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聴いてない 第45回 デフ・レパード

いつか書きますと約束したデフ・レパード。
そんな約束誰も覚えてないと思いますが、律儀に綴ってみましょう。

初めて彼らの曲にふれたのは87年頃、MTVから「Love Bites」をカセットテープに録音。
その数年後にアルバム「ヒステリア」を知人に借りて録音。
気に入った「Rocket」「Animal」などを適当にダビングし、アルバム全体を録音したテープは消去。
その後もプロモ・ビデオより1~2曲拾った程度。
なぜかFMからはエアチェックしたことがない。
他のアルバムは全く聴いていないので、聴いてない度は実質3ですね。

テープは消去はしたが、サウンド自体は拒絶したわけではなかった。
むしろ聴いている(テープに残した)曲はどれもいいと思ってはいる。
デフ・レパードの特徴はサビを強力なコーラスで歌うところにある。って言い切っておいて大して聴いてませんが。
この点はクイーンの曲にも通じるものがある。
「愛にすべてを」「It's Late」「フラッシュ・ゴードン」なんかはそうですね。
ただしデフ・レパードはボーカルが少し細いので、それを補うためのコーラスなのかもしれない。

人により見方はいろいろあると思いますが、自分の印象としてはヨーロッパやボン・ジョビ、ナイト・レンジャーと同系列という位置づけです。ヨーロッパはほとんど聴いてませんけど。
アイアン・メイデンやサクソンと同系列で語られることもあるようだが、どっちも聴いてないんで、これはよくわかりません。
ハード・ロックではあるが、ポップで大衆受けしそうなあたりをうまくねらって来ている、そんなイメージだ。
キッスのように火を噴いたりガンズのように記者を殴ったりといった話題はなく、ステージでは長髪を振り乱してロックを奏でるが、私生活は至極常識的でおうちの中も案外きれい、なんていう感じでしょうか。
ホントのところはどうなのか知りませんが。

この手のバンドに対してはめずらしく、きちんとメンバーを覚えてこなかった。
聴いてないのにメンバーを言えるバンドって結構あるのだが、デフ・レパードで知っているのはリック・アレンとフィル・コリンの2人だけだ。
フィル・コリンは「名前がフィル・コリンズに似ている」というお約束な理由で覚えてるだけですけど。
ボーカルはジョー・エリオットという人だが、今日調べてみて「そんなような名前だったっけ」程度にしか覚えていなかった。顔も知らないし。

リック・アレンは交通事故で片腕を失うのだが、他のメンバーはそれでもリックとやっていくことを選び、特殊なドラムキットを使ってドラマーとして再出発するのである。
この話は音楽雑誌以外でもとりあげられたことがあるので、ご存じの方も多いと思います。

今回ネットでデフ・レパードを調べて非常に驚いたのだが、結成25周年だそうだ。
えっそんなに長いの??
自分にとっては80年代後半からがリアルタイムなので「わりと最近のヒトたち」という印象なのだが、実は70年代末にはすでにデビューしてるんですね。
今日まで知りませんでした。

・・・「あのなあ、80年代後半のいったいどこが最近なんだよ」と思われた方も多いと思いますが、ロックを聴く人はわりと同じアーチストを長いこと聴き続けることが多いので、20年単位を平気で「最近」「こないだ」などと言ってしまう、という話をどこかで読んだことがある。

これを読んで思い出したのは、別の雑誌に載っていた話だが・・
ある音楽評論家がペイジ&プラントを取材して、プラントの人柄が昔と変わってなかったことを実感し、周囲に「プラントってのはああいうヤツなんだ。だからこないだもボンゾに殴られたんだ」などと話したのだが、実際ボンゾがプラントを殴ったのは実は20年以上も昔のことだった、という話。
やはり「20年前のどこがこないだなんだよ」とつっこみたくなるけど、わかる気もするよなぁ。

レコードやCDの音楽は不変なので、アーチストも自分自身も歳をとってるという事実認識がチカラいっぱい欠落しているからそうなるんでしょうね。
これが映画俳優やテレビタレントだと、姿を映像で目にすることも多いので、「ああ歳とったなあ」と理解させられる場面も多いのですが。
たまに雑誌なんかでロック・ミュージシャンの現在のお姿を拝見したりすると、一瞬だれだかわからないことすらあります。
以前ペイジ&プラントが雑誌の表紙に登場した時も、プラントはすぐわかったのだがペイジは気づくのに3分くらいかかった。(プラントと編集のヒトだと思ってしまいました)

