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聴いてない 第54回 ZZ TOP

ヒゲのテキサン3人組、ZZ TOP。
今回我ながらなかなか良い題材だと思いますが、やっぱ聴いてません。
表記としては「ZZトップ」でもいいのでしょうけど、いまいち間抜けな印象なんで、ZZ TOPとします。
TOTOも「トト」って書くと、少し頼りないですよね。

テキサス出身であること、長いキャリアと長いヒゲを持っていることといった一般教養は知っているが、それ以上の情報はなく、もちろんアルバムは全く聴いていない。

リアルタイムはアルバム「Afterburner」の頃で、宇宙船のジャケットは覚えている。
このジャケットデザインは、ボストンやジャーニーにも近いものはありますね。
アメリカの人たちはこういうSFチックな絵が好きなんだろうか。
その「Afterburner」の「Sleepng Bag」「Rough Boy」「Velcro Fly」、あとは「Viva Las Vegas」くらいしか聴いてません。
聴いてない度は3です。

調べたら「Viva Las Vegas」はプレスリーのカバーだそうだ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」にも出ていたそうだが、そのシーンは覚えていない。
90年代にホンダのCMに出ていたことはかすかに記憶にある程度だ。

しかしながら聴いている曲はどれも嫌いではない。
「Rough Boy」は壮大でスローテンポなバラードだが、この曲は好きである。
「Afterburner」ではシンセサイザーがかなり使われているらしく、本来の彼らの音とは少し違うアルバムとのことだが、自分はこのギコギコと鳴るギターサウンドは悪くないと思う。
本来の彼らの音は、もっとどっぷりブルースなのだろうか?

聴いてない理由は特にないのだが、あえて言えばエアチェックの機会に思いのほか恵まれなかったことだろうか。
もっとヒット曲はあったはずだし、もう2~3曲仕入れていれば、「Afterburner」くらいは聴く気になっていたかもしれない。
そう考えると少し残念ではある。
今から聴きゃいいんですけどね。
あくまでイメージですけど、このヒトたちあまり深刻そうじゃないですよね。
3人固定でずっと長いことやってるし、基本的に楽しくやろうぜバンドだと思う。

曲は聴いてないけど、「サングラスにヒゲの人たち」という印象だけはちゃんと刷り込まれている。
これはむしろ彼らの戦略でもあったようで、当時台頭してきたMTVを利用して「ヒゲの長い男たちの姿」を繰り返し流し続けた結果、音楽とともに映像でも有名になっていったとのこと。
当時のFM雑誌に彼らの記事が載っていて、「なぜヒゲをのばしているのか?」という質問に対して、ビリー・ギボンズは「霊感が強くなるから」などと答えていた(と思う)。
ギター弾く時ジャマじゃないんだろうか・・

自分の中では80年代の数あるアーチストの隙間に埋もれてしまっているZZ TOP。
REOスピードワゴンもJ.ガイルズ・バンドもそうだけど、長いキャリアの中のほんの一部しか知らない状態である。
ただ濃いブルースはどちらかというと苦手なので、聴くとしたらやはり「Afterburner」からだろう。
その前の「Eliminator」も同じような路線らしいので、これも聴いてみようかと思います。


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聴いてみた 第6回 イエス

正月に中古CDをあさりに行き、ドゥービー・ブラザーズを仕入れたのだが、実は同時に買ったのがイエスである。
プログレのCDはどれも人気が高いので、中古でも値段がなかなか下がらない。
クリムゾンやELPを物色したが、どれも高くて難しそうなものばかり。
何が難しいのかよくわかりませんが。
あと、紙ジャケCDってどうして中古なのに高いんでしょうね?
限定盤という意味なのかもしれないけど、紙だと頼りなくてカバンに入れたら盤ごと曲がりそうだし、高さがふつうのCDと微妙に違うんで棚にも並べにくいし、何がよくて紙ジャケにするのかよくわからないんですが・・・

で、手にとったのがイエスの「Symphonic Music of Yes」というCD。
曲目を見ると結構いろいろな時代のものがあり、ベスト盤のような構成だ。
「ではドゥービーとイエスで・・」とレジに足を向けようとしたその時、どこからかプログレの神様の声が・・・

「おまえは、またそうやってベスト盤に逃げるつもりなのか?」
「それで本当に聴いてみたことになると思っているのか?」
「これまでアドバイスをくれた人たちに申し訳ないと思わないのか?」
「この負け犬リスナーめが!めが!めが!・・・・」(エコー)

