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聴いてない 第4回 キング・クリムゾン

プログレ界の大物バンド、キング・クリムゾン。
ところが実は1曲も知らない。
そもそもプログレという分野自体にあまり明るくないのですが、キング・クリムゾンについてはホントに聴いてません。
何をもってプログレと言うのか、定義すらよくわかってないのだが、それでもイエスやELPなら1曲は知っているし、ピンク・フロイドはベスト盤だけどCDは持っている。
だがキング・クリムゾンだけはなぜかずうっと聴かないままで今に至っている。

聴いてこなかった理由その1。
・ジャケットがこわい
なにせ聴いてないんだから、印象と言えばアルバムジャケットしかない。
「クリムゾン・キングの宮殿」というジャケットの絵は、2ちゃんねるじゃないけど「うわぁぁぁぁぁぁぁ」っていう絵だよね。
曲名もなんだかすごいしなあ。

理由その2。
・友人の勧誘に共感を覚えなかった
かなり昔のことだが、実は「聴かされた」ことはあるのだ。
プログレが好きな友人の家に遊びに行った時、友人はイエスやらELPやらを次々とかけた。
その中にキング・クリムゾンもあったはずだ。
「この壮大な感じの組曲がいい」
「この曲のこのパートがいい」
「この音はグレッグ・レイク」
などといろいろ解説をまじえて勧めてくれるのだが、どうも自分の好みの音とは違うよなあ・・・と思った。
(どんな音だったのか、もはや思い出せませんが。)

友人「この曲の、ここがいいよ。ここ。ここ聴いてここ」
・・・・・ぺん・・・・・
(注:弦をはじく音)

友人「な?いいだろここ。な?」
自分「・・・・・・」
などといったかみ合わない会話?が続いたのだが、結局最後まで興味はわかなかった。
「プログレって、難しそう」と思った。

かと言ってプログレ全般を遠ざけていたわけでもなかった。
ピンク・フロイドのCDを買ったのは、「吹けよ風、呼べよ嵐」を知っていたからだ。
知っている人は知っているが、この曲はブッチャーのテーマソングである。
イエスは「Owner Of A Lonely Heart」だけは知っている。チャートに登場したからだ。
エイジアは初期の3作目まではアルバムはかなり聴いた。
(エイジアをプログレに含めることに抵抗がある方もおられると思いますが。)
ヒットしたからというのもあるけど、ジョン・ウェットンのボーカルがわりと好きなこともある。
基本的にはチャートに沿ってミーハーに聴いていたのだ。

ネットでキング・クリムゾンを検索すると、ファンが作るサイトがたくさん出てくる。
ファンサイトはどれもかなり凝っており、全曲解説や活動記録を綿々と綴ったものなんかも珍しくない。
コアなファンが多いということでしょうね。
ただ女性ファンは少ないような気がするけど。

グループについての知識と言えば、ロバート・フリップが中心人物であること、イアン・マクドナルドやグレッグ・レイクがいたことくらいは押さえてある。
活動期間より休止期間の方が長いという話だが、メンバーチェンジも激しいらしくて、人物考察としてなら、相当おもしろい話がたくさんありそうだ。

イメージとしては難解で重く暗い音が延々続く、といった感じなのだが、実際そうなんでしょうか?
少なくともデートの時にクルマで聴く音楽ではなさそうだ。
聴くのに「ある程度の学力を必要とする」ような、そんな感じ。

ということで、聴いてないキング・クリムゾン。
聴くとしたら、体調の良い日を選んでトライしてみます。


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コメント

SYUNJIさん、初めまして。モンスリーと申します。
「聴いてない」クリムゾン編、楽しく拝見しました(^0^)。
私も長い間プログレを聴かなかったクチなのです。ところが
あるときを機会にクリムゾンファンになってしまいました。

>>「プログレって、難しそう」と思った。
そうなんですよ。といいますか、プログレを取り巻く環境がプログレを
難解にしているような気がします(^^;;;)。特にロック評論家のプログレ
解説は難解な、哲学めいた、あるいは音楽理論を駆使したようなものが
多く、「あーオレにはだめだあ」と思わせるのに十分です。

私の場合、クリムゾンはハードロックの高性能な代替品としても機能
しています。そんな観点からおすすめアルバムとしましては、
「Lark's Tongues In Aspic(太陽と戦慄)」(1973)
「Red」(1974)
「The Power To Believe」(2003)
あたりです。レンタル屋などにありましたら、一度おためしください。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: モンスリー | 2004.02.18 23:46

モンスリー様、コメントありがとうございます。
あ、勝手にHPもリンクさせていただいてます。すいません。

>プログレを取り巻く環境がプログレを
>難解にしているような気がします

まさに外から見るとそのとおりです。
なんかアタマの良い人じゃないと聴いちゃいけないんじゃないかと思うような雰囲気。
でも「クリムゾンはハードロックの高性能な代替品」ってのは、意外ですけどいい表現ですね。
なんとなく自分にも聴けそうな気がしてきました。

「聴いてない」シリーズのフォローとして、「聴いてみた」シリーズもやってみようかと思ってますんで、今後ともよろしくご指導下さい。

投稿: SYUNJI | 2004.02.19 23:51

SYUNJIさん、こんにちは。
今、「うわぁぁぁぁぁぁぁ」なアルバムのすごい名前を持っている曲(21世紀の精神異常者)を聞きながら書いてます。

確かに、キング・クリムゾンは小難しいイメージはありますが、先の曲などは、クラシックとハードロックとスパイ映画の音楽とインダストリアルミュージックがごちゃ混ぜになったような曲で、理解しながら聞くというよりは、パワーに任せて聞くような曲だと思います。

キング・クリムゾンって、ある意味ヒベメタよりもヘビーなので、そういう部分だけを発展させた曲にすると、(僕は違うけど)インテリなファンだけではなく、幅広く受け入れられるような気がするのだけど。

特に「Lark's Tongues In Aspic,Part One」なんて、最初の数分間と最後の数分間を切ってしまって、ハードなギターの部分だけにして欲しいと思っているファンは多いはず。あまりにも冗長過ぎて、最後まで聞く気力が萎えてしまう。

投稿: getsmart0086 | 2004.03.06 14:53

getsmart0086様、毎度コメントありがとうございます。
皆さんやはりクリムゾンを含むプログレをとりまく環境の小難しさは、共感されているようですね。
結局まだ聴いてませんので、イメージは変わらないのですが。

>クラシックとハードロックとスパイ映画の音楽と
>インダストリアルミュージックがごちゃ混ぜに
>なったような曲

ひえええ・・・やっぱ難しくないスか?これ。

でも「パワーにまかせて聞く」とは意外な評論。
やはり体調を整えて聴くのがよろしいようで・・・
もう少し気温が上がってからにしよう。


投稿: SYUNJI | 2004.03.06 21:53

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