見ていない 第17回 宇宙戦艦ヤマト
元祖SF超大作アニメ、「宇宙戦艦ヤマト」。
これだけ有名なアニメなのですっかり見ている気になっていましたが、それは単にあるシーンのワンカットを絵として見たり、雑誌でヤマトの記事を見たりしていただけでした。
全く見ていないと言って差し支えありません。
一話30分間を通しで見たことは一度もないし、もちろん映画も見ていません。
ただし。
さすがにヤマトなので、テレビを見ていなくても多少の情報は入ってきている。
古代進や森雪やデスラーといった登場人物から、イスカンダルやガミラス星や波動砲といった基礎用語は一応聞いたことはあるし、主題歌もとりあえずは歌えるというレベル。
見ていなくてもこのくらいのレベルにある人はけっこう多いのではないかと思われる。
最近は一部の民族団体が街宣車でなぜか軍歌でなくヤマトの歌を流していたりしますが・・・
テレビアニメとしての初回放送は1974年だそうだが、裏番組が「アルプスの少女ハイジ」だったため視聴率がとれず、打ち切りになったとのこと。
これだけでも驚きなのだが、もっと驚いたのは松本零士の漫画を原作として作られたアニメではない、ということ。
えっそうなの?
漫画も実は全然読んでいないのだが、今までずうっと漫画がアニメ化されたもんだと思っていました。
細かい真相はよくわからないのだが、ネットで大ざっぱに調べた範囲では、ヤマトはまずアニメが先に放送され、直後に松本零士による漫画が雑誌「冒険王」(懐かしい・・)に連載されたり、小説が出版されたりしたそうだ。
これは放送開始日より雑誌発売日が後だったというだけで、制作自体がどちらが先なのかはわからない。
で、漫画も実は松本先生のものだけでなく、ひおあきらや聖悠紀の「ヤマト」もあったそうだ。
いずれにしても全然知らない話である。
聖悠紀って「超人ロック」の人だよね。読んでませんけど。
さらに。
いちいち驚いてばっかで恐縮だが、ヤマトの著作者は誰なのか?という点について、アニメ作成プロデューサーと松本零士が争い、裁判にまでなったとのこと。
またヤマトのゲームソフトやパチンコ台(!)についても、著作権侵害で裁判沙汰になったという、何かと争いの目立つ作品になってしまっているらしい。
うーん・・・
名作として名高い宇宙戦艦ヤマト、実はこんなにモメ事があったんですね。
急速に興味がわいてきました。
そういや松本零士って、漫画のセリフをマッキーがパクったとかで騒ぎになってたなぁ・・・
その後あの問題はどうなったのだろうか。
松本零士と言えばやはり「銀河鉄道999」なのだろうが、これも当然見ていません。
こっちは漫画をほんの少しだけ読んだことがある。
松本零士の漫画では「男おいどん」という名作があるが、自分はこの路線を継承しつつSF展開もまぜた「大純情くん」という漫画が好きだった。
ちなみにこの漫画は少年マガジン連載である。
「銀河鉄道999」は、連載されてたのが少年キング。
残念ながらキングはジャンプやマガジンには人気において遠くおよばず、キングって名前だけでつい笑っちゃうくらい、当時の少年にとっては寒い存在だった。
中学生の頃、あえてキングを買って学校に持ってきて、「やっぱキングおもしれえよ」という手のこんだギャグをやるヤツが本当にいたくらいだった。
キングに連載されてた漫画って「999」以外にあまり思い浮かばないもんなぁ。
版元が少年画報社ってこと、どれくらいの人が知ってるんだろうか。
あ、キングと言えば「ワイルド7」ってのがあったけど、望月三起也の絵があまりなじめず、これもほとんど読んでいない。
「ワイルド7」は7人の男たちが主人公だが、飛葉と両国とオヤブンとヘボピーと八百と・・・あーあと2人わからないし。
ヘボピーとオヤブンと両国が相次いで死んだあたりは衝撃だったなあ・・・って、オレけっこう読んでるほう??