・・・・天からの啓示を受けた自分は、手にしていたイエスのベスト盤を恥じ入りながら棚に戻し、その隣の「危機」をつかんでレジへ・・・

yes-kiki

ええ、ええ、買いましたよ、「危機」。
これで「聴いてみた」と胸をはって言ってやるわい。
まあどうせ聴いてないんだから「究極」でも「こわれもの」でもよかったんスけど、「危機」安かったんで・・・
ジョン・アンダーソンのハイトーンについていけるかどうか、不安だらけのまま聴いてみました。

・・・・聴いてみた。

微妙です。

荘厳なイメージのサウンド、賛美歌のような歌詞、ハイトーンなボーカル、美しいコーラス。
確かに思い描いていたプログレのめくるめく世界。
目の前に大きな風景が広がっていくような感覚です。

しかし。
イエス、微妙です。
自分の好みの音から微妙に、本当に微妙にハズれていくのである。
「お、いい感じの音」と思って聴いていくと、そのサウンドが長続きせず転調してしまったり。
テンポの早い曲があまりないせいだろうか。
残念ながら最後まで「おおー」という感動がなく、「あれ?」という感覚のまま終わってしまった。

クリムゾンのような「いいから黙ってオレのプレイを聴けよ」といった主張は、あまり感じられない。
理数系のニオイは確かにするのだが、もちろん「オラオラ」状態でもない。
楽器とジョンのボーカルもいまいちしっくりかみあっていないような気がするのだが・・・
これは自分の感覚が変なのでしょうけど。

その昔プログレ好きな友人が言っていたことを思い出した。
曰く、「プログレは曲全体でなく、パートや特定の楽器の音などを部分的に楽しむこともある」。
そいつの言うことがプログレリスナーの間で常識なのかどうかわからないが、「危機」を聴いてそんなもんかなとも思いました。

1回聴いただけでは何もわからないかもしれないが、やっぱ難しいです、「危機」。
もしかして、また難しいアルバムから聴いてしまったんでしょうか。
いずれにしても、ジョン・アンダーソンのボーカル、やはりどうもなじめない気がします。
ここを超えられない限り、イエスは次に進めないんでしょうね。
ちなみに決してハイトーンボイスが嫌いなわけではありません。
ブラッド・デルプやロバート・プラントはむしろ好きなボーカリストだし。
天の啓示を聞いたなどと電波なことを言ったわりに、「やっぱベスト盤から始めておけば・・・」と後悔してしまった次第です。


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聴いてない 第53回 エルトン・ジョン

先頃めでたくご成婚の運びとなられました、エルトン・ジョン。
あまりにスタンダード過ぎて、聴いてないヤツなんかいないんじゃないか?とも言われそうですが、アジアの片隅にはこうして聴いてない者もおるのです。

ベスト盤が大好きなあたしですが、例にもれずエルトン・ジョンもそのレベルです。
オリジナルアルバムは1回「One」を聴いたのですが、録音したテープは紛失してしまい、結局コレクションとしては定着しませんでした。
ベスト盤にもいろいろあるんだろうが、自分が聴いたのは94年頃で「Very Best Of Elton John」という2枚組である。

キャリアはやたら長いヒトだけに、多くの方はどこかの時代にリアルタイムでヒット曲を聴いた経験があると思う。
自分が最初にエアチェックしたのは80年頃の「Nobody Wins(恋ははかなく)」である。
もちろん録音する前からエルトン・ジョンの名は知っていたのだが、この曲は思ったほどよいとは思わなかった。
美しいバラードというより、なんとなくもの悲しく景気の良くない曲である。

その後85年に「Rap Her Up」、86年に「Nikita」をエアチェック。
90年代に入って「One」を録音。
ベスト盤以外のアプローチはこんなもんである。
自分でも意外です。もっと聴いてるかと思ってた・・・・

エルトン・ジョンのヒット曲と言うと、自分の場合思い浮かぶのは70年代のものが多い。
「Your Song」「Don't Let The Sun Go Down On Me」「Crocodile Rock」「Saturday Night's Alright For Fighting」など、いずれも70年代の名曲である。

80年代だと上記の「Nobody Wins」「Nikita」の他「I'm Still Standing」くらいしかわからない。
90年代では、ジョージ・マイケルとのコンサートでの掛け合いや、コカ・コーラの合成CMなどが印象に残っている。
反対に言うとヒット曲としては「One」くらいしか覚えていない。

