聴いてない 第29回 エルビス・コステロ
本日ご紹介するエルビス・コステロについては、「聴いてない」よりもむしろ「知らない」度の高いアーチストである。
エルビスという名はプレスリーからとったそうだが、ロックだけでなくジャズやクラシックまでも採り入れた多彩な音楽性を持つアーチストだそうだ。
知らないからみんな「だそうだ。」になってしまいますけど、ネットで少し調べたらそう書いてあっただけである。
で、いったいどういう人なのか、どんなジャンルに分類されるのかも全然わかっておりません。
そういう意味ではクリムゾンやリンゴ・スターよりもハードな聴いてなさである。少し日本語ヘンです。
曲は「Only Flame In Town」しか聴いてないので、聴いてない度は2です。
「Only Flame In Town」はホール&オーツとの競演とのことだが、エアチェックしたのもホール&オーツの曲として、という意識があったからだ。ただし特によいとも悪いとも感じませんでしたが。
70年代から活動してるから、リアルタイムで聴けたはずなのだが、なぜか全く聴いてない。
おそらくチャートを賑わすタイプの人ではなかったのではないだろうか。
もちろん80年代当時から名前や顔は知っていたが、特に経歴を追ったり人脈を調べたりもして来なかった。
自分の周囲にコステロファンもいなかったと思うし、洋楽師匠の姉も守備範囲外だったんじゃないかと思う。
自分はとにかくミーハーな産業ロック限定の堕落リスナーなので、自分から言わせるとコステロは通が聴くものだという印象である。「マニアが聴く」とは少し違うような気がするんですけどね。
「どんなの聴きます?」「ええ、コステロとか・・・」なんて答えられると、「こいつただ者ではない・・」などと勝手に思ったりするわけですね。聴いてないのになんで「ただ者ではない」のがわかるのか、よくわかんないけど。
「自分が聴いてないアーチストを聴いている」人に対する畏怖ですね。
たぶんクリムゾンとかMSGでも同じ感覚だろう。
なんか今更だけどつくづくひ弱なリスナーだなあ。
音楽性については、ジョージ・ハリスンが「メロディが美しい」と高い評価をしているとのこと。
ネットで検索したら、ファンの人が作るサイトがいくつもヒットしたが、どれも誉めまくりである。
そもそもファンなんだから誉めて当然なのですが、コステロが好きでたまらないという想いが直球でがしがしと書かれているサイトが多い(気がした)。
ハマる人はハマる音楽だということですかね。
あと、ファンの方には脱力ネタで申し訳ないのですが、コステロって水谷豊に似てませんかね?
この人の顔を見る度にそう思うのですが・・・
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