聴いてない 第72回 トーキング・ヘッズ
72回も聴いてない自慢をしておいてナンですが、やはり「聴いてない」ことを白状するのは、どのアーチストも結構後ろめたいものです。
今回採り上げるトーキング・ヘッズも、実はできればあまりふれずに通り過ぎたいアーチストである。
ロックが好きな人たちと楽しく談笑してて、トーキング・ヘッズの話題になったら、一応聴いてるフリして適当に相づちは打つが本音は「あー早く他の話題に移りたい・・」と感じてしまう、そんな位置づけだろうか。
トーキング・ヘッズの名前は80年代から一応知ってはいた。
ただFMで彼らの曲をエアチェックしたことは一度もない。
「Road To Nowhere」1曲しか聴いてないので、聴いてない度は2。
しかもこの曲、発売は85年だそうだが、聴いたのは93年になってからである。
どことなくエスニックな雰囲気の、行進曲調のサウンドだ。
自分は昔録音したテープをMDに複製したものを毎日の通勤時に聴くのだが、今日選んだMDに偶然この曲が入っていた。
93年当時にMTVから音声だけテープに落としたものだ。
悪くはないがそれほどの感動もない。
バンドから派生したトムトム・クラブのアルバム「おしゃべり魔女」は、その昔姉が貸しレコード屋で借りてきたが、音もヘタウマ調(死語)のジャケットもちっともいいと思えなかったので、テープにも録らなかった。
姉も特に入れ込んだ様子もなく、その後もトーキング・ヘッズが我が家に流れる機会は全くなかった。
もちろん当時のFMでも流れてはいただろうし、おそらく貸しレコード屋にも在庫はあったはずだ。
自分の聴く分野とは違うと早くから決めつけてしまっていたのかもしれない。
自分はとにかくチャート指向だったので、トーキング・ヘッズのような「そんなにばんばんチャートには登場してこないアーチスト」に弱い。
聴いてないから勝手なイメージでしかないが、「聴いてるとステージのあがりそうなアーチスト」という感じだ。
コステロとかスティーリー・ダン、アラン・パーソンズ・プロジェクトやロキシー・ミュージックなんかもそんなイメージ。
知的でアーティスティックな雰囲気を持った偏差値の高そうな人たち、というところでしょうか。
たぶんそれぞれの音楽性は全然違うんでしょうけど。
「どんなの聴いてました?」と聞かれて、
「トーキング・ヘッズなんか好きでしたねぇ」
という答えと、
「エア・サプライとか・・」
という答えでは、やはり受け取られ方・見られ方が違ってくるんじゃないでしょうかね?
いいんだけどさ、あたしゃエア・サプライでも。
聴いてなくてもメンバーの情報を多少でも知っていればいいのだが、残念ながら全くわからない。
しかたがないのでネットで調べてみました。
トーキング・ヘッズ、「ニューヨークのインテリパンクバンド」などという説明があちこちのサイトにあります。
アートデザインスクール出身のデビッド・バーンが中心となって70年代後半に結成。
・・・はぁ。デビッド・バーンの名前は聞いたことがあるようなないような・・
パンクと言ってもロンドン・パンクとはだいぶ趣が違うようだが、どっちもあまりよくわからない。
ラモーンズやイギー・ポップといったバンドも同じようなポジションに扱われるらしい。
エイドリアン・ブリュー、ジョージ・クリントン、ブライアン・イーノなどのアーチストとも親交があるそうだ。
・・・ますます困ったことにこれらの名前も「聞いたことはある」程度の知識しかない。
ラモーンズもイギー・ポップも全く聴いてないし。
ブライアン・イーノの名前はあちこちで聞くけど、自分の中では「Windowsの起動音を作ったヒト」くらいの低レベルな教養しか持ち合わせていないのである。
「ロックは人から」を自認するワタクシですが、その「ヒト情報」すら貧弱だとどうしようもないですね。
トーキング・ヘッズの話題で盛り上がることを恐れるのは、こんな状態だからだ。
このテのアーチストって、好きな人はいったん話始めると長そうだし。(←偏見)
さらに驚いたことに、トーキング・ヘッズは2001年にはロックの殿堂入りも果たしている。
そういえばこないだ乗った飛行機の機内音楽プログラムで、殿堂入りしたアーチスト特集をやっていた。
プレスリーやエディ・コクラン、ツェッペリン、プリンスやプリテンダーズなどの曲を流してたけど、トーキング・ヘッズもあったはずだ。(覚えてないからたぶん寝てたんだろう)
25年以上のキャリアが殿堂入りの条件だそうだが、それだけ音楽界に貢献してきたってことですよね。
聴いてる方々にとっては「んなのあたり前だろうが」だとは思いますが。
あーなんか書いててどんどん居心地が悪くなってきたぞ。
殿堂入りまでしているのに聴いてないのはやっぱマズイかなぁ?
