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聴いてない 第62回 MR.BIG

90年代を代表するハードロック・バンド、MR.BIG。
HR/HMの入門用として重宝がられるバンドのようですが、残念ながら聴いてません。
入門用ならまさに自分のような軟弱系リスナーには向いてるのかもしれないが、結局聴き逃しているアーチストである。
なおa-ha同様このバンドも表記が様々だが、カタカナはやはり間抜けな印象なんで「MR.BIG」としておきます。

聴いてない度は3.8程度。
鑑賞履歴はシングル数曲、アルバム1枚である。
ただしアルバムは企画モノのバラード集なので、彼らのハードロックな部分については全く知らない。
シングルで聴いたのが「To Be With You」「Wild World」なので、長いことアコースティック系バンドだと勝手に思っていた。
今でも「ハードロック」「メタル」と形容されるとかなり違和感があります。

少し後になって「実はハードロックな人々らしい」ことを知るが、「まあそのうち聴きゃいいか」程度の感覚のまま、それほど興味もわかず90年代を通過。
気が付いたら2002年にバンドは解散していた。
聴いたシングルは実はかなり好きな曲である。
デビューがもう2~3年早ければ、おそらくアルバムも聴いていただろうと思う。

聴いてない最大の理由は「90年代の人たちだから」である。
自分の場合90年代は年齢や家庭環境の変化などもあって、リアルタイムとは呼べない時代になってしまった。
だいたい鑑賞履歴や教養が80年代で止まっているのだ。
エアチェックは細々と続けていたが、新たにアーチストを発掘することもなく、80年代の遺産を食いつぶす状態だった。
これは今でもあまり変わらない。

あんまし関係ない話だが、先日会社で飲み会があり、自分より一回り年上の人がかなり最近の音楽に明るいことが判明し、その場にいた20代の連中から賞賛されていた。
聞けば「息子が聴いてる音楽だから」との理由だったが、自分はこの話題に全くついていけず、つまんなかった。
でも洋楽(すでにこのカテゴリ自体今の若者には無意味だそうだ)ですら90年代以降になるとさっぱりわからないもんなぁ。
「ベック」といったら普通ジェフ・ベックだろ?と思うんだけど、違うみたいよ。
ヤだなぁこんな話は。

で、MR.BIG。
バラード集アルバムを聴いたのはごく最近である。
悪くはなかったが、なんだかどの曲も同じように聞こえてしまい、期待していたほどの感動はなかった。
このバンドを正しく知るには、やはりオリジナルアルバムでハードなナンバーも聴かなければならないようだ。

聴いてはいないが、ビリー・シーンやエリック・マーティンなど、なぜかメンバーの名前は知っているし、ポール・ギルバートが脱退したことも雑誌でおさえてはいた。
MR.BIG脱退後にソロとしてポールが来日し、「笑っていいとも」にゲストで出演したことも覚えている。
(そんだけ追っかける気があったんなら聴けよ)

エリック・マーティンという人は、デイヴの後任ボーカルとしてヴァン・ヘイレン入りもウワサされたことがある、という話があちこちのサイトに書いてある。
デイヴ後任については、当時自分も決まるまでけっこう気になっていた。
NHK横浜の公開放送番組でこの話題が採り上げられ、ニュースとして「現在バンドは後任としてサミー・ヘイガー、ヒューイ・ルイス、スティーブ・ペリーを検討中」と司会者が発言。
名前があげられる度に会場がどよめいたことを覚えている。
この時はエリックのことはもちろん知らなかった。
おそらく日本のリスナーのほとんどが知らなかったのではないでしょうか。

またビリーやポールについては、ネットでも雑誌でもとにかく「技巧派」「超絶テクニック」などのほめちぎり表現が目立つ。
本来ハードロックバンドだが、バラードやメロディアスなナンバーも含め多彩にこなす、ということでしょうか。
的はずれかもしれないが、そうした表層な情報だけで判断すると、ナイト・レンジャーやボン・ジョビ、デフ・レパードと路線は近いようなイメージですが、実際のところはどうなんだろうか?

聴く前の勝手な予想ですが、彼らのハードな曲はおそらく自分は嫌いな音ではないように思います。
なので一度アルバムを聴けば、評価が一気に変わる可能性を秘めている(?)、そんな根拠のない期待を持っています。

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コメント

どうも、お邪魔します。
さてMR.BIGですが、私もあまり聞いていないバンドです。
しかし、WOWOWでライブを頻繁に放送してチラッと見てはいるのですが、カッチリ最後まで見ると言うことは無かったですね、、。
後、これ又WOWOWでポールだと思うのですがギタリストの集めたイベントみたいなのを放送していました。
メンバーも豪華だった記憶があるのですが、何故か見なかった。
ガンズが好きな私は低迷時期には余り他に手を出さす、そのままオアシスに移行してしまい、、。
90年代の代表格のMR.BIGは自分の中でたぶん「おとなしいバンド」でガンズとかオアシスのように「〜で又喧嘩アクセル!」「又兄弟喧嘩オアシス」と言うようなニュースが少ないのが原因でしょうか?
しかし、良い曲があることも確か。ここは皆さんに教えて頂きたいですね。

投稿: だいまつ | 2005.05.23 19:40

だいまつさん、こんばんは。

>MR.BIGは自分の中でたぶん「おとなしいバンド」

これ、同感ですね。
本当のところどうなのかわかりませんけど、ガンズやオアシスのようにバイオレンスな話題はあまりないのではないかと思います。
あまり粗暴なのも困りものですが、我々一般人はどこかに「ロックミュージシャン=野蛮」という古い公式を期待している部分が残っているのかもしれませんね。
(だからロック聴くヤツは格闘技好きなヤツも多い?)

エリック・マーティンて人がまたボブ・バックランドを思わせるほどのベビーフェイスで、やはりロックミュージシャンてのはもっとワルい顔でないとなぁ・・
あああいかんいかん、音楽BLOGでした。

投稿: SYUNJI | 2005.05.23 23:07

お久しぶりです、LOVE GUNのprophetです。

MR.BIGは「おとなしい」か、というと、そんなことはないと思います。
彼らの作品は全作聴きましたが、確かにガンズ等のようなバイオレンスさはありません。
が、技術的なもの、特に四弦達人と称されるベースのビリー・シーン、また初代ギターのポールはガンズ等を遥かに凌駕するものがあるかと思います。

ヒット曲こそ、「おとなしい」バラード系統が多いのですが、真髄は、長年のキャリアがもたらす、「洗練された激しさ」かと。ブルージーな曲が多いのも魅力のひとつかと思います。

すいません、長くなりました(汗)

投稿: prophet | 2005.05.24 13:40

prophetさん、お久しぶりです。

>真髄は、長年のキャリアがもたらす、「洗練された激しさ」かと

なるほど、すばらしい表現。
まだその激しいところを全然聴いてないんで、とにかく聴いてみようと思います。

ちなみにガンズもあまり聴いてませんが、アクセルのボーカルやスラッシュのギターはわりと好きだったりします。

投稿: SYUNJI | 2005.05.25 23:42

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