聴いてない 第108回 AC/DC
ヤング兄弟率いるリフの王者、AC/DC。
だいまつ親分はライブ映像のあまりの良さに感動したそうですが、残念ながらこのバンド、全く聴いていません。
1曲も知らない。
聴いてない度は久々に1です。
聴いてないけど、知ってる情報は少しある。
・マルコムとアンガスのヤング兄弟が中心
・アンガスはライブではランドセルや半ズボンというコントのようなカッコウ
・ライブではケツ出しをやる
・ボーカルはボン・スコット
いずれも昔ミュージックライフで仕入れた情報である。
ただそれ以上の勉強はいっさいしていない。
我が家でも曲がかかった記憶は全くなく、ポスターも全然なかったので、姉の守備範囲外だったはずである。
久しぶりに「聴いてない理由」を考えてみました。
どうせ大した理由じゃないんだが。
理由その1:アンガス・ヤングのケツにぐったり
しょーもない理由だが、その昔ミュージックライフにアンガスのライブでのお得意パフォーマンスである「ケツ出し」の姿がでかい写真で掲載されていて、純朴な田舎の学生だったあたしは「不潔よ!不潔だわ!」と拒絶反応。
・・・まあ実際にはそんな大げさな感情はなかったのだが、写真見て「あーこりゃ趣味じゃないな」と早々に引き上げてしまいました。
理由その2:同級生にAC/DCのファンがいた
これだけなら別に何の問題もなく、むしろ影響を受けても良さそうな話なのだが、そいつがまたイマイチ君だったわけよ。
なんつうか、よくしゃべる割にあんまし笑いをとれないヤツっていますよね、クラスに一人くらい。
そいつがこのバンドのファンだった(らしい)。
で、クラスで文集なんか作ったりしたんだけど、そいつが表紙を担当したわけです。
描いた絵はイナズマの走るなかなか迫力のある絵だったんだが、「AC/DCのジャケットを意識した」とか何度もしつこく言うのである。
意識じゃなくてパクリじゃねーのかよ!とも思ったんだが、ヘタに反応すると話が長くなるので、適当にあしらって終わりにしたのである。
で、AC/DCと聞くと反射的にそいつのことを思い出してしまい、全然聴く気になれなかった、というオハナシ。
めでたしめでたし。(くだらねぇ・・)
若い頃ってホントにこういう愚かな理由で勝手に様々なものを遠ざけてたよなぁ・・・
以前にも書いた話だが、みんなから嫌われてたヤツがシルビア(80年代に流行った車)買ったとたん、カッコいいシルビアは友人の間で人気が大暴落してしまったのだった。
ところでAC/DCはなぜか日本では人気がなく、本国オーストラリアやイギリスでは非常に人気があるバンドだそうだ。
バンド名の由来はヤングの家にあったやかましい掃除機に書かれた「交流・直流兼用」の文字を見て命名したという説が有力。
この文字自体に「騒々しい」という意味はないようですけど。
バンドの歴史を調べると、やはりハード・ロックの定番である諍いや病気や死亡といった暗い変遷を経て今に至るようだ。
ボーカルのボン・スコットが実は80年に亡くなっていたのは全然知りませんでした。
80年代に2回来日公演があり、2001年にも横浜と大阪でライブをやっている。
最近はどうしてるんでしょうか?
サウンドについては、あちこちのサイトで「タテノリのオーソドックスなロック」「ブルースを基調とした堅調なロック」などの表現が踊っている。
特に兄弟の繰り出すリフが最大の特徴とのこと。
アルバムのデータにはプロデューサーとしてブルース・フェアバーンやジョン・マット・ラングの名前もある。
これらの情報を総合すると、エアロスミスやデフ・レパードにも近い音なのかもしれない・・・と想像していますが、果たしていかがでしょうか?
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