聴いてない 第136回 ウィルソン・フィリップス

リンク先のある方が、今週BLOGを閉鎖されました。
あたしの音楽鑑賞人生に大きな影響を与えた方でもあり、実際お会いしていろいろお世話になった方でもあります。
BLOGは豊富な知識に裏打ちされウィットに富んだ表現で人気があり、特に「ウルトラシリーズ」は本当に名作ですが、読むことができなくなってしまったことは残念です。
BLOGは義務ではありませんし、ご本人の決断でしょうから、あたしとしては何も言えませんが、またいつか再開していただけたらいいなと思います。
先輩、今までありがとうございました。
いつの日か必ず富士吉田までお供いたします。

さて。
世間では極めて評判が悪いわりに本人たちが悪いとは全く思っていないのが世襲政治家である。
なあんて社会派な書き出しで始めてみましたが、その世襲タレント・グループとして有名なウィルソン・フィリップス。
デビュー当時はかなり話題になり、実際曲もアルバムも売れたようだけどあまり長続きはしなかったようで、あたしもデビューアルバムしか聴いておりません。

80年代の洋楽の聴き方は、まずFMでシングルをエアチェックし、気に入ったらアルバムをレンタルで聴く、という徹底した低予算な状態だったわけですが、ウィルソン・フィリップスもそのパターン。
FMではなくMTVだったが、「Hold On」「Release Me」「You're In Love」「The Dream Is Still Alive」が録音できたので、しばらくしてアルバム「Wilson Philips」を借りた。
女性コーラスグループを聴くという行為自体、自分としてはかなり珍しい展開である。
明確な「気に入った」感はなかったが、聴きやすいと思ったので借りたのだろう。

ママス&パパスのジョン・フィリップスの娘チャイナ、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの娘カーニーとウェンディが結成したウィルソン・フィリップスである。
親の知名度がデビュー当時の話題に大きく貢献したことは間違いなく、どの雑誌でも必ず親がどこの誰かを合わせて紹介していたはずだ。

だが。
残念ながらウィルソン・フィリップスは2作目で早々と失速し、グループは解散状態となったらしい。
97年にはウィルソン姉妹がブライアンおとうちゃんと家族バンド「ウィルソンズ(←そのままだ)」を結成したそうだが、これは知らなかった。
2004年には再びウィルソン・フィリップスとしてアルバム「California」を発表したが、これも知らなかった・・・

ウィルソン・フィリップスで強烈に印象に残っている映像がある。
たぶん90年代半ばだったと思うのだが、彼女らのライブ映像を見たことがある。
単独公演ではなく、他にもアーチストがいたので、音楽祭のようなイベントの1コーナーだったと思う。
「Hold On」「Release Me」あたりを3人で歌ったのだが、映像が3人均等ではなく、当時ものすごく太ってしまったカーニーは2人の後ろでチラチラ映るだけだったのだ。
衣装もチャイナとウェンディは肩を出した黒のドレスっぽいワンピースだったが、カーニーだけ地味目なスーツっぽい姿。
3人を並べて映すとカーニーだけ体型が全然違うのがはっきりわかってしまうため、立ち位置もカーニーだけ後ろで、カメラワークもかなり苦労してカーニーをあまりフレームインさせないようにしていた。

そのカーニー、今ではダイエットに成功してものすごく美しい女性になってるそうだが、ダイエットのために胃を切ることまでしたとのこと。
すごい話だ・・・

ディスコグラフィーを調べたら、デビューアルバム「Wilson Philips」、2作目「Shadow & Lights」のあと、98年にはもう「Greatest Hits」が出ているのだった。
いいのか?そんなんで。
アルバム2枚でベスト盤出すってのも大胆だよなぁ。
さらに2000年にはライブの「Hold On」やチャイナのソロも収録した別のベスト盤も出ているらしい。
このあたりは世襲タレントグループならではの事情や苦悩がにじみ出ている気がしますが、どうなんでしょう?
いや、具体的に何がどうなのかわかってないですけど。

そんなわけでウィルソン・フィリップス。
アルバム「California」は案外評判もいいようですが、みなさんはウィルソン・フィリップスについての鑑賞履歴はいかがなもんでしょうか?

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