プリンスは聴いてなくてもあんましマズイとは思ってないんだけど。
そんなわけで、実は今でもものすごい切迫感というのはないのだが、まあ適当に相づちが打てる程度にはなっておいたほうがいいのかなぁ・・・などとうっすら感じているので、「最低限これだけは聴けよまったく」というアルバムがあれば、ご指示いただきたいと思います。
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コメント
ぶるぶる、トーキングヘッズの話題が出ることを恐れる私、ぷくちゃんです。
私も全然知らない、聞いたことがない、聞くこともないだろうのヘレン・ケラー状態です。でもイメージとしては嫌な奴ら。と言ったところでしょうか。
「一番好きなバンドは?」「トーキング・ヘッズ」と答えるのは、「サージェント・ペッパーズをロンドンのタワー・レコードで買った。」と答えるのと同じくらいのスノッブさを感じます。(爆)
>ブライアン・イーノの名前はあちこちで聞くけど、自分の中では「Windowsの起動音を作ったヒト」
ロキシー、首になったのに・・・
投稿: ぷくちゃん | 2005.09.23 15:08
私は『Fear of Music』が好きです。「Air」とか「Heaven」とか好きな曲がたくさん入ってます。
残念ながらアナログを処分してから、CDで買い揃えていないので、とりあえず『ベスト!』を買ったのですが、あまり楽しくない…
Talking Headsはエキセントリックなイメージ。ヘタウマな感じはTelevisionにも通じるところ。
でも、当時は新鮮な音楽でした。
ただ、今聴くと一般向きとは言い難いですね。
投稿: hello nico | 2005.09.23 17:07
こんばんは。
トーキング・ヘッズの「サイコキラー」って曲が大好きで、それが収録されているオリジナルアルバムを買って、それがめちゃくちゃ気に入ってしまった男です。
その余勢を駆って、そのアルバム以外もちょっと聴きましたが、それほどの感動はなくガッカリした覚えがあります。
好き嫌いハッキリするバンドでしょうね。
投稿: Junk | 2005.09.23 22:44
トーキングヘッズは、好き嫌いがハッキリでるバンドですから最初の一枚を選ぶのは慎重にならなくてはなりません。『Remain in Light』を最高傑作にあげる人が多いと思いますが、彼らをほとんど聴いたことがない方にはオススメできません。拒否反応を示す率が高いと思われます。最初の一枚目でオススメするのは『Stop Making Sense』のビデオです。これはStop Making Senseツアーを撮ったライブ映像で、監督は「羊達の沈黙」で有名になる前のジョナサン・デミです。このフィルムはかなり秀逸で、ニューヨーク近代美術館(通称MoMA)にも所蔵品にもなっています。1曲目の「Psycho Killer」の演出が特に印象的です。僕はアルバムを聴くよりもこのライヴ映像を見る方が入りやすいと思います。アルバムから入るのであれば、『Little Creatures』あたりが入りやすいと思います。
ちなみに、トム・トム・クラブのジャケットの絵はジェームス・リジーという人の作品です。
投稿: getsmart0086 | 2005.09.24 00:54
みなさんコメントありがとうございます。
ご指摘に共通するのは「好き嫌いがはっきり出るバンド」ですね。
ぷく先輩、聴いてないスか、気が合うなぁ。
>、「サージェント・ペッパーズをロンドンのタワー・レコードで買った。」と答えるのと同じくらいのスノッブさを感じます。(爆)
悪かったわね。(笑)
他に大したネタもないんで無理矢理自慢したるわい。
ちなみにそん時いっしょに買ったのはデキシーズの「Searching For The Young Soul Rebels」だ!どうだ!