・・・・すいません、ヤマトでしたね。
どこでワイルド7になったんだろう。そのうち書こう。
さてヤマトだが、宇宙を舞台に様々な兵器を駆使して戦う勧善懲悪ものだと思うが、古代進をとりまく人間模様が見所のひとつでもあるのだろう。
単に敵の侵略から地球を守る、という話ではなく、まず地球が滅亡の危機に直面しているという設定も、強いメッセージが含まれているように思う。
地球の運命を背負い遠く離れた天体まで行って帰って来なければならない、という過酷な任務。
三流出版社社員ではとても務まりません。
今さらですが、少しはヤマトでも見て精神を鍛え直したほうがいいのではないか・・と不安な毎日です。
映画でも構いませんので、おすすめの作品などあればご紹介いただければと思います。
あ、あとヤマトの著作をめぐる争いのウラ話なんかも、ご存じでしたらぜひ・・・(ホントはこっちのほうを期待)
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コメント
こんにちは。検索から飛んできました。
ご指摘のように、宇宙戦艦ヤマトの原著はアニメ作品であり、松本零士の漫画が原作ではありません。
当然、松本零士が唯一の原作者でもありません。
ただ、
>これは放送開始日より雑誌発売日が後だったというだけで
は、私の記憶では間違いかと思います。
漫画連載の方が早かったはずです。
もちろんこれはスケジュールの問題であり、鶏が先か?卵が先か?のレベルでしかありません。
「宇宙戦艦ヤマト」は、完全オリジナルとして複数のクリエーター達により生み出されたものであり、1980年の劇場版3作目以前は、何処を見ても「原作」表記は存在していませんでした。
1990年代後半、プロデューサーの西崎義展がファンの期待を裏切る犯罪を犯し、宇宙戦艦ヤマトの著作権が彼の会社から移動した後、「宇宙戦艦ヤマトの原作者は松本零士」とする世論操作が行われました。
当時発売のDVDには、本編が始まる前に「原作 松本零士」と付け加えられたり、一部のカラオケでは、本放送当時の映像に本来存在しなかった「原作表示」を、故意にデジタル入力するなど、ひどいありさまでした。
昨日発売された「宇宙戦艦ヤマト劇場版30周年記念DVD」では、2003年の裁判で松本氏が西崎氏に完全敗訴(松本側控訴)する以前の異常表記は、かなり改善されています。
投稿: 9の部屋 | 2007.08.25 15:05
9の部屋さん、初めまして。
コメントありがとうございます。
「原作論争」をひととおり読ませていただきました。
記事のとおり自分はヤマトについては題名程度しか知らないので、ここまで様々なことがあったとは本当に驚きでした。
自分もてっきり松本氏が原作者だとばかり思っていましたし・・
作品もロクに見ていないうちから論争だけに野次馬根性で興味を持ってしまったことを恥じ入るばかりです。
事態は正常化しつつあるそうですが、ファンの方々にとっても喜ばしいことでしょうね。
純粋に作品としてのおすすめなどあれば、ご指導いただけたらと思います。
投稿: SYUNJI | 2007.08.25 18:03
こんにちは。難しい問題ですね。私が変な記述をすると場が荒れそうな気が・・・
話の原作は色々な説があるのでよくわかりません。ただし、キャラクターの持ち味は松本零士の絵柄が強くにじみ出ているのではないでしょうか?まあマンガはアニメほど綺麗ではありませんが・・・
松本氏のマンガのキャラ、特に女性の絵柄は奥様の牧美也子(往年の大女流漫画家)の絵柄に強く影響されています。長い髪に恐ろしいほどの長いまつげ・・・
>松本零士の漫画では「男おいどん」という名作があるが、自分はこの路線を継承しつつSF展開もまぜた「大純情くん」という漫画が好きだった。
久しぶりに意見が合いました。大好きです。
投稿: ぷくちゃん | 2007.08.25 21:30
ぷく先輩、コメント感謝です。
今そちらのBLOGを立ち読みして戻ってきたところです。
映画の記事にはいつも何もコメントできず・・・
>キャラクターの持ち味は松本零士の絵柄が強くにじみ出ているのではないでしょうか?
