« 聴いてない 第111回 アイアン・メイデン | トップページ | 聴いてない 第112回 バーズ »

見ていない 第18回 ウルトラQ

かつて昭和の少年を熱狂させたウルトラシリーズのうち、実は見ていないのが「ウルトラQ」である。
あれだけぷく先輩モンスリー師匠とウルトラ談義に熱中し、ぷく先輩のBLOGに冠番組まで持っていた自分だが、そのウルトラシリーズの最初の作品である「ウルトラQ」を実はほとんど見ていないのだった。(失格)

ウルトラQは1966年放送開始であり、当時自分はまだ物心もついていない状態だったため、当然記憶はない。
もちろんこの後のウルトラマンやセブンも同じで、初回放送時の記憶があるのは「帰ってきたウルトラマン」からである。
ウルトラマンやセブンは何度も再放送を見ているが、ウルトラQについては再放送すらほとんど記憶に残っていないのだ。

ウルトラQで記憶に残っているのがたった一話だけある。
80年代前半頃にウルトラマニアな友人の家でビデオを見たのである。
「地底超特急西へ」という話で、M1号という巨大なサルが出てくるのだが、最後のM1号のセリフが「私はカモメ、私はカモメ」だった。
これは女性初の宇宙飛行士テレシコワのセリフをそのまま使ったものらしい。
しかしながら自分が覚えているのはこのセリフだけで、どういうストーリーだったのかは全く覚えていない。
(一話じゃないじゃん・・)

ウルトラQも関東では何度か再放送していたと思うが、子供の頃から実はあまり興味がわかなかった。
理由は以下のとおり。
・ウルトラマンのように怪獣と(大きさ的に)互角に戦う絶対的なヒーローが不在。
・加えて科特隊やウルトラ警備隊のような高度な防衛集団が不在。
・映像がモノクロで安っぽく感じる。

おそらくどこかで再放送をながめる機会はあったのだと思う。
その過程で「なんだかあんましおもしろくない・・」と、子供ながら判断したのだろう。
ウルトラマンやセブンと比べるとSFの香りが希薄な気がして、見劣りする感じなのである。
この時の感覚が今も自分を支配していると言える。
それでもウルトラシリーズなので、登場した怪獣は放送を見ていなくても雑誌や本などでかなり把握した。

ケムール人やラゴンなど一部の怪獣はその後のウルトラマンにも再度登場したので、制作側としてはシリーズを強調したかったのだろう。
よく知られた話だが、あの「どん・・・かーっ!!きゅううううううきいいいぃぃ」という非常に印象的なウルトラQのオープニング映像は、ウルトラマンでも使われていた。
ウルトラマンのオープニングは、ウルトラQのタイトルが固まったところで画面がばりっと裂けて赤い背景に「ウルトラマン」の文字が登場する、というものだ。
なぜウルトラQのオープニングから始まるのか、真相はよくわからないですけど。

ところで。
ウルトラQのテーマソングってあるんでしたっけ?
ウルトラマン以降のシリーズはテーマソングが必ずあったと思うが、ウルトラQにテーマソングがあるのかどうかは知らないのですが・・・
セブンのようにBGMの効果に凝ったりした回もあったりしたんでしょうか?
ちなみにあたしは「ダーク・ゾーン」でペガッサ星人とダンが対峙する場面と、「V3から来た男」でクラタがV3へ帰る時のキリヤマとのやりとりの場面のBGMが秀逸だと思います。

そんなわけで、ウルトラQ。
たぶん今ではDVDで全話見ることは可能だと思うが、全話見るほどの資本も時間も意欲もありません。
そこで「これだけは見ろ」という話があれば、ご指導くださいますようお願いします。

|

« 聴いてない 第111回 アイアン・メイデン | トップページ | 聴いてない 第112回 バーズ »

コメント

どうもお久しぶりです。

僕が小さい頃(90年代頭くらい)は、なぜか夏休みの朝に、TBSにて毎日「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」が再放送してまして、ある年は「ウルトラQ」でした。子ども心に白黒の映像、不気味なオープニング音楽や少し凝ったストーリーには惹かれるものがあって、ウルトラQは結構見た記憶があります。

特に印象に残ってるのは、カネゴンが出てくる話でしょうか?金が好きなフツーの子どもがカネゴンになってしまうという、トンデモなストーリーだった気がしますが、やりきれない気持ちになる箇所もあったり、なかなか面白かった気がします。

投稿: いたち野郎 | 2007.10.14 02:04

「SYUNJI Q」や「だいまつQ」という新しいシリーズを考えているぷくちゃんといいます。

さて「ウルトラQ」ですか。私は白黒映像というのもあり、すごく怖い感じがしています。大人向けというか・・・(←ウルトラシリーズが大人向け?)