nicoさん、こんばんは。
>Talking Headsはエキセントリックなイメージ。ヘタウマな感じはTelevisionにも通じるところ。
う~ん、イメージはなんとなくわかりますが、残念ながらTelevisionはトーキング・ヘッズ以上にわかりません・・
Junkさん、こんばんは。
>そのアルバム以外もちょっと聴きましたが、それほどの感動はなくガッカリした覚えがあります。
うわーなんかヤバイ情報だなぁ・・
みなさんお好きな曲やアルバムが少し割れてますね。
やや混乱してきたあたし。
でもウラを返せばそれだけいい曲が多いということかな?
getsmart0086さん、丁寧なご指導ありがとうございます。
getsmart0086さんの言われるとおり、ド素人な自分の場合、最初の一枚が肝心ということになるんでしょうね。
確かに「Stop Making Sense」がいいという記述があちこちのサイトにありました。
ただ自分の音楽に対するこれまでの構え方からすると、「聴いてないアーチストの映像に感動する」というシーンは想像しがたいのが正直なところです・・
投稿: SYUNJI | 2005.09.24 01:17
こんにちは。Talking Heads聴いてなかったんですね~。
私はデビッド・バーンが好きなので(顔が)、
好きですよ。
好きか嫌いかで言うと、好き。ってくらいですが…
何かざわざわしてきます。
…これじゃ分かりませんかね…汗
アルバムはRemain in Lightかなぁ…
SYUNJIさん聴いてなかったんですね~。へぇ~。
へぇへぇへぇ~。
投稿: モリ男 | 2005.09.24 14:14
全く聴いた事のない、、Talking Heads。
私が洋楽を聴き始めた頃、、雑誌をチラッと見たら、Remain in Lightを80年代最重要アルバムベスト3!の内の一枚になっていて、聴いていない事に焦っていた事があります。
>「Windowsの起動音を作ったヒト」、、
私の持っているドリームキャスト、、起動音は坂本龍一が作っています、、、。
ああ、、こんな事しかコメント残せない私、、、。
後、、
>Television
マーキュリームーンを友人から貰っておきながら、、全然聴いてもなじめませんでした、、。
これも、人によっては名盤に挙げている事も多く、、
どうも、この系統は全く私には向いていないようです、、。
音楽を聴いていて、曲のイメージにプロレス技が炸裂する映像が思い浮かばないと、わたしの場合、、駄目なようです、、、。
投稿: だいまつ | 2005.09.24 19:30
モリ男さん、こんばんは。
最近関東もやっと涼しくなりました。
>SYUNJIさん聴いてなかったんですね~。へぇ~。
そんなに感心するほどのことでは。(笑)
トーキング・ヘッズ、聴いてると思ってました?
なんだか弱みを握られたようでヤだなぁ。
だいまつさん、聴いておられないのにコメント感謝です。
トーキング・ヘッズ、どうも好き嫌いが分かれるというより、よく聴いてるか全く聴いてないかが分かれる、といったところでしょうか。
>Remain in Lightを80年代最重要アルバムベスト3!の内の一枚になっていて
残りの2枚はなんだろう・・
その2枚とも聴いてなかったらどうしよう・・・
投稿: SYUNJI | 2005.09.24 22:40
毎度お世話になります。
トーキング・ヘッズ、自分のブログで取り上げた割には、何を書いたかあまり覚えてません(笑)。とりあえずトラバ飛ばさせていただきました。
キーワードは、「ひねくれた」「知能犯」「ちょっとねじれた感じ」といったとこでしょうか。
「シンプルで」「肉体派」「どこまでも直球勝負」
が好きな人にはまず合いません。
また、基本的には、メロディのよさでなく、リズムの面白さを追求したバンドなので、
「音楽はなんといってもメロディだもんね」という人にも縁のないバンドかもしれません。
なんかどんどん門戸を狭めていっているような・・・・
投稿: カナ | 2005.09.25 00:59
>「シンプルで」「肉体派」「どこまでも直球勝負」
が好きな人にはまず合いません。