「ヤマト」は松本零士が単独で作ったものではないけど、作者陣として当然欠かせない人である、ということですね。
ようやくわかってきました。
>特に女性の絵柄は奥様の牧美也子(往年の大女流漫画家)の絵柄に強く影響されています。
えっそうなんですか??
知らなかった・・・牧美也子が奥様だったんですか・・
これ常識でしょうか・・
>久しぶりに意見が合いました。大好きです。
おお!先輩も「大純情くん」好きでしたか!
「男おいどん」は主人公の昇太のキャラがかなり濃かったのでややなじめませんでしたが、「大純情くん」は物野けじめ君の純情さと、アパートの地下に秘密の鉄道?が通っていて友人と探検に出るという、四畳半とSFの組み合わせが不思議に好きでした。
未来都市に続く鉄道なのに擬音は「むぉー」だったり・・
この漫画に出てくる女性も松本作品の典型的な美女(長い髪・まつげ)でしたね。
投稿: SYUNJI | 2007.08.25 21:54
SYUNJIさん、こんにちは。
ヤマト、本放送では鳴かず飛ばず、その後SFファンからブレイク
して、大ヒットとなりました。私もヒット後に夢中になったクチです。
ヤマトブームがなければ、ガンダムブームもなかったでしょう。
原作論争については、双方和解ということで決着がつき、双方ともに
今後もヤマトを作ってよい、という風になっていたと思います。
ただ、裁判で決着する以前から、西崎氏は何度も新作を作ろうとして
いましたし(本人が逮捕されるなどでいずれも頓挫)、松本氏も
新作漫画999に登場させたり、ずばり新作ヤマトを描いたり(これも
連載中断か?)しています。
>>しはヤマトでも見て精神を鍛え直したほうがいいのではないか・・
私も熱心なファンでしたが、いろいろと評を読むうちに、完全に
見なくなりました。ですので、おすすめできません。
このシリーズは、やや特定のイデオロギーがかっている
点が後に強く指摘されるようになりました。個人的にそれはまずいと
思ったのです。
ちなみに私の鑑賞歴は次の通りです。
1.ヤマト(TV) 再放送で全部見た
2.ヤマト(映画) 再上映時に劇場で見た
3.さらば(映画) 劇場で見た
4.ヤマト2(TV) 全部見た
5.新たなる旅立ち(TVor映画)再放送をテレビで見た
6.永遠に(映画) 劇場で見た
7.ヤマト3(TV) だいたい見た
8.完結編(映画) テレビで見た
1は全く人気が出ないので途中打ち切りとなり、敵母星を殲滅
してから、放送日数にしてわずか1日で地球へ帰還しました。
本当は、往路と同じく復路も半年かける予定だったのですが、そ
れがばっさりと削除されました。ただし、人気が出たので、再編集
されて劇場公開されたのが2です。
人気絶頂は2~4で、3のテレビ版が4という位置づけです。
3でヤマトが消滅しますので、当然4もそうなると思って見ていたら
無事に帰還したので、驚いたのを覚えています。人気があった
のでその後の展開がすでに企画化されていたのでしょう。
7はすでに人気にかげりが出ており、1年の企画がここでも
半年に短縮されました。
8は人気が落ちていたので、1で病死したはずの初代艦長が
生き返ったり、1の悪役が最後に登場するなど、制作側が
人気回復のために必死の抵抗をするのが見て取れました。
投稿: モンスリー | 2007.08.26 11:50
SYUNJIさん、こんにちは。
「宇宙戦艦ヤマト」けっこう見てました。今となっては、内容は断片的にしか覚えていませんが..。
きっかけは、子供時代多くの(一握りのみ?)男の子と同様、戦艦「大和」に憧れていたので、まずは内容うんぬんよりも「ヤマト」という名前に惹かれて見ていた気がします。
子供心に、ほんと森雪に惚れたものです。これに尽きます。(おいおい)
いやぁ、それにしても「ワイルド7」!懐かしいです。
投稿: Junk | 2007.08.26 12:15
モンスリーさん、Junkさん、コメント感謝です。(誰のブログ?)
