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聴いてない 第100回 ローリング・ストーンズ

聴いてないシリーズ、とうとう100回目になりました。
思えばこんな浅はかなテーマで、よく100回も続いたもんだと思います。
これもひとえにみなさまのご指導のおかげです。
今回は記念すべき100回目を飾るにふさわしいアーチストの登場です。

すでに何度か告白済みの話だが、ローリング・ストーンズ、聴いてません。すいません・・・
とにかくアルバムを聴いたことがない。
オリジナルはもとより、ライブ盤からベスト盤から駅売り安物CDに至るまで、全く聴いていないのである。
この時点で多くの方の眉間にぎゅうぎゅうとしわがよる音が聞こえるような気もしますが、100回ということでご容赦下さい。

アルバムは聴いていないが、それでもストーンズなので知っている曲は少しはある。
初めて聴いた曲はどれなのか覚えていないが、たぶん「サティスファクション」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ミス・ユー」などの超有名なうちのどれかだ。
自分にとってストーンズは「エモーショナル・レスキュー」あたりからがリアルタイムだ。
この曲は終始ファルセットのちょっと変わった曲で、あまり好きになれなかった。
エアチェックもしていない。

続く81年頃、「スタート・ミー・アップ」が大ヒット。
確かストーンズ最大のヒット曲はこれだったと思うが、さすがにこれはエアチェックしており、割と好きな方だ。
その数年後、アルバム「ダーティ・ワーク」が発表される。
このアルバムは当時吉祥寺に住んでいた友人の部屋で聴いた記憶がある。
シングル「ハーレム・シャッフル」「ワン・ヒット」はエアチェックしており、「ワン・ヒット」はストーンズの中で一番好きな曲だ。
しかしながらその後も時々シングルを録音する程度にとどまり、アルバムを全く聴かずに今に至る。

実は一度だけ意欲的にストーンズを聴いてみようと思い立ったことがある。
確か80年代後半だったが、年末にFMでストーンズの特集番組を放送したことがあった。
FMステーションで事前に情報をつかんだあたしは、長時間の録音にも耐えうる120分テープを下北沢で購入し、番組を丸録りすることにした。
録音したあとはトークをはずして曲だけの編集版を90分テープで作ればいいのである。
この頃ダブルカセットデッキを秋葉原で買ったばかりだったので、こんな地味な編集活動ばかりしていた。
さて番組も無事に録音でき、さっそく聴いてみることにした。

しかし。
初期のヒット曲から当時最新のナンバーまで、結構な曲数が録音できたはずなのだが、全部聴き終えた後の感想は「なんかいまいちだ・・・」であった。
曲単位で聴いていけばカッコイイ曲もたくさんあるのだが、カタマリとして1時間以上ストーンズを聴く、ということに対して、どうも意欲がわかないのである。
結局編集テープも作らず、しばらく放置した後別の番組を上書きしてしまった。

バンドとしての経緯や歴史も、それほどまじめに学んできたわけではない。
一応歴代のメンバーは全て知っているが、ブライアン・ジョーンズやミック・テイラーがどんな音楽性を持っていたのかまでは知らない。

ミック・ジャガーとキース・リチャーズばかりが目立つストーンズだが、バンドの実質的な運営はチャーリーの意志が最も強く働いているという話を聞いたことがある。
チャーリー・ワッツという人は「本職はジャズドラマー、趣味はストーンズ」と言われるほど、実はジャズの世界の住人であり、実際ストーンズ以外での活動はほとんどジャズのミュージシャンと行っているそうだ。
ストーンズではチャーリーのOKが出なければ、勝手に録音もライブもできないものらしい。

昨年だったか、ストーンズ来日直後、フジテレビで各メンバーにそれぞれインタビューしていた映像を見た。
チャーリーはキースのファッションセンスについて聞かれると、「あれをファッションとは言わないでしょう」と軽く笑いながら答えていた。
さながら「しっかり者の長男が、やんちゃで勝手な三男坊をやれやれしょーがねえなといった面もちでながめている」感じだった。
こんな場面からも、チャーリーの人望こそが、超個性派集団のストーンズをまとめているのではないかと思わせるのである。