カナさん、いかにも私には合っていないようなバンドのようですね。
あまり考えて音楽をきいていない私、、、
ちょっと聴く事を躊躇してしまいますね、、(笑)
投稿: だいまつ | 2005.09.25 05:53
SYUNJI兄さん、こんにちは。まさかここでトーキング・ヘッズが語られることとなるとは!(驚)かくいう私もあまり聴いてません。というか当時PV全盛時代にちょっとだけ聴いたって程度でして。あの細いカラダにブカブカのジャケットでカラダをくねらして摩訶不思議な曲を歌う彼に目が釘付けでした。当時邦楽でいえばパール兄弟なんかが好きだったので結構好きだったかも…だけど残念な事に曲名までは覚えてない…ってとこがアタシらしいっちゃアタシらしいんですけど。とにかくあのブカジャケですね。カナさんの書かれてた、「ひねくれた」「知能犯」「ちょっとねじれた感じ」…結構好きなんですよ。ほほほ。
投稿: 祥 | 2005.09.25 10:25
カナさん、毎度ご指導ありがとうございます。
>「ひねくれた」「知能犯」「ちょっとねじれた感じ」
なるほど。
みなさんの指摘を総合すると、「クセ者」といった感じでしょうか。
>「シンプルで」「肉体派」「どこまでも直球勝負」が好きな人にはまず合いません。
自分、だいまつさんほどピュアじゃないので、「どこまでも直球勝負」ってほどでもないんですけどね。
単純に言えば「ミーハー」なだけですけど。
でもトーキング・ヘッズ、ハードルは高そうだなぁ。
狭い扉がさらに閉じかけてる感じです。
祥お嬢、コメント感謝です・・・けど、お嬢コレ聴いてないってことなのかな?
お嬢の言うPV、有名なんでしょうか。
見たら思い出すかな?
>まさかここでトーキング・ヘッズが語られることとなるとは!
そうスね、自分でもトーキング・ヘッズをネタにエントリするとは思いませんでしたね。
聴いてない上に「よく知らない」となると文章起こせないんですよ。(当たり前か・・)
邦楽を採り上げないのはそのためです。
実はジャクソン・ブラウンも「聴いてない」こと以外何も書けず、一度書いてボツにしたくらいです。
投稿: SYUNJI | 2005.09.25 23:48
トーキングヘッズとウルトラセブン。名前が似ているのでトラックバックさせていただきます。
>キーワードは、「ひねくれた」「知能犯」「ちょっとねじれた感じ」といったとこでしょうか。
とカナさんの文章を見て、ああ、聞いていなくて良かった(爆)と感じた、肉体派(デブ)ぷくちゃんでした。
投稿: ぷくちゃん | 2005.09.26 05:28
SYUNJIさん、こんばんは。
先日ももうしました通り、1曲も(曲名、アルバム名すらも)知りません。
>>「ニューヨークのインテリパンクバンド」
私は、勝手にニューウェーブ系かと思っていました。といいつつ、
ニューウェーブが何なのか、これを説明できないのも悲しいですが。
ラモーンズは1回だけ、アルバム(多分ベスト盤)を聞いたことが
ありますが、パンクでした。多分、ロンドンパンクよりマイルドだった
かもしれませんが、ロンドン、アメリカともにパンクは聞いたことが
ないので、これまたわかりません。
うーん、「わからない」「知らない」が連発される、見苦しいコメ
ントになってしまいました。大変申し訳ないです。
パンクとはいえ、ポリスはパンクの趣のあるロックバンドでしたので、
トーキングヘッズもそんな感じなのでしょうか???
(最後までわからずじまいで、申し訳ないです)
投稿: モンスリー | 2005.09.26 22:49
トーキングヘッズ、盛り上がってますね!意外!!リメインライトはミュージックマガジンでは絶賛だったので、買いました。その後すごく良かったというのではないけど!数枚買い続け、リトルクリチャーズが一番好きです。今でもすがすがしい朝とか、午前中の高原ドライブに自分はOKです。言い忘れましたが、自分は通勤電車でキングクリムゾンの暗黒の世界を聞くことができる人間です。
投稿: マルチオーディオ | 2005.09.26 23:20
SYUNJIさん、お久しぶりです。
トーキング・ヘッズ! うわ〜来た〜!