さて「見ていない」といってもコメントが来そうな作品を選んでいる某ブログへようこそ。(←悪口)
Junkさんに一言。
>男の子と同様、戦艦「大和」に憧れていたので、
えー!(大文字にならないのがくやしい)そんな少年いるんですか?Junkさん、本当の年は・・・・・
投稿: ぷくちゃん | 2007.08.26 13:30
皆さんこんにちは。
私のような、宇宙戦艦ヤマトに人生捧げてしまったヤツの意見や、サイトを読んでいただきありがとうございます。
ついでの反論で申し訳ありませんが、西崎・松本和解について一言。
http://www.newyamato.com/reconciliation.htm
上記に和解書をUPしました。
この和解は、西崎義展氏と、松本零士氏&ベンチャーソフト間で取り決められたものです。
内容の最要点は、
1.西崎氏は「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の続編を製作できる。
2.松本氏及びベンチャーソフトは、宇宙戦艦ヤマトとは関係ない別作品である「大ヤマト」を製作できる。
であり、双方が「ヤマト」を作れますが、その「ヤマト」は、双方が『宇宙戦艦ヤマト』ではないのです。
肝心な事を。
私がすすめる宇宙戦艦ヤマトは、TVシリーズ1作目です。
30年以上前に、有能なクリエーター達によって生み出された「ドラマ」が、そこにはあります。
#しょせん、色眼鏡でしかヤマトを見られない、熱狂的ファンがすすめるものであり、普通の方がどのように思うかは疑問です。(汗)
投稿: 9の部屋 | 2007.08.26 14:07
モンスリーさん、コメント感謝です。
テレビシリーズや映画もほぼ皆勤ですね。すごいです。
>ですので、おすすめできません。
>制作側が人気回復のために必死の抵抗をするのが見て取れました。
ありゃ、そうですか。
うーん・・・こういった制作サイドの事情を知ってしまうと、やはり鑑賞意欲に影響するものでしょうね。
純粋に作品を楽しめないというか・・・
あ、そういえば最近全日空のCMでヤマトのパロディみたいなヤツがありましたけど、あれは権利関係のあたりは大丈夫なんでしょうかね?(そういうことだけは気になる)
Junkさん、コメント感謝です。
>戦艦「大和」に憧れていたので、まずは内容うんぬんよりも「ヤマト」という名前に惹かれて見ていた気がします。
えー!(大文字にならないのがくやしい)そんな少年だったんですか?
いや、あたしも憧れというほど強い情熱ではなかったですが、戦艦大和や武蔵、赤城といった名前は覚えましたね。
プラモデルも作った記憶があります・・・
本宮ひろ志の「ゼロの白鷹」って漫画が好きだったなぁ・・(←漫画の話ばっかり)
ワイルド7は(そっちの話かよ)今思うと当時の少年漫画にしては文字どおりワイルドな内容で、今ならヤンマガとか漫画アクションでもおかしくないような気がしますが・・
9の部屋さん、再度コメントありがとうございます。
>私がすすめる宇宙戦艦ヤマトは、TVシリーズ1作目です。
なるほど、やはりそうですか。
アニメや映画の人気シリーズ作品になると、深いファンの支持が高いのは結局初回作品という傾向がある、という話をなにかで読んだことがありますが、ヤマトもそういうことなのでしょうか・・
ご覧のとおり自分はアニメや映画に関しては真のド素人で、また音楽についてもモメてるバンドの話が好きという変なヤツですが、モメ事が作品の中身にまで影響してしまうと、ファンとしてもがっかりすることも多いでしょうね。
名作であればあるほどそうなるでしょう。
ヤマトほどの名作であれば、かつての名クリエーターの方々と、ヤマトを見て育ってきた現役の制作者の人たちで協力して、発展的な次回作を生み出す方向に持っていってくれたりするといいですね。
最後にぷく先輩!(←KICK調)
>「見ていない」といってもコメントが来そうな作品を選んでいる某ブログへようこそ。
そんなホントのことを大声で言うなんて・・・きぃー!!