さて話を戻します。
ではストーンズのどこが自分にはいまいち合わなかったのか?
はっきりとした理由はないのだが、ミック・ジャガーのボーカルがそれほど好みでないという点はあるかもしれない。
ミック・ジャガーはじっくりと聴かせたり素晴らしい歌唱力で圧倒したりといったボーカリストではないだろう。
むしろ粗野で荒っぽいところが魅力であり、歌だけでなくパフォーマンスも含めて楽しむミュージシャンだと思う。
しかもそれを40年以上も続けていることも驚異だ。

だが、そのミックのボーカルを何曲も続けて聴く、というのはちょっと・・・というのが正直なところなのだ。
もちろんミックだけがストーンズではない。
他にも聴きどころは山ほどあるだろう。
だからこそ、アルバムをきちんと聴いていろいろな角度から考えてみたいと、ようやく思うようになってきたのだ。

ミック・ジャガーのソロに「ハード・ウーマン」という曲がある。
この曲は味わいのあるバラードで、プロモ・ビデオもアニメじかけだったりして記憶に残る一曲だ。
決して嫌いではなく、むしろ好きな曲なのだが、自分としては「もう少しうまい人に歌ってもらえれば・・」と感じてしまうことも確かなのだ。
要するに自分はミックのボーカルを聴き慣れていないのである。

キースもロニーもチャーリーも、技術においての評価は「史上最高」ではないかもしれないし、実際そんな記述はあちこちのサイトで見つかる。
それでもストーンズが総合的に「史上最高」だと評価する人はものすごく多いだろう。
きちんと聴けばその理由のカケラでも理解できるかもしれない・・・という淡い期待は持っている。

また、ミック・テイラー在籍時のストーンズはかなり評価が高いようだ。
どの曲がミック・テイラー参加なのかよく知らないのだが、この時期のアルバムも聴いてみたいと思っている。

繰り返しになるが、自分が一番好きな曲は「ワン・ヒット」である。
この好みが世間一般でどう評価されるか全く想像もつかないが、この路線で探ってみると一番自分に合いそうなアルバムは果たしてどれなのか、ぜひ教えていただきたいところです。
あと知りたいことがひとつ。
ビル・ワイマンはなぜストーンズをやめてしまったのだろう?

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コメント

100回目、、おめでとうございます。
そして、結構待ったような気がします。

実は、私もストーンズ、フラッシュポイントしか持っていません。それもあまり聞いてない、、。
嫌いなわけではないのですが、一人で部屋でいるときに聴く・車で聴くという風にどうしてもならないのですよ、、。

ストーンズの想い出は、千葉で働いていた頃、カラオケのナンバーはとにかく洋楽で、、、というグループだったので、ストーンズでとにかく盛り上がりました。
ジャンピン・ジャック・フラッシュでマックスピークという感じでしたね。

こうして見ると、部屋で・車でという音楽ではなくて、ライブで盛り上がる・自分のバンドでコピーして盛り上がる・自分で歌いたい、、というのが一番いいストーンズの楽しみなんではと感じます。

部屋でパソコンをカチャカチャしながら聞く音楽では無いでしょうし、、。

しかし、聴く量が全く不足しているので、この私の書いたことも的外れなんでしょうが、、。

それにしても、100回!
めでたいですよ!

投稿: だいまつ | 2006.12.09 20:38

だいまつ親分、コメント感謝です。
すいません、99回から1ヶ月半も経ってしまいました。
いやあこんな飽きっぽい性格の自分が、よく3年も100回も続けてこられたもんだと思いますが、それもやはりみなさんとのコメントのやりとりがあったからだと確信しています。
もともとそういうつもりでBLOG始めましたし、「聴いてないアーチスト」についてきっと教えてくれる人がいると思ってましたから。

で、ストーンズ。

>実は、私もストーンズ、フラッシュポイントしか持っていません。

親分にしては意外なコレクションのような気がしますが、これライブ盤ですよね。
やはりストーンズはライブのほうがいいんでしょうかね。
確かにパソコンでストーンズを試聴なんかしてもあまり楽しくなさそうだなぁ。

