ロック栄光の50年
講談社が「Rock In Golden Age」という分冊百科を出すそうだ。
業界紙を読んでいて、講談社の新年の挨拶があったので読んでみたら、3月創刊とのこと。
どこかの版元がしかけて来るだろうと思っていたが、講談社でしたか。
採りあげるのは主に60年代・70年代に活躍したアーチスト、ターゲットは団塊世代だそうだ。
確かに80年代のアーチストはプリンスやマドンナなどわずかである。
リストを見てみると、やはり買いたくなる号もありそうだ。
ビートルズはたぶん買ってしまうだろうし、ディープ・パープル/レッド・ツェッペリンなんてベタなカップリングもつい手にとってしまうだろう。
クイーン/キッスもおもしろそうだし、聴いてないくせにキング・クリムゾン/イエスも読みたい気はする。
分冊百科としては少し単価が高い。
全部揃えたら2万円を超える。
音楽モノは版権や肖像権の関係で出版するのは結構大変なのだが、価格にも多少影響しているのかもしれない。
今さら分冊百科というのも少し遅れてるような気もするが、採算部数はどのくらいなんだろうか。
分冊百科は単価のわりに場所をとる企画(立体的なおまけがついてるようなヤツ)もあって、書店側も結構売るのが大変らしい。
デルプラドの件なんかもあって、あまり明るい話題もないところに、よくこの企画通したね、講談社。
この企画が当たれば、80年代モノも登場するのだろうか?
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コメント
遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
このシリーズ、多分知ってることも多いんでしょうけどなんとなく毎回買ってしまいそうな気もします。でも80年代以降が2冊しかないのはいかにターゲットを絞り込んでいるとはいえ露骨すぎですね。
まあ、そのほうが企画を通しやすかったのかもしれませんが。
投稿: jet | 2005.01.10 15:13
私も新年の挨拶が遅くなってしまいました。
今年もよろしくお願いいたします。
この本の事を他のサイトで知ったのですが「ディアゴズティーニ」みたいな雑誌なのでしょうか、
まさにSYUNJIさんと同じ号を買ってしまいそうです。でも、マメに書店に行かないので買い逃し号が出てきそう。手に入らなくなってからあせる私です。
投稿: hello nico | 2005.01.11 01:37
jetさん、nicoさん、本年もよろしくお願いします。
nicoさんのおっしゃるとおりディアゴスティーニで発行してるのと同類の出版物ですね。
最近は「和風ドールズハウス」なんつう強烈な企画モノまで売ってるようですけど。
ちなみに自分も一応版元の人間なのですが、我が社でも分冊百科をほんの少し手がけております。
(全然売れてませんが・・)
で、ロック栄光の50年。
これ引き続き80年代も発行していけばいいんじゃないですかね。
自分と同じ世代の人間なら、60年代から80年代までくまなく買ってしまうヤツはきっと多いと思いますよ。
投稿: SYUNJI | 2005.01.11 23:04