で、デフ・レパード。
ほめてるわりに聴いてないのは、「ヒステリア」を聴いた時、多少飽きが来たから、というのが正直なところだ。
いい曲もあったしコーラスサビも美しいのだが、クイーンのようなバリエーションにはやや欠けるかな?と思った。
他のアルバムを聴いてみれば、この考えは変わるかもしれない。
25周年記念でベスト盤も出てるそうなので、聴いてみるとしたらそこからになりそうだ。
ただし今からデフ・レパードを聴くには、自分少々歳をとってしまったかな?と、やや躊躇しておりますが・・。


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コメント

またコメントしないうちに進んでしまった…聞いてるバンドもあれば、無いのもありましたが、デフ・レパードは胸を張って「聞いてない」と言えます。コンサートは付き合いで何度か言ってますが、全然曲に感銘を覚えずに過ごしてしまいました。
当時聴いていた曲はロバート・ワイアットやベン・ワット等、暗いフォーク調のネオ・アコだったので全くヘヴィ・メタ系は受け入れられませんでした。

>ただし今からデフ・レパードを聴くには、自分少々歳をとってしまったかな?と、やや躊躇しておりますが・・。
いえいえ、彼らも同じように歳をとってるのだから、気にしなくて良いのではないでしょうか。

投稿: hello nico | 2004.12.06 00:17

デフレパード もちろん名前しっています。曲、全く記憶にありません。記憶にあるのはあの片手片足でのドラムセットを見たときその工夫とテクニックに驚かされたことだけです。ドラミングでそのほかで感動したのはチャーリーワッツがスネアをたたく拍ではハイハットをたたかないのを見たとき。この二つです。

投稿: マルチオーディオ | 2004.12.06 15:10

SYUNJIさん、こんばんは。
いやはやブログを拝見しておりますと、有名ミュージシャンは無数に
おり、そのほとんどを「聴いていない」という事実に直面いたします(^^;)。
デフ・レパードも例外ではなく、聴いていません。
ところが名前はよく覚えております。購読していた「週間FM」、
年初にアメリカの年間チャート(ビルボードではなく他の会社)が掲載されますが、
83年度は、1位か2位がレパードの「炎のターゲット」で、
2位か3位がブライアン・アダムス「Cuts Like A Knife」でした。
なぜかレパードはハード系と知っており、このためブライアンの方も「メタル
系に違いない」と勝手に思いこんでしまったのです。ブライアンはその後
「Reckless」を聴いてファンになりましたので、チャートが「炎の・・・・」の
次でなければ出会いがもう少し早かったかもと、何とも自分勝手な思いこみが
あります。

>>サビを強力なコーラスで歌うところ
初耳です。やはり聴かず嫌いはいけませんね。こういうのは好きですので、
ひょっとするとそれなりに聴いていたかもしれない、とも思いました。

話がそれて恐縮ですが、
>>ナイト・レンジャー
友人に連れられてコンサートに行きました。87年くらいのことです。
観客はメタルファッションの人ばかりではないかと怖かったのですが、予想に
反して私のようなおとなしそうな人が多かったのです。しかしいざ演奏が始まると、
観客全員が激しく頭を振り、隣の人はリードギターのソロに合わせて
エアギターを始めました。
このときから、メタルファンは実はおとなしい人が多いではと考えるように
なりました。

投稿: モンスリー | 2004.12.06 22:17

みなさまコメントありがとうございます。
思ったより聴かれてないデフ・レパード。

リックのドラミングは自分もプロモ・ビデオやライブ映像で見たことがありますが、特殊なドラムセットの仕組みは、映像を見てもよくわかりませんでした。
むしろ片腕となったリックが全く普通にドラマーとしてステージにあがっている姿が感動的だったことを覚えています。
セットはもちろん特殊なんでしょうけど、本人の努力も並大抵ではなかったでしょうね。

>メタルファンは実はおとなしい人が多いではと考えるように
なりました。

まあナイト・レンジャーはどっちかっつうとソフトメタルですし、入れ墨やスキンヘッドの方々が集うコンサートでもなさそうですよね。(そんなコンサート今でもあるんだろうか・・)
格闘技を見に来るオトコも大半が貧相で、関節ワザとかかけたらきっと泣き出すよーなヤツばかりですが(←あたしも)。

投稿: SYUNJI | 2004.12.08 22:53

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