101回目が書けるのかどうか全然わかりませんが、今後ともよろしくご指導下さいまし。

投稿: SYUNJI | 2006.12.09 21:32

オジキ
100回のオツトメお疲れ様でございやす。
栄えある100回のオツトメに、我がSTONESをお選び頂き嬉しい限りです。
オジキの本文には、1行毎にコメントしたい限りでございますが、いつかどこかで来るかもしれない(永遠に来ない気がする)OFF会の時にでも(笑)

僕も最初からSTONESにがーん!と来た訳ではないですよ。
洋楽を聴き始めた極初期に聞いて、へたっぴぃ。変な声。なんぢゃこりゃ。だったんですが、色んな音楽を聴いて、STONESに戻ってみると、そのたびに違う顔を見せる様になって来るんですよ。
で、自分でバンドする様になってみると、あの「間」だったり、「ノリ」って全く出せない事に気付きました。
レインボーもパープルもZEPPも簡単なんすよ。別に。
STONESのグルーブだけはどうにも…
そんなかんぢ。

圧倒的に飛びぬけた技量を持つメンバーがいない。ってのは分かる気がしますが、圧倒的に飛びぬけたグルーヴをバンド総体としてだせるバンドはいない。って思います。
なので、顕微鏡的に、リッチーのギターが。とか、ボンゾのドラムが。とかといった、各演者の演奏をじっくり聴くよりも、音に身をまかせる。(Vo.も声ではなく、音としてね。MICKの声は打楽器と思っていただければ)そんな聴き方をしていると、自然にカラダが…

僕がプログレを嫌いと言うのは、このバンド総体としてのグルーヴが最も感じられないのがその手のジャンル。って事になります(笑)

>ブライアン・ジョーンズやミック・テイラーがどんな音楽性を持っていたのかまでは知らない
ブライアンは、サイケな時代のSTONESの色んな楽器の装飾音(黒く塗れのシタールとか)担当なんですけど、実は、STONESの産みの親。根っこまで真っ黒なBLUES MANなんです(Little Red Rooster)
ミック・テイラーは、クラプトンが、ブルースブレイカーズを抜けた後のギタラー。とっても、華麗で流れる様なソロを弾き倒すのが特徴でやす。

ONE HITがお好きと言うことですが、80年代の象徴的なリズムにエコーがかかっている頃の録音ですので、STONESに似たタイプの…と、言うとコトバがつまります。(ちなみに、あの曲のギターは、PAGE氏です)

僕としては、
ベガーズ・バンケット
レット・イット・ブリード
スティッキー・フィンガーズ
メインストリートのならずもの
この4枚のうちのどれかを聴いて欲しいです(ONE HITとは180度違いますが…)
で、LIVEであれば、だいまつさまがおっしゃっていたフラッシュポイントではなく、ゲット・ヤー・ヤー・ヤーズ・アウト
を聴いて欲しいと思います。

世間的にSTONES好きって言われる人達(僕も含めてですが)の大半はこの辺が好きです。で、この辺でも1枚通して聴くのが辛いときは、ほおって置いて、バグルスとか聴いた後にまた再び聞いて見て頂ければと…
で、同じくキツイ感じが続いていたら、また寝かして。
それを繰り返して、やっぱダメなら、オジキには合わなかった。
って事でよいかと思います。

ちょい聴きでは、なかなか良さが伝わり難いバンドかもしれません。。。

長文誠に失礼致しました。
やっぱり、このネタには、僕が書かなきゃ(笑)

投稿: V.J. | 2006.12.10 11:39

SYUNJIさん、100回目おめでとうございます。

記事の更新、毎回楽しみにしています。(その割にコメントを入れていませんが...)
100回ですか。本当凄いです。

その記念すべき100回目がストーンズ。

好きなんですけど、そう言ったらV.J.さんのような熱心なファンの方に申し訳ないです。
聴いているけど、掘り下げて聴いていない..そんな感じでしょうか。
60年代末~70年代のアルバムは聴いています。好きな曲けっこうあります。
この数年では、ビートルズのアルバムよりも、ストーンズのアルバムの方がCDで再生される事が多いです。(アルバム単位ではですが)