特にケムール人は「Q」の方がベスト。あとマンモスフラワーの回も秀逸でした。

TSUTAYAなら140円ですし、さあすぐにDVDを借りに!

投稿: ぷくちゃん | 2007.10.14 09:04

SYUNJIさん、こんにちは。

「ウルトラQ」ですが、ほとんど見た記憶が残っていません。子供心に不可解で気持ちが悪かったという、そんな覚えがあるから熱心に見なかったのかも。

私も物語としては「カネゴン」しかはっきりとは覚えていないです。
今「ウルトラQ」見てみたいような、そうでないような複雑な心境です。

投稿: Junk | 2007.10.14 17:42

いたち野郎さん、コメント感謝です。

>特に印象に残ってるのは、カネゴンが出てくる話でしょうか?

これはたぶん雑誌で見た記憶ですが、確かカネを食うごとに胸のカウンターがちゃりんちゃりんと動くんじゃなかったでしたっけ?
友人の家にカネゴンの貯金箱がありましたが・・

ぷく先輩、コメント感謝です。

>特にケムール人は「Q」の方がベスト。

ウルトラマンでは確かメフィラス星人の連れで登場というチョイ役だったと思いますが。
Qではガラモンという悪役も、ウルトラマンでは等身大の友人ピグモン・・
やはり怪獣の予算があまりなかったんでしょうか。

Junkさん、コメント感謝です。

>子供心に不可解で気持ちが悪かったという、そんな覚えがあるから熱心に見なかったのかも。

自分にも似た感覚はありますね。
なんか恐ろしいというか気持ち悪いというか・・
モノクロがよけいにそう思わせるんでしょうか。
光線受けて怪獣が爆発したり、アイスラッガーで首飛んだりという爽快感?がないのが、子供心に不満だったのかもしれません。

投稿: SYUNJI | 2007.10.14 20:31

>ウルトラQのテーマソングってあるんでしたっけ?

歌は無かったと思います。インストの曲が確かタイトルバックに流れてました。ちょっと怖い感じの。兄が朝日ソノラマのソノシート(物語は「海底原人ラゴン」だったかな)を持っていたのでインストの曲は覚えています。

リアルタイムで兄と一緒に見ていたのですが、何せ小学校に上がる前だったので、記憶に残っている回はないですが、再放送で見た「あけてくれ!」は怪獣は登場しない、奇妙な話だった覚えがあります。

投稿: JT | 2007.10.15 01:12

SYUNJIさん、こんばんは。先々週はお疲れ様でした。
ウルトラQですが、子供の頃に再放送などでほぼ全部見ている
はずですが、詳細なストーリーや登場人物が思い出せません。

>>ウルトラマンのように怪獣と互角に戦う絶対的なヒーローが不在。
実は「ウルトラQ」の当初の企画では、アメリカの「アウターリミッツ」
(だったかな?)のような不思議な話を目指していたようです。
番組名も「アンバランスゾーン」でした(後にウルQとされて本放送へ)。
このため、怪獣の登場もあくまでも不思議の一環だったのですが、
怪獣ブームが始まっており、スポンサーなどから「怪獣中心にせよ」
と厳命がくだり、シリーズが怪獣寄りになりました。放送順も
大きく変更になり、第1話が「ゴメスとリトラ」という怪獣バトル
へ。このゴメスは、ゴジラの着ぐるみの改造だったと思います。

>>科特隊やウルトラ警備隊のような高度な防衛集団が不在。
製作サイドでも「怪獣を出したはいいが、どうやって退治するか」
「毎週怪獣をどうやってだせばよいか」に苦労していたようで、
その怪獣と戦うヒーローと言うことで、ウルトラマンや科特隊
の設定が生まれました。日本のコンテンツ業界の最大の発明かも
しれません。

以上のような経緯をたどっておりますので、ウルQの場合、
怪獣らしい怪獣が出ない話の方も非常におもしろいです。
私のおすすめは「8分の1計画」です。東京の人口が
増えすぎてエネルギー問題を解決するために、人間や町を8分の
1に縮小するというお話です。昭和40年に既にこういう問題が
提起されていたのが興味深いですし、主役のユリちゃん
(ウルトラマンではアキコ隊員)が8分の1にされてしまい
ます。この人(桜井浩子さん)、ウルQでは8分の1に、マンでは
怪獣サイズになって東京を破壊したりと、大変忙しいお方です。
「あけてくれ!」は現代人の我々には大変シュールな
話です。ちなみに、ぷくちゃんさんおすすめのケムール人も、人間誘拐
という、大変不気味な話です。ケムール人の正体もSFチックで
すよ。