つーかそりゃそうでしょうが。
誰も見てなさそうな番組で「見ていない」って書いても、反応ないじゃん。(いや、その手もあるか?←何かひらめいたらしい)
先輩のようにスゴイ選手権やる才能もないんで、当面このシリーズ続きます・・
投稿: SYUNJI | 2007.08.26 17:34
ども、SYUNJIさん。
自分もヤマトは好きでした。
ただ、、年代的に考えられる歳にはもう後期。
荒廃した地球の姿。そこから泥なんだか土の中からヤマトが宇宙に飛び立つ姿。再放送を順序立てて考えてみる事が出来た歳では無かったので、単純に「好き」というレベルでした。
たしかに後期の方で、死んだはずの艦長が生き返ったりで、「なんだ?」と思う事がありましたが、子供なので「それもありか?」なんて、、思いながら見ましたね。
そういうストーリーを考えると、何でもアリでプロレス以上じゃないかよ!と思いますが、ガチでは無いと批判はいつもプロレスばかり、、ちょっと話がずれましたね。
私以上に入れ込んでいたのは、東京オリンピックの年に生まれた兄でした。
ノートにヤマトをかいていたり、同じ軍の波動砲を発射するのが二つのタイプの船を書いていたり。
船のカッコよさと言うのが人気を引っ張ったと思いますね。
松本さんの女性を書くにあたり、ドイツ系の女性を意識して書いているとテレビで見たことがあります。
顔の作りとして欧米の女性。ブロンド、金髪、はっきりした目。
まあ、かなりの男子が夢見るタイプですから、女性のきれいさを見るというのも楽しみのひとつではあると思います。
後、、自分はJUNKさんと重なる部分があるので書きますが、、人類がこれまで建造した船の中で、究極の美しさを持つ船は「大和・武蔵」であると思っています。
子供の頃はプラモデルを作りました、、。
結構、第二次大戦の連合艦隊の船を覚えていたりしました。
宇宙戦艦ヤマトよりも実際の大和の方がカッコいいと思っています。
宇宙戦艦ヤマトは、船の一番前の波動砲の下のバルバスバウと言う膨らみの強調がキツ過ぎると思っています。
いつも、ブログを書きながら、ガンダムやヤマトの自分なりの解釈を書こうと思って、いまだ書いてない私、、、。
投稿: だいまつ | 2007.08.26 23:13
だいまつ親分、コメント感謝です。
みなさんやはりヤマトになるとけっこう見ておられますね。
>船のカッコよさと言うのが人気を引っ張ったと思いますね。
そうかもしれませんね。
あの遠近法を使った見せ方(しかも空中に浮いてる)が良かったように思います。
あたしはお兄さまと同い年になりますけど、友人にもはまってたヤツは確かにいましたね。
>松本さんの女性を書くにあたり、ドイツ系の女性を意識して書いているとテレビで見たことがあります。
はぁ・・なるほど。
ドイツの女性とつきあったことがないのでわかりませんが(←ぷく的発言)、四畳半系漫画だと主人公とのアンバランスさが際だってより効果的でしたね。
古代進と森雪では美男美女で個人的にはなぜか不愉快・・
>人類がこれまで建造した船の中で、究極の美しさを持つ船は「大和・武蔵」であると思っています。
>子供の頃はプラモデルを作りました、、。
おお!戦艦プラモ少年がここにも!