V.J.さんがコメントの中でお薦めされているアルバムの中の「レット・イット・ブリード」が個人的には一番好きですね。

このようなコメントですみません。
100回おめでとうございます。

投稿: Junk | 2006.12.10 13:49

V.J.若、クラプトン連戦でお疲れのところコメント感謝です。
まあきっと若が一番詳細に指導してくれると思ってました。

>圧倒的に飛びぬけたグルーヴをバンド総体としてだせるバンドはいない。って思います。

これはロクに聴いてない自分でも納得させられる名言ですね。
そういうことだったのか・・

>僕がプログレを嫌いと言うのは、このバンド総体としてのグルーヴが最も感じられないのが
>その手のジャンル。って事になります(笑)

これまた名言・・
でもきっとこんなことをやりとりしてると「なにぃい!貴様らにディック・マードックのベースプレイのグルーヴ感がわかってたまるか!石をとれ!」といった発泡酒のニオイに満ちたコメントが来そうですが・・

>ちなみに、あの曲のギターは、PAGE氏です

ええっ!そうなんですか??
そうと知ってて「ワン・ヒット」好きだったわけではないんですが。

>ベガーズ・バンケット
>レット・イット・ブリード
>スティッキー・フィンガーズ
>メインストリートのならずもの
>この4枚のうちのどれかを聴いて欲しいです

アルバム・タイトルは確かによく目にしますね。
図書館で探してみます。(税金は有効に使う)

>ほおって置いて、バグルスとか聴いた後にまた再び聞いて見て頂ければと…

いや、たぶんバグルスのほうがつらいです。
間にエア・サプライでもはさんでみます。

>やっぱり、このネタには、僕が書かなきゃ(笑)

聴いたアカツキには報告いたしやすんで、添削指導よろしく。

投稿: SYUNJI | 2006.12.10 15:53

Junkさん、コメント感謝です。
実はかなり前から「最後はストーンズ」って決めてたんですけどね。
聴いてない中でも最大のビッグ・ネームですし。
しかし初回がディランで100回目にストーンズって、果てしなく聴いてませんなぁ・・

>この数年では、ビートルズのアルバムよりも、ストーンズのアルバムの方がCDで再生される事が多いです。

Junkさんでもそうなってますか・・
「ビートルズばっか聴いててストーンズを全然聴かない」という人ってあまりいないのかもしれませんね。

>「レット・イット・ブリード」が個人的には一番好きですね。

ケーキがターンテーブルの上に乗ってるジャケットですね。
収録曲を見たら1曲も知りませんでした・・
図書館にあるかなあ・・

自分はNIFTYが2003年にBLOGサービスを始めた直後からのブロガーなのですが、同時期に始めた人の中にはものすごく有名なBLOGの書き手もたくさんいます。
ただ時々のぞいてみると、超有名BLOGであっても必ずしもコメントが毎回たくさん来ているわけではないようです。
書いてる本人が気にしてるかどうかわかりませんが、自分はやはりBLOGやるからにはコメントでの交流があったほうが楽しいんじゃないかと思います。
これまでの100回分にはほとんど全てにコメントをいただいてますので、自分が望んでいた形でBLOGが続けてこられたことは非常に良かったと思っています。

101回目がいつになるかわかりませんが、今後ともよろしくご指導下さい。

投稿: SYUNJI | 2006.12.10 16:14

100回、おめでとうございます!!

ストーンズについて特に語る事があるわけでもないのですが、お祝いを述べにやってきました。

でも、無理矢理語ってみると……

ストーンズ名義ではベスト盤しか持ってないので、SYUNJIさんの区分けで行くと「聴いてない」になってしまうと思いますが(汗)、ミックのソロ・アルバムは3枚聴いてるし(うち2枚は現在もCD保有)、当然"Dancing In The Streets"の12インチも持ってます。懐かしの12インチ!!
ロン・ウッドのソロもなぜか1枚持っていて、キースのソロも1枚は聴いてるので、「そこそこは聴いてる」って事にしていただいてもよろしいでしょうか?