というのが今回の第一印象。
エルビス・コステロ、XTC好きのワタクシ、実は高校時代にけっこう聴いてました。でも「好きか?」と聞かれると、ビミョーです非常に…。
皆さん「ひねくれた」とか「知能犯」といったキーワードを上げていらっしゃいますが、ワタクシ的にキーワードをあげるとすると「確信犯的なスノビズム」という感じでしょうか。
そもそもリーダー格のデビット・バーンが美術系の学校出身という点が、このバンドの象徴である気がします。アルバムジャケットにしろ曲にしろ、どことなくインテリチック&アーティスティック風味を醸し出しており、おそらくそれらすべてはデビッド・バーンの計算に入ってんだろうな…という印象を持ちつつ聴いていたような記憶があります。
曲は、ポップな曲はめちゃめちゃポップで聴きやすい。SYUNJIさんが唯一聴いたことがあるという「Road To Nowhere」がその代表格。これはビデオクリップも非常に素晴らしい出来でした。あと「Wild Wild Life」(これもクリップが良かった)。そしておそらく代表曲である「Psycho Killer」。これはまあポップとは言えないかもしれないけど、一度聴いたら忘れられない、強烈なインパクトを持った曲ですね。
また、アルバム「Remain in Light」が80年代の最重要アルバムベスト3の1枚だという話ですが、あれはまさしく好き嫌いが別れるアルバムだと思うなあ…。当時ワタクシ、「Rockin' on」を愛読しておったのですが、その誌上で「Remain in Light」に関する大論争があったんですよ。まず編集長(当時)の渋谷陽一がこのアルバムを評して「トーキング・ヘッズはゴミじゃ!」とやって、これに音楽評論家の今野雄二が反論を加えたのですね。ちょうどYMOが「増殖」というアルバムで「いいものもある! 悪いものもある!」をやってたころで、いやはやまったくYMOが茶化してるとおりだ、とニヤニヤしながら論争を斜め読みしてました(ただし論争の詳しい内容は見事に忘れてます…)。
「Remain in Light」は、ロックにアフリカの民族音楽的なリズム、エッセンスを加えた、ということで評価が高かったはずだと思いますが、ひいき目に聴いても決してポップな内容ではありません。でも好きかキライかと聞かれたら、ワタクシはこれけっこう好きなんですよね。だからワタクシ、実はSYUNJIさんと気が合わないのかも…(笑)。
結局、曲の作りという点だけでいうと「ものすごく振り幅の大きなバンド」と言えるかもしれません。振り幅がデカくて、中間が薄い…。ポップな「ペニー・レーン」も、ヘビーな「ヘルター・スケルター」もあるけど、中間的な「グラス・オニオン」はない…みたいな(例えが悪いか?)。
でも「Remain in Light」、一聴の価値はあると思いますよ。「これが80年代の最重要アルバムベスト3に入るのか??」と確認するだけでも…。
投稿: 富美男 | 2005.09.27 23:12
トーキングヘッズとウルトラセブン。名前が似ているのでトラックバックさせていただきます。Part2
モンスリーさん、こんにちは。(いきなり掲示板状態)私にウルトラ・セブンを借りさせた原因50%のあなた(かなり、言いがかり)、是非とも当ブログにもコメントを!(不人気ブログでよくある強制コメント依頼)
しかし、セブンDVD買っておこうかな。(もはやトーキングヘッズとレディオヘッドの区別もつかない状態)
投稿: ぷくちゃん | 2005.09.28 07:36
>80年代の最重要アルバムベスト3
何気なく書いたこの事が、結構皆さん取り上げられていてちょっとびっくり、、。
私が読んだ雑誌は、、多分FMファンかFMステーション、、でローリングストーン誌が特集していたのを提携していたからそのまま転記した記事だったと思います、、。
1位が「ザ・クラッシュ: London Calling」だったと思います。でもってトーキングヘッズだったと思います。
3位は忘れました、、。
わたしの場合、、そういう雑誌を読んでみても、結局トーキングヘッズとザ・クラッシュはまだ全然聴いてません。(これは、、junkさんに怒られるな、、)
でもってロッキンオンでも論争になったとピーターバラカンさんの本の中で渋谷陽一さんが言っていたような、、。ただ、私はロッキンオンは全然読みません、、。これまで、プリンスを取り上げた時の2回しか買った事が無いです。
音楽雑誌なのに文字が多くて、、。
ロッキンオン読んでいると、、プロレス雑誌の週プロを読んでいる心境になってしまうんですよ、、。「こらー週プロ!だから何分に雪崩式フランケンシュタイナーが炸裂したんだよ!お前の勝手な思い入れは後で別枠で書け!!」と言いたくなるような、、。雑誌側の思い入ればかりでミュージシャンの事を書いて無いような、、。
ちょっと話がずれましたね、、。
投稿: だいまつ | 2005.09.28 22:36
いやー自分も含め「聴いてない人」「聴いてる人」がかなり入り乱れてコメントしていただいてますね。
正直トーキング・ヘッズ、知らない部分の多いアーチストなんで、今回それほどエントリにも力が入らなかったんですけど、予想を上回る反響にびっくり。
まあ中にはセブン一辺倒の方もおられますが・・・
ぷく先輩:
>トーキングヘッズとウルトラセブン。名前が似ているのでトラックバックさせていただきます。
はいはい、わかったわかった、ちゃんと返事してるじゃん。(つうかオレしか反応してない?)
