうだ。

「Metal Health」の副題は「ランディ・ローズに捧ぐ」である。
元メンバーのランディが飛行機事故で亡くなったのをきっかけに、バンド名を復活させたとのこと。
それまでは「ダブロウ」というバンド名だったらしい。
アルバムは姉が貸しレコード屋で借りてきていたのだが、「後で聴けばいいや」と思ってるうちに姉は録音したテープも消してしまっていた。
あまり気に入らなかったらしい。
自分もそれほど思い入れはなく、「Cum On Feel The Noize」はFMでエアチェックできたので、結局それっきりになってしまったのである。

80年代のあるライブイベントで、クワイエット・ライオットが登場したのをテレビで見たことがある。
ケヴィン・ダブロウは頭頂部の薄いブルーザー・ブロディみたいなヘアスタイルで、例の甲高いヤケクソダミ声で絶叫していた。

彼らもハードロック・バンドの血の掟である離合集散をやたら経験しているようだ。
ウィキペディアで彼らの経緯読んで笑ってしまいましたよ。
全米1位のあとのアルバム売り上げが前作に及ばなかったため、メンバー間の関係に摩擦が生じ、脱退や解雇という香しきグッジョブ状態に発展。
このあとメンバーに自殺者が出たり逮捕者が出たりでバンドはいったん崩壊したものの、90年代には再び集まり始めて再結成というパープルナイズドスイミングな展開がくりひろげられたが、やはり全米1位をとるほどの勢いはもうなかった。
が、新日本プロレス的展開はこれで終わらず2003年に正式に解散、2005年再結成。
何やってんだか・・
「トレイシー・ガンズが加入したが、2週間後には音楽性の違いから脱退してしまう」なんて書いてある。
2週間・・・それだと「加入」とは言わないのでは・・・
合宿免許だってもう少しかかるよなぁ。

で、これは別のサイトで知ったのだが、ケヴィン・ダブロウは2007年11月に亡くなったそうだ。
全然知りませんでした。
ファンでもなんでもないが、このヒトの声はけっこう好きだったので、やはり残念という感情はわきました。
これをきっかけにちゃんと聴いてみようかと思い始めています。

てなわけでクワイエット・ライオット。
全米1位なんて偉業達成がかえってコアなメタルファンから嫌われとるんじゃなかろうかと若干心配。
プログレファンの前でエイジアの話をするのは気が引けるのと似たような感覚ですが、実際のところクワイエット・ライオットの評価はどうなんでしょうか?
聴くとしたらやはり「Metal Health」からになると思いますが、他のアルバムでおすすめがあれば教えていただきたいと思います。

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コメント

SYUNJIさん、こんばんは。
やっと何とかブログに復帰しました。また宜しくお願いいたします。

さて、クワイエット・ライオット・・・全く聴いていません。アルバムをレンタルして聴いた記憶もあるようなないような感じなのですが・・・昔のエアチェック・テープにも、彼らの曲が1曲しか残っていない状態です。

>「Cum On Feel The Noize」で彼らの存在を知ったクチである。曲はスレイドのカバーだが、原曲よりケヴィン・ダブロウのヤケクソなボーカルのほうがずっといい。

うぅ、すみません・・私、出会いはクワイエット・ライオットでしたが、スレイドにハマってからは圧倒的にスレイドのヴァージョンが好きです。
この曲、オアシスのカバーヴァージョン共々、今でも本当よく聴く曲であります。

クワイエット・ライオットに関して語れず、すみません。(汗)

投稿: Junk | 2008.04.05 18:32

Junkさん、コメント感謝です。
復帰おめでとうございます。

>スレイドにハマってからは圧倒的にスレイドのヴァージョンが好きです。

おっと、そうですか。
スレイドはこの曲しか知りませんが、やはりあたしはケヴィンの金属な声が好きですね。
ところでオアシスもこれをカバーしていたんですね。
これもシングルでしか聞けないようですが、どうもオアシスのアルバム作製にはいまひとつ不満が残るよなぁ。

投稿: SYUNJI | 2008.04.06 00:17

SYUNJIさん、こんばんは。
「ライオット」には驚きましたが、今度こそ
「クワイエット・ライオット」ですね。
とはいえ、私も「Cum On Feel The Noise」
しか知りません。(^^;)。

この曲はとてもかっこよかったと思いますが、
なんせメタル系はダメですので、FMかMTV
で一度聞いてそれっきりでした。しかしサビ
を覚えていますので、やはり強烈なフレーズ
だったのでしょう。

>>曲はスレイドのカバーだが
そうそう、スレイドなんですよね。しかし
スレイドも名前しか知りませんし、もち
ろん原曲も聴いたことがありません。

この曲、ひょっとすると他のミュージシャン
もカバーしているのでしょうか。何かのフェス
もので演奏しているのを聞いたことがあるような
気がしますし、ライブで白井貴子が歌っている
のも聞いたことがあるような気がします。

投稿: モンスリー | 2008.04.06 21:30

モンスリーさん、こんばんは。
今度こそクワイエット・ライオットです。
あれから4年も経ってしまいましたが、結局ライオットも聴いてません。

>この曲はとてもかっこよかったと思いますが、なんせメタル系はダメですので、FMかMTVで一度聞いてそれっきりでした。

全く同じですね。
原曲を聴いたのはかなり後になってですが、それも「懐かしのヒット曲集」のようなCDで聴いたので、スレイドもそれっきりです。

ネットで曲名を検索すると、白井貴子やラフィンノーズの名前も出てきますので、彼らが歌ったことがあるのかもしれません。

投稿: SYUNJI | 2008.04.06 22:20

お世話になります。

>ケヴィン・ダブロウは2007年11月に亡くなったそうだ。

どひゃ=!そうだったんですか。全然知りませんでした。ご冥福を祈ります。

クワイエット・ライオット、「カモン・フィール・ザ・ノイズ」の入ったデビュー盤しか聴いてませんが、当時この曲がわたしの心の入場テーマ曲でした。当時中坊。ダブロウのヴォーカルというよりカルロス・カヴァーゾのギターソロに惚れ込んでました。

>コアなメタルファンから嫌われとるんじゃなかろうか

というより忘れられとると思いますので大丈夫です!

投稿: カナ | 2008.04.12 01:44

カナさん毎度です。
ケヴィン・ダブロウ、死因は薬物の過剰摂取という話ですが・・
あの歌い方だと晩年おそらく声帯も相当ダメージを受けていたのではないかと思われます。
勝手な想像ですけど。

>ダブロウのヴォーカルというよりカルロス・カヴァーゾのギターソロに惚れ込んでました。

自分も2曲しか知りませんけど、ギターもいいですよね。
ギタリストの名前を初めて知りましたが・・

>というより忘れられとると思いますので大丈夫です!

うーん・・そう言われるとなんだか気の毒なクワイエット・ライオット。
全米1位の偉業以外にはあまりメタルファンの間で話題にのぼることもなかったんですかね。

投稿: SYUNJI | 2008.04.12 08:33

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