そんな中途半端な私ですが、ライブ、行った事あります♪
なんか観てみたかったんです。すっごい楽しかったです。
ベスト盤に入ってない曲でも、知らないうちに知ってしまった(意味不明)曲っていうのも山ほどありますね~。あまりによく耳にするから、てっきり音源持ってると思ってたら、持ってなかったりと……、
ストーンズの偉大さを思い知らされる事はよくあります。

アレンジ変えたり、他の人が歌っても、案外良かったりするので、メロディもいいのかなと思ったりしてます♪

……無理矢理の割には長くなった(^^;)。

投稿: YAGI節 | 2006.12.10 17:22

YAGI節さん、コメントありがとうございます。

>当然"Dancing In The Streets"の12インチも持ってます。

この曲はヒットしましたね。
12インチ・バージョンもFMでエアチェックしました。
ミックとボウイが大口をあけてガンを飛ばし合ってるジャケットですね。(←陳腐な物言い)

>ロン・ウッドのソロもなぜか1枚持っていて、キースのソロも1枚は聴いてるので、「そこそこは聴いてる」って事にしていただいてもよろしいでしょうか?

いやあこれなら全然聴いてるじゃないですか。
ライブも行かれてるし、あとロン・ウッドのソロを聴いておられるってのもシブイですね。
むしろストーンズのアルバムをお持ちでないのは意外な気がしましたが。
確かにご指摘のとおりストーンズくらいになると「いつの間にか覚えた」曲がけっこうありますね。
音とは関係ありませんが、自分はロン・ウッドの描くミュージシャンの似顔絵がすごく好きです。

思えばBLOGを始めたおかげで、FROCKL同窓のYAGI節さんとも再会できたんですよね。(ボウイ、未だ聴いてませんけど)
今回もお祝いコメントをいただいて恐縮です。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: SYUNJI | 2006.12.10 22:45

あ、嘘ついちゃった。
ストーンズ名義のアルバム、他に2枚持ってました(大汗)。
失礼しました~。

>ボウイ、未だ聴いてませんけど

えっ!?
……失礼しました~。

投稿: YAGI節 | 2006.12.11 00:28

100回ですか。それよりも3年以上もブログを続けられていることに驚きです。

ストーンズ・・・私もよく理解できないバンドの1つです。好きな曲はいっぱいあるし、決してキライじゃないですけどね。
キースが以前、雑誌のインタビューかなにかで自分たちの演奏のことを聞かれ、「ロックしてロールすることが大事なんだ」と言っていたのを読んだことがあります。このとき私、この「ロール」の部分が、もしかすると、ストーンズのサウンドを理解するうえで重要なポイントなのかな、という気がしましたね。
先にV.J.さんもおっしゃられていますけど、ストーンズは「聴こうとする」のではなく「身を任せる」ほうが吉、なのかもしれませんね。できそうで、なかなかできないことなんですけど。

投稿: ルドルフ | 2006.12.11 06:48

SYUNJIさん、こんばんは。
通算100回、おめでとうございます! ストーンズのように
継続は力なり、200回を目指してがんばってください!
さて、私も聴いていません。それを所有しているCDの枚数から
考えてみました。比較対象はファンを自認しているボストンです。

        ボストン   ストーンズ
スタジオ盤    5       5      
ライブ盤     -       2
ベスト盤     0       2

まあ8年周期でしかアルバムを出さないボストンと比較するのも
なんですが、圧倒的にストーンズの方がCDを持っています。
それでも聴いていないとしなければならない理由を考えてみます。
例えば私はメタルは苦手ですが「金属的なボーカルが苦手」
「特徴的なツーバスが苦手」と理由が簡単にでます。
しかしストーンズの理由・・・・。「ブルースをベースにした王道のロッ
クサウンド」ですので私の好きなクラプトンと同じはずですが、
かなり違います。難しい・・・・あえて箇条書きにしますと、
 1.黒すぎる
 2.難しそうだ(評論を読みすぎたため)
 3.キャッチーな曲とそうでないディープな曲の差が大きい
あたりでしょうか。特に3。「Jumping Jack Flash」のような、奇跡
のようなギターリフが堪能できる曲は一発で好きになるのですが、
それだけではないのがストーンズの深さ、怖さです。私にはこれが
難しかったようです。

>>ストーンズではチャーリーのOKが出なければ、
>>勝手に録音もライブもできないものらしい。

そのようですね。ストーンズを「経営」しているのはジャガーですが
(この人はロックの王者と経営者という2つの顔をともに成立させて
いるのがすごいと思います)、
精神的支柱としてワッツの存在は巨大だそうですね。世良正則氏
もそのように言っておりました。

>>ビル・ワイマンはなぜストーンズをやめてしまったのだろう?