投稿: モンスリー | 2007.10.15 21:35

JTさん、コメント感謝です。

>歌は無かったと思います。インストの曲が確かタイトルバックに流れてました。ちょっと怖い感じの。

あ、そうなんですか?
でもきっとウルトラQの歌があったら歌いつがれてるはずですよね。
ラゴンもウルトラマンにも登場した怪獣ですね。
ホシノくんがラゴンをおびき寄せるために「わーいわーい」と言って走っていたらガケから落ちてしまい、かえってピンチになるシーンがあったような・・

「あけてくれ!」という話は、初回放送時には放送されず、再放送で初めて放送されたという変な話だそうですが・・

モンスリー師匠、おばんです。
予告どおりウルトラQです。

>製作サイドでも「怪獣を出したはいいが、どうやって退治するか」「毎週怪獣をどうやってだせばよいか」に苦労していたようで、
>その怪獣と戦うヒーローと言うことで、ウルトラマンや科特隊の設定が生まれました。

ええーそうなんですか?
初めから怪獣と戦う正義の味方という設定があったわけじゃないのか・・
じゃあQってのはどういう意味なんだろう?

>主役のユリちゃん(ウルトラマンではアキコ隊員)が8分の1にされてしまいます。

あ、そういう話だったんですね・・
タイトルだけではどんな話なのか想像がつきませんでした。
あと確かにアキコ隊員、メフィラス星人のおかげで巨大化してビルをばんばん壊してたなぁ・・

>ちなみに、ぷくちゃんさんおすすめのケムール人も、人間誘拐という、大変不気味な話です。

なるほど・・あのぷく先輩が好む話ですから、相当不気味なんでしょうね・・
深い意味はありませんが・・

投稿: SYUNJI | 2007.10.15 23:25

SYUNJIさん、こんばんは。
>>初めから怪獣と戦う正義の味方という設定が
>>あったわけじゃないのか・・

蛇足になりますが、ウルトラマンの初期設定は、銀色の巨人
やヒーロー像ではなく、「怪獣と戦う、謎の正義の怪獣」という
設定でした。怪獣が暴れていると、どこからともなくやってくる
怪獣です。ラフ画を見ましたら、まるで大映の「ガッパ」の
ような感じでした。
タイトルは「Woo」や「ベムラー」に変遷し、最終的に「マン」
となったそうです。

「ウルトラQ」ですが、「Xファイル」や「リング」などが
はやる現代の方がマッチしているかもしれません。ただし、
2年ほど前に放送された新作「ウルQ~ダークファンタジー」
は今ひとつおもしろくなかったです。ついでにいいますと、
90年頃の劇場版ウルQも、シュール過ぎておすすめできません。

もう一つついでに、こんなん放送されています。
http://sevenx.jp/index.htm
第2話は、ほとんどウルQのような話で、セブンが出てくる意味が
ほとんどありませんでした。

投稿: モンスリー | 2007.10.18 21:53

モンスリーさん、情報感謝です。

>ウルトラマンの初期設定は、銀色の巨人やヒーロー像ではなく、「怪獣と戦う、謎の正義の怪獣」という
>設定でした。怪獣が暴れていると、どこからともなくやってくる怪獣です。

うーん・・そうだったんですか。
そのままの設定だと、「なぜいつもヤツは怪獣退治にやってくるのか」ということになっちゃいますね。
最初タイトルが「ベムラー」だったという話はどこかで聞いたことがあります。

関係ないですが「宇宙猿人ゴリ」という、悪役名がタイトルになってる番組はかなり違和感がありましたね。
スペクトルマンという正義の味方がいたはずなのに・・冠番組を持てない事情があったんだろうか・・

>90年頃の劇場版ウルQも、シュール過ぎておすすめできません。

そんなものもあったんですか。
我々中年としては、もうムリに新しいウルトラシリーズは作ってくれなくてもいいと思ってしまいます。
どうせオリジナルは超えられないのだし・・
再結成ツェッペリンも期待はしてません・・
(でもポリスは結構期待してる)

投稿: SYUNJI | 2007.10.19 23:19

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9509/16749652

この記事へのトラックバック一覧です: 見ていない 第18回 ウルトラQ:

« 聴いてない 第111回 アイアン・メイデン | トップページ | 聴いてない 第112回 バーズ »