「ライオン・キング」のサントラを手がけていたと思うが、これは聴いていない。
エルトン・ジョンのヒット曲を他のアーチストが歌ったトリビュート・アルバムは持っている。
ホール&オーツが「Philadelphia Freedom」を歌ったり、ケイト・ブッシュが「Rocket Man」を歌ったりしている。

何かの雑誌に書いてあったのだが、エルトン・ジョンはストーンズの大ファンだそうだ。
ストーンズのコンサートツアー中に楽屋をたずね、あこがれのストーンズに会って大はしゃぎ。
で、キースにこう言われたらしい。
「とっとと失せろ、このオカマ野郎!」
スターであるエルトン・ジョンもキースにかかっては「オカマ野郎」。
言われたエルトンが少し気の毒ですが、まあ相手が悪かったっつうことでしょうか。
でもこれってむしろチャーリーに言われるほうがずうっとキツイだろうね。

数年前エルトン・ジョンはビリー・ジョエルとジョイント・コンサートを行い、地上波でも放映されたので録画しておいた。
しかし録画したことをすっかり忘れてしまい、テープにPRIDE(格闘技)なんかを上書き。
気づいた時にはところどころわずかに残っていた状態。
音声だけでも残しておけばよかったと、今更ながら後悔。
まあ今ならDVDで入手できるんじゃないかとも思いますが。
エルトン・ジョンがゴジラのマスクをかぶってピアノを弾いてる場面だけ見ました。

エルトン・ジョンについては、実はもうひとつ心残りな場面がある。
あのダイアナ妃の葬儀で「Candle In The Wind」を歌ったのだが、日本でも生中継された。
この時の音声を直に録音しておくんだったと、少し後悔している。
葬儀でエルトンがこの曲を歌うという話は、事前にマスコミが伝えたりしていたので、録音の用意をしようと思えばできたのだが、ボケっと画面をながめてるうちに歌いだしてしまい、失敗。
それほどこの曲に思い入れがあったとかでもないのだが、なんとなく「生中継の録音」に価値があるような気がしたんで。
その後ダイアナ追悼盤ということでこの曲のCDが発売され、図書館で借りることができたのですが、CDはたぶんスタジオ音源で作られたものだと思うので、やっぱ生中継を録っておくんだったと思いました。

てなわけで中途半端にマニアックまがいのことを企てようとした割には、結局未だにアルバムすら満足に聴いてないという惨状である。
今さらエルトン・ジョンという、ベタな勉強を始めるのもなんとなく気が重い?のですが、お勧めのアルバムなどあれば、ご指導いただければと思います。


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買ってみた その1 MP3プレーヤー

「その1」なんて書いてますけど、たぶん「その2」はないです。
遅ればせながら買ってみましたMP3プレーヤー。
聴いてないものを聴いてみるのにこれまではCDやMDを使用していましたが、MD自体が増えすぎて置き場所にも困るし、最近iPodも流行ってるし(遅えよ)、どんなものか使ってみたくなりました。

さすがにiPodが流行ってたことくらいはなんとなく知ってはいたのだが、横浜の量販店に行ってみて驚いた。
商品の数も多いが、見に来てる客の数がハンパじゃない。
特に安売り大会やってたわけでもないんだけど、あちこちから次々に商品見本に手がのびてきて、東京証券取引所のような状況。
こんなことになってたんですね。全然知らなかった。

事前にネットや雑誌で調べておいたのだが、コストパフォーマンスを考えたらHDD型がよいと判断。
512MB程度だとすぐいっぱいになりそうだし、ブツ自体もあまりに小さくて紛失しそうである。
で、群がる証券マン(違うけど)をかき分けて買ったのがこれ。

MUVO2-5

CREATIVE NOMAD MuVo2という商品である。
思ったより安かったし、ポイントもたまってて半額くらいになった。
容量も5GBでiPod miniより大きい。

日本のメーカーではないので、説明書がかなり淡泊。
まあこのあたりはネットで探せば親切に解説してくれてるサイトがありそうだ。
またコード類の樹脂がいまいちがさつな感触だが、イヤホンは他社製でも使えるので、そのうち買い換えようと思う。
ファイルの仕込みや演奏リストの作り方など、まだあまりよくわかっていないが、使い勝手はそう悪くはない。
さすがにパッケージデザインはiPodには及ぶべくもないが、形で聴くわけではないし、音質も大した違いはないだろう。
どうせ聴くのは電車の中や野外がほとんどだ。
ライブ盤CDからMP3にする場合、曲間にブランク部分が入るらしく、必ず音が「ぶつっ」と一瞬切れてしまう。
これはある程度調整で小さくできるらしいが。