実は大和と武蔵の違いをあまりよくわかっていなかったのですが、自分は武蔵を作ったので武蔵ファンでした。(なんじゃそりゃ)
投稿: SYUNJI | 2007.08.26 23:35
みなさんの濃厚なコメントにひるんでいたルドルフです。
が、さっき広川太一郎のことをちょこちょこっと調べていたら、古代進(守だっけ?)の吹き替えやナレーションをやっていたということを知り、コメントする気になりました。Mr.Booのイメージが強い同氏がシリアスなヤマトの吹き替え・・・というのは意外じゃありません?(そうでもないか・・・汗)
ぜんぜん話は変わりますが・・・
私の友人(元漫画雑誌編集者)の話によると、漫画の技巧という点では、松本零士は天才なんだとか。定規を使わずに、寸分狂わぬ直線を描く(これ、なかなかできないですよ)など、数々の超絶技を目の前で見せられたそうです。
ps.ワイルド7の記事も楽しみにしています。
投稿: ルドルフ | 2007.08.27 09:44
古代進は最初富山敬だったような気が・・・・
中学の時、尊敬する人は?という教師の問に学校で一番出切る子が「富山敬」と応えてそれは誰?と校内中がざわざわした覚えがあります・・・
投稿: ぷくちゃん | 2007.08.27 19:10
SYUNJIさん、こんばんは。
ヤマトブームのころが第1次声優ブームだったと思います。
ヤマトの声優陣はもともとベテランだった(?)ようですが、
みな人気者になりました。
古代進=富山敬。ほかの代表作は、侍ジャイアンツの番場蛮や
ちびまる子のおじいちゃんです。
森雪=麻上洋子。999ではクレアやメタルメナなどを好演。
真田士郎=青野武。これは、進が信頼しているヤマトの
技師長です。この声優さんは、ウルトラマンのザラブ星人
で有名(?)です。なお、富山氏亡き後、まる子のおじい
ちゃんを引き継ぎました。
沖田艦長=納谷悟朗。ご存じ、ルパン3世の次元役です。
ほかにも神谷明とか、永井一郎、伊武雅刀などが出ています。
ヤマトの主題歌を歌ったささきいさお氏は「さらば」で
騎兵隊の隊長役で登場します。
>>おお!戦艦プラモ少年がここにも!
大和は作ったことがありませんが、ヤマトはたくさん作り
ました。バンダイから100円で何種類も出ており、小中学生
のおこずかいでも何とかなったのです。100円でもなかなか
のできばえで、最近復刻されています。
投稿: モンスリー | 2007.08.27 22:15
おお、そうだ!
古代進は富山敬で、お兄ちゃん(古代守)が広川太一郎ですね。
訂正。(ぷく師匠、ありがとうでやんす)
投稿: ルドルフ | 2007.08.27 23:37
SJUNJIさん、こんばんは。
>3.さらば(映画)
を劇場で見たJTです。
本線は他の方がいろいろ書かれているので、私は脇道で。
>松本零士の漫画では「男おいどん」という名作があるが、
おおー、小学生の頃、単行本の2巻と3巻持っていていました。
何回も何回も読んだ思い出があります。
最終回(7巻?)がちょっと切ないですよね。
何十年ぶりに読みたくなったなぁ。
>キングと言えば「ワイルド7」ってのがあったけど、望月三起也の絵があまりなじめず、これもほとんど読んでいない。
うん、うん、望月さんの絵、ちょっと癖があるけど、ストーリーは面白いですよね。ストーリーも癖がありますが。
投稿: JT | 2007.08.28 01:25
ヤマトは、最初の放映時は確か裏番組を見ていたので、再放送から見たと思います。
マジンガーZのアシュラ男爵とデスラー総統は、あの頃のアニメの悪役キャラとしてはかなりインパクトがあり、大好きでした。彼の名台詞「ヒス君、君は馬鹿かね」は、今もハッキリと覚えいます。
投稿: getsmart0086 | 2007.08.29 20:59
ルドルフさん、コメント感謝です。
広川太一郎といえば「~しちゃったりなんかして~」という妙にテンションの高いセリフで有名ですよね。
その昔ポピーのスパイダーマンシリーズというおもちゃのCMをナレーションしていたことを思い出しました・・(なんちゅうコアな話・・)
>漫画の技巧という点では、松本零士は天才なんだとか。
あの操縦室の中の計器類の描写なんかはほんとに独創的ですよね。
モンスリーさん、再びコメント感謝です。
>古代進=富山敬。ほかの代表作は、侍ジャイアンツの番場蛮やちびまる子のおじいちゃんです。
ええっ!!古代進=番場蛮=友蔵・・・知らなかった・・
あ、そういえば星一徹=メフィラス星人ですよね。(知ってる話を無理矢理)
確かにヤマトの声優、こんな自分でも名前を知ってる人が多いですね。
JTさん、コメント感謝です。
「男おいどん」、あまりちゃんと読んではいないのですが、変わった漫画だなぁとは思っていました。
ワイルド7はもっと読んでないなぁ。
確か単行本が1冊だけなぜか家にあって、その巻だけ覚えています。
あ、もう一人思い出した、世界だ。
あと一人誰だっけ・・・
草波さんとかユキとか、メンバー以外は思い出したんですけど。
ワイルド7ってテレビでもやってましたよね?