最近のインタビューによると「ツアー生活に疲れた、飽きた。家族と
過ごす時間を大切にしたい」だそうです。ちなみにメンバーとは良好な
関係にあり、別にケンカ別れではなかったそうです。

このように、ほとんど聴いていない私ですら長文になってしま
うのも、ロック界におけるストーンズの影響が出ていると思います。
ちなみにおすすめ盤としましては、みなさんも推薦されているように
「Let It Bleed」と「スティッキー・フィンガーズ」をあげておきます。

投稿: モンスリー | 2006.12.11 22:06

YAGI節さん、ふたたびコメント感謝です。

>ストーンズ名義のアルバム、他に2枚持ってました(大汗)。

やっぱり。
YAGI節さんほどの強者が持っていないはずがないじゃないですか。(笑)
あ、ボウイ、聴いてないことを告白してから2年半もたってしまいました・・すいません・・

投稿: SYUNJI | 2006.12.11 23:59

ルドルフさん、コメント感謝です。
自分でもこんなに長く続けられると思ってませんでした。
今後ともよろしくお願いします。(←まだ続けるらしい)

>ストーンズ・・・私もよく理解できないバンドの1つです。

おっと、そうですか!
少し安心しました。

>「ロックしてロールすることが大事なんだ」と言っていたのを読んだことがあります。

これ、あまりよくわかりませんが・・
王様風に言うと「グラグラしてユルユルすることが大事なんだ」でしょうか・・(よけいわかんないって)
要は「細かいこと言わねえでノるんだよ!」という感じかな?
やはりご指摘のとおり「身を任せる」バンドなのかもしれませんね。

モンスリーさん、コメント感謝です。
スタジオ盤を5枚もお持ちなのはすごいですね。
確か以前ストーンズはあまり聴いていないとうかがったように思いましたが・・

>1.黒すぎる
>2.難しそうだ(評論を読みすぎたため)
>3.キャッチーな曲とそうでないディープな曲の差が大きい

どれも難しいですね・・
1は60・70年代のロックにはかなり当てはまるような気もしますが、3は自分のような素人にはそこまでわからないですね。
ツェッペリンもそうですが、「いいなあ」と思ってた曲が実は古いブルースが源流だったりしますし。
ビートルズやストーンズくらいになると、あまりにもいろいろな曲があって「ロック」「ブルース」といったおおざっぱなククリでは語れないんでしょうけど。

>最近のインタビューによると「ツアー生活に疲れた、飽きた。家族と過ごす時間を大切にしたい」だそうです。

そうだったのか・・
なんかジョン・ディーコンも似たようなことを言って引退したような気がしますが。

>「Let It Bleed」と「スティッキー・フィンガーズ」をあげておきます。

なるほど。案外おすすめとなると票がまとまるみたいですね。
「ダーティ・ワークス」はキース主導のアルバムだそうですけど、これの評判はどうなんでしょうかね?

投稿: SYUNJI | 2006.12.13 23:20

つい他の人のコメントを読んでから、という卑怯な方法にでたぷくちゃんといいます。SYUNJIさん、100回おめでとうございます。もうお知り合いになれて1年半以上にもなりますね・・・

さてストーンズ。私も結構好きです。全くディープではないですが。私が感じているのは「湿り気」が十分ではないようなバンドという事です。

もちろん、ブルースを基調にしている音楽です。(でも今は「ストーンズ」であることを基調にしている音楽?)湿っています。でもZepなんかの湿り気よりはずっと乾いています。これに上手に乗れるかどうかなんではないでしょうか?ここが日本でも今一つの人気というところになってきているような気が。