アーチスト名やアルバムタイトル・曲名をどうやって入れるのか?と疑問だったが、CDからMP3ファイルにして仕込む時、ネットでCD情報を教えてくれるサイト(海外)があり、そこにアクセスしながらMP3を作れば、その情報がそのままMuVo2に入れられる仕組みになっている。
これはすんごい便利である。
自分は洋楽しか聴かないので、ほとんどのCD情報はこの方法で仕入れることができるはずだ。
とにかく曲名を打ち込む必要がないのはラクだ。
こういう環境が20年前にあったらなぁ・・・とつくづく思います。

計算上は2500曲くらいは仕込めるみたいなので、当分これで聴いてなかったものを聴いて、どんどん「聴いてみた」シリーズを書いていければと思っています。

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聴いてみた 第5回 ドゥービー・ブラザーズ

こんばんは、負け犬リスナーのSYUNJIです。
この正月、久しぶりに中古CDショップに行ってみました。
もちろん聴いてないプログレや昔のハードロックを物色するためです。
あたしゃ滅多にCD買わないんですけど、ショップで選ぶ時は平気で1時間くらいかけるクチ。
それでも買わない時もあります。(ヤな客だ・・)

で、選んでてふと目にとまったのがドゥービー・ブラザーズ
聴いてないシリーズで採り上げたのはもう1年も前。
1年間全然勉強してなかったことになる。
いやあ申し訳ない。
そう思って買ってみました。900円。

doobie_2

やっぱベスト盤じゃねえかよ。
まあ初心者はこんなもんですよね。
いや、買う前に一応選曲も確認しましたよ。
どの時代の曲もある程度幅広く収録されてるかどうか。
「Long Train Runnin'」と「Real Love」があるから大丈夫だろう。
解説によると、70年代のヒットを集めたベスト盤に、マイケル・マクドナルド加入以降のヒット6曲を追加したものとのこと。よしよし。

・・・・聴いてみた。

ある程度予想はしてましたが、マイケル以前と以後では全然サウンドが違う。
これはもう同じバンドというにはムリがありますね。
「Long Train Runnin'」「Listen To The Music」など独特の疾走感あふれるロック、「Black Water」はどこかカントリーをイメージさせるサウンド。
マイケル以前はコーラス主体の一体感のある感じの曲が多い。

で、マイケル以降は一転AORなサウンド。
それまでのにぎやかなサザンロックとは全く違う。
いくつかの曲のクレジットに「Loggins」とあるが、これケニー・ロギンスでしょうか?

「What A Fool Believes」は聴いたことがある曲だった。
これもAORっぽいが、なんとなくディスコサウンドのようにも聞こえます。
マイケル・マクドナルドの声によって、曲全体がソリッドで締まった感じにも聞こえるのですが、あまり楽しそうな感じはしませんよね。
ソウル・ディスコといったテイストを感じさせながら、「そんな軽いノリじゃないんだ」と主張しているようでもある。
愛を歌った曲であっても、どこか緊張したような印象。
「格調高い」とも言えるけど、「やや神経質」な感じもします。
歌詞もマイケル以降の方がオトナな雰囲気。

この路線変更はセールス面では吉と出て、マイケル以降もヒットは続いたそうだ。
どちらがいいかと問われると少し難しいが、ベスト盤を通して聴いた感想としては、やはり初期のサウンドのほうが自分の好みに合う。
マイケル・マクドナルドの声はあまり好みではなかったようだ。
彼のボーカルは6曲程度なのだが、曲は悪くない。が、ちょっと飽きた。

解説にも「アメリカン・ロックの変遷がそのまま現れている」とあるが、その通りだと思う。
それだけ最先端を進んでいたのがドゥービー・ブラザーズだったんでしょうね。
こんだけ変化したバンドだと、やはりマイケル以降のドゥービーを評価しないファンもいるんだろうなぁ。
でもマイケルがいなかったら、ドゥービーは果たして80年代まで生きながらえたかどうか、疑問視する声もありそうだ。
時代時代でそれぞれ異なった音楽性を持つ多様な彼ら。
考えようによってはいろいろ楽しめてお得なバンドだとも言える。(←そんな評価ありか?)

個々のオリジナルアルバムを聴き比べないと、正しい評価はできないのだろうが、今回ベスト盤を聴いた感想としては、おおむね満足のいくものだと思いました。
まあ聴いてよかったです。(安かったし・・)
次回聴くとしたら、やはりマイケル以前のアルバムになると思います。


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