自分は見てませんでしたけど、はまっていた友達が一人だけいました。
getsmart0086さん、コメント感謝です。
>マジンガーZのアシュラ男爵とデスラー総統は、あの頃のアニメの悪役キャラとしてはかなりインパクトがあり、大好きでした。
アシュラ男爵はアニメに疎い自分でも知っています。
顔の半分が男で反対側が女というキャラクターは強烈ですよね。
投稿: SYUNJI | 2007.08.29 22:52
お世話になります。
濃厚なコメントの応酬を楽しませていただきました。わたしも当時ヤマトの作り出した第一次アニメブームに、一番下の世代としてのっかっていたつもりでした。まだ小学校低学年ぐらいでしたが。
ヤマトには少年時代に多大な影響を受けました。当時あのSF設定や世界観が子供向け30分番組から生まれたのは実に画期的なことだったと思います。
細かいところやイデオロギーに関しては、今見るとさすがに時代の流れを感じますけどね。
でも宮川泰氏の作り出した音楽は今聴いても完璧に素晴らしいです。アルバム「交響組曲ヤマト」は未だによく聴きますからねえ。その影響が自分にとっては一番大きいですね。
>版元が少年画報社ってこと、どれくらいの人が知ってるんだろうか。
ここに反応してしまいました。キング読んでましたよ。耳鼻科の長い待ち時間の間に(笑)。思い出深いです。
ちなみに、わたしの東京出張時の常宿は、秋田書店の目の前の「メトロポリタン・エドモンド」です。近くに潮出版社や竹書房もあったな・・・。
投稿: カナ | 2007.09.01 02:44
カナさん毎度です。
いやー毎度のことながらこんなド素人のBLOGにみなさん濃いコメントを寄せていただいて、なんだかもったいないような気分です・・
>でも宮川泰氏の作り出した音楽は今聴いても完璧に素晴らしいです。
そうですね。
見ていなかった自分でも、主題歌はふつうに歌えたりしますし。
民族団体の街宣車がヤマトの主題歌を大音量で流しているのを初めて見た時はたまげましたが、最近はこっちも慣れてきてしまいました・・
>キング読んでましたよ。耳鼻科の長い待ち時間の間に(笑)。思い出深いです。
おお、そうですか!
耳鼻科の待ち時間・・・そんな時にしか読まれないキング。
キングを定期購読までしてた少年は自分のまわりにはいなかったなぁ・・
>ちなみに、わたしの東京出張時の常宿は、秋田書店の目の前の「メトロポリタン・エドモンド」です。
ええっ!!
あんないいところにお泊まりでしたか・・
あそこの中華料理店て有名ですよね。行ったことないんですけど。
ちなみにあたしのかつての名古屋出張の常宿は、太閤口の「ビジネスホテル○フネ」でした・・・
投稿: SYUNJI | 2007.09.01 10:32
>ええっ!!