なんかフレンドリーな圧力団体みたいだなぁ。(笑)
でも先輩、こんだけ盛り上がってきたんで、トーキング・ヘッズ少し聴いたほうがよくないスかね?(小心者)
モンスリーさん:
そうか、そういやポリスだってパンクに彩られたバンドだよな。
ポリスが好きならトーキング・ヘッズも大丈夫なんでしょうかね?かすかに希望がわいてきましたね!
マルチオーディオさん:
>その後すごく良かったというのではないけど!数枚買い続け、リトルクリチャーズが一番好きです。
これスゴイ聴いてるってことではないですか?
トータルで何枚アルバム作ったのかわかりませんけど。
>今でもすがすがしい朝とか、午前中の高原ドライブに自分はOKです。
これまた意外な評価・・・
トーキング・ヘッズ、解釈も相当様々なようですね。
富美男さん:
どうも、先日はお世話になりました。
やはりトーキング・ヘッズ聴いてましたか。
そんな気はしてたんですけどね。
>「Remain in Light」は、ロックにアフリカの民族音楽的なリズム、エッセンスを加えた
微妙だなぁ・・拒絶はしないと思うけど、途中で寝るかもしれない、そんな不安があります。
>ポップな「ペニー・レーン」も、ヘビーな「ヘルター・スケルター」もあるけど、中間的な「グラス・オニオン」はない
これまたすげー微妙だ・・
どの曲も嫌いじゃないが、むしろ「グラス・オニオン」が中間となってるところは違和感。
あ、そういう問題じゃないですね。
だいまつさん:
>1位が「ザ・クラッシュ: London Calling」だったと思います。
聴いてません。当然か。
クラッシュ、この曲は聴いてますがアルバムなんか1枚も聴いてません。
どうしてこれが重要な1位なんだ?
エア・サプライは入ってないの?
