聴いてない 第96回 バリー・マニロウ
70年代を代表するエンターテイナー、バリー・マニロウ。
もちろん聴いてません。
顔も名前も知っているけど、10回に1回くらいは「バニー・マリロウ」とか言ってしまってると思う、そんなレベルです。
聴いてる曲はあまりにも有名な「コパカバーナ」、それとなぜかエアチェック経験のある「バミューダ・トライアングル」、この2曲だけ。
むしろ2曲も聴いてることのほうが驚き。
従って聴いてない度も驚きの3。
他にも全米1位の曲はあるそうですが、聴いてません。
聴かされれば「あ、これ聴いたことあるな」ってのはありそうですが。
「コパカバーナ」を初めて聴いたのは78年頃だ。
学校で若い女の英語の先生が、授業中に教材代わりに生徒に「コパカバーナ」を聴かせたことがあった。
今思うと教材というより、単に先生が聴きたかっただけだったんじゃないかなぁ。
ちなみに同時に先生が生徒に聴かせたのがビリー・ジョエルの「ストレンジャー」である。
なので自分の中ではこの2曲はセットになっている。
英語の授業のたびにしょっちゅう聴かされるんで、この2曲の生徒の評判はあまりよくありませんでした。
バリー・マニロウはロックというジャンルとは少し違うので、その後バリーの曲を自主的に聴くこともなく、バリーがどんな人なのか興味を持つこともなかった。
ちなみにバリー・マニロウ、顔はロッキー羽田に似ていると思う。(わかんねえよ)
あとあたしの高校の同級生の松本くんもバリーに似ていました。(どうでもいいよ)
コパカバーナのイメージしかなかったので、勝手にフロリダとかカリフォルニアあたりの人かと思ってたが、ニューヨーク出身だそうです。
今でもラスベガスのホテルでショーをやってるそうで、息の長い歌手である。
80年代には西城秀樹に曲を提供し、デュエットもしている。
この時の二人のインタビュー記事をFMステーションで読んだことがある。
「すっかり二人は意気投合」という雰囲気に満ちあふれた内容で、バリーはヒデキの英語の発音に感動したらしく、「てっきりヒデキは英語が話せるのかと思った」などと発言している。
・・・これ、ヒデキは誉められたのか・・?
他に聴いてないアーチストなんて山ほどいるのに、なんでまたバリー・マニロウなんか持ってきたのか?
実は先日FMを聴いていたら、バリー・マニロウの話題が流れてきたのである。(曲ではない)
さっきネットで検索したら、その記事が見つかった。
迷惑な「不良車」撃退にバリー・マニロウ?
2006年06月05日19時17分
[シドニー 5日 ロイター] オーストラリアのシドニーでは、大音響を鳴り響かせて近隣住民を悩ませている「不良車」を一掃する手段として、米歌手バリー・マニロウの曲が利用されることになった。不良のたまり場になっている駐車場に、スピーカーでバリー・マニロウの曲を流すという。
オーストラリアでは数年前にもショッピングセンターで「ビング・クロスビー」の曲を使った迷惑ティーン撃退の実績があり、当局職員らは、若者にとって「クールじゃない」マニロウの曲なら今回も成功すると考えている。
5日付の現地紙で地元議員は「近くにはレストランもあるが、人々は不良たちを恐れて駐車場を利用できなくなっている」と指摘。その上で「流行り物でない音楽」に耐えられなくなって不良は立ち去ることになるだろうと述べた。
要するに「不良も逃げ出すほどイケてない音楽」にバリー・マニロウが選ばれたってことでしょ。
効果はありそうな気はしますが、選ばれるバリーも気の毒・・・
本人はこの話を知っとるんだろうか。
レイフ・ギャレットとかショーン・キャシディでも効果はありそうですけど。
MCハマーやタトゥーなんてのもいいかな。
そのうち日本でも深夜のコンビニの前で流す「不良撃退音楽」ってのが、コンビニチェーン本部で検討されるんじゃないですかね?
そんなわけで、不良も逃げ出すバリー・マニロウ。
でも曲がりなりにも全米No.1獲得の実績を持つ大スター。
関係ないけど「スター」って称号も、にしきのあきらが使うようになってからすっかりニュアンスが変わってしまったような。
えーと、バリー・マニロウ、鑑賞意欲など全然ないんですが、聴いたほうがいいアルバムなどあれば、ご指導いただければと思います。
たぶん、あたしも逃げ出すかもしれませんが・・・
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