あんないいところにお泊まりでしたか・・
人事が勝手に予約をとってくれます。確か、書店協会かなんかに加盟してると安く泊まれるんですよ。1泊5,000円代です。
もちろんレストランは利用したことがありません。中華なら、近くにある「つけ麺大王」は利用したことがあります(笑)
投稿: カナ | 2007.09.05 01:27
カナさん毎度です。
>人事が勝手に予約をとってくれます。確か、書店協会かなんかに加盟してると安く泊まれるんですよ。1泊5,000円代です。
えええっ!!いいなぁ・・
今度東京出張の際はご連絡下さい。
「書店さんと打ち合わせ」としておきますんでウチの社費で中華料理食いましょう。(←不正経理)
出版健康保険組合に加盟してると安く泊まれる宿はあるんですが、基本的に保養地なので出張には使えないです・・
名古屋の常宿ホテルでは門限12時ってのがあって、2回ほど破ってしまい客なのに宿からえらく叱られたことがあります・・(遠い目)
投稿: SYUNJI | 2007.09.06 22:41
SYUNJIさん、お久しぶりです。
Mac OSXでようやく書き込みができるようになりました。
ヤマトの話題で盛り上がっているのを見て、我慢できずに飛んできました。
最初のテレビシリーズ放映時は小学5年生だったと思います。裏番組のハイジに負けて打ち切り、という事実は初めて知りましたが、当時の私はハイジ派で、でも学校でそれを言うのが恥ずかしかった覚えがあります。
ハマったのは、映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」の頃ですね。たぶん中1くらい。
映画が始まったころにちょうどテレビシリーズの再放送もあって、どっぷりでした。
教科書にはヤマトやらコスモゼロやらの落書きばかり描いてたし、スターシアもずいぶん描いた気がするなあ…。映画に登場した新型戦艦アンドロメダにもしびれました。あれはカッコ良かった。
それとカナさんが書かれていたとおり「交響組曲ヤマト」は本当に素晴らしかったです。主題歌以外の曲がなかなかなんですよ。全体の構成もかなり緻密ですし。
当時の私にとってヤマトが画期的だった点はまず「敵には敵の都合があるという世界観(向こうからみれば敵はこっち)」ということだった気がします。ゴア、ショッカー、ギルといった分かりやすい敵キャラばかり見てきた小学生にとって、デスラー総統とかドメル将軍の存在感は抜群でした。特に忘れられないのは、テレビシリーズの中盤あたりで、ヤマトと交戦したドメル将軍が、デスラーに向けて「ヤマト、侮りがたし」という電報(?)を打つシーン。「あ、この敵、すげえ大人だ」と思いましたね。
あと、乗船クルーの相原くんがホームシックにかかって(実はガミラスにだまされてたのだけど…)宇宙遊泳して地球に帰ろうとするエピソードや、アナライザーが森雪に恋心を抱いてフラれる話など、戦闘以外の細かいストーリーがよくできてたと思います。ああいったディテールの描き方が、ガンダムやエヴァにつながっていったんだろうなと、今は思います。
ちなみに「ワイルド7」も好きでした。
というか、クラスにありました。4年1組に。
当然、いちばんいばってたやつが飛葉で、太ったやつがヘボピー。私は八百でしたね、なぜか。放課後、チャリに乗って集合して、マシンガンのおもちゃ振り回して町の中や牧場地帯を警らしてました(笑)。
コミックスは、これまたなぜか「緑の墓編/上中下巻」というのだけ3冊持ってました。それとまだ出てないキャラ、チャーシューじゃないかな? 009にも同じような中国系の口から火を吹く人がいて混じっちゃうんだけど。。。
投稿: 富美男 | 2007.09.14 00:53
富美男さん、お久しぶりです。
>当時の私はハイジ派で、でも学校でそれを言うのが恥ずかしかった覚えがあります。
はははっ、ハイジ派でしたか!
たぶん今ハイジ派とヤマト派に分かれて論争、なんてことはありえないんでしょうけど・・
>当時の私にとってヤマトが画期的だった点はまず「敵には敵の都合があるという世界観(向こうからみれば敵はこっち)」ということだった気がします。
>「あ、この敵、すげえ大人だ」と思いましたね。
はあ~なるほど・・・なんだか感心してしまいました。
さすがヤマトと言うべきところでしょうか。
でも確かに勧善懲悪モノでも悪側の都合とか言い分も語るドラマって、それだけ深くなりますよね。
あたしの知る範囲だとメフィラス星人やペガッサ星人なんかがそういう感じなんですけど。(ムリヤリウルトラ話)
>それとまだ出てないキャラ、チャーシューじゃないかな?
どうやらそのようです。
というかネットで調べたらそのとおりでしたが、自分はこのキャラだけ初めから知らなかったようです。
ワイルド7、そのうち書きますんで、コメント下さい。(安売りBLOG・・)
投稿: SYUNJI | 2007.09.15 00:20