>私はロッキンオンは全然読みません、、。
あたしも読みませんねぇ、、、。
あたしゃなぜか渋谷氏の嫌いなエイジアとかフォリナーとかカルチャー・クラブが好きなんで、80年代当時から「この人は敵」と思っているところがあります。
週プロも全然読んでませんけどね。
投稿: SYUNJI | 2005.09.28 23:44
SYUNJIさん、だいまつさん、こんばんは。
またまた話がそれて恐縮ですが、
ロッキンオンはトンガリ度が高いのでほとんど読んだ
ことはないのですが、渋谷氏は密かに好きで、結構単行本を持っています。
たぶん、この人の文章を読まなければレッド・ツェッペリン
を聞いていなかったと思います。
しかしまた、敵を作るであろう文章であることも
何となくわかりますね~。
投稿: モンスリー | 2005.09.29 21:51
「ロック微分法」・・・一時期私のバイブルでした。ELPの「ラブ・ビーチ」についてあれ程見事に駄目さ加減を解説してくれた文章はなかった・・・・・
でも同時期にミュージック・マガジンで中村とうようがプログレの終焉を書いた文章の方が更によかったような気が・・・・氏曰く「リズムがだらしないバンドは滅びる・・・」(ちょっと違っていたらごめん)
投稿: ぷくちゃん | 2005.09.29 23:26
モンスリーさん、ぷく先輩、コメント感謝です。
トーキング・ヘッズと渋谷陽一、名前が似てるのでロッキンオンの話をさせてもらいます。(パクリ)
あのですね、一応自分も版元の人間ですが、編集者・出版人としての渋谷氏の手腕は高く評価してますよ。
すごく少ないスタッフで編集してるし、営業・販売も同じ人たちがやってるそうですよね。
アマチュア同人誌なんかでそういったノリで作ることはありますけど、一般誌ではちょっと考えられないと思います。
しかしですね。
その昔エイジアの「After The War」を新曲として番組でかけようとした時、渋谷氏はココロの底から「あーオレこんな曲キライ。ホントはかけたくない」って態度があまりにもあからさま。
「音を重ねりゃいいってもんじゃないんですよ」
「このイントロもいかにも大げさで・・・しょうがないですねえ。まあ聴いて下さい!」
などと言いながら「聴きたいヤツは聴けば?」といわんばかり(実際言ってたが)。
この放送以降、あたしと渋谷氏との確執は決定的なものとなりました。(ウソ)
投稿: SYUNJI | 2005.10.01 00:15
トーキングヘッズとウルトラセブン。名前が似ているのでトラックバックさせていただきます。Part3
SYUNJIさん、誤植(ずうずうしい)まで見つけていただいてありがとうございます。寝る間を惜しんで書いています。(馬鹿)
でも12話は多分無理だろうな・・・なんか変なメールが来そうで・・・まあそれも面白いか!
投稿: ぷくちゃん | 2005.10.01 18:01
トーキング・へッズの事を書くためにあらためて色々聴きました。
私は初期の頃の方が好きですが、とっつきやすいとは言えず、たぶんSYUNJIさんには合わないかもしれません。
上の方でも、指摘されてましたが、「Road to Nowhere」「Wild Wild Life」の後期の方がポップで無難かと思いました。
私は他のバンドとはちょっと違う変わった音楽、今までこんな音楽は聴いた事ないな、と思うと喰いついてしまいがちです。
ちなみに「ロッキン・オン」は書店に頼んで定期購読してました。理由は安かったから、たぶん380円。「ミュージック・ライフ」や「音楽専科」は500円ではなかったでしょうか。
TBさせてくださいね。
投稿: hello nico | 2005.10.13 01:14
nicoさん、コメント&TBありがとうございます。
>私は他のバンドとはちょっと違う変わった音楽、今までこんな音楽は聴いた事ないな、と思うと喰いついてしまいがちです。
nicoさん、これまでもそんな事をおっしゃってましたね。
自分は全く逆で、流行っているとそれほど好きでなくても聴いたりしてました。
まあ結局その中から好みも生まれるのですけど。
トーキング・ヘッズ、これだけいろいろアドバイスがあると少し構えますな。
プログレと同じように、聴くのに勇気がいりそうです。
「ロッキン・オン」は姉も読んでなかったので、存在を知ったのも割と後になってからです。
「ミュージック・ライフ」、最後は寂しく廃刊になりましたが、「ロッキン・オン」は健在なことを考えると、悔しい?けど渋谷陽一恐るべし、です。
投稿: SYUNJI | 2005.10.15 21:45
>これまでもそんな事をおっしゃってましたね
トシのせいか、同じ事を何度も書きこんでしまい、すみません。どこで、何を書いていたかも忘れがちです。
>流行っているとそれほど好きでなくても聴いたり
私もですよ。流行っていると聴きたくなくても耳に入ってきて、自然と記憶に残ります。だから、年代別コンピアルバムは結構持ってて、80年代の物はだいたい、クイーンとデュランデュランが入ってます。トーキング・ヘッズは入ってませんね(笑)
>「ロッキン・オン」は健在なことを
やはり、時代の流れによって変化しなければならないのかもしれませんね(←これももう何度も書いたかも)。マイナーな存在だった「フールズメイト」が健在で驚きましたよ、内容が変わってて手に取りにくいです。
アッ、そう言えば初めてディアゴスティーニを買いました「ゴールデン・ポップス」。でも、内容をみたら、果てしなく続きそうで、次号の購入を躊躇してます。エルヴィスには興味ないし…
投稿: hello nico | 2005.10.19 01:24
nicoさん、コメントありがとうございます。
自分もよそで何を書いたのかあまり覚えられません。
以前同じ人のBLOGで同じアーチストについて同じようなコメントを書いたことに後から気づきました・・
>80年代の物はだいたい、クイーンとデュランデュランが入ってます。トーキング・ヘッズは入ってませんね(笑)
とにかく当時トーキング・ヘッズをエアチェックしたことがなかったですからね。
>そう言えば初めてディアゴスティーニを買いました「ゴールデン・ポップス」。
これいかがでした?
