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聴いてない 第94回 スウィング・アウト・シスター

聴いてる意識は全然なかったわりに、毎年1曲ずつ録音コレクションが増えていったという少し変わった聴き方をしてしまったスウィング・アウト・シスター。
つい先日ベスト盤を聴いてみましたが、それまでは本当に数曲程度知っているだけでした。

「1曲ずつコレクションが増えた」とはどういうことか。
自分は79年から90年代前半まで、60分オムニバステープを延々作り続けていたのだが、80年代末頃からはFMではなくテレビの音声を録音していた。
MTVに代表されるプロモ・ビデオ番組を録画し、後で好きな曲だけカセットテープに音声を落とすのである。
だがこんな作業も毎週できるわけではなく、結局90年代以降は年末の年間チャート特集番組を使う程度になってしまった。
で、毎年その特集に登場していたのがスウィング・アウト・シスターなのだ。

この結果彼らの曲で聴いたのが以下である。
・Breakout
・La La (Means I Love You)
・Somewhere In The World
・Now You're Not Here

実際にはこれらの曲は毎年順番に発表されたわけではなく、たまたま自分が年末ごとに1曲ずつ聴いてきただけである。
曲ごとの印象は様々だが、どれも悪くない。
聴いてる範囲での彼らの音楽は、都会的でアートな雰囲気が漂いオシャレなイメージである。
「La La」「Now You're Not Here」などはやや物憂い感のあるバラードだが、決して暗すぎずバランスのいいサウンドだ。
「Now You're Not Here」は日本のテレビドラマのテーマソングにも使われたらしい。
「Breakout」なんて20年以上前の曲なんだが、今聴いても全然古くない。

さてグループの情報は何も知らない。
ということで例によってネットで調べてみました。
結成当時はアンディとマーティンという男二人のデュオ。
で、そこに女性のコリーンが加わり、3人組としてアルバムを発表。
2枚目以降はアンディとコリーンの2人でのユニットとして、現在まで続いている、というのが略歴。
グループ名はハリウッドのミュージカル映画のタイトルだそうだ。
トゥイステッド・シスターとは全く関係はない。

最初は男2人、その次は3人組って話は全然知りませんでした。
コリーンはあのシャーデーと同時期に同じアートスクールに通っていたらしい。
この人なんとなく木村カエラを思い出させるのですが、どうでしょう?

さてつい先日聴いてみたベスト盤ですが、聴きやすいことは確かです。
失礼な評価かもしれないけど、正直な感覚としては「BGMに適したサウンド」である。
深ーい感動があるわけではないが、「なんだかなぁ・・」と思ってついスイッチを切ってしまうようなことはない、そんな感じ。
基本的にこの人たち、あまり暗い音はないですよね。
ベスト盤はどれもテンポが同じような曲なので、これも聴きやすいと感じる要因かもしれない。
ドライブに向いているとも思う。
男女のグループだが、男は全然歌ってないですね。
聴いたベスト盤には「Somewhere In The World」がないのが残念だ。

ユーリズミックスほど鋭くなく、エブリシング・バット・ザ・ガールほど叙情的でもないが、独自の世界というか音楽観をしっかり持っていて、活動も長く続いているスウィング・アウト・シスター。
ベスト盤だけ聴いて結構満足してしまったが、もう少しサウンドに振り幅があってもいいかなとも思うので、それぞれのアルバムを聴き比べてみたほうがいいんでしょうね。
バラエティに富んだアルバムがあれば教えていただきたいと思います。

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コメント

SYUNJIさん、こんにちは。
全く聞いていません、スウィング・アウト・シスター。
数年前にトレンディ・ドラマ(死語?)で使われてヒットした
曲をぼんやりと覚えているだけで、SYUNJIさんが上げられたヒット
曲も曲名からして知りません。

といいますか、このグループは80年代半ばには既に活動していた
のですね。90年代に出てきたグループだと思っていましたので
驚きです。

>>ドライブに向いているとも思う。

しつこいですが(笑)、トレンディ・ドラマで使われたヒット曲(曲名
がわかりません)を思い起こしますと、そのドライブは確かにヤングな
アベックのラブラブなドライブにもよいかもしれません。しかし、
洋楽をあまり知らないちょいワル親父(死語?)が、ちょっと浮気な
ドライブに使ったりするのもありそうなサウンドでしたね。