でもブログをやり始めて一番驚いたのは、ストーンズファンが本当に多くいたという事です。やっぱり都会の方がファンが多いみたい。

コアなファンから後ろ指差されても時折聴く「ベガーズバンケット」は本当にとても聞いていて良いものを感じます。

投稿: ぷくちゃん | 2006.12.14 06:32

SYUNJIさん、こんばんは。
>>以前ストーンズはあまり聴いていないとうかがったように

やっぱり私にとっては「聴いてない」ミュージシャンなんですよ。
CDをこれだけ買ってしまったというのも、逆の意味でそれを
裏付けています。「ストーンズ、すごそうだ」「ストーンズ、
聴かなければ」といった感じで、購入していったようです。
ですが、60年代のヒット曲や前回のおすすめ盤2枚は私のような
ストーンズ初心者にも「これはかっこいい!」と思わせる何か
がありました。

>>「ダーティ・ワークス」はキース主導のアルバムだそうですけど

それはストーンズが解散で揺れていたころの作品ではなかったで
しょうか。
ちなみに、私の同僚に「Black & Blue」信者がいます。やはり
リチャーズ主導の作品のようです。
あと、ライブ盤「Flashpoint」は彼らのエンターテイメント性が
強くでていて楽しいです(こういう表現は許されるのだろうか?)。
ここには初来日の東京ドーム公演のテイクも収録されているようです。

投稿: モンスリー | 2006.12.14 22:06

ぷく先輩、コメント感謝です。
さっき電柱の陰からあたしとV.J.の立ち話をこっそり見ていたのは気づいていました。
先輩のおかげで100回を迎えることができてしあわせです。(棒読み)

>私が感じているのは「湿り気」が十分ではないようなバンドという事です。

うーん・・・これはちょっと難しい表現ですね。
自分の感覚から言えばツェッペリンのほうが乾燥してる雰囲気なのですが・・

>コアなファンから後ろ指差されても時折聴く「ベガーズバンケット」は本当にとても聞いていて良いものを感じます。

コアなファンであるV.J.若も推薦の「ベガーズ・バンケット」ですが、後ろ指をさすような人もいるんですかね。
今のところ「ダーティ・ワークス」を誰も薦めないのが少し気がかり。

モンスリーさん、コメント感謝です。

>「ストーンズ、すごそうだ」「ストーンズ、聴かなければ」といった感じで、購入していったようです。

あーなんとなくわかる気がします。
今自分のツェッペリンに対する感覚はこんな感じですね。
よく考えたら3枚目から「プレゼンス」まで連続で持っていることになりますが、聴いてるバンドという意識がまだ全然ありません。

>私の同僚に「Black & Blue」信者がいます。
>やはりリチャーズ主導の作品のようです。

ミックが無表情でぼてーんと写っていて、キースが「おめえ人の話聞けよ!」と叫んでいるジャケットですね。(そんなこたぁ言ってねえよ)
収録曲を調べましたが、これまた知ってる曲が全然ありませんでした・・

「ダーティ・ワークス」は確かに解散危機にあった時期のアルバムのようです。
ジャケットもキースがセンターにいますね。
ミックが勝手にソロを出してしまい、キースがえらく怒ったそうですが。

投稿: SYUNJI | 2006.12.16 00:32

ストーンズですかぁ。
語り始めるととまらなくなるので自制しつつ。

自制する、と宣言しなければならないくらい、
好きな人にとっては、まず『語りたくなる』バンドなのですね。
僕のお薦めは『ブラック&ブルー』です。
’76年の作品。ロン・ウッドが入った直後の作品。
トロットロのグルーヴであります。
ダーティ・ワークも結構好きですよ。
曲は大してよくないのだけれど、
闇雲な突っ走り感がかっこいいです。
2007年も色々聴いてないぶりを読ませてください。
今年もよろしく!

投稿: いしはら としひろ | 2007.01.10 13:07

こちらこそ今年もよろしくです。
自分の積み上げた100の「聴いてない」アーチスト、おそらくいしはらの聴いてる率は7割以上じゃないかとおびえているのですが、ディランに始まりストーンズにもコメント感謝です。

さておすすめは「ブラック&ブルー」ですか。
ロン・ウッドはここから加入したんですね。
ジャケットに写ってましたっけ?
正式なメンバーになるまでの間、ロン・ウッドは給料をもらって参加していたそうですが・・(こういう話から入るヤツ)

今年もこんな自分ですが今後ともよろしくご指導下さいまし。

投稿: SYUNJI | 2007.01.10 23:44

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