年代的に自分より少し上の世代向けと思っていたのですが。
講談社の「ロック栄光の50年」は結局1冊も買ってませんね。
書店で見た限りでは、ちょっと1冊の内容がやはり薄くて物足りないと感じました。
でもなんだかんだでこうした企画で版元に狙われてますね、我々の世代って。
投稿: SYUNJI | 2005.10.21 00:07
ディアゴスティーニは490円だったし、その当時の流行についても書いてあったので、資料としていいな、と思い買いました。
ただ、歌詞と訳詞に一ページずつさかれると、昔の明星や平凡の付録だった歌謡曲の歌詞本を思い出し、ちょっともの悲しい感じがしました(いくら何でもそんなに感覚古くないわよと言いたい)。
>自分より少し上の世代向け
私は自分が生まれる前の音楽も好きなので、抵抗ありません。何となく子供の頃からテレビやラジオで耳にしていた曲のタイトルや歌手名が分かり、手に入れられたという満足感に浸れます。
でも、一番聴きたい、知りたいのは70年代のプログレで、私が好きになった時にはもう下火でほとんど知りません。70年代になるまで待ちたいのですが、こういう本は売れなくなると書店から通販へ移ってしまうそうですね。
「ロック栄光の50年」は私も買ってません。だってあの薄さで780円(?)高いです。内容も薄い感じがしました。
投稿: hello nico | 2005.10.30 00:51
nicoさん、情報ありがとうございます。
>ただ、歌詞と訳詞に一ページずつさかれると、昔の明星や平凡の付録だった歌謡曲の歌詞本を思い出し、ちょっともの悲しい感じがしました
へぇーそんな構成だったんですか。
作った担当がきっと明星や平凡の歌本で育った世代ですね。
それにしても歌本、懐かしいですね。
自分もあれで「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞を見たりしたことがあります。
>「ロック栄光の50年」は私も買ってません。だってあの薄さで780円(?)高いです。内容も薄い感じがしました。
そうですねえ。
発売前の宣伝みた時からちょいと高いなとは思っていたんですけど。
音楽関係の本ていろいろ権利関係ありそうですから、しかたないのかもしれませんが・・
実は近所の図書館に「イエス・ストーリー」という本が置いてあるのですが、ちょっと分厚いんで借りるのを躊躇しています。
投稿: SYUNJI | 2005.10.30 21:42
いまさら申し訳ないです
コメント欄をみていてコメントしたくなってしまいました笑
talking headsは曲中丸ごと同じコードの曲が多くてミーターズに80年代ポップスを足した感じです、多分
remain in rightはみなさんがいうようにとっつきにくいアルバムで個人的にはspeaking in tonguesがおすすめです
this must be the placeなんかはどことなく80年代ポップスの香りもしないでもないような気もするので
投稿: X | 2012.01.28 01:04
Xさん、こんな昔の記事にコメントありがとうございます。
今読み返してみると、この頃が一番コメントをいただいていたようです。
トーキング・ヘッズは結局全然聴いてませんが・・
>remain in rightはみなさんがいうようにとっつきにくいアルバムで個人的にはspeaking in tonguesがおすすめです
「Remain In Light」は80年頃のアルバムですよね。
貸しレコード屋にLPがたくさん並んでいたので、ジャケットには見覚えがあります。
「Speaking In Tongues」はその次の作品ですね。
機会があれば試してみようと思います。
投稿: SYUNJI | 2012.01.28 21:30