ちなみに、ヒットしていたころは日本縦断ツアーをやっていたと
思います。海外での評価はどうなのか、気になるところです。

投稿: モンスリー | 2006.08.06 11:47

モンスリーさん、コメント感謝です。
このドラマ、調べたら「真昼の月」というタイトルでした。
先月CSのTBSで再放送していたようです。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d0132.html
全っ然見てませんでした。こんなのやっていたことすら知らなかった・・

>このグループは80年代半ばには既に活動していた
のですね。

日本では「Breakout」で存在を知った人がほとんどだと思います。
当時のMTVでも盛んに映像が流れていた記憶があります。(でも肝心のビデオの中身は覚えてない)

>洋楽をあまり知らないちょいワル親父(死語?)が、ちょっと浮気なドライブに使ったりするのもありそうなサウンドでしたね。

すごい評価だなぁ・・そんなワザは試したことがありません。(きっぱり。←いばってどうすんだよ)
「ちょいワル」はもう死語ですか・・
LEONの編集長もクビ?になったらしいし、ブームは終焉を向かえたということでしょうかね。

投稿: SYUNJI | 2006.08.06 16:10

SYUNJIさん、こんばんは。
>>調べたら「真昼の月」というタイトルでした。

それそれ。妻が毎回涙を流しながらみておりました。

>>すごい評価だなぁ・・そんなワザは試したことがありません

やっぱり本当の洋楽ファンなら、勝負デートで、
「Born In The USA」でテンションを上げて、「宮殿」で
哲学を語り、「天国への階段」の最後のプラントのシャウトで
商店する、これが王道のBGMでしょう。
・・・・ま、「あなたとのデートは二度とお断り」と言われて携帯電話
も着信拒否になるのは見えていますが。
冗談はともかく、実際、相手も洋楽ファンでもない限りこちらの
趣味を聞かせるのは非常に恥ずかしいものです。スウィング・アウト・
シスターは無難なチョイスなのかもしれません。

追伸:ニフティのフォーラムで、結婚式の入場のBGMに「Born・・・・」
を堂々とかけた強者が豪語していました。花嫁さんは反対しなかった
のでしょうか。

投稿: モンスリー | 2006.08.07 23:10

またもや難しい宿題に頭を抱えたぷくちゃんといいます。

この人たち・・・スタイル・カウンシルと区別つきませんでした・・・なんて言うとコアなポール・ウェラー・ファンに怒られそう。でもお洒落という言葉で括れそうですよね。

何も考えなくていい音楽。ボーとしている時にかけているといいなあと。ベスト1枚で十分です。(怒られるかな?)

>LEONの編集長もクビ?になったらしいし、ブームは終焉を向かえたということでしょうかね。

私はあんな洋服のチョイスする人が実在するなんて信じられません。一枚3万円のYシャツ買って、汚れの首輪ついたらどうするんだろう?クリーニングじゃ落ちませんよ!(なぜか本気モード)

投稿: ぷくちゃん | 2006.08.08 06:25

ぷくちゃんのいうとおり、、ベストで満足している、ベスト盤リスナー、だいまつです。

でも、「Get in Touch With Yourself」は持ってました。

一番好きな曲は、、「You on My Mind」ですね。

それにしても、また、面白い方向に話行ってますね、、。
結婚式に「Born In The USA」ですか。
自分の先輩に、スプリングスティーンが好きな人がいて、結婚式の2次会に猪木の「炎のファイター」を流して登場してました。
やはり、ブルースがすきでもやっぱりプロレスを優先するもんですよ!男は!

こんな事書いたら、またぷくちゃんに突っ込み入れられそう。(笑)

モンスリーさんのデートスケジュール、、暑いですね。いや、、、熱いですね。(受)

投稿: だいまつ | 2006.08.08 21:51

モンスリーさん、コメント感謝です。

>相手も洋楽ファンでもない限りこちらの
>趣味を聞かせるのは非常に恥ずかしいものです。>スウィング・アウト・シスターは無難なチョイスなのかもしれません。

ファンの方からは叱られるかもしれませんけど、そんな感じですね。
「宮殿」で哲学を語る時点で、ほとんどの女性はアウトでは・・・。

>ニフティのフォーラムで、結婚式の入場のBGMに「Born・・・・」を堂々とかけた強者が豪語していました。

自分の友人はクイーンの「Hammer To Fall」をかけました。
夫婦でファンだったようで、これは好評でしたね。

ぷく先輩、宿題感謝です。(偉そう)

>この人たち・・・スタイル・カウンシルと区別つきませんでした・・・

意外ですね。
先輩、ポール・ウェラーって聴いてませんでしたっけ?

>一枚3万円のYシャツ買って、汚れの首輪ついたらどうするんだろう?
>クリーニングじゃ落ちませんよ!

ちょい悪オヤジは汚れがつくほど何度も着ないのです。(知ったかぶり)
勝手な予想ですが、LEONは近いウチにリニューアルすると思います。
「ちょい悪」がすでに賞味期限切れな言葉であることを一番わかってるはずですから・・

だいまつ親分、コメント感謝です。

>でも、「Get in Touch With Yourself」は持ってました。
>一番好きな曲は、、「You on My Mind」ですね。

聴いてる・・・あなどれないだいまつ・・(ぷくちゃん調)

>結婚式の2次会に猪木の「炎のファイター」を流して登場してました。

「炎のファイター」は意外にギャグで流す人もいるんじゃないですかね。
むしろ「パワーホール」とか「吹けよ風、呼べよ嵐」「全日本プロレスのテーマ」なんかが真のマニアが選ぶ入場曲なのでは?
でも実際こんな曲で会場入りすると、客に殴りかかったり鎖振り回したりしそうですが。
(どんな結婚式やねん)

投稿: SYUNJI | 2006.08.08 23:01

>先輩、ポール・ウェラーって聴いてませんでしたっけ?

はい、ファンです。私が言いたいのはあの頃には何だか色々お洒落さん(死語)のグループがいたなあ、と漠然と思っていたのです。

今、この耳で聞けば二つのグループは絶対に区別がつく!歌っているのが男か女かだ!(←大馬鹿)

投稿: ぷくちゃん | 2006.08.09 18:47

SYUNJIさん、みなさん、こんばんは。
>>結婚式に「Born In The USA」ですか。
>>自分の友人はクイーンの「Hammer To Fall」をかけました。

夫婦でファンならなんとかなるかもしれませんが、
例えば「Born・・・・」をかけた新郎のように、新郎だけ得意になって、
新婦は恥ずかしそう、両家のご両親、年輩の親戚族、いかにも頭の
固そうな勤め先の上司の凍り付く表情をむしろ見たいと思います(^^;)。

ちなみに私はペーパードライバーですので、ドライブデートの
経験はありませんが、自分ならどうするかなあ・・・・
フリートウッド・マックかマイケル・マクドナルドあたりで
逃げるかなあ(←スウィング・アウト・シスターズと発想が同じ)。

投稿: モンスリー | 2006.08.09 23:16

ぷく先輩、コメント感謝です。
あー暑いね。

>私が言いたいのはあの頃には何だか色々お洒落さん(死語)のグループがいたなあ、と漠然と思っていたのです。

昔あたしはスタイル・カウンシルとスパンダー・バレエの区別がつかず、友人から厳しい叱責を受けたことがあります。

モンスリーさん、コメント感謝です。
最近の若いヒトって、結婚式でどんな音楽かけるんでしょうね?
むしろ親の世代がビートルズやストーンズで育ってますから、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」なんかで入場すると大受けかもしれませんな。(ホントかよ)

ドライブのBGMですが、昔あたしは王様をかけたことがあります。
でもウケていたのは自分だけでした・・
ここは思い切って「ザ・リバー」とか「ネブラスカ」なんかをかけるとどうでしょうか・・
たぶん二人とも無口になりそうな気もしますが・・
あ、スウィング・アウト・シスターがまた置き去り。(今更)

投稿: SYUNJI | 2006.08.12 00:44

the best of swinr out sisterだけ持ってるんですが、4曲目のトワイライトワールドのイントロで東京駅駅のホームでのアナウンスが入っていて驚きました。12年前に買ったCDで今まで聞いてて今日はじめて気がつきました。この曲よりはLALAとかブレイクアウトやアムアイザセイムガールがお気に入りだったので、しっかり聞いてなかったです。CDの解説ではアナザーノンストップシアターからの収録のテイクとあります。日本語もなかなかノスタルジーな感じです。

投稿: Mikako | 2008.07.10 13:46

Mikakoさん、コメント感謝です。

>4曲目のトワイライトワールドのイントロで東京駅駅のホームでのアナウンスが入っていて驚きました。

えっ、そうなんですか?
ベスト盤は聴いているのですが、この曲はあまり印象に残っておりません・・
あたしもしっかり聴いておりませんでした。
聴きなおしてみます。

スウィング・アウト・シスターとは関係ないのですが、ジョン・レノンの「スターティング・オーバー」にも「次は立川~」というアナウンスが入っているという話を聞いたことがあります。
何度も聴きなおしたのですが、これはわかりませんでした・・

投稿: SYUNJI | 2008